殺せんせーの教え子たち   作:宇津木 沙坂

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 ※キャラ崩壊注意!(今更かも)


Dクラスの愚者たち

 

 四月中旬。

 Dクラスは、思ったよりも普通のクラスだった。

 初期の方こそ、授業中にスマホをいじったり、雑談を始めたり、遅刻、欠席があったりしたが、今はそういうのは殆ど無い。

 平田と桔梗が、早い段階で生徒を宥めていたのが効いている。特に桔梗はキツめの物言いも割とするので、実は怒らせたら怖いのでは、みたいな枠になっている。

 この辺りは、ビッチ先生の教育の賜物だな。

 まぁそれでも、初期は本当に酷かったので、大幅なマイナスは避けられないだろうが、この辺りはやむを得ないとDクラス首脳陣(俺、桔梗、鈴音、平田)は合意した。

 

 桔梗本人としても、ナメた扱いを受けるよりは遥かにマシなので受け入れてる。

 それが顕著に出てたのが、プール開きの時。

 男子の一部がそれはもう酷かった。

 やれ桔梗がクラスNo. 1の巨乳だとか、いや実は長谷部なのではとか、鈴音は胸こそ小さめだが美しい形をしているとか、目立たないけれど実は佐倉はでかいのでは、Bクラスの磨瀬榛名は胸が小さいがそこが良い。などなどなど。

 

 彼女が出来ない、とか。何でおまえそんなモテててんだクソ野郎、とか。二人に好かれてるおまえは敵だ!とか。そんなことを言っていたが。そんなことをするから彼女が出来ないんだぞ、と言いたい。

 

 挙げ句の果てには誰の胸が大きいのかで賭け事を始める始末。平田が止めに入るよりも早く、桔梗、キレた。

 

「ねぇ、何でこんなことするの?普通に嫌なんだけど?このままだとみんなのこと嫌いになるよ?既にだいぶ嫌いだけど。彼女出来ないとか何とか言ってたしやけに清隆に突っかかったりしてたけど、そんなことしてるから彼女出来ないし清隆に勝てないんだよ。別に、別にさ、誰それの胸が大きいとか形がどうとかを聴かれない場所でやる分には全然良いよ?そこまで理性的であることは求めてないし。でもさ、教室でやるのは違うでしょ?普通に聞いててムカつくんだよ。気持ち悪いし。そんな簡単なことも想像できなかったの?何?いつも私が優しいから何でも許してくれる都合の良い女だとでも思ってた?何?いつも距離感近くて優しいのが悪いとか言うつもり?そんなわけないじゃん私だって人間だし嫌なことは嫌だよ。人の嫌がることはしちゃいけないって習わなかった?デリカシーとかそれ以前の問題だよ。あぁもしかしてデリカシーって言葉の意味も知らない?人として持っているべき最低限の配慮ってことだよ。いい?今の君たちは人として普通に最低だし、ぶっちゃけ今すぐこの場で土下座でもして欲しいんだけど………どうかな?」

 

 ここまで一気にワンブレス。立板に水とはこのことか。

 

 男子たち、つまりは三馬鹿(池、山内、須藤)を筆頭とした馬鹿どもは死ぬほどビビった。

 まぁ、普段から優しくて明るい桔梗がこんなにブチギレるなんて思ってなかったんだろうけど。思わず固まった男子たちに、桔梗は笑みを浮かべながらさらに言った。

 

「土下座、しよっか」

 

 男子たちはすぐさまそこで土下座した。後ろで睨みを聞かせている鈴音が『従わなければ殺す』とでも言わんばかりの殺気を向けてたのもある。後、桔梗も普通に『従わなければ殺す』って殺気を向けてた。

 

「女子のみんなもこれでいいよね?本当にどうしようも無かったら授業休んでもらっても全然良いけど、基本的には休まないで欲しいかな。みんなと泳ぐのは楽しみだったからね。安心して、こいつらが変な視線向けてきたら私と鈴音でしっかり沈めるから」

「えぇ。少しでも邪な視線を向けたら、分かっているわよね(殺すわよ)

