いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!! 作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!
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没にするか悩んでたら21時に文章を全部削除してしまったので急いで書き上げました、みんなもブラウザのリロードには気をつけよう!
最後の方は少し注意です
橙に襲われかけた紫さんと藍姉に助けれてから20分後の現在、俺は妖怪の山を
ちなみにここへ来る前に、紫さんから「明日か明後日にはマヨヒガに帰られる」と言われたので、この放浪宿泊生活もそろそろ終わりである
いやぁ、短いながらも濃い数日間だったぜ…今度紅魔館でレミリアと寝ることになった時は棺桶広くするように言ってやろ、あの中、狭いから身体のあちこちが痛くなるんや…
そんなことを思っていると、椛が突然口を開く
「…それにしても、飯綱丸様から貴方が山に入ったら、文の元へ連れてこいって言われたんだけど、何かしたの?」
「いや、何かやらかした訳じゃないんだけど…何かあったのはあったな」
鯨呑亭で飯綱丸さんが屁理屈ばっか言って強引に泊まらせようとしてきたこととかな
俺が昨夜のことを思い出していると、椛が少し不安そうな顔を浮かべ、心配しながら言ってくる
「…やっぱり怒らせたんじゃない?飯綱丸様は貴方のこと気に入ってるから、余程のことじゃないなら誠心誠意謝ると許してくれるはずよ」
「いや怒らせてないから、一昨日飯綱丸さんと典に出会ってさ…うん、あることがあって今日呼ばれたんだ」
「…やっぱり怒らせてる?」
「だからちゃうって言うとりますやん」
麻雀牌くらいの大きさをしたジャーキーを椛の方へ指で弾く
すると椛は不意打ちであったにも関わらず、すぐに反応してジャンプ、ジャーキーを見事口でキャッチした
椛も段々芸を覚えてきたなぁ…次は何を覚えさせようか
「椛は凄いなぁ」
「わふ………ハッ!やめなさい!私で遊ぶんじゃない!」
撫でられて顔が溶けていたが、すぐに正気を取り戻すと俺の手を払い除け顔を赤くしながら怒る
…前々から思ってるんだけど、やっば椛ってサモエドだよな
椛の白狼天狗になる前絶対サモエドだろ、椛が狼とか信じねぇから(迫真)
そんなことを思いながらも口では椛に謝り、俺達は文の家まで仲良く歩いて行くのだった
さて、椛と共に文の家まで着いた訳ですが…
「何で
「ちょっと!?言い方酷くない!?」
「俺を能力で盗撮してる奴が何を言うか」
文の家の前には、家の主である
俺達は文達の元へと歩み寄っていると、飯綱丸さんの手に何かを包んだ風呂敷が握られていることに気が付いた
「飯綱丸さん、それは?」
「あぁこれか?これは文の家で飲もうと思って持ってきた酒だ」
「どうも飯綱丸様は私の家でお酒を飲みたいらしくてですね…葛籠さんからも何か言ってくれませんか?」
飯綱丸さんは俺の言葉になんてことないように酒瓶の入った風呂敷掲げ、文は少し困ったように俺に助けを求める
しかし文よ…助けを求める人を間違えているぞ?
俺は文を見てにっこりと微笑み、飯綱丸さんへ話しかける
「良いですね、俺は酒を飲めませんが知り合いで集まってワイワイするのは好きですし」
「ちょっ、葛籠さん!?」
「ほら、葛籠もこう言っているんだから良いじゃないか」
いつもいつもゴシップ記事を書くから仕返しだよ、と文に視線を送る
その視線に気が付いた文は絶望したような表情を浮かべる
そして、戸を開けようとする飯綱丸さんの前に立つと、焦るような声で口を開く
「5分…5分だけ、時間をください…」
「ん?何故だ?何か見られたくないものでもあるのか?」
「……家の中が、汚いので…片付けさせてください」
文の様子を見てイタズラ心に火が付いたのか、飯綱丸さんはニヤニヤとしながら文へ疑問を投げる
しかし、文は変なことを言って入られるよりもプライドを捨てることを選んだようで、俺達全員に聞こえるようにはっきりと言った
文…お前漢だよ、性別はどちらかといえば女だけど
文の言葉で気まずくなったのか、飯綱丸さんは申し訳なさそうな顔をしながら頭をかく
「あぁ…その、すまないな…5分待つから綺麗にしてこい」
「ありがとうございます」
飯綱丸さんから許可をもらうと、文は残像が残るスピードで家の中へと入っていった
何や今のスピード、肉眼じゃ扉が開いたことすら見えなかったんだけど
俺が文の速さに驚いていると、飯綱丸さんから突然話し掛けられる
「…なぁ葛籠」
「なんですか?」
「お前は今の文みたいなことを言われた時、どうする?」
「えぇ…?」
何その質問…今みたいなこと、部屋を片付けさせてって言われた時?
