いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!! 作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!
初めましての方は初めまして、そうでない方は皆さんお久しぶりです
1ヶ月休むこともできたので投稿を再開させていただこうと思います、長い間お待たせしてしまいすみませんでした
全く書いてなかったのでリハビリからですが、良ければ暖かく見守ってくださると嬉しいです
レミリアに首を刺されて自分の世界へ帰された後、俺は魔法の森の中をブラブラと歩いている
というのも、今日は事前に誰かに泊まってもいいか聞いていないため泊めてもらう家がないのだ
…まぁ、野宿をしてみるのもスリルがあっていいものだろう…うん、きっとそうだ
「あ?何コレ?」
森を歩いていると、カツンと靴に何かが当たった音が聞こえた
気になって下を向いてみると、そこにはサインペンに似ているペンが落ちていた
それを拾って観察してみるも、特に変わった様子はなく普通のサインペンにしか見えない
しかし、何故だか妙にこのペンが気になる…何かしらそういう効果を持つマジックアイテムなのだろうか?
「…水性か油性か書いてないから今試すのはリスキーか?」
一応マヨヒガならシャンプーもボディソープもあるから大丈夫だけど…1日放置したものが直ぐに落ちるのかと言われると、中々頷けないよなぁ
「…アレ、俺はなんで肌に書くことに固執してんだ?」
そういや俺メモ帳あるやん、完全に忘れてたわ
メモ帳を1枚破り、その上にペンを走らせ…
「…書けねぇ」
おかしいなぁ…ペン先を見てる感じ、ちゃんとインクがあるっぽいし乾いてないように見えるんだけどな
さっき、何故か自分の肌に書こうとしてたからそれに関係あったり?
「ふむ…少しこーりんの所にでも行こうかな」
ということでやってきました、香霖堂です
やっぱり普通に入るのは味気ないので今回は“コレ”を使おうと思います(暗黒微笑)
え?コレとは何かって?
河童に頼んで外見だけ光の剣に見せた空気砲だよ、ちな火力はスイカを破裂させられるくらい…Suicaでも萃香さんでもないからね?西の瓜と書いて西瓜の方だからそこの所間違えないように
まぁそんなことはどうでもいいのだ…ということで知ってる皆さんはご唱和ください、いきますよー?
「せーの…光よ!」
「ッ!?何事…また君か…」
バゴン!!と大きな音を立てたことで一瞬慌てたこーりんだが、俺の姿を確認するや否や呆れた様子で滑り落ちた椅子へ座り直した
いやぁ…この空気砲、音うるさいんだよな
だからこそドッキリとしてはかなり使えるけど
「やぁこーりん、驚かして申し訳ないが気になった物を拾ってさ?ちょっと見て欲しいんだけど」
「そういうことなら普通に入ってきて欲しいのだが…ふむ?コレはまた珍しいものだね」
空気砲を仕舞い、こーりんに例のペンを見せる
こーりんは俺の手からそれを掴むと、ペンを持っていない右手を顎に添えてそう呟いた
「1人で考えてないで結果早よ早よ」
「そう急かさないでゆっくりしたらどうだい?君はいつもどこか忙しなく動いているのだからもう少しゆっくり…」
「急に説教かますやん、どうした?ジジちゃんにでもなった?散歩の時間はとっくに過ぎたよ?」
【急募】知り合いが急にジジ臭くなった件について【歳?】
折りたたみ式の椅子を取り出し、カウンター越しに座ってから頬杖を付いてジト目で睨む
そんな俺の視線は何処吹く風、こーりんはペンについて説明を始めた
…マジで眼鏡に泥付けてやろうかな
「このペンはボディペイントペンという名前で、用途は人型の身体にのみ書くことが可能であり身体に模様を描けば身体能力の向じょ…」
「あー、おっけおっけ…めちゃくちゃ見覚えあるマジックアイテムだったわ」
…簡単お手軽強化刺青やないかい、都市に帰れよ(至極真っ当)
えー…何?光の剣といい簡易強化刺青といい、今日はパロディの日なの?メタい日なの?
