いやだ!!俺はマヨヒガに引きこもるんだ!!!   作:ガチャ運を寄越せ陸八魔ァ!

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起きて、こころ回の反応が気になり小説情報開いたら評価バーが赤色になっててびっくりしました

みなさま本当にありがとうございます、返礼品がないので代わりにこの話を献上させていただきます

それはそうと娘を嫁に貰おうとした方は全員、私と決闘してもらいます(迫真)あの子を嫁にあげるつもりないので


ひとり酒の閻魔様とゴシップ天狗

 

俺は今、地獄の真っ只中にいる

場所は博麗神社の宴会場、そこそこ広い会場はどんちゃん騒ぎとなった混沌の渦に巻き込まれている

 

「彼は紅魔館(こーまかん)執事(ひつじ)をするんです!」

 

「いいえ!一緒にに幽々子しゃまへの料理(りょーり)を!」

 

「幽々子、貴方の従者が吸血鬼のメイドと言い争ってるけど、いいのかしら?」

 

「妖夢こ可愛い姿を見ることなんて滅多にないのだから止めないわ、、それよりも葛籠…可愛い子にモテて嬉しいわね?」

 

「は、ははは…ソッスネ…」

 

「幽々子、葛籠が縮こまってるから少しは自重しなさい」

 

「あら、いいじゃないの。別に取って食おうとはしてないのに…まぁ、いつか味見はしてみたいとは思ってるけど」

 

左では紅魔館のメイドと白玉楼の庭師が俺の雇用先争いの会話が、右では何故か真横に座っている妖怪の賢者とその親友の恐ろしい会話が繰り広げられている…何、味見って?俺いつか肉えぐり取られるの?

なんなら宴会場の隅ではアリスが俺のちび人形を販売…おい、本人許可の取ってない人形を堂々と販売してんじゃないよ

というか人集りすごいな!?出席者の4割くらいそこに集まって…橙と藍さんまでいる!?ナンデ!?

 

「はぁ………なんでこうなってんだが…」

 

俺は漂う大量の酒の匂いを吸ったからなのか、この現状へのストレスなのか少し痛む頭を抱える

 

というのも、こうなったのは今日の朝のできごと

 

 

 

 

 

 

……………………………………

 

 

…………………………

 

 

 

……………

 

 

 

 

 

「葛籠、今日は博麗神社で宴会があるから、悪いのだけど宴会のためにお酒と料理お願いしてもいいかしら?」

 

皆で朝食を食べ終えた後、紫さんが突然そんなことを言ってきた

何かおめでたい日だったか?と思うが俺の記憶の中では別に今日はそんな祝い事のある日ではなかった気がする

勿論紫さんの言葉には了承を返した…というか、了承しか返せない

紫は「お願いしてもいい?」と言ってるがその実、「やっとけ」と言っているのだ

お願いではなく命令、なので嫌だと逆らえばどんな目に遭うか…恐ろしや恐ろしや

 

「それにしても何故いきなり?何か祝うような日だった記憶はないような…」

 

俺はやはり気になったので紫さんに聞いてみる

 

「別に偶には宴会を開いたっていいでしょう?そういう気分になっただけ、それだけのことよ」

 

「そうですか…」

 

しかし、そんな返答しか返ってこず、少し不満ながらも引き下がった

無理に聞いて紫さんの機嫌を損ねたくないからね、損ねて追い出されるのは勘弁

 

「ちなみに、今日は仕事をしなくていいわ。特別休暇よ」

 

「あ、ありがとうございます…?」

 

 

 

 

 

……………………………………

 

 

……………………

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

こうして、俺達は宴会場となった博麗神社に酒と料理を持っていって参加したのだ

いや、気分で宴会開かないで欲しいです…正直宴会は俺にとって地獄でしかないし

なんせキャラとしての個性が強すぎる人達がその場に集結するのだ…そんなの相手にしてらんねぇよ

 

今日は集まったのは会場主の紅白巫女にその友人、紅魔館組に白玉楼組、是非曲直庁組、永遠亭組、そして複数の個人参加者である

一応、妖怪の山から烏天狗がきているが…まぁ、何かネタでも探してるんだろうな

だってさっきからあっちへこっちへフラフラ歩いてるし

 

