いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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昨日は無断で投稿休んでしまい申し訳ないです
言い訳となりますが完全に燃え尽き症候群となってました…へへ

いやもうほんと、マジですみませんでした


異変…?

 

小傘の家に泊まった翌日、鯨呑亭に泊めてもらう約束を日である

ちな小傘の家は大分綺麗に片付いていており、化粧道具らしきものが少しあるだけだった

ミニマリストって訳じゃないんだろうけど…まぁ現代みたいに女子ウケするよう道具が少ないからね、めちゃくちゃ物が少なく感じてもしょうがないのかもしれない

というかうちの姉が物置すぎだっただけかもしれない…壁の1面ごとに違うグッズで埋めるのは最早狂気を感じたね

 

「さて、約束の時間まで時間はあるし…何をしようか」

 

葛籠タイマーが現在時刻午後1時40分であることをお伝えします

 

いつもの仕事は終わっており、昼食も適当に収納している食べ物を腹に詰めたのでお腹も空いていない

何をして時間を潰そうか…森に行けば確実に妖精達に飯ハラされそうだから行けないし

 

俺は昨日の出来事を思い出し、森へと行くことを諦める

別に飯ハラ自体は別にいいのよ…ただね、それを大量にされると俺の胃が死ぬ

5人とかそれくらいの人数から食べ物を口に突っ込まれても平気なんよ、ただね?あの霧の湖近くの森って妖精の数が凄いんだワ

10や20じゃなくて、下手すれば家に出てくる焦げ茶の虫のように100人くらい住んでるんだよ

んでその全員から食べ物口に突っ込まれてみ?普通にキャパオーバーだから

 

「…あ?」

 

人里を適当にブラブラと歩いていると突然、周りを歩いていた人達の動きがピタリと停止する

人々が停止してすぐに世界自体の色もおかしくなり、紫やピンク、水色などの色が空や人々を多い、世界が不気味で歪な空間へと変わる

 

「…何だこれ?」

 

依然、幻想郷には様々な異変が起きると紫さんから教えてもらった

紅霧が幻想郷全体を覆ったり、月が偽物へと変わったり…色々な異変が今までに起きたことも教えてもらった

もしかすると今回のこれも異変なのかもしれないが、俺からすれば明らかに異変ではないように感じる

 

理由は目の前にある光の道

まるで「こっちへ来い」とでも言うように、柔らかい黄緑の光が俺の足元から道のように光っているのだ

 

「…進めばわかるか」

 

俺の予想だが、この時間停止は俺がこの道の先にある誰か…もしくは何かに接触すれば収まるような気がする

俺は大勢の人がピタリと動きを止め、昼間なのに深夜のように静まり返った人里を歩く

人里にはジャリジャリと俺が歩く音だけが虚しく響き、虫の鳴く声も川の流れる音も何も聞こえない…正真正銘、俺だけがこの世界で動いているようだ

 

光る道を辿って歩き、人里を出て、香霖堂の前を横切る

一応外から中の様子を見たが…やはりこーりんも動きが止まっており、何かを書いているポーズのまま固まっていた

光る道は魔法の森の中まで続き、どんよりとした空気のまま時間を止めた森へと入る

 

…一応、魔法の森特有の瘴気みたいなのも止まっているみたいだな、どんよりした空気は相変わらずだけどいつもよりは空気が吸いやすい

 

「それにしてもどこまで続くんだ…このまま地獄にでも連れて行く気か?」

 

独り言を呟くが、案の定誰からも返答はなし…一人時間の止まった世界を歩くのは寂しいねぇ

 

途中キノコを収穫している魔理沙を見つけたので、目の前に『本を返せ』と書いたメモを置いてから再び光の道を歩く

 

それと、この道を歩いて気付いたことがあるのだが、どうやらこの道は俺が立っている場所から道が伸びる仕組みとなっている様子

俺が横に移動すれば道も俺の前に動くし、俺が足を開けばその分道も広くなる

そして、止まった物は俺が触ってもビクともしない

魔理沙を見つけた時に、イタズラとしてキノコの入ったカゴを取ろうとしたのだが…まるで大岩のように少しも反応しなかった

 