そんな日あったらほぼ伏字だらけになりそう()
どっかの水着が常時装備のピンク髪が暴れそうだな…
俺の発言に何か引っ掛かったのか、こーりんが質問をとば
「このペンについて何か知ってるのかい?」
「まぁね、俺が幻想郷に来る前にやってたゲームに似た…というか恐らく本家があるんだよ、名前は強化刺青って言うんや。ほんでその強化刺青も効果は一緒、入れてる奴の身体能力を凄いあげる…ちょっとついてきてよ」
「…?わかった」
俺はこーりんを連れて外へと出ると、香霖堂の横にある薪を1本手に取る
その様子をこーりんは不審そうに眺めている
「薪1本もらうべー」
「一体何をするつもりだい?」
「んー?単純にどれくらい身体能力が上がるか検証しようと思ってさ」
適当な模様を左腕に描く…唐草模様でええよな?楽だし
そんなことを考えながら腕輪のように1周するように模様を描くと、左手で薪を掴む
「そんじゃ握力テストー…せいやっ」
「…少しだけ書くだけでもかなりの効果あるようだね」
気の抜ける声と共にグッと力を入れる…すると、普段であればビクともしないはずの薪がミシミシと悲鳴を上げながら少しずつ握り潰されていく
コレ、めちゃくちゃ便利だな…勇儀さんや萃香さんとの力比べに使えるぞ
まぁだからって幻想郷へようこそとは言わんけど、都市へ帰れ
「んー…一応のために収納スペースの肥やしにしておくか、非常用の戦闘アイテムになる」
「確かに、君は人間だからそうすると良いだろうね」
こーりんと話しながら左腕に描いた模様を眺める
…どう消そっかなぁ、最低でも今日一日は外の世界のボディソープは使えないんだよな
ボディペイントなら数日で消せるか…ほなええわ(能天気)
「急な訪問すまんねこーりん、用はこれだけだからまた来るよ。何かあるか依頼でもあったらまた呼んでや」
「こちらとしても面白いものが見られたからお互い様さ、また一緒に無縁塚でも行こう」
「ん、そんじゃなー」
「あぁ、また」
そうしてこーりんと別れスキマを通る…繋いだ先は人里、やっぱここが安全だしなー
人里以外だとスキマから出た瞬間に妖精からの食べ物アタックとか野良妖怪に襲われたり結構あるからな、意外と危ないんだな
「あ、葛籠さん!」
「ん?………妖夢か、買い出し…にしては遅いね?」
夕焼けを背景に人里を歩いていると、後ろから誰かが駆けてくる
太陽のせいで誰かわからなかったがかなり近付いてきたことで妖夢であることがわかった
なんで夕方なのに太陽って眩しいんだろうね、夜に近いならもっと明るさ落とせよ(無茶ぶり)
そんなことを考えている俺に、妖夢は口を開いた
「実は葛籠さんを探していたんです」
「俺を?」
「はい、実は紫様から幽々子様へ葛籠さんを泊めて欲しいとお願いされまして…」
「なるほどね…」
えっと、俺はあの肉食獣の目をした人とひとつ屋根の下で1夜過ごさないといけないと?
無理だよ?物理的に食われるよ?
しかしなぁ…紫さんが幽々子さんへお願いしてるから断ることもできないし…はぁ、受け入れるしかないか
「わかった、それならスキマで通った方が早いよな?」
「それなんですが…」
今日ラストのユカリ札を使おうとした時、妖夢が何かやることがあるのか口を開いた
「その、私が葛籠さんを抱えて連れて行ってもよろしいでしょうか…?」
「……俺を抱えられるん?」
「これでも鍛えてますよ!?」
そんな華奢な身体なのに?とても俺を抱えられるようには見えないんだけど…いや、半霊だから抱えられるか?
しかし、仮に抱えることが出来たとしても絵面が酷いんだよな…美少女が自分よりも背の高い男を抱えて飛んでる光景って
まぁそれ以外だと身体に負担が掛かるから仕方ないんだろうけどさ
「…まぁ、挑戦は大丈夫だしな。妖夢の好きなようにすればいい」
「あ、ありがとうございます…」
すんなりと俺が承諾すると思っていなかったのか、驚きと戸惑いが混ざったような声色で妖夢は感謝を述べる
何だ、俺が嫌だと断るとでも思っていたのか?失礼だな、俺は挑戦する奴には基本肯定で返すぞ
チルノにも喧嘩挑まれで返り討ちにしたしな、適当にライターと殺虫剤使えばアイツはすぐに1乙する
卑怯?俺の能力は物の持ち運びが便利なるだけの能力ぞ?多少の文明の力を使うことくらい許せ
そんなことを考えている間に妖夢は俺の後ろへと回り込んでおり、脇の下に腕を差し込む
「それでは、行きますね?」
「ん、どうぞー……おぉ、浮いた」
俺が返事をした数秒後、足が地面から離れる感覚と共に浮遊感が俺を包む
細い腕なのに俺のこと抱えあげられるんだ…やっぱ幻想郷の女の子ってフィジカルおかしくない?
俺この前大妖精と腕相撲して普通に負けたからな?あの後の大妖精の表情がちょっと怖かったけど…
「それでは行きますね?」
「うーい」
そうして妖夢が俺を抱えるとそのまま冥界へ続く場所へ飛んでいく
…すっごい言いにくいから心の中だけに留めとくんだけどさ、後ろに柔らかい何かが当たってるんだよな…これって気のせいってことにした方がいいよな?
…え?妖夢に言ってみろって?
無理、言ってここから落とされたらどうすんねん、今観覧車の頂上と同じくらいの高さまで飛んでるんだぞ
こんな所から落とされたら砕けた西瓜になっちまうよ
それと、再開すると言いましても前のように毎日投稿ではなく不定期となります…個人的な理由なのですがVRCが楽しくて…
その代わりとして皆さんが楽しめる小説を書けるよう精進させていただきます