いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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流石に扇風機だけだと辛くなってきたので遂にエアコンを導入しました

エアコンって偉大ですね…これが文明の利器か


前は紅魔館、後ろは守矢

 

突如として始まった紫さん提案の人生ゲーム、現在は中盤辺りであり、ここに来るまでに各陣営は濃い経験をした

 

紅魔館ペアは幼児退行したり、魔法使いペアは俺と同じように猫耳カチューシャをつけたり、白玉楼ペア1000万の借金を負ったり、守矢ペアは一時期無限牢獄編となり連続7回休みになるなどそれはもう凄かった

 

特に早苗の「私って能力なかったらこんなに運が悪いんですか…?」という絶望した顔は見ていて可哀想だった

だから頭を撫でたんだが…いきなり調子に乗り始めたので、そのまま髪をぐちゃぐちゃにしてやったぜ(外道)

でもなんか嬉しそうだったんだよな…普通、女の子って自分の髪を崩されるの嫌だよね?

 

閑話休題、まぁそんな感じで各陣営はこのゲームで濃い経験を体験した

かという俺も、猫耳カチューシャ以外にも腰に犬の尻尾を装着させられたり語尾にワンを付けて犬みたいなことになったりした

 

そんなデスゲームとも言える人生ゲームにて、たった一つのチームだけ俺達と同じ苦しみを味わっていないチームが存在する

そのチームとは霊夢と紫ペアのことだ、なんか霊夢の運が異常なくらい良くてギリギリで回避することが多いんだよな…なんだコイツ主人公か?

 

そして、現在の順位は霊夢&紫さんが1位、魔法使いペア2位、紅魔館ペア3位、白玉楼ペア4位、守矢ペア5位、俺6位となっている

 

…ん?俺の資産が何円なんだって?マイナス450万ですが何か?

5位である守矢ペアとは800万の差がついて俺が堂々の最下位ですけど何か?

俺がこんなに人生ゲーム弱くて何か問題あるっていうんだ(逆ギレ)

 

仕方ねぇだろ、俺毎回人生ゲームは借金して終わってるんだから…『人生ゲームの貧乏神』の2つ名を持つ俺を舐めるなよ…?

1番酷かった時なんか12億の借金抱えて負けたんだからな、寧ろ凄いと称えてほしいわ

 

「それじゃ、葛籠の番ね」

 

「葛籠さん、どうぞ」

 

「ありがとう…」

 

俺は妖夢から賽子の入った茶碗を受け取り、何度目になるのかわからない賽を投げる

このカラカラという音だけが俺を癒してくれる…もう皆でチンチロしない?こんな人生ゲームしたっていいことないよ

 

音が止まり、賽子は10と書いた面を天井へ向ける

…何気に初めて出たな、最高値

 

「10………何これ?」

 

駒を10マス進めると、そこは枠に小さなハートがついたピンク色のマスだった

…どうしよう、非常に嫌な予感がする

 

俺はこの予感が杞憂であってくれと祈りながら、マスに書いてあることを読む

 

「……『今自分の前にいる人、または後ろにいる人と結婚する』…的中しちゃったかぁ…」

 

どうやら俺の嫌な予感は正しかったようだ

この嫌な予感を感じ取る機能、ブッ〇オフで買い取れない?

というか何?結婚って…人生ゲームにプレイヤー同士で結婚とこあったっけ?

 

そう考えていると、紫さんがパチパチと拍手をしながら口を開く

 

「あら、おめでとう。そこは結婚マスと言って、マスに書いてある通り、葛籠の前にいる人…今回の場合だと紅魔館の2人ね、それか後ろにいる守矢の2人…そのどちらかと結婚できるわよ

結婚すれば、結婚したペアと貴方の所持金が共有されるわ」

 

「…これって強制ですか?」

 

「えぇ、勿論」

 

「そっすかぁ…」

 

紫さんの言葉に、レミリアと早苗の目が光る

前は紅魔、後ろは守谷…どちらかと結婚か、地獄かな?