他の発見はないのかって?今のところ見つかってないっすね、はい

 

俺はどんどん森の奥へと歩いて行き、霧雨魔法店よりも奥へと歩いて行く

そうして森の最奥辺りへとやって来ると、突然開けた場所へと出て、光の道は途絶え代わりに門が1つ、目の前に立っていた

 

「…何これ」

 

門の枠には左右で同じ人型の絵があるが、2つから伸びている影は左右で違い、右が悲しんでいるように顔を覆い、左は胸をナイフか何かで刺されたような絵となっており、扉には頭蓋骨やランタン、果物などの絵が描かれている

 

…本当に何?何のための門なの?

門の周りには壁などの残骸は何一つなく、開けた場所もこの門を中心として7mくらいしか開いていないため何のための門なのかもわからない

ぐるりと門の周りを1周し、何かあるかと思ったがそれらしきものは何もない

 

「…これに入れってこと?」

 

流石に入るのには抵抗あるんだけど…なんていうか、こういう門ってくぐったら別世界に飛ばされそうだからあまり入りたくないんだけど

しかし、周りの木は依然として歪は色をして停止している…本当に入らないとダメ?

 

「…はぁ、入るか」

 

ええぃ、ままよ!

俺は門を押し、その扉を開こうとする

すると扉はまるで夜空のように小さな光が大量に光出し、ゆっくりと門が開く

開いた門の先は満点の星空のような綺麗な光景…しかし、肝心の地面があるようには見えない

 

「やっぱ異世界に飛ばされる系の門でしたか…まぁこんな意味のわからん門なんてそんなもんだよな」

 

これで時間が動くようになったかと思い、近くの気を見るが変わらず気持ち悪い色をしている

デスヨネー、開けただけで時間戻れば苦労せんか…

 

「なんくるないさー、けせらせらー」

 

腹を括り門の中へと飛び込む

門の中には地面がないと思っていたのだが、どうやら見えないだけで地面があるようだ

俺は途中で道が消えないことを祈りながら門の中へとどんどん進む

しかし、進めば進む程頭が痛くなり、視界がグニャリと歪んでいく

 

「…あっ、これまずい」

 

そう思った時には時既にお寿司、俺は透明な地面に倒れそのまま意識を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…うへぇ、頭痛ぇ」

 

ドーモ、ミナ=サン。小箱葛籠です

 

あの気味の悪い門を潜り、突然の体調不良で気絶

そして目を覚ましたかと思えば、酷い乗り物酔いみたいな気持ち悪さと共に森の入口に倒れていました

最近は乗り物酔いとかなかったのにな…小学生以来だぜ、この気持ち悪さは…

 

なんか頭をガンガンするし…こんなことならえーりんから胃痛薬だけじゃなくて頭痛薬でも貰えば良かったよ、ホントツイてない

 

「マジでそろそろ回復魔法でも覚えようかな…薬に頼りすぎると金もなくなるし」

 

でも回復魔法って他の魔法よりもなんか難しいんだよな…なんで風邪を治すための魔法に分子レベルの魔力操作を求められるんだよ、理不尽だろ

ワンチャン藍姉にお願いしたら治療術でも教えてもらえるかな…でもアレ妖術っぽいんだよな

 

少しフラフラとした足取りで森の入口を歩き、人を探す

取り敢えずここが何処か教えてもらわんと帰り方がわからん

というか夜な上に月が雲で隠れてるからか見辛いゾ…ホラーの必需品、懐中電灯はないのか?

俺?持ってる訳ないやん、暗くなればユカリ札使って即帰宅よ

 

じゃあそれで帰れば?それが試してみたんだが無理臭いんだよねぇ…ユカリ札を使ったが、何故か発動しない

つまり今の俺は物を出し入れできるだけの移動する倉庫です…誰かたちけて…

 

「えっ……?つづ、ら…?」

 

「ん?……あれ、ルーミア?」

 

突然後ろから声が聞こえ、振り向くとルーミアが立っていた

あの門って知らない世界飛ばす門だと思ってたけど、どこかにワープするだけの門だったって感じ?