「んな殺生な!」

『は?』

「……いえ何でもないですぅ」

 

 哀れ山内。今のはおまえが普通に悪いぞ。

 あまり欠席されるとポイントが減ってしまうので、できる限り安心させるとしよう。

 

「大丈夫だ。今日は俺と幸村と平田がこいつらを見張っておく。何かあったら対応する(沈める)からしっかり任せておけ」

「あ、あぁ。俺たちに、任せてくれ」

「うん。安心して欲しいな。どうしても嫌だったら休んでも大丈夫だからね」

 

 幸村的にはなぜ自分が引っ張り込まれたのかよく分かっていないようだが。まぁ、お前はいずれクラスの首脳陣にぶち込みたいからな。こういう場所で好感度は稼いでおくべきだろう。

 

 現男子2トップ(俺と平田)と、だいぶ無害寄り(幸村)が見張ってくれるとのことで、女子たちはようやく安心したらしい。

 さて、今日は何回沈めることになるだろうな。

 

 

 結論。2回だった。

 うん。2回も沈めたと言うべきか、2回しかと言うべきか。

 鼻の下を伸ばさないように堪える一部男子たちの中で、理性の薄い真のバカは、山内だけだった。

 池と須藤は、流石にこれは後がないと分かっていたのか、必死に目を逸らしてたし、池なんかやらしい視線を向けそうになってしまったと自分で思った瞬間、全力で自分にグーパンしていた。

 勢い強すぎて口の中切ったみたいだが、流石に尊敬に値すると言うべきだろう。

 女子たちからの池への評価も、多少は持ち直した。

 

 山内は普通にダメだった。

 桔梗でワンアウト(俺が沈めた)。長谷部でツーアウト(幸村が頑張って沈めた)である。幸村は自分も沈んでしまったのはご愛嬌と言うべきだろう。後で体を鍛えるにはどうすれば良いのかを聞いてきた。よし、烏間式ブートキャンプ開催決定だ。

 

 平田はこう言う時あまり強く言えないので、俺からこう、結構強めに絞っておいた。

 幸村と近くにいた三宅、外村はかなり怖がっていた。そんなに怖かったか?烏間先生の方が怖かったと思うんだが。

 

 それはそれとして、俺もあんなことを言った手前、スクール水着姿で迫ってくる鈴音と桔梗から全力で目を逸らしていた。

 教師が話している時も、鈴音たちと話す時も、基本的に俺はネットと対面するようにしていた。

 それが不満だったのか、二人はグイグイ来た。ダブルスタンダードって知ってる?

 やめて、『正直サイズが合うのか不安だったんだよね』とか言わないで桔梗。『スクール水着だとあまり可愛くないわね。ちゃんとしたの着てあげるわ』じゃない鈴音。スクール水着はちゃんとしてるだろう。

 後ボディタッチが多い。筋肉を撫でるな。頬を擦り付けるな。性別違ったら流石にアウトだぞ。………これでも嫌ではない辺り、俺は本当にだめらしい。

 

 見かねた軽井沢が、『男子にいやらしい目を向けるのもだめじゃない?』と言ってくれて助かった。

 満場一致で鈴音と桔梗はアウト判定をくらい、女子たちの手で沈められた。

 

「待ちなさい!私も彼と同じ評価だと言うの⁉︎流石に我慢ならないわ!」

「いやーでもあれはただのセクハラ親父だったよ?」

「セク、ハラ…‥…⁉︎」

「待ってみんな、話し合おう!話し合おうよ!」

「ごめんね櫛田さん。話し合うには、君たちは道を踏み外しすぎたんだよ」

「そ、そんな!」

「あんなこと言ってた二人がこんなんじゃ、示しがつかないから、ね?」

「いいえ、私たちは悪く無いわ!悪いのは清隆くんよ!」

「そ、そうだよ!皆もわかるでしょ⁉︎あの肉体に触りたくなる気持ち!」

「……ねぇ、二人とも?完全に教室での馬鹿どもと同じこと言ってるってことは、分かってる?」

「「そ、そんな………!」」

「軽井沢裁判長!判決を!」

「判決を言い渡します!………有罪!」

「「きゃぁぁぁぁぁ!」」

 