俺は腕を組み、少し考えるとすぐに答える
「俺は手伝いますかね、1人よりも2人でやった方が早いですし」
「そうか…」
飯綱丸さんはそれだけ言うと、黙り込んでしまった
え…もかして答え間違えた?
ねぇ飯綱丸さん!?何で黙るの!せめて答えてよぉ!
俺が不安になっているうちに5分経過したようで、戸が開かれると息を切らし、服が少し乱れた文が立っていた
「お待たせしてすみません…ではどうぞ…」
「あ、あぁ…お邪魔するぞ」
そうして少し気まずいながらも、俺達は文の家にお邪魔し小さな宴会を開くのだった
そうして宴会を開いて暫く時間が経った頃、現在の飯綱丸さん達の様子がこちらです
「文、私はお前なら大天狗になれると思うんだよ」
「いえいえ、流石に買い被りですって!」
「ねぇ飯綱丸様、私はどうです!?」
「はたてはもっと文のように関わることが先だなぁ…」
「そんなぁ!?」
「うぅ…ヒック、葛籠さぁん、撫でて…」
「白狼天狗の哨戒長がここまで人間に甘えるとは…面白いものが見れたので今日はついてきて正解でしたね」
烏天狗と大天狗の3人は顔を赤くしながら話しており、白狼天狗の椛も顔を赤くし、頭を俺の膝の上に乗せて俺の腹に顔をグリグリ擦り付ける
はい、見ての通り完全に酔ってる方々が大多数となっております…典?酒を飲んでなかったのかシラフの状態で俺の隣に座ってるよ
まぁ俺の話し相手がいなくなるので、正直典がシラフなのはありがたい
俺は椛の頭を撫でながら典を話す
「そういえばさ、飯綱丸さんが屁理屈を言ってまで俺を泊まらせようとするのは珍しいよな」
「そうですね、飯綱丸様は基本そんなことしませんので正直私も驚いています」
「そういやこの後どうするんだ?あんな酔っ払ってるけどいつもの場所に帰るのか?」
「そうですね、既に床を述べておりますので…ここで雑魚寝してしまえば飯綱丸様も嫌でしょうし」
「準備万端ですか…でもあそこ遠いんだよなぁ」
しかも山の山頂付近だから空間も薄いっていうね…別に運動しないからそこまで影響ないけど、やっぱ少し息苦しく感じるんだよな
「まぁまぁ、良いではありませんか」
「確かに多少呼吸法を鍛えられるからいいけど…」
けどあそこ高すぎるんだよな…最初お邪魔した時軽く酸欠になりかけたレベルだし
山の山頂付近って雲近いからめちゃくちゃ標高高いんだよな…標高だけなら富士山に並ぶかそれ以上あるんじゃねぇの?ほぼ円柱だから標高以外は負けてるけど
そんな感じで天狗達のやり取りを眺めながら俺は、典と2人で話すのだった
「ここの部屋?」
「えぇ、ありがとうございます」
あの後も暫くプチ宴会は続き、俺と典以外が酔い潰れたことにより午前1時に漸く幕を閉じた
そして俺は酔い潰れ寝てしまった飯綱丸さんを負ぶりスキマを通って、飯綱丸さんの家へお邪魔すると、そのまま飯綱丸さんを布団へ寝かせる
飯綱丸さんを寝かせた俺が部屋を出て、典のいる居間へと戻るとそこには徳利とお猪口、少しのおつまみをテーブルに置いている典がいた
てっきり典は酒苦手だと思ってたんだけど…普通に飲むんだな
「今から晩酌するのか?」
「おや、寝かせられましたか?」
「ぐっすり寝てたからね、布団に寝かせることに苦労はしなかったさ」
俺が座ると、典はスススと俺の隣へと移動する…何故?