というか、俺は先程地獄でしかない言っていたが、閻魔大王と死神という本物の地獄の住民がいるのでここが地獄なのも当然だったのかもしれない

ちなみに閻魔様は説教ではなく、宴会目的で飲みに来ている

いつもは説教をしている閻魔様は、ひとり悲しくちびちびと飲み、その部下の死神は馬鹿みたいに妖怪達と酒を飲んでいる

 

…なんか映姫さんが可哀想に見えてきたな

いやまぁ、いつも説教してるから近寄り難いと思われても仕方ないんだけどさぁ…そんな露骨に避けられるとは思わなかったよ

映姫さんの周りには誰もいない…というか、誰も近付こうとすらしていない

一応、みんなの思うことはわかる…近付けば説教でも始まりそうだと思っているんだろうから

別に酒の席でそこまで気にせんでいいと思うけどなぁ…説教してきても、長いのと正論で殴ってくるだけでそこまで嫌に思わないし

 

…よし、映姫さんの近くに避難しよう

左右の空気…特に右からの空気に耐えられなくなってきた俺は、紫さんに他の人と話してくると言ってから映姫さんの近くへと向かう

その向かう途中、ついでとして酒のツマミになりそうな食べ物を取り皿にひょいひょい取っていく

ある程度ツマミを取り皿に取ることができたので、俺は映姫さんの隣へと歩き、座わった

 

「隣失礼しますねー」

 

「…どうぞ」

 

「あ、ここに来るついでに取ってきたツマミです、良かったら一緒に食べましょう」

 

「ありがとうございます…では」

 

…なんか寂しそうだなぁ、映姫さん

まぁ、宴会で楽しみたくて来たのにここまで露骨に避けられたら悲しくなるよな

映姫さんみたいみたいな人は、頭で仕方ないと思っても、心のどこかで悲しいと感じるだろうし

映姫さんは説教をよくするけど、別に他人が嫌いではないのだ

ツマミを無言でもぐもぐと食べていた映姫さんだが、あることに気付いたのか俺に聞いてくる

 

「これ、とてもお酒に合いますね…それも私が飲んでいるお酒に」

 

「映姫さんの飲んでる日本酒に合いそうなツマミをいくつか見繕って取っただけ、映姫さんも飲むなら楽しく飲みたいでしょ?」

 

「…そう、ですね」

 

そう言って日本酒を飲み、ふぅ…と一息ついて落ち着く映姫さん

ちなみに映姫さん俺の出会った中では華扇さんと同じく貴重なまとも枠なので是非とも仲良くしておきたい

 

部下の死神は偶に俺を無理矢理巻き添えにしてサボるし、勝手に抱き枕にしてきたので是非距離を置きたいが

ちなその時は小町を探しにきた映姫さんに報告しておいたぜ、説教食らってる姿を見てとても気分が良くなった

なんかその後、俺も説教食らったけど

しかし…あそこまで清々しい気分で説教を受けることがあるとはな、多分この先ずっとないだろう

 

…いけないいけない、話したくてここに来た訳だからずっと思考に耽てないで映姫さんと会話でもするか

俺は映姫さんと会話を広げるべく、食べているツマミやお酒などを話題にして話かける

 

「そういえば映姫さんって吟醸酒や生酒が好きなイメージがあるのでこういったラインナップでツマミ持ってきたんですけど、どうです?」

 

「…正直、驚いてます。好物の肴ばかりですので」

 

持ってきたツマミは刺身や生春巻き、ツマミ用に味付けした漬物とさっぱりしたものが多い

一応、枝豆や唐揚げなんかの揚げ物などのビールに合うようなおつまみなんかも持ってきてはいる

映姫さんがどんなものが好きなのか知らんから、好きそうなものを選んで持っていって正解だったぜ!

 

「何か食べたいツマミがあれば教えてくださいな、なければ作ってきますんでね」

 

「ふふ、ありがとうございます」

 

映姫さんは小さく笑うと、再びお酒を口にする

…さっきから思ってたんだけど、お酒飲むスピード早くない?俺と会話始めてもう7杯くらい飲んでない?