俺が心の中で天井を仰いでいると、求婚する鳥のように互いにアピールを始めた

 

「葛籠さん、私達と結婚しましょう!結婚すれば諏訪子様も加奈子様をついてきますよ!私との情事に飽きたなら味変として4人で楽しむこともできます!」

 

「なんで世継ぎを作ろうとしてるの?ゲームの結婚だよね?」

 

「葛籠、貴方なら私と結婚する方が賢明だと分かるでしょう?そこの守矢の所持金は350万、対して私は1200万よ…それに、紅魔館は3人しかいない寂れた神社の倍、6人いるから毎日相手を変えたら飽きることもないと思うわ」

 

「最初良いなと思ったのに後半で台無しですよ、なんで現実でも結婚しようとしてるんですか…というかここにいない4人を引き合いに出さないであげてください、4人の人権が無視されてます」

 

やべぇ、どっちとも結婚したくねぇ…!

というか咲夜さんと諏訪子さんは止めろよ、自分の主と子供だろう…そういや諏訪子さんは早苗の意見に肯定してるんだったわ

咲夜さんも俺を紅魔館で働かせるためなら何でもするし…あれ、もしかしてストッパー存在しない?

うそぉん…(絶望)

 

「さて、葛籠はどちらと結婚するのかしら?」

 

「…どちらもなしは…」

 

「却下よ、ルール違反として失格にしましょうか?」

 

「もう少し考えさせてください」

 

だめだ紫さんに逆らえねぇ…俺は、弱い!(事実確認)

 

と言ってもなぁ…現在の状況を考えるなら紅魔館ペアなんだよな

だって1200万あるから俺の借金なくしても750万あるんでしょ?白玉楼ペアは所持金が600万だから順位もキープできる訳だし、俺もそこにタダ乗りすることができる

 

ただ、デメリットが結婚する相手がレミリアと咲夜さんなんだよなぁ…結婚本人がデメリットってよく考えるとすげぇな

 

すみません、ここから入れる保険ってありますか?

ない?そんなぁ…

流石にこれ以上みんなを待たせる訳にはいかないので、俺は覚悟を決めて口を開く

 

「………レミリア達と、結婚…します」

 

「そ、そんな…」

 

「フッ、まぁ当然ね」

 

「そっか、葛籠は人数に負けるんだ〜?技術なら私が1番だと思うけどな〜?」

 

「諏訪子さん、少し静かにしてください」

 

「そんな小さな身体だと葛籠さんを満足させられませんよ」

 

「へぇ?お前みたいな人間、祟っても良いんだけど?」

 

「諏訪子さんステイ、咲夜さんも喧嘩売らないでください」

 

絶望して項垂れる早苗と勝ち誇った顔を浮かべるレミリア…そして良い子には見せられないジェスチャーをする諏訪子さんに喧嘩を売る咲夜さんと現場は混沌を極める

 

他の人達?紫さんと幽々子さんは楽しそうに笑みを浮かべて妖夢はジト目で俺を睨んでるよ

ところで魔理沙、「葛籠が結婚…どうせ襲われたんだろうな」とはどういうことだ?俺は人に襲われることはない…ぞ?

うん、性的に襲われたことはない…から

 

そしてアリスと霊夢なんだが…何故か笑顔で青筋を立てており割と怖い

なんだろう、アリスは何考えてキレてるのかわからないから怖いんだけど、霊夢は何をしてくるかわからなくて怖いんだよな

 

アリスと霊夢に怯えていると、レミリアが俺の横にやってくる

そして、そのままピトリとくっついて座った

…どうしよう、離れてほしいんだけど

 

俺の考えていることなど露知らず、レミリアは挑発するような笑みで俺を見る

 

「それじゃあよろしくね、アナタ?」

 

「…現実では結婚してないからな?」

 

右にレミリアがくっついているため、動かすことのできる左手で茶碗を掴み、何故か先程よりも青筋を浮かべている霊夢へと受け渡す

 

「…どぞ」

 

「……妖怪に言い寄られて随分と鼻の下伸ばしてるわねぇ?そんなに女の子に言い寄られたかったのかしら?」

 

「ねぇ待って、これ不本意なの」

 

無理矢理結婚させられたのに何故こうもボロクソに言われないといけないのか…泣いていい?

