やあ皆さんこんにちは。僕は新エリー都の学校に通うただの学生です。
毎日学校に行って、面白くない授業を聞いて、家に帰ってゲームをする。そんな毎日を繰り返す、所謂陰キャです。
ただ、そんな僕にも最近好きな子ができました。
それは、後ろの席に座る エレン・ジョー さんです。
エレンさんはサメのシリオンで、いつも眠そうにしてるダウナー系に属している方だと思います。
なんで僕がこんな強者女性に恋をしているかというと、先日、僕が教室でゲームをしていると、後ろからエレンさんが「私もそのゲームやってる」と話しかけてくれたのです。
基本的にエレンさんは、いつも一緒にいるお友達以外には喋りかけません。
なのに、僕には喋りかけてくれたんです。
いくら同じゲームをやってたとしても、そんなことしますか?
しませんよね。
だから今日、僕はエレンさんに告白するって決めたんです。
「あ、あのエレンさん……今日の放課後っ――」
僕がエレンさんに用件を伝えようとしたとき、教室の扉が開き、先生が入ってきました。
なんだよ、タイミング悪いなぁ!
「よし、お前ら席につけ。ホームルームを始める。っと、その前に今日は転校生がいる。おい、入ってこい」
扉を開けて男が入ってくる。そして教室の前に立ち人懐っこい笑顔でこう言った
「俺の名前はビーム!よろしく!」
男は頭部にサメの被り物のようなものをかぶっているような恰好をしていた。
男は教室を見渡し、何かを見つけたように指をさした。
エレンさんに。
「あっ!学校ではメイ――」
「うっさい!」
男の言葉を、エレンさんが鬼気迫る表情で遮った。
こんなエレンさん、初めて見るんだけど?
「なんだ、ジョー知り合いか? じゃあとりあえず席はジョーの隣の空いてる席でいいな?」
「は? っちょ――」
先生はエレンさんの言葉を聞かずに、ビームをエレンさんの隣に座らせた。
「よろしくな!」
……
ねえエレンさん、なんでそんな顔するの?
それじゃあエレンさんもまんざらじゃないみたいじゃないか。
あ、尻尾で椅子を引いてあげた。
なんでそんなことするの?
僕には一度もしてくれなかったじゃないか。
同じサメのシリオンだから?
それとも、なにか別の理由が?
――こうして、僕の初恋は幕を閉じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目覚めたとき、俺は廃墟のような場所にいた。周りを見渡しても人っ子一人いない。廃墟の外に出ようと立ち上がったとき、足に違和感を感じた。そう、俺は裸足だったのである。そしてよく見たら上半身裸で下半身には短パン一枚。上半身裸はさすがにいやだったのであたりを探索してると割れてる鏡を見つけた。その鏡で自分の顔を見てみると、顔の上半分がサメのようなものになっていた。そこで俺は思った
「いやビームやんけ!」
そう俺はチェンソーマンのビームの姿になっていたのである。知らない人に説明しておくとビームっていうのは上裸で短パンそしてデンジに超なついていた忠犬ハチ公的な奴だ。そして自分がビームっていうことを自覚した途端、足が地面に沈んだ。・・ああ、なるほどビームっぽいことは一通りできるってことね?それから数分ほど地面に泳いで遊んでいると廃墟の階段から体中から鉱石が生えたみたいな形をした敵が出てきた。そこで俺は察した。
(あ、ゼンゼロの世界でもあるのね)
階段から出てきたエーテリアスは“ティルヴィング”。あのいっぱいいて左腕に緑色の刃がついてるやつね。エーテリアスがこちらに気づき、攻撃しようと近づいてくる。
うーん、逃げてもいいけどせっかくだったら戦ってみたいじゃん?
拳を握って大きく振りかぶる。そうすると、エーテリアスは一撃で消滅した。・・・・???え、ビームってそんなフィジカル強かったっけ?レゼの爆破何発も絶えたしどっちかというと防御系かと思ってたんだけど。まあティルヴィングはゼンゼロでいうスライムみたいなもんだしそれぐらい普通か。
エーテリアスを倒しながら廃墟を抜ける。そうするとサメの敏感な嗅覚が血の匂いを感じ取った。
急いで血の匂いのもとに行く。そこには・・・・
「エレンさん!寝ないでください!今寝たら死んじゃいますよぉ!」
「っごめん、カリン。あたしも結構限界・・・」
二人の少女がエーテリアスの群れと遭遇していた。そして二人とも見たことがある。ヴィクトリア家政のカリンちゃんとエレンだ。しかも二人とも結構ピンチっぽい!
全速力で二人のもとに向かう。
「おいそこの赤いメイド、どけェ!」
地面から一気に浮上してエーテリアスどもを殴り殺していく。いやあビームボディはフィジカルだけじゃなくてスタミナもあるね。さすビーム。エーテリアスどもを殲滅して後ろを振り向くと、そこにはひどく疲れ切っているカリンちゃんと爆睡しているエレンがいた。
「え、えーと、大丈夫かァ?」
「は、はいぃ!その、助けてくれてありがとうございます!・・・あのさっきの戦闘で実はキャロットをなくしちゃって、ホロウの外まで案内してくれませんか?あ、お礼は必ずするので!」
「いいぜェ!」
とは言ったもの俺はキャロットなんてもってるわけない。じゃあどうやって外に出るのかって?それはだな、感覚です。はい、感覚です。なんか直感的にホロウの出口がわかります。うーんビームの能力は関係ないだろうしなぁ、やっぱ俺が転生者っていうイレギュラーな存在だからかな?神様特典てきな?・・・まあそんなことは置いといて、とりあえず出口まで案内しようか。
「あの、すみません・・その実はエレンさんを運べるような体力がもうなくって・・エレンさんを背負ってくれたりしませんか?」
「・・俺はいいけどよォ、いいのか仲間を俺みたいな見ず知らずの男に背負わせて?」
「はい!エレンさんは信用してない人の前では絶対に熟睡しないので!それに嫌なら自分で飛び起きますから」
「・・・おォ、わかった」
エレンを背負いながら地面を泳いでいく。そこから30分ほど歩けばホロウの出口にたどり着いた。ホロウから出るとカリンちゃんがスマホを取り出して電話をしだした。ライカンさんに電話でもしてるのかな?カリンちゃんの電話を待ってるとエレンが起きてきた。
「っあんたさっきの・・」
「よォ、起きたか!」
「・・・さっきはありがと。・・・ところであんたはどこの誰?」
「あァ、自己紹介がまだだったなァ、俺の名前はビーム!見たところお前と同じサメのシリオンだ!よろしくな!」
「お前じゃないし、私はエレン・ジョー。エレンって呼んで。へぇサメのシリオンか、ママとパパ以外で初めて見たかも。ってかあんたいくつ?」
うーん、年齢とかは知らんなぁ。とりあえずエレンに合わせとくか
「16ぐらい?」
「ぐらいってなによ?ってかタメじゃん。あんたどこの高校?」
っすうううう。高校も考えてなかったわ。やばい怪しまれる。どうしようなんか言わないと
「えっとォ、そのォ・・・」
言い訳を考えてるとエレンが何かを察したように泣きそうな顔をした。
「ご、ごめん言いずらいなら言わなくてもいいよ。とりあえずカリンからも聞いたでしょ?お礼がしたいからついてきて」
「あ!カリンが電話してる間に二