殺せんせーの教え子たち   作:宇津木 沙坂

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 基本的に一クラス四人が目安ですね。(例外あり)


オリキャラまとめ(三年Bクラス)

 

 金石博。

 はちみつ色のウルフカット。顔だけで食っていけるレベルの美男子。ただ言動と諸々のギャンブル癖がアレで人気はあまりない。コンセプトは先輩版椿櫻子。

 

 物心つく前に両親が事故死。その後四歳上の姉と共に児童養護施設に預けられる。その施設の経営者が、綾小路篤臣からの支援を受けていて、支援と引き換えに子供をホワイトルームに入れるように要求されていた。

 

 年齢的に金石か黄乃か真白の誰か一人が入れられる筈だったが、金石姉が自分の意思で入ると経営者に直談判。経営者としても、ぶっちゃけあんな施設に子供を入れたくは無かったが、入れるしかないので死ぬほど悩んでいた。そんなところに自分から行くといってきた子が来た。当時七歳ではあったが、その才能は確かであったし、この子ならば耐えられるのかもしれない、と思ってホワイトルームに入れた。

 不運だったのは確かに才能もあったので一定のカリキュラムはこなせたこと。

 カリキュラムをこなす度により高度でより高負荷なカリキュラムをどんどん課された。それでもギリギリまで堪えていたが、十五歳で限界を迎え、精神を崩壊。唯一の弟の顔すらも分からなくなり、何だったら人の顔も分からなくなり、自分のことすらも分からなくなり、それまでの人格は完全に死んだ。

 もはや用済みと判断されたので、一応施設に返す。

 彼女が堪え過ぎてしまったこと、ある程度はこなせてしまったことは、次の四期生に課されるカリキュラムが過酷なものになった一因。時期的には彼女は三期生。間接的には綾小路清隆完成のきっかけと言ってもいい。

 

 帰ってきた姉が自分のことも分からないほど壊れていること。経営者が施設に呼んだ精神科医の『もはや元に戻ることは無いでしょう』という診断を聞いてしまったこと。彼女の他にも同じようになってしまった子供が沢山いると知って、復讐を決意。

 

 施設中を探し回って、ホワイトルーム関係の資料やら何やらを入手。綾小路篤臣を知る。

 その後、高育という環境ならば、誰にも干渉されず、人脈を広げられるのでは、と考え入学。入学時はDクラスだった。

 

 黄乃と真白は同志で同じ復讐者。二人とも実の姉のように優しかった金石姉が壊されたことがどうしても許せない。

 

 自身の幸福を自覚したのは、五歳ごろ。

 施設のバイトが買ってきて落とした宝くじを拾って、よく分からないまま本の栞に使っていたところ、それがまさかの一等。施設の経営者に渡したところ大騒ぎ。最終的に、バイトが七割、拾った金石が将来自身の口座を作るまでは預かる、という約束で三割を施設で受け取った。が、バイトは換金の際に通り魔に襲われ死亡。結果的に五億は将来の金石の懐に入ることになった。

 そこから、駅で拾った馬券がまさかの万馬券だったり、なお、本来の持ち主は人身事故にあった。中学生のころ、かなり倫理観があやしめな施設のバイトに、外出の際に連れ込まれたパチスロで大当たり連発。店が傾くレベルの金品を獲得した。バイトはその日、階段から滑り落ちて頭を強く打って入院した。

 そもそも交通事故の際も、姉が咄嗟に博を守ろうと抱きしめた結果、博を避けるようにガラスやら折れたフレームやらが車内中を突き刺さっていたことから、姉も、助かったのは自分じゃなくて博の運が良かったからじゃ無いかな、と考えていた。

 

 運はいいが、その運は近くの誰かの不運も引き連れがち。

 自分が生き残るという幸運は、両親の不運を呼んだ。

 自分がホワイトルームに連れて行かれないという幸運は、姉が連れて行かれるという不運を呼んだ。

 自分が当たりくじを拾うという幸運は、バイトが通り魔に襲われるという不運を呼んだ。

 

 だからこそ、自分は恵まれてるとは一度も思ったことは無い。

 

 

 

 黄乃玉紀。

 金石博の幼馴染。白のショートボブ。何かと無茶しがちで、最低限の栄養すらも摂ろうとしない金石を心配する世話焼き女房のFカップ。太腿も太い。コンセプトは幼馴染女体化平田洋介。

 これと言った欠点は無いので、従来だったらAクラスだった。ただ、真白が自身の友達たちに虐められているのに気づいて、それを止めるために金石と共に暴力沙汰を起こしてしまった為に、Dクラスになった。

 本人は人当たりもいいしちゃんとしてる人気のある風紀委員タイプだったので、虐めをするような友達だとは一切思っていなかった。

 この一件以降、施設外の人間にはあまり心を開かなくなったが、高育入学後、ひょんなことから知り合った橘茜に心を開き、親友になる。

 

 博と珠莉の三人で一緒にいることを疑っていない。

 

 将来的にはOL。ただし復讐を終えてから。

 

 

 真白珠莉

 金石博の幼馴染。プラチナブロンドのロングヘアー。学年美女ランキング二位の美人。しかし戦闘力はB程度。実はAでも割と問題はない。コンセプトは強いていうなら幼馴染坂柳有栖。かなぁ?