怪訝な顔を浮かべている俺を気にもせず、典はお猪口に酒を注ぐとそのまま口に運ぶ
「…やはり美味しいですね」
「文の所だと一切酒を飲んでなかったからてっきり酒が苦手だと思ってたわ」
「あそこで私まで酔ってしまえば貴方と会話する人がいなくなりますからね、我慢していたんですよ」
本当なら私も飲みたかったんですから感謝してください、と典は言いながら酒を飲む
…典って腹黒い奴だと思ってたけど、案外良い奴なんかもな
「あっ、これ美味しいんですよ」
「どれ?」
「これです、はいあーん」
「…なんであーんさせようとしてんの?」
典が魚の干物を一切れ持つと、こちらに干物を差し出す
俺が干物の見つめていると、急に頬を掴まれ口を開けられる
そしてそこに無理矢理干物を突っ込まれる
口から箸を引き抜かれると、俺は干物を咀嚼する…美味い
「どうです?美味しいでしょう?」
「…美味いけどさ、普通危ないんだわ」
「まぁまぁ、良いじゃあないですか…それより、お酒は飲まないんですか?」
今度はお猪口に酒を注ぎ、薄暗い部屋を水面に移した酒が俺に差し出される
俺はそれを零さないように典の方へと押し戻し、首を横に振る
「酒は20歳になるまで飲むつもりないんだわ、だから酒は1人で楽しみな」
「ふむ…なんでですか?」
「ん?」
典は首を傾げると不思議そうな口調で話す
「幻想郷には20歳以上の人間でないとお酒が飲めないなんて規則はありませんし、子供は飲んではいけないと言われてますけど…人間は職に就けば大人なんでしょう?ならば荷運びの仕事をしている葛籠さんは大人じゃないですか、貴方よりも歳下である博麗の巫女やご友人の魔法使いさんは既にお酒を飲んでますし」
まぁ典からしたら理解できないだろうな…というか幻想郷だと俺が特殊だし
俺は取り出した本を読みながら典の疑問に言葉を返す
「外の世界では酒は20歳になってからなんだよ、外の世界の住民である俺は外の世界の規則を守るんだよ」
「…葛籠さん」
「何……んむっ!?」
「んっ…んっ…」
典に呼ばれ、頬に手を添えられて何をするつもりなんだと思っていると、急に典の方へと顔を向けられ俺の口と典の口がくっつく
俺は慌てて逃げようとするも、典はガッチリと頭を固定し逃げられないようにされる
そして必死に藻掻いていると、典の口から苦い液体を流し込まれる
流し込まれた時間は僅かだったが、流し込まれた後も典は顔を掴んだまま余韻に浸る
そして、韻がある程度引いた時、俺は漸く典から離れることができた
「おまっ…!いきなり何してんだ!?」
「どうですか?お酒の味は?」
んなもん分かる訳ないだろうが!何してんだバッキャロー!
俺は典とキスをしたという事実に頭が真っ白になり、酒の味もキスの味も何もわからない
俺が錯乱していると、典は微笑みながら口元に人差し指を立てる
「ふふ、これが色んな人にバレたら大変ですね…これは私達だけの秘密にしましょう?」
「…ッ! あぁ、クソ…そうだな、2人の秘密だ…」
その後、なんてことないように片付けをして自室へと帰った典を見送った後、俺も教えてもらった部屋で床に着くのだった
さっきの出来事は夢…夢のはず…
はい、あまりにもネタが思いつかなかったので葛籠君にはキスをしてもらいました…紫さんや藍しゃまにバレたらどうなるんだろうね?(外道)
ちなみにキスには深い意味などないので典がヒロインレースにて1歩リードしただけだと思ってください