いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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どうみてもこいし

 

宿泊する場所を転々とする放浪生活も4日目…1週間の折り返しおなりましたが俺は元気です

今朝は慧音先生の家に泊まらせてもらったお礼として、朝食を作ってから仕事のために外へ出ようとした所、玄関を開けた瞬間にもこたんが立っていた

 

玄関にいた理由は筍をおすそ分け、なんでも迷いの竹林では毎日大量に筍が採れるんだと

だからたまに慧音さんに筍をおすそ分けしに来ているんだそう

 

ちな「慧音とはそういう仲だったのか」と驚かれたので勿論訂正した、じゃないと慧音さんの価値が下がっちゃうからね

なんとか誤解を解いた後、「そうじゃないのか…」と残念そうにしていたので仕返しにデコピンしておいた

今は慧音さんの隣で寝てるよ、なんせ式神憑依状態でデコピンしたからね

 

「今日は小傘の家だったよな…アイツの家ってどこよ?」

 

配達先へと向いながら俺は小傘の家について考えていた

最初は命蓮寺だと思ってたんだが…この前、小傘が命蓮寺には遊びに行ってるだけと言われたことを思い出し再び思考する

慧音さんみたいに人里の端とかにでも家構えてるとか…?いや、小傘は流石に無理だよな

 

慧音さんは妖怪であるが人里守っている立場なので一応人里での居住を許されているが、他の妖怪達は基本許されていなかったはずだし

だとすれば人里の外なんだろうけど…外にそれっぽい家見たことないぞ?

 

「…まぁ、時が経てばわかるか」

 

頭を振り、仕事へと戻ろう…そう思っていると、ふと道端に何かが落ちていることに気が付いた

俺は好奇心に負けてそれに近付き、拾って顔の前まで持っていく

落ちていたのは人形であり、汚れだらけでボロボロとなっている

 

「…なんか、こいしに似てんなぁ?」

 

汚れた人形には黄色いリボンがついた黒い帽子やダイヤ型の青いボタンをつけた黄色い服、少し癖のある緑がかった髪に薄紫色のサードアイらしきものが身についている

 

誰かのものだろうか?もしかしたらこいしのか?

…流石にこいし自身のものならこんなに汚れるまで落としても放置はしないか

落としても気付いて回収するだろうし

 

「…綺麗にすれば可愛く飾れると思うが、こんな道端に捨てるとはねぇ」

 

幻想郷にもポイ捨てする人間っているんだね、環境や人形の気持ちを考えなよ全く

俺は軽く人形についた砂や汚れを叩き落とし、能力で収納する…こんなところに捨ててるんなら俺がもらっても文句言われんだろ(ハナホジ)

まぁでもら子供が人形を探してたら返すとでもしようかな

大人だったら?目の前で綺麗にしたのを見せびらかして盛大に煽るけど?(畜生)

 

「さて、さっさと仕事終わらせよ」

 

人形を回収した俺は他に何もないことを確認すると再び歩き出した

 

「フフッ…お兄ちゃん、不用心だなぁ」

 

…すぐ近くの物陰から誰かが覗いている時ことに気付かずに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ〜…っし、終わり終わり!」

 

最後の配達先へ荷物を渡し終えた俺は、人里を歩きながら伸びをする

酒樽注文されるとは思わないって…あ゛ぁ゛腰痛て゛ぇ゛…(貧弱)

なんで俺はこういう荷物運びは貧弱なんだろうなぁ…そんなんだからさとりをピンクもやしとか言えないんだよ

パッチェさん?普通に紫もやしって言うけど?(最低)

流石に13mくらい走って肩で息する程俺は弱くないもん、そんな貧弱だったら今頃マヨヒガで寝たきりになってるわ

 

…もしかして俺貧弱になればマヨヒガで引きこもれる?