 数学の天才でもあり、数学という分野に関しては、堀北学に勝るとも劣らない傑物。全体的な学力は高め。成績は優秀であり、同時に割と人の心が無かったりもする。

 虐め事件でも、黄乃の友達の彼氏が黄乃に惚れそうになっているのに気付いて、そうなったら玉紀が気まずくなって最悪虐めに遭うかもしれない、と判断。自分に惚れるように誘導する。

 誘導は成功し、彼氏はその友達を振って自分に告白してきたが、丁重にお断りした。結果、人の彼氏を弄び振らせた挙句自分はその彼氏を振るという中々の悪女に。

 その辺りを知った上で、平然と自分側について、暴力事件まで起こした二人に申し訳なさを抱いている。尚、黄乃は自分に標的がいくように動いたことにキレた。

 それはそれとして、なぜ殆ど同じ食生活並びに生活リズムだった筈なのに、こんなにも差がついてしまったのだろう、と心から思っている。

 

 このまま三人でいたいなぁ、とぼんやりと思っている。

 

 将来的には数学者。ただし復讐を終えてから。

 

 

 猫実詭々。

 陸上部部員。茶髪のショートボブ。飛騨翔子と殆ど互角の身体能力の持ち主。ただしFよりのEの戦闘力なので、そこでは間違いなく圧勝。コンセプトは陸上全振りのIF神室真澄。

 万引きによる補導歴あり。それが理由でDクラス行き。その後、陸上部で飛騨翔子と出会い、競争を繰り返していく。本人は認めないが、飛騨翔子は親友。

 金石博のギャンブラー振りに大笑いできる猛者。ポイント遣いも非常に荒いので、賭けられるだけのポイントはなかったが、持っていたら全財産を平然と賭けていた。

 万引きは割とストレス発散もある。常に一番を走り続けなきゃいけないし、常に周りから期待されるし、両親も賞状ばかりを気にするしで、色々とめんどくさくなって万引きした。

 高育で陸上部に入ったのは気まぐれ。そこで山から出てきた飛騨翔子に出会い、競い合う内に使命感も期待も寂しさも全部どうでも良くなった。

 

 将来的には陸上選手。飛騨翔子とはメダルの数を競い合うつもり。

 

 

 

 日野曜。

 肩より少し下ぐらいのロングヘアーの男性。

 敬虔な宗教家で将来的な神父でカウンセラー志望。コンセプトは男性版宗教要素追加一之瀬帆波。

 裏のないとことんまで良い人。良い人すぎて損をするタイプ。頼まれごとは何でも受け入れるし、自分から助けを求めたりすることもないので、勝手に色々背負い込んで潰れかけてギリギリで立ち直るを繰り返す学生生活を送っていた。好かれたいからで秘密とかを聞き出して来た櫛田とは違い、本当にその人の力になりたいからで真剣に悩みを聞いて寄り添い続けた。一切秘密を漏らすことは無かったし、四六時中相談の答えを考え続けて眠れない日もあった。

 Dクラスに入ったのもそれが理由。優しすぎて潰れかけてを繰り返していたので。前代未聞で審査官もびびっていた。一年生の頃は、不平不満をこぼすクラスメイト一人一人の声をちゃんと聞き続けて、彼等の為にAクラスに登り詰めようと決意。人脈と権力を求める金石博と衝突するが、金石博の運の良さとギャンブル精神に敗北。

 その後、金石博の抱える闇、というか復讐心に薄らと察しがついたので聞き出そうとしたが、全力で拒否された。

 もし金石が全てを打ち明けたなら、平然と金石の復讐に手を貸す。それで自分の命が危険に陥ったとしても気にしない。

 

 将来的にはカウンセラー。

 

 

 

 

 

 長杖巡。

 年齢的には50代後半。科目は日本史。美形のイケオジ。腰が悪くなって来たので杖を付いている。

 あまりにもぶっ飛んでいる金石と今年の一年生に心からびっくりした。総額五億ポイントにはもっとびっくりした。

 高育屈指の常識人。頼むから皆少しは落ち着いてくれ………。心臓に悪い………。

 金石の過去を薄らと聞いている。本当に心配。

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