 俺は平田と幸村、そして三宅を筆頭とした男子連中に守られていた。池なんか体を隠すためのタオルを貸してくれた。

 ………普通逆だろう。性別が。

 

 そんなこんなで、みんなでワイワイガヤガヤ盛り上がっているところに、ヤツが来た。

 そう、天上天下唯我独尊。七つの大罪傲慢担当。キングオブKY。クラス1の変人。高円寺六助である。

 まさかのブーメランパンツで登場。いやらしいものを見せてる判定を下すべきかどうか、平田は真剣に悩んでいた。多分沈めるのは難しいので、一応セーフで行くべきと助言した。沈めるとなれば、カルマは連れてきたいところである。

 

 と、そこで教師から声が掛かる。

 

「よし、みんなもう水に慣れたな?それじゃあグループに分かれてタイム測っていくぞ。男女別に別れろ。一位のやつには5,000ポイントをやろう」

 

 さっきの一連の沈めて沈められての騒ぎは、教師にとって水に慣れるための準備期間判定らしい。それはまあ良い。それならポイントが減ることは無いだろうし。

 俺にとって大事になったのは、一位になったらポイントが貰えるということだ。何せ前原と殺せんせーの教えを素直に実践してきた結果、俺のポイントは危険域(レッドライン)まできている。

 今思い返せば、給料日前の殺せんせーは極貧生活だったし、前原は金無いと嘆いていた。俺は参考にする人を間違えたらしい。

 

「一位になったら、か。正直俺にとっては夢のまた夢みたいな話だが、綾小路なら行けるんじゃないか?」

「あぁ。割と、真剣に、狙っていくぞ」

「お、おぉ。すごいやる気だな」

「………ポイントが無くてな」

「……何に使ったんだお前は」

「あぁ。高い、授業料だったよ………」

 

 さて、俺のグループにそこまで身体能力の高い生徒はいない。

 普通に泳いで普通に一位を取った。

 女子の方は、鈴音が水泳部の小野寺にギリギリで勝利し、決勝に進出した。

 どっちが勝ってもおかしくは無いギリギリの接戦だった。多分、殺せんせー作のプールでの練習の成果、だと思われる。

 

「まじかぁ、負けちゃうとはね」

「タッチの差よ。殆ど誤差だわ」

「それでも、負けは負けじゃんね」

「………そう。体が空いてたら、リベンジは受けるわ」

「おっ、言ったなぁ〜。次は私が勝つんだから!」

 

 とても綺麗な青春だ。プール脇なのも相まって爽やか補正マックスである。

 …………もう1人が、暴走の結果プールに沈められた後という前提さえなければ。

 多分、全員同じことを思っていたのだろう。『でも堀北さん、さっきプールに沈められたんだよなぁ』みたいな心の声が聞こえてきた。

 正直俺もそう思う。

 

 女子はそのままストレートで鈴音が優勝。

 決勝で鈴音に勝てる可能性のある女子はいなかったので、危うげの無い勝利だった。

 つまらないとも言う。

 

 さて、男子決勝。メンバーは俺、平田、須藤、高円寺。 

 女子は俺と平田を、男子は須藤を応援していた。高円寺は誰も応援してなかった。

 が、ぶっちゃけ一番の強敵は高円寺だ。

 

「綾小路ボーイ。まさか、こんなところで君と競い会えるとはね。これは、本気でいかなければならないようだねぇ」

「別に本気でやらなくて良いぞ」 

「ふっ、そういうわけにはいかない。私に勝てるとしたら君だけだし、君に勝てるとすれば私だけだ。ならば、ここで勝負をつけるのも、運命だったのだろう」

「………いや、多分、俺に勝てるかもしれない人は割といる」

「………ほう。君がそんなにつまらない嘘をつくとは思えない。どうやら、私にも、楽しみができそうだね」

 

