いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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何も案が思い浮かばなくて難産でした

誰かワイにアイデアと文才をクレメンス(強欲)


少し…散らかってる…?

 

「こんな時間になるまで待たせてすまないな」

 

「いえいえ、その間小傘と話してたりしたので大丈夫ですよ」

 

あの後、子供達の子守りが終わり小傘と話していると慧音さんが授業準備を終えたらしく教室まで迎えに来た

事情を知らない小傘は当然、俺に詰め寄ってきたが事情を説明すると、慧音さんの家で1泊した次の日に1泊させてもらうことで納得してくれた

ずるいだの次は私の所に泊まれだのとうるさかったな…お前はあの少年がいるんだから他の男を泊めるんじゃないよ全く

 

閑話休題

俺達は現在、月と提灯が照らす夜道を2人並んで歩いている所である

時刻は7時15分頃であり、酒を飲んで騒いでいる大人達の喧騒によって人里は賑わっている

夜のこういう所は地底の旧都と変わらんねぇ、萃香さんと人間がもう少し仲良くなれば地底の鬼も地上に出るのかな?

…流石にないか、あそこの鬼達は地底から出るつもりなさそうだったし

 

「そういえば葛籠、お腹は空いてないか?良かったら何か食べてから帰ろうと思うのだが…」

 

「いいですよ、どこにしますか?」

 

「そうだな…鯨呑亭でもいいか?」

 

「わかりました、では行きましょうか」

 

慧音さんと言葉を交わし、鯨呑亭へと向かう

そういや慧音さんって白沢って妖怪とのハーフらしいけど、白沢の姿を見た事ないんだよなぁ…

満月の日には見られるらしいけど、今日は三日月だし…慧音さんの白沢の姿はいつ見られるんだろ、いつか見たいな

 

そんなことを考えている内に鯨呑亭の前へと辿り着き、慧音さんが戸を開ける

 

「いらっしゃい!あ、慧音さんに葛籠さん」

 

「葛籠を家に招く前にここで食事をしようと思ってな、2人大丈夫か?」

 

「はい!ご案内します!」

 

元気な声と営業スマイルを浮かべて美宵さんが案内してくれた席へと座り、壁に掛けてある品書きを見る

 

「私はそうだな…焼酎と煮物をお願いする」

 

「なら俺は川魚の素揚げを」

 

「はい!かしこまりましたー!」

 

俺達の注文を聞くと、美宵さんは厨房へと入っていく

鯨呑亭は今日一の疲れを酒で長そうとする人達で溢れ、居酒屋特有の喧騒が鳴り響く

居酒屋ってうるさいけど、このうるささがないと物足りなく感じるんだよなぁ…毒されてるんかな、俺

 

そう考えていると、美宵さんが酒瓶とお猪口、そしてガラスのコップに注がれた水を持ってきた

 

「お待たせしました、焼酎です!…それと、後で話があるのでお二人共食べ終えた後も待っててもらっていいですか?」

 

「あぁ、私は構わないぞ」

 

「俺も大丈夫です」

 

話…?今朝の泊めてもらうことについてかな?それじゃないならなんだろうか

美宵さんに聞こうにも忙しいようで既に俺達のテーブルから離れており聞くことはできない

…まぁ、言われた通り待ってればいいか

 

「それじゃあ、お先に呑ませてもらうぞ」

 

「えぇ、どうぞ」

 

慧音さんは酒瓶を傾けお猪口に注ぐ

お猪口の8割程に注がれた焼酎は店内に吊るされた提灯の光を反射し、キラキラと水面を照らす

慧音さんはその光景を少しの間眺めると、お猪口に口を付けて飲み干す

 

「…やはりここの酒は美味いな」

 

「繁盛してるだけあって酒の目利きが良いんでしょうね」

 

「おぉ、よく分かってるじゃないか坊主」

 

「ここの大将は酒の目利きがいいんだ」

 

「そうなんですね」

 

近くに座っていた2人のおじいちゃんが急に話し掛けてきた

正直ちょっとビックリ、だっていきなり会話に入ってきたんだもん

顔を見てる感じだと、少し酔ってるのかな?顔赤いし

 