おちょこだから一度に飲む量が少なくても、そんだけ飲んでるとすぐに酔いそうだけど…

 

そんなこんなで、俺は映姫さんとお酒を飲むのだった

その様子を、妖怪の賢者やその親友が楽しそうに眺めいることを知らずに

 

 

 

 

 

 

「…〜で、見に行けば小町が寝てたんですよ!」

 

「よく太陽の畑で寝られますね…」

 

あれから暫くして、飲むペースが早かった映姫さんは案の定酔ってしまい、自分の部下の愚痴を零していた

というか小町さん、あの花の妖怪がいる目の前でよく堂々と寝られるな…死神だとしても命知らず過ぎない?

映姫さん曰く幽香さんですら呆れてたらしいし…どこかの門番とら仲良くなりそ…うわぁ既になってた

ふと小町さんのいる所を見ると、珍しく羽目を外したであろう美鈴さんと肩組んで酒を飲んでいる

 

そんな小町さん達の方を見ていると、横から腕をグイッと引っ張られた

何だと思って引っ張られた方を見れば、少し頬を膨らませた映姫さんが軽く睨んでいた

 

「葛籠さんはどこを向いてるんですか、今は私と話しているのでしょう。こちらに集中してください」

 

あらヤダ可愛い…どうしよ紫さん、俺この人に父性感じちゃった

俺の娘はこころだけのはずなのに…!(違います)これじゃあ娘が増えちまうよ!

 

「ごめんごめん…話はちゃんと聞いてるから、小町さんがとんでもない所で寝てたってところでしょ?」

 

「そうです、聞いてるならいいんです…それにしても全く、小町は怠惰がすぎるんです!もう少し仕事に勤勉な方が私としても、死神として彼女の………」

 

「ははは…」

 

さっきまで普通の愚痴だったのに、愚痴にも説教みたいなこと入るのか…説教って最早映姫さんの口癖では?葛籠は訝しんだ

まぁ、説教みたいな愚痴ではあるけど…言葉の節々から彼女を心配している言葉が聞こえることから、彼女なりの優しさなのだろう

なんでも白黒はっきりと付ける、彼女なりの不器用な優しさ…とても微笑ましいものだ

 

それから暫く映姫さんの愚痴は続き、愚痴を吐く度に酒を飲んでいた映姫さんが酔い潰れるのは言うまでもない

 

ただ、酔い潰れたことで問題なのは…

 

「すぅ…すぅ…」

 

「俺の膝で寝てることなんだよなぁ…」

 

そう、映姫さんは俺の膝を枕にしてぐっすりと寝ている

泥酔したからか、うとうとしている映姫さんに「少し休んだら?」と言ったところ「では失礼して…」と急に俺の膝に頭を倒して寝始めたのだ

起こしたいが、酔い潰れている上に幸せそうな可愛い寝顔をしているために起こしづらい

俺がどうするかと悩んでいると、ふとこちらへ歩いてくる人が目に入った

ソイツを見ればやっぱりなと思うと同時に、起きたら面倒なことにならないといいなと思いながら口を開く

 

「何の用かなゴシップ天狗さん、また橙の餌にでもなりにきたの?」

 

ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべて歩んでくるのは妖怪の山に住む烏天狗、射命丸文

大方、説教してくる可能性のある映姫さんが寝たから近付いてきたんだろう

 

「あやや…随分と警戒されてますねぇ、単純にあなたと飲もうとやってきたというのに」

 

「そうなんだ、俺はてっきり映姫さんが寝たからその寝顔でも激写しようとしたんじゃないかと思ってたよ」

 

「やはりバレてますか…どうです?あなたなら特別に1枚20銭で売りますよ?」

 

「いらんわ、そんなん持ってても後でバレて長時間説教コースだろ」

 

「それもそうですねぇ、ではお隣失礼」

 

そういって映姫さんのいる場所とは反対の方へと座り、おちょこに酒を注ぐ

俺はそんな文の様子を見ながら映姫さんの髪を撫でる

膝枕しているのだ、これくらいしても罰は当たらんだろ

説教食らったら?知らん、膝枕される方が悪い(暴論)

 

「いやぁ、それにしてもあの閻魔様がこんな可愛らしい寝顔をしているとは…少し驚きですね」

 

「何言ってんだか、映姫さんというか幻想郷に住んでる奴ら全員顔いいんだから寝顔を可愛いに決まってるだろ」

 