 …………俺は別に焚き付けたわけじゃないから、もし絡まれても謝りはしないぞ、浅野、カルマ、渚。 

 鈴音と桔梗に絡むようなら、流石に、な。

 闘志を燃やす須藤と、諦めが割と見えてる平田。まぁ、平田からしてみれば、なんだこの罰ゲームと言った感じだろう。

 身体能力は低くはないのだが、さすがにこの中では最弱といっていい。

 案の定、スタートダッシュでは平田が一番後ろだった。

 力任せに、豪快に、身体能力でガンガン進む須藤。

 美しく、それでいて力強く、技術と能力を完全に調和させて突き放す高円寺。

 一般的なフォームと一般よりも少し上の身体能力なので、普通に離される平田。

 そして、完璧なフォームと完璧な力加減で、水の抵抗を感じさせずに泳ぐ俺。

 俺と高円寺はほぼ互角、どちらが勝ってもおかしくはない。

 

「頑張って、清隆くん!」

「頑張れ〜、清隆〜!」

 

 ただ、まぁ。

 勝利の女神(鈴音と桔梗)は俺を応援してたので、負けるわけにはいかないな。

 

 ギリのギリギリで俺が勝った。

 疲れた。こいつとはもう競いたくない。

 

「やれやれ。あそこからさらに伸びるとは。思ったよりも単純なようだね。綾小路ボーイ」

「………まぁ、あんなの聞こえてきたら、負けられないだろ」

「なるほど。罪な男だ」

 

 俺と高円寺の会話を聞いていた女子達は、割と真剣な様子で話し合っていた。

 

「ぶっちゃけさ、割と綾小路くんにも原因がある説ない?」

 

 やけに深刻な顔で切り出す軽井沢に、佐藤、松下、篠原の三人が応える。

 

「うん。ぶっちゃけ割とある」

「まぁ、あの顔とたまに見せる笑顔に加えて、あんなに恥ずかしげも無く、()()()()()()言っちゃうんだもんねぇ。釣った魚に餌あげすぎというか」

「割と綾小路くんからも好意を返すというか、示すようなことするからなぁ。この前なんてあーんされてあーんし返してたよ」

「待ちなさい松下さん。それはいつ、どこで、誰と⁉︎」

「もう、もう!それは秘密にしてって言ったよね松下さん!」

「ごめんね櫛田ちゃん!………でも口止め料が安すぎるかな!アイスだけは流石にね!」

 

 先週の土曜日、清隆を連れ出してケヤキモールに映画館デートに行ったとき。ちょうどクレープの屋台があったので、自分が口をつけたやつを食べさせてドキドキさせようとしたら、お返しに清隆が口をつけたやつを普通に食べさせてきたのでドキドキした。

 

『あんにゃろう絶対許さない』

 

 フワフワした雰囲気とニヤケ面(ぶっちゃけ恥ずかしいけど嬉しい)でそんなことを宣う桔梗をたまたま目撃した松下千秋は、めちゃくちゃ面白そうだったので写真を撮っていたところ、普通にバレて、普通に口止めされた。

 ただ、流石に口止め料がアイスだけというのはいただけない。ならば話してしまうとしよう。

 

「ぐぬぬぬぬ、抜け駆けは、良くないわよ桔梗………!」

「ぐぬぬっていう人初めて見た」

「そんな鈴音だって、わざとほっぺにつけた米粒を取られて、食べられてたじゃん⁉︎」

「見、見ていたの⁉︎えっ、どこから⁉︎」

 

 先週の日曜日、鈴音と清隆は水族館デートを満喫していた。

 ランチを食べていたところ、ちょうど海鮮丼だったので、こう、うまいこと少女マンガみたいなシチュエーションにしようと、敢えて頬に米粒をつけてみたところ、普通に取られて、普通に食べられた。後もうちょっと落ち着けとか言われた。 

 

『わざとよわざと。抜けてる女の子は可愛いっていうでしょ?』

『そんなのしなくても可愛いだろ鈴音は』

 

