第1話
「『つき』と『たいよう』?」
「そうっ!ほんものの空にはね『月』と『太陽』がうかんでるんだって!」
ある日の、ある孤児院で、ある子どもたちが無邪気に話していた。
「そうなの!?エルファリア」
「それでね、空のむこうには美しい『夕日』があるの!」
「たくさんのものが真っ赤にそまって世界でいちばんきれいなんだって!」
その夢中に語る時の瞳は吸い込まれるほどに綺麗で、純粋で、眩しい。
「空にいちばんちかい塔のてっぺんにいけば・・・『
「じゃあさいっしょに見にいこうよ!」
「うんっ!約束!」
明るい光がやさしく届く孤児院の庭でそのような約束をする2人、この小さな約束から始まるある物語がある。
それは、一人の少年が世界を覆す物語、『杖』と『剣』が交わる『魔剣譚ウィストリア』
しかし、今この約束の場所には”3人の子供”が一緒にいた。『
「あと、もちろん”ライト”もいっしょにねっ」
『・・・そうだな、俺も一緒にお前達と夕日を見てみたいし約束だ。』
「よぉーし、じゃあ私とウィルとライトの3人で夕日をぜったい見にいくよ!」
この魔剣譚に本来は存在しないはずの「混じりモノ」がそこにはいた。
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【ライト・カーサー】
種族 : リザンス
年齢 :16歳
身長 :171cm
誕生日 :ロアの月 十の日(現実世界の8月10日に相当)
好きなもの :甘々のフレンチトースト
嫌いなもの :カエル
最も尊敬している人 :ウィル・セルフォルト
ダンジョン到達階層 :11層
装備 :瓦落多のワンド
スキル:スラッシュ・マジック( 宿儺の御厨子モドキ)
基本的な下位魔法と一部の中位魔法
転生者であり、自身のことを「この世界にいないはずの混じりモノ」と思っている。できるだけ物語の流れを壊さないように静観をするようにしていて、転生してから最初の方は魔法の訓練はせずに魔力の操作のみに没頭していた。そのおかげで彼の魔力の流れを見切ることはほぼ不可能に近い領域にある。またその間は杖を用いずに訓練していたこともありなぜか杖がない方が出力が高くなるようになってしまった。学院入学直前辺りに自身のオリジナル魔法である『スラッシュ・マジック(御厨子モドキ)』を開発する。しかしその御厨子自体は隠してある。御厨子以外の魔法は平均より少し下くらいの実力で適性はあまりなく、御厨子を隠してることもあり学院では基本的に下から数えたほうが早い実力者と認識されている。