いや、でもルーミアの様子がなんか変…?

 

こちらを見ているルーミアの顔はよく見えないが、手を口元に持ってきており、非常に驚いているような様子

…そんな驚くこと?

 

俺がルーミアの様子に疑問を抱いていると、ルーミアの口からとんでもない発言が飛び出る

 

「なんで…私を人間達から庇って死んだはずじゃ…」

 

「…ん?は?」

 

WHY?俺ってルーミア庇って死んだん?

俺がルーミアに聞こうとする前に、背中にゾワリと冷たい何かが走る

…あっ、これはマズイかも

 

「いや、そんなことはどうでもいい…また葛籠に会えて本当に良かった」

 

「そうか…それは良かったね」

 

暗闇で表情の見えない顔から、赤い目がギラリと光り俺を見る

そして、隠れていた月の光がルーミアの顔を照らす

 

「うん、もう…ゼッタイ二ハナサナイ

 

「モリヤステップッ!」

 

その顔は正気を完全に失っており、狂気を孕んだ赤い目にはどこか黒くドロドロとしたナニカが混ざっている

ルーミアが言葉を言い終えた瞬間、俺に飛びかかってきた

 

俺は瞬時に横へと回避し、ルーミアを避ける

そして、避けられて顔から地面へと着地…バク転!?

おいこのルーミア身体能力高ぇぞ!?どうなってんだこのルーミア!?

回避されたことが不思議なのか、ルーミアはガンギマった目をしたまま首をコテンと傾ける

あの…普段の貴方がすれば可愛いんだけど、今の貴方がするとただのホラー映像です

 

「何で?ナンデ?何で私を避けるの?ワタシガキライニナッチャッタ?」

 

「好きか嫌いかで答えるのならルーミアは好きだよ、ただラブというよりはライクだけど」

 

「私は葛籠のことが大好き、痛みを必死で隠す態度も、くだらない事で笑う顔も、私に襲われて必死に止めようとする姿も…全部全部大好きだよ♡勿論、私はライクじゃなくてラブだよ」

 

「ソイツは残念だ、どうやら俺達は分かり合えないようだ」

 

サラダバーと言って、いつの間にか持っていた黒い御札を使用する

すると、俺はここにやってくる前と同じように頭痛とグニャリと視界が歪む

そして、「ニガサナイ…ゼッタイニニガサナイ!」と言うルーミアの声を最後に俺は再度意識を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ハッ!」

 

目を覚ました俺は、ここに来る前のようにあの不気味な門の前に立っていた

周りを見てみると、どうやら時間は動き出したようで、森から鳥や虫などの声が聞こえ、あの気持ち悪い色をした木はどこにもない

 

「結局、あのルーミアってなんだったんだ…?」

 

俺は門を見ながら、恐らく別世界の幻想郷で出会ったルーミアについて考える

俺に会ってすぐに正気を失ったから詳しいことは分からないが、どうやらあの世界の俺は死んでいるらしい

しかもルーミアの言っていたことを考えると、俺はルーミアと関係を持っていたっぽい…?

私に襲われてってことから多分俺からは行っていない…うん、目を逸らすことにしよう

 

「…取り敢えず、考えないようにするか…そろそろ鯨呑亭にでも行くとしよう」

 

俺はスキマを使い、人里前まで戻るのだった

 

しかしスキマに入る直前、俺の頭にこんな文字が思い浮かんだ

 

 

 

【ゲートを解放しました。これにより平行世界・平行融合世界へと移動することが可能となりました】

 

 





ということで平行世界へと繋がる移動手段を確保しました

これによりリクエストにも更に答えやすくなりました、やったね妙ちゃん

ちなみにちょっと解説するなら
平行世界=パラレルワールド、これにより葛籠君同士のカップリングも可能となる

平行融合世界=あらゆる世界の幻想郷が混ざった世界、原作キャラ全員が壊れております(白目)
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