 鈴音、大敗北(紅に染まる)。これまで以上に動揺してたので、誰か見ていたとしても気付かなかったかもしれない。

 

「渚くんが教えてくれたの」

「あ、あの水族館にいたの、彼」

「うん。赤羽くんにバレないように写真撮っとけって言われたらしいよ」

「………後で怒られそうね」

「赤羽くんは仕返しだって言ってた」

「…あぁ、例の動画の」

 

 

 

 当日の渚は正直虚無だった。

 

『僕はどうして、こんなに天気のいい休日に、一人で水族館に来て、同級生カップルの尾行なんてしてるんだろう』

 

 後でカルマはしばく。こんなの二万ポイントじゃ割に合わな、くもないか、うん。それはそれとしてやっぱりカルマはしばく。

 そう、()()()()()は決意していた。

 ……………うん。全然不自然じゃないし、確かにこれならバレないだろうけど。だろうけど。

 本当に本当に、カルマは酷い目に合わせる。

 具体的には奥田さんに有る事無い事吹き込んでやる。

 カルマの性癖の話とか、はやめておこう。万が一神崎さんと茅野に伝わったら死ぬほど怒られる。

 ならば、そう。奥田さんにペアチケットを渡して、カルマと映画にでもいかせて、所々で慌てるシーンを激写して、クラス中にばら撒いてやる。思い至ったら即行動。奥田さんに男女ペアチケット、カップルシートチケットともいう、を送りつけておいた。

 懸賞に当たったという体である。好きに使ってといえば、きっとカルマを誘うだろう。

 さて、いつまでも自分だけがそちら側(おもちゃにする側)だと思うなよ。渚はそう決意した。

 

 

 数日後、カルマは人目につかないところで渚を襲撃したとかしなかったとか。

 

 

 

 

 

 話は戻ってDクラス女子。授業終わりの更衣室にて。

 着替えながらも綾小路の話題は続く。

 

「なんか、こう、好かれようと思ってそういう行動取ってるわけじゃないのが良いよね」

「正直分かる。この前なんて階段から落ちそうになったとき抱き止められてさ。謝ったら羽根みたいに軽いから気にならなかった、だってさ。多分普通にそう思っただけなんだろうけど」

 

 普通にそう思うぐらいに軽かった、という感想なだけである。

 あと気を付けろ佐藤。鈴音と桔梗が本当に一瞬敵を見る目で見ていたぞ。

 

「うん。割と天然だと分かってから見てみると、普通はキザな感じになる行動も、可愛さとかっこよさを感じる行動になるんだよね」

「いやー、罪な男ですなぁ」

「………何故私たちを見るのかしら」

 

 鈴音と桔梗に視線を向けるDクラス女子。

 心配とそれ以上にもっと面白いものを見せてくれ、という期待を感じる。女子的にコイバナは大好物なのだ。

 

「いやーー綾小路くんは、あれだよ。学年イケメンランキング3位だからね」

「うんうん。平田くんが2位で、綾小路くんが3位のあれだね。同じクラスとしては鼻が高いですなぁ」

「競争率、は高いようで低いんだった」

 

 綾小路清隆は同時に、付き合いたくない男子ランキング1位でもあるのだ。

 

「なんかそれ変じゃない?なんでイケメンランキング上位なのにそのランキングで1位なの?」

「あーうん。割と櫛田ちゃん達のせいというか、何というか」

「ぶっちゃけ二人を出し抜いて付き合える気がしないし、出来たとしても二人に闇討ちされそうだからだってさ」

 

 思わず顔を顰める鈴音と桔梗。

 流石に心外なのか。まぁ、闇討ちしそうとか普通に失礼だもんなぁ。

 

「流石に彼がしっかり選んだ人ならそんなことはしないわよ」

「うんうん。私たち以外を選ばせる気はないけどね」

 

 うん。何というか。

 この二人を出し抜くのは無理そうだな。

 




 
 急にFateコラボきてびびった。
 そんな忘れてたわみたいなノリで出すなよ心臓止まるかと思ったわ。


 ※スタレの話です
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