流石に無理か、多分えーりんの魔改造されて元の身体に戻るだろうし

 

「それにしても…この後どうしようかな」

 

小傘の家に泊まることは確定してるのだが、肝心な小傘はどこいるかわからんし…どうすっかな

 

「…そういえば人里に流れてる川あったよな」

 

人形汚れてたし、やること良いから洗いに行こうかな

目的を決めた俺は人里の出入口へと向い歩いて行く

ちなみに周囲はちゃんと警戒してるよ、アリスとか妖夢に出会ったら何があるかわかったもんじゃないし

 

キャラの濃い知人に出会わないよう、辺りを警戒しながら人里の外へと向かう

そのお陰なのか知らないが、誰かに絡まれることもなく俺は人里に出ることができた

そして、俺は霧の湖のある方へと歩いていく

人里近くだと少し不安でね…霧の湖なら来る人も限られるだろうしヘーキヘーキ(慢心)

 

 

 

 

 

 

 

「さて、この近くに小川があったはず…」

 

「外来人のお兄ちゃんだ!これあげる!」

 

「モゴォ!?」

 

霧の湖近くにある森を歩いていた時、一人の妖精が俺を見るや否や俺へ勢いよく突っ込んできたかと思えば、何かを口に突っ込んできた

ヘーキだと思っていた数分前の俺を殴ってやりてぇ…!

俺は突っ込まれた物を何とか咀嚼し、飲み込む…なんか甘いな?

 

「お兄ちゃん、お菓子ちょうだい!」

 

「あ、あぁ…わかった…」

 

俺に何かを突っ込んできた妖精は困惑している俺を置いてけぼりにして笑顔で両手を差し出した

ここにお菓子を置けってことなのだろう…もしかしてお菓子が欲しくて俺の口に何か突っ込んだ?

えぇ....(困惑)もしかして新手の当たり屋?

 

「はい、これでいい?」

 

「わーい!ありがとう!……おいしー♪」

 

俺が妖精の手にどら焼きを置くと妖精は嬉しそうにどら焼きを持つと俺の周りをくるくると飛び回りながら頬張る

俺はどら焼きをもらってご機嫌な妖精に質問をする

 

「ねぇ、一つ聞いてもいい?」

 

「んー?何か気になることあるの?」

 

「さっき俺の口に突っ込んだのって何?」

 

「みかんだよ!この森にみかんの実る木があるんだー」

 

「ほぇー…」

 

ここの森ってみかん生えた木あるんだ…こんな木が生い茂ってるのに?

結構甘かったから品質良いと思うんだけど…よく人の手なしでここまで美味しく実ったな

 

「私達全員でお世話して、みかんが実ったらみんなで分けてるんだよ」

 

「そうなんだ…」

 

妖精達が自力で育ててるのか、それなら美味しくできても納得…できる、か?

妖精ってイタズラ好きな性格だからちゃんとお世話とかしなさそうなんだけど…いやでも自然の権化みたいなものだし植物はお世話とかするのかも?

でもみかんって収穫時期冬くらいだよな?半年くらい先だけど…

 

妖精達が育てたというみかんについて考えていると、どら焼きを食べ終えた妖精が首を傾げながら俺に質問をしてきた

 

「ところでお兄ちゃんは何してたの?」

 

「あぁ、少し川を探しててね…この近くにあったような記憶があってここら辺をウロウロしてたんだ」

 

「川?川ならこっちだよ」

 

俺の話を聞いた妖精は俺を案内するようにゆっくりと森の奥へと進んでいく

俺は妖精の後についていくと、先程まで聞こえなかった川の流れる音が聞こえてきた

……あっるうぇ?丘ピーポー?さっきまで聞こえなかったのに

…なんだよ、俺が方向音痴だって言いたいのか?

ああそうだよその通りだよ!俺は自分の住み慣れた地元ですら偶に迷子になるくらいには方向音痴だよ(逆ギレ)

 

「ここだよ!」

 

「ありがとう、これお礼」

 

「わーい♪ありがとうお兄ちゃん!」

 

お礼として飴を渡すと妖精は嬉しそうに受け取り、口に運ぶ

俺はニコニコしながら飴を舐める妖精から視線を外し、川の前にしゃがむと収納していた人形を取り出す

…やっぱこれこいしにしか見えん

 

「それ何ー?」

 

「人里で拾った人形、汚れてたら洗おうと思ってね」

 

隣に座った妖精の質問に答えながら俺は人形を綺麗に洗うのだった

…人形の髪ってシャンプー大丈夫なんだっけ?まぁええか(適当)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ…こんなもんか?」

 

なんということでしょう、泥やホコリなどで汚れていた人形は匠の手によりまるで生きているように見える程美しく復元されました(リフォーム風)

リ〇ちゃん人形で練習しといて良かったぜ…ありがとうな俺に〇カちゃんを洗わせた姪よ

 

「…それにしても、やっぱこいしだな」

 

綺麗になった人形を改めて観察するが、どこからどう見てもこいしの人形である

なんて言うんだろ…こいしを西洋人形に変えたみたいな、顔は少し違うんだけど、大部分はこいしと同じなんだよな

 

「さて、人形を綺麗にしたし人里にでも戻ろうかな」

 

時刻は16時40分…そろそろ人里に戻って小傘を探さないといけない時間だ

じゃなきゃ今日は宿無しだァ…!

 

「私、メリーさん。貴方の後ろにいるの」

 

「…そういえば前にもそんなことされたな」

 

突然後ろから聞こえた声に俺は反応する

俺は背中に当てられた冷たいものを無視して振り向けば、案の定そこには包丁を俺に向けていたこいしが立っていた

こいしの目を見る感じ、ハイライト80%消えてるからデストロイモードかな?

ヤンデレモードのこいしはハイライトが100%消えるからね、その20%の違いに気付くことができてこそ、こいし検定資格保有者なのだよ奥さん

 

「やぁこいし、今日も変わらず元気そうだね」

 

「うん、元気だよ。お兄ちゃんは元気?」

 

「少なくともその包丁を仕舞ってくれたら元気になるかな」

 

「ふーん…わかった」

 

俺の言葉を聞いてこいしは大人しく包丁を仕舞う

そして、俺の手にある人形へと視線を落とす

 

「その人形、綺麗にしてくれたんだ」

 

「こいしの人形だったか…それなら丁度いいや、返すよ」

 

この人形の持ち主はどうやらこいしだったらしく、俺はこいしに人形を差し出す…しかし、こいしは人形を受け取らずに突き返す

 

「うぅん、それはお兄ちゃんにあげる。代わりに私だと思って大切にしてね?」

 

「…?まぁこいしがそういうなら有難くもらうわ」

 

俺はこいし人形を収納のする

その光景を見ていたこいしは「フフッ」と笑いながら薄らと笑みを浮かべる

えっ何その笑み…怖いんだけど、やっぱこれ返していい?

返品不可?そんなぁ…(絶望)

 

「それよりお兄ちゃん、小傘って人の所に早く行かないと怒られちゃうんじゃない?」

 

「…確かにそうだな、それじゃ俺はもう行くわ…ちゃんと帰るんだぞ」

 

「うん、ばいばい」

 

何故か小傘とのやり取りを知っていたことに目を逸らし、俺はこいしに別れを告げて早々に森を後にする

後ろからこいしの声が聞こえたが、どうも怪しく感じた

多分あの様子だと地霊殿に帰らないんだろうなぁ…さとりが心配するぞオメェ

 

 

 

 

 

さてさて、霧の湖で30分程時間を無駄にしたお陰で時刻は17時45分…小傘が人里中を探し終えたかもしれない時間である

俺は小傘を探して人里を走り回る…すると、キョロキョロと辺りを見回す小傘の後ろ姿を発見した

 

「小傘、すまん!」

 

「あっ!良かった…心配したんだからね」

 

急いで小傘の元へと駆け寄り、小傘と会話をする

俺の姿を確認できた小傘はホッとしたような表情を浮かべるが、すぐにムッとした表情を浮かべて怒りを露わにする

俺は怒る小傘に改めて謝る

 

「ホントごめん、迷子になってて気付いたらこうなってた」

 

「まぁちゃんと約束は守ってくれたから許してあげる…それじゃあ、行こっか?」

 

そう言って夕陽に照らされた小傘の笑顔は、とても美しく眩しかった

…唐突なアオハルはやめちくり^〜、ワイが死んでまう^





なんか、小傘が出てくる回って毎回ラブコメみたいなのが混ざってるような希ガス…何故?

甘える系・不憫系ヒロインにしたせいだろうか…
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