「おや?それは私を口説いていると思っても?」

 

「んな訳、冗談はお前の新聞だけにしとけ」

 

「随分と酷いことをいいますねぇ…」

 

およよ…とあからさまな嘘泣きをする文

コイツはまとも…に、見えるが割と個性は強いらしい

一度だけ、さとりと一緒にいた時に出会ったことがあるんだが、心を読んださとりが「この人も大概なもの抱えてますね」と言っていた

俺からしたらお前に並ぶやべーやつはいないと思っているけど

なので、一見まともにみえる文も実際は個性が強い奴である…といっても、俺はまだその部分を見ていないからゴシップ記事を書きまくる天狗というイメージしかないが

 

「ではこちらをどうぞ」

 

「生憎と、酒は飲まない主義でな」

 

「おや、珍しいですね…あの賢者の晩酌に付き合って既に飲酒をしていると思っていましたが」

 

「酒は20歳からって決めてるんだよ」

 

「外の世界ではそう決まっているんでしたっけ?随分とまぁ面倒な決まりですね」

 

「子供が飲めば身体を壊す可能性が高いからそう決まってるんだよ、面倒かもしれないけど健康でいたいならそうしろってことさ」

 

「そんなもんですか…」

 

意外そうな顔をしながら俺に差し出していた酒を飲む文

俺は能力で取り出したペットボトルの水を飲む

用意されたグラスに酒入れられてたら困るからね、こうして自分で飲むものを確保しているのだよワトソン君

 

映姫さんの髪をなで、宴会が始まって時間が経ってきたことで、酔い潰れる者が多くなっていく様子を観察しながら、俺は文と会話をする

 

「そういえば、宴会やっているのに鬼はこなかったな」

 

「私としては助かってますよ、いたら無理矢理飲まされていたでしょうから」

 

「俺としてはいた方が万々歳だったかもな、残念だ」

 

「冗談でもやめてくださいよ、本当に困るんですから…」

 

珍しく嫌そうな文の顔を見ながらツマミの料理に手をつける

 

ちなみにだが、宴会にある料理の5割は俺が作った料理である…料理を持ち寄ってくる人達もいるにはいるが、俺が作った料理が参加する人の多くから好評で作れ作れと言われるため、気付けば宴会料理に並ぶ半分の料理は俺が作るようになっていた

 

昔だと貴重だったけど、現代になって安くなった食材とか、化学の力でさらに美味くなった食材を使ってるのもあるだろうが…それでも紅魔館のメイドや白玉楼の庭師の料理には劣るだろうに

しかし、それなのに何故かその2人よりも美味しいという評価かをもらっている

俺としては咲夜さんと妖夢の料理の方が美味しいと思うけどなぁ…

気になって一度だけ、理由を聞いてみたのだが…人妖問わず全員が「懐かしいと感じる味がするから」らしい…どゆこと?

俺の料理、両親の作ったご飯の味でもするの?親の味は世界一って言うし…

 

…なに、なんで急にそんな話をしたのかって?自慢したかったからだが?

 

「しかし、不思議ですねぇ」

 

「何がだ?」

 

「閻魔様も、そこまで普通の人間に気を許すものですかね?あなたの周りの人達もそうですが」

 

「確かになぁ、なんかすごい心開いてくれてるよな」

 

開きすぎて困っているが、という言葉を心の中で付け足しておく

 

そんな感じで暫く文と話をしていると、いい時間になり自然と宴会はお開きとなった

帰り際、文に密着取材を受ける約束をしてしまったのは宴会の雰囲気に飲まれてたかな…と帰った後に思うのだった

 

ちなみに、宴会の後日からたまに映姫さんに飲みに誘われるようになったり、休憩中に偶然出会うと一緒にお茶をすることが増えたのはまた別の話である





突発☆東方キャラ偏見シリーズ
四季様はすっきり系やフレッシュ系の日本酒をよく飲むが、説教をよくするため誰も一緒に飲んでくれずひとり悲しく飲んでそう
だから一緒に飲んでくれる人がいると、オフの時はその人を飲みに誘って色々愚痴ったり甘えたりしてべったりとくっついて、その翌日に昨日のこと思い出して1人悶々としてそう(早口)

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