「それに美宵ちゃんも別嬪さんだよなぁ…」

 

「だなぁ、坊主も美宵ちゃん狙ってるなら早めに行動した方がいいぞ?さもないと別の男に取られるかもしれんからなぁ」

 

「アハハ…俺と一緒だと美宵さんの評判が下がるから行動しませんよ」

 

「何言ってんだ!オメェさん見る感じだとあの宅配屋だろ?それなら美宵ちゃんと肩並べても誰も文句言わねぇよ!」

 

「そうだそうだ、それに美宵ちゃんも坊主にほの字だ…」

 

「ちょっと!やめてください!」

 

ご老人の一人が何かを言っている途中で美宵さんが顔を赤くしながらおじいちゃんの言葉を遮る

遮られたおじいちゃんは「おっと、すまねぇな美宵ちゃん」と笑いながら謝る

遮られる前に聞こえた言葉だと、美宵さんは俺にほの字らしいが…んな訳ないよな、良くて愚痴に付き合うくらいしか出来ないし

酒飲めるようになれば飲み友くらいには昇格してくれるかな?

 

「葛籠さん!今の言葉は聞かなかったことにしてくださいね!?」

 

「え?あぁ…わかった」

 

急に俺を指名されてビックリさたが、何とか返事を返す

突然名指しするのはやめちくり、唐突すぎてキョトンとするから

 

今の会話を遮るためだけにやってきていたのか、美宵さんは今の俺達の会話を止めると再び厨房へと戻っていった

しかし、すぐに厨房から出てきたと思えば俺達の元へと歩み寄ってきた

 

「はい、鮎の素揚げとかぼちゃの煮物」

 

どうやら料理を届けにきたらしく、テーブルに大きめにカットされたかぼちゃの煮物と、2匹の鮎の素揚げが置かれる

その内俺の頼んだ素揚げの乗った皿の横に小さく折りたたまれた紙が置いてある

 

「それじゃまた注文があったら呼んでね…それと、その紙はこっそり読んでね」

 

戻る前に美宵さんが俺に耳打ちをしてきた

アッ…距離近い、いい匂いが…(〇貞感)

助けて慧音さん、俺この子好きになっちゃう…!

駄目だぞ小箱葛籠!お前には秦こころという愛娘がいるんだ!父として不純なことをするんじゃない!

思い浮かべろ…!ほぼ紐みないなビキニをきてお色気ポーズを取るこーりんの姿を…!

う゛っ゛…吐き気が…!(自滅)

 

「どうした?少し顔色悪いが…」

 

「大丈夫です、ちょっと知り合いの男が気持ち悪い格好してるの思い出しちゃって…(存在しない記憶)」

 

「そ、そうか…とりあえず水を飲んで落ち着くんだ」

 

そんな感じで俺達は鯨呑亭で食事を済ませるのだった

ちなみに、話しかけてきたおじいちゃん達は鯨呑亭の常連らしく人里であったことを色々教えてくれたりした

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございましたー!またおいでー!」

 

そして暫くの時間が経ち、鯨呑亭が店仕舞いをする時間になった頃…俺は最後の客が鯨呑亭を後にした所で美宵さんへと近付く

ちな慧音さんはここにはいない、なんでも先に帰ってやることがあるそうだ

 

「ごめんなさい、長い間待たせちゃって…」

 

「別に問題ないよ、それよりも店を閉めるまで待ってて欲しいってどうしたのさ?」

 

「そうですね、とりあえず中で話しましょうか」

 

美宵さんは店の外に付けていた暖簾を取り外すと、店の中へと入れる

俺も美宵さんのあとに続いて静まり返った鯨呑亭へと入る

適当に座っててと言われたので、近くにあったカウンター席へ座ると暖簾を仕舞い終えた美宵さんが隣に座る

俺は美宵さんが座ったことを確認すると、数秒空けてから口を開く

 

「それで、待ってて欲しいって書いた理由は何だったの?」

 

「実は、あの後店主さんに葛籠さんのことを話したんです」

 