霊夢が俺から茶碗を受け取ると、いきなり右腕を強く引っ張られる

俺はその力に抵抗することができず、勢いよく横に倒れて隣にいたレミリアへぶつかる

ぶつかったレミリアはぶつかった俺の右腕を両腕で抱きしめると、下から俺の目を覗き込んでくる

 

「妻がいるのにもう不倫かしら?随分と性に奔放ね」

 

「ゲームだけの結婚だって言ったよね?あと今の会話で俺が鼻の下伸ばしてるように見えた?」

 

もうやだ…誰か助けて

完全に妻気分のレミリアに何故がブチギレている霊夢、「そのポジションは私のはずなのに…」と畳に頭をぶつけながらぶつぶつと呟く早苗に無言で睨み合う諏訪子さんと咲夜さんなど、現場の一気に空気が悪くなる

 

そんな空気を見かねてか、紫さんは口を開いた

 

「一応言っておくけど、結婚マスがあるのなら離婚マスもあるわよ。ほらら青色のマスがいくつかあるでしょう、そこが離婚マスよ」

 

そう言われ、人生ゲームをマスを見ていると所々青色のマスがあることに気付いた

なるほど…このマスを踏めば俺はレミリアと離婚できる訳か

よし、離婚目指そう(確固たる意思)

俺が離婚マスを目指すことを決めると、右腕が強く締め付けられる

 

「…もし、離婚マスなんて踏んだら許さないから」

 

締め付けてきた本人であるレミリアを向けば無表情+ハイライトオフの顔で俺をジッと見つめてきていた

…最悪、骨が折られることを覚悟しよう

 

俺が覚悟を決めているのと同時に、離婚マスがあることでまだ自分にもチャンスがあると考えた早苗は何とか復活したようだ

 

そして、何とか再開した人生ゲームで霊夢が賽子を振ろうとしたその時、突然動きを止めて紫に話し掛けた

 

「そうだ紫、道具をしようしても良いかしら」

 

「えぇ、良いわよ…どれにするの?」

 

紫は集めた4枚のアイテムカードを見せると、霊夢はその内の一つを手に取り俺達を指差した

 

「この『財産吸引器』を使うわ、相手はレミリアと葛籠」

 

「ファッ!?なんで!?」

 

「なんとなくよ、ちょっとムカついたから」

 

「理不尽すぎない?」

 

財産吸引器というカードを使った霊夢は俺達から財産の2割を奪う

これにより、俺達の所持金は600万となり白玉楼ペアと並んでしまった

 

「早速減っちゃった…」

 

「安心しなさい、別に減ったとしてもまた増やせばいいのよ。それに、財産がマイナスになってもアナタがいるなら私は構わないわ」

 

「いや普通に負けるから…」

 

俺優勝商品にされてるんですよ、負けたら優勝者の奴隷になるから勝たんといけないんすよ…

 

そんなやり取りをしている間にも霊夢は賽子を降っており、駒を進めていた

踏んだマスはこれまたプラスマスのようで、霊夢ペアの所持はまたプラスとなった

これで霊夢達は1億400万か…差がエグ過ぎる

 

そんな感じで、レミリアとゲームで夫婦となるハプニングがありながらも人生ゲームは続くのだった





遂に結婚した葛籠君(ゲーム内で)、これが幻想郷中に広まった時、葛籠君の運命は如何に!?

次回、葛籠死す!デュエルスタンバイ!!
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