いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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UAが1万を超えていました、みなさんありがとうこざいます

お気に入り登録もあと少しで200になりそうで、みなさんには本当に感謝感激です


ク〇ラの立つ瞬間を目撃した時くらいの衝撃

 

「あ゛ぁ゛ぁ゛…もう帰りてぇ…」

 

冥界と地上が繋がれたスキマから抜け出し、紅魔館へと続く道を歩く

今回は文がいたからなのか、妖夢が泣きついてくることはなかった…毎度文召喚して泣かせようかな(畜生)

いや、慰めるの面倒だからやっぱやめておこう…毎回幼児退行されたらこっちの精神が持たん

ちなみに文は冥界から出る前に元の場所へ戻してあげた

なんか帰る前に色々言っていたような気がするが…聞かない方が良い気がしたので何を言っていたのか思い出せない

 

「…っと、そんなこと考えてるともう見えてきたな」

 

視線の先には既に目に悪いくらいに紅い館が見えており、門の隣には遠くて小さいが、動いている人影が見える

…ん?動いてる?

俺は目を凝らし、動いている人影を観察する…そして、絶句する

美鈴が…起きてる、だと…ッ!?

美鈴が起きていることに、俺はとんでとない衝撃を受ける

ハイ〇がク〇ラの立つ瞬間を目撃した時くらいの衝撃だぞこれは

おかしい、異変か?美鈴が起きてるなんて異変だろうきっとそうに違いない

ならば一大事だ、早く霊夢に伝えないと…

 

「…あら、葛籠?そんなところで固まってどうしたの?」

 

「…レミリアさんか…いやね、美鈴が起きてるんすよ」

 

後ろから声を掛けられ、俺は声の主を確かめるべく振り向く

するとそこには昼間なのに外を出歩いている紅魔館の主であるレミリアと、日光からレミリアを守るために日傘を差している咲夜さんが立っていた

レミリアは俺の言葉に呆れたような顔をする

 

「門番が起きていることは当たり前なはずなのだけど…まぁ、美鈴が真面目に門番をやっているところなんて滅多に見れないでしょう、驚くのも無理はないわね」

 

「ご主人からそんなこと言われる門番の勤務態度よ」

 

レミリアの言葉を聞いて、俺も呆れたような声を出す

ちなみに咲夜さんだが、いつものようなニコニコ笑顔ではなく無表情で目を瞑っている

咲夜さん、俺と2人の時はニコニコ笑顔しか浮かべないんだけど紅魔館の誰かがいると俺の前でもコロコロと表情を変えてくれる

俺と2人の時にもそうやってコロコロ表情変えてくれればいいのになぁ…

 

「それより、ここにいるってことは何か用があるんじゃないかしら?」

 

「あぁ…美鈴が起きてる衝撃て忘れてたわ、前に紫さんに頼んでた物があったじゃないですか、アレが届いたので配達しにきたんです」

 

「そういえば頼んでたわね…いいわ、中へ案内するからついてきなさい」

 

「へいへい…かしこまです」

 

ここで渡してはい解散…とは行く訳ないよなぁ

やだなぁ…フランに遭遇したら確実に面倒だし、そうじゃなくても今日は恐らく…

 

「あぁそれと、今日は私のお茶会に付き合ってもらうわよ…紫から貴方の仕事について色々書いた紙をもらってるから、この後に1件しか配達する場所がないの知ってるからね」

 

そう言ってどこかから取り出した書類サイズの紙をヒラヒラと見せる

 

「…へーい…」

 

…やっぱりレミリアの相手ですよねぇ…

前までのレミリアなら別に良かったんだけど、最近はどうも怪しくなってきてるんだよな

というか紫さん?白玉楼でも俺の予定把握されてたけど、何レミリアに仕事スケジュールが書かれた紙渡してるんですか?

紅魔館に俺のスケジュール知られたら確実に面倒なことになるの知ってますよね?

 

咲夜さんが耳元でレミリアに何かを話すと、咲夜から日傘を受け取り、代わりに手ぶらとなった咲夜さんは俺へと近付いてくる

そして目の前でピタリと止まり、顔を俺の真横へ持ってくる

 

アッアッアッ…パッド長のマシュマロが俺に当たってる…おい誰だこの人をパッド長なんて言ってたやつ!この感触はパッドじゃねぇぞ!?