美宵さん曰く、今朝俺達が別れた後に鯨呑亭で仕込みをしていた店主に俺を1泊させてあげて欲しいとお願いしたらしい

その結果、店を手伝ってくれるのであれば泊めてもいいとのこと

 

「それでなんですけど、良かったら明日でも泊まりませんか…?」

 

そう言って上目遣いで聞いてくる美宵さん

随分と可愛いが…生憎と明日は予約があるんだよなぁ

 

「…明後日は駄目か?」

 

「…明日は無理なんですか?」

 

「まぁね…先に先約が入っちゃって」

 

「…わかりました、では明後日でもいいのでどうですか?」

 

「明後日でもいいなら俺からお願いするよ」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

「お礼するのは俺のはずなんだけど…」

 

泊める側なのに俺をする美宵さんに思わずツッコミを入れる

あーたが喜ぶ側じゃないでしょうに…まぁ嬉しそうな顔してるならいいか(諦め)

喜んでいた美宵さんだが、ふとキョトンとした顔をして俺に質問を投げかけてきた

 

「そういえば、慧音さんはどうしたんですか?」

 

「慧音さんなら先に帰ったよ、なんでもやることがあるらしい」

 

「…なるほど、理解しました」

 

美宵さんは俺の言葉を聞くと、うんうんと頷いて慧音さんのやることを理解したらしい

えぇ....(困惑)なんで美宵さんはわかるんだ…俺はやることが何か全くわからんぞ

授業準備は俺が子供の世話してて終わらせてるだろうし、それ以外で何かやることあんのか?

 

慧音さんの「やること」について考えていると、美宵さんが胸の前でパンッと手を叩きとある提案をした

 

「それなら慧音さんが迎えにくるまでお話してませんか?例のお酒は…明日飲みましょ?」

 

「…わかりました、なら迎えに来てくれるまで話してますか」

 

正直まだ酒は飲みたくないんだが…飲まないと美宵さんが悲しそうな顔するだろうなぁ…いい加減腹括らないとなぁ…はぁ

俺は明日のことを少し憂鬱に感じながらやることを終えた慧音さんが迎えに来るまで美宵さんと世間話をした

 

会話の内容としては俺の好きな食べ物とか好きなこととかでどちらかと言えば自己紹介みたいな感じだったけど…

なんか途中から美宵さんもメモ取り始めて「あれ?これ面接だっけ?」なんて思っていたのはここだけの話

 

 

 

 

「すまないな、少し散らかっているが…」

 

「お邪魔します…少し…散らかってる…?」

 

迎えに来た慧音さんに連れられ、人里の端にある小さな一軒家へ案内された俺は建物の中へと入る

中は散乱している訳ではないが、中途半端に片付けられていたのか、あちこちに本や服が落ちておりごちゃごちゃとしている

一言で言うのなら、ゴミ屋敷1歩手前の状態である

 

俺が慧音さんの方を向けば、頬を掻きながら目を逸らしていた

 

「…その、寺子屋のことで忙しくてな…最近は掃除ができていなかったんだ」

 

「…だとしても散らかりすぎでは?」

 

「これでも片付けた方だが…」

 

慧音さんって完璧美人なイメージだったからなんか意外だな…まぁそれはそれとしてさっさと片付けて寝るとしよう

 

「慧音さんは布団を用意してもらってもいいですか?その間家を出来る限り綺麗にしておくので」

 

「え?あ、あぁ…わかった」

 

そうして俺は慧音さんが俺の布団を準備している間に家を掃除するのだった

紅魔館や白玉楼で鍛えられたからなのか、慧音さんが布団を敷き終える頃には家が綺麗になったのは自分でも驚いた





突発☆東方キャラ願望シリーズ!2連続!!

慧音先生はクール完璧系の美人であり、仕事などをそつなく熟すし、料理などもキチンと出来るけど寺子屋などが忙しくて家のことがちゃんと出来ていないでほしい
それも知り合いに見られて(慧音って家事苦手なんだ…意外)って勘違いしてほしい
そして、それに気付いた慧音先生がいつもはこんな感じじゃないって必死に弁明してほしい(熱弁)
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