やめて咲夜さん!このままじゃ俺のひのきのぼうがグングニルに進化しちまうよ!(最低)

 

「これで紅魔館を手伝える日もわかりますね」

 

「…耳元で囁く言葉がそれです…?」

 

耳元で艶めかしく囁かれ背中にゾクリと何かが走ったが、それよりも紅魔館で働かせようとしてくる台詞に困惑をする

こう…耳元で囁くならもっとこう、なんて言うかさ…ね?あるじゃん?「お前を殺す」とかさ

そうだったなら脳内で \デデンッ!/ って効果音つけて目をかっぴらけたのに…よりによって労働の誘いかぁ…

 

ブレねぇなぁ…なんて思いながら頭をかく

レミリアは日傘を咲夜さんへ渡すと、「それじゃあ行くわよ」といって紅魔館へと歩き始めた

このまま俺は反対方向へ走りたい気分だが、残念ながらまだ荷物は渡せていないのでついていくしかない

 

ちなみに、時間をいっていなかったが現在時刻は大体2時…昼は先程スキマ移動してる時に食ったのでご安心を

こういう時食べ歩きできるような昼食は良いね…ん?何を食べたのかって?田楽餅とみたらし団子ですけど何か?

 

白玉楼で一応昼食を一緒に食べようって誘われたんだけどね…昼食に八意印の薬混入されてたらたまったものじゃないから「早めに食べてたから大丈夫」って誤魔化したんだよ

えーりん特製の薬のヤバさは俺が1番良く知ってるんだ…フランに1度飲まされて危うく玩具にされる所だったからな(震え声)

まさか命令で無理矢理舐めさせられた足に塗ってるとは思わねぇよ…なんて所に塗ってんだあの子

 

「あ、お嬢様と咲夜さん、おかえりなさいませ…それと葛籠さんもこんにちは」

 

「えぇ、美鈴も門番ご苦労さま」

 

「珍しく眠っていませんね、いつもこうして起きていると私も助かるんだけど」

 

「やほー美鈴さん、明日は杭でも降ってくるのかな?」

 

「咲夜さんと葛籠さん、酷くないですか?これでも私門番なんですけど…」

 

「「いつもの勤務態度を見直しな(さい)」」

 

「うぅ…何も言えない」

 

珍しく咲夜さんと俺の声がハモリ、事実なためぐうの音が出ない美鈴さん

俺はもう少し美鈴さんと話したかったが、「それじゃあ行くわよ」とレミリアが歩き始めたので美鈴さんに別れの言葉を交わしてからレミリアの後を追う

 

玄関の前に着くと、咲夜さんは必要のなくなった日傘を閉じ、玄関の扉を開けて開けた扉が閉まらないように立つ

レミリアは「ありがとう」と咲夜さんへお礼を言った後、「葛籠も入りなさい」と促す

俺は咲夜さんに会釈をして紅魔館へお邪魔する

 

うーん、室内も相変わらずの赤色…咲夜さんは目が疲れないのか

俺が紅魔館へ入ると、少し後ろからバタンと扉が閉まる音が小さく響いた

レミリアは二階へ続く階段へ向いながら、口を開く

 

「咲夜、葛籠から荷物を受け取ったら私の部屋に案内してあげて、それと彼が部屋に入ったら私の部屋に入らないようにね」

 

「かしこまりました…それでは葛籠さん、こちらへ」

 

「了解ッス…」

 

「それじゃあ葛籠、また後でね?来なかったら承知しないわよ?」

 

「…ウィッス」

 

レミリアと後で会う約束をして、俺は咲夜さんの後をついていく

こうして俺と咲夜さんの2人だけとなり、いつものようにニコニコ笑顔の咲夜さんへと変身する

ニコニコ笑顔が可愛いんだけど、もう少し別の表情もみたいんだよなぁ…真顔は真顔で凛々しくて綺麗だし

そんなことを考えながら、俺は気になっていたことを尋ねる

 

「そういえばレミリアさんと咲夜さんはどこかへ出掛けていたんですか?」

 

「少し人里の方へ…お嬢様が久しぶりに行きたいと仰ったので」

 

「なるほどねぇ…レミリアは楽しそうだった?」

 

俺が知る限り、レミリアは基本紅魔館から外へ出ることはあまりない

外出するにしても、人里ではなく霊夢が住む博麗神社にばかり行っている

何故霊夢の所へ?なんて思ってたけどどうやら昔、ちょっとしたイタズラをした時期があったそうで、その時に霊夢の実力を見て気に入ったらしい

ちなみにちょっとしたイタズラと言っているが、俺は絶対にちょっとどころではないと確信している…ソースは俺

 

俺は少し前にら霊夢はどれくらいのイタズラでキレるのか、萃香さんと検証したことがある

住居内に小石を一つ設置するところから賽銭箱のお金を取り出すところまで…萃香さんと協力して色んなイタズラをやってみた結界、霊夢の下着を盗むところからキレられると判明した

どこから見つけてきたのか知らないが、萃香さんが空に霊夢の下着を掲げて「とったどー!」と言っていた時は某異世界アニメの主人公を思い出したね…ちなその後萃香さんは顔を赤くした霊夢から拳骨食らってた

 

まぁこんな感じで霊夢はイタズラは軽いところで怒るが、能力を使ってくる程キレはしないのだ

賽銭箱の金取り出した時も、お祓い棒でフルスイングはされたけど能力使われてないし

つまりだ、能力を使うほどのイタズラとなるなら人に危害を加えた、またはそれに近しいことをしたってことだ

そうだとしたら、ちょっとしたイタズラとは言わないと思わないか?

 

「着きました、こちらへ置いてもらってもいいですか?」

 

「わかりました…これで大丈夫です?」

 

「はい、ありがとうございます…では、お嬢様の所へ案内します」

 

俺がレミリアのイタズラについての推理をしている内に目的の部屋に着いたらしく、咲夜さんの指示された場所へ荷物を置き、これでいいかと確認する

咲夜さんからそこで大丈夫だと言われなので、咲夜さん案内の元レミリアの部屋へと向かう

…レミリアの部屋にお呼ばれするのもこれで何度目か…俺は廊下から見える外の景色を眺め、落ち込む気分を誤魔化す

前まではまとも枠だったのになぁ…前のレミリアさんに戻ってくんねぇかな

そうこう考えている間に目的地へ着いたらしく、咲夜さんは扉の前に立ち、ノックする

 

「お嬢様、咲夜です。葛籠さんを連れて来ました」

 

「入りなさい」

 

部屋の中から入室の許可が降り、咲夜さんが扉を開ける

 

「失礼します…葛籠さんもどうぞ」

 

「…お邪魔します」

 

部屋へ入るよう咲夜さんにジェスチャーされ、従うままレミリアの部屋へとお邪魔する

部屋の中に入るとすぐに、テーブルに用意されたクッキーやマドレーヌなどのお菓子を食べているレミリアが目に映った

テーブルの上には他にもティーカップやティーポットが置かれていることからお茶会をするのだとすぐにわかる

 

「レミリアさん、約束通り来ましたよ」

 

「あら、少し遅かったんじゃないかしら?まぁ1人悲しくお茶会をすることはなくなったから許してあげるわ…それよりも、貴方も早くこっちに来なさい」

 

レミリアは俺が入ったことを確認すると、食べていた手を止めて手招きをする

俺は少しだけ憂鬱な気分となった心を抑え、レミリアの対向にあるソファに腰を掛ける

 

「案内ありがとう咲夜、もう下がっていいわよ…それと、今から葛籠か私が出てくるまでここには誰も入らないようにしてちょうだい」

 

「かしこまりました、では失礼します」

 

咲夜さんはレミリアの命令により、ぺこりと頭を下げ退出する

バタンと扉が閉じた音が聞こえると、レミリアは空中で人差し指を振る

今の動作はレミリアが魔法を発動させるための動作、いつもの魔法であるならば恐らく防音の効果を持つ魔法だろう

 

「…さて、人払いも防音も済んだことだし、お茶会を始めましょうか」

 

「…そうだな、はぁ」

 

俺はレミリアの目の前で堂々とため息を吐く

その動作に、レミリアはむっとした表情で文句を言う

 

「…なんでため息なんて吐くの、可愛い()とお茶会するのよ?()()()なら喜んでちょうだい」

 

「ワーイカワイイレミリアトノオチャカイダーウレシー」

 

「完全に棒読みじゃない…まぁいいわ」

 

レミリアはそう言って席を立ち上がると、テーブルを避けて俺の前へと移動する

そして、俺の足の上に跨るようにして座ると…

 

「…ぎゅー」

 

少し甘えた声を出しながら、俺が痛みを感じない程度に強く抱き着いた

そして、俺は空の見えない天井を見上げるのだった





本当ならレミリアさん書いて次回地霊殿だったのですが予想以上に長くなったので分割させていただきます…全ては起きていた門番が悪い(他責)

UA1万到達のお祝いとして今日のお昼に続きを投稿しますのでどうか許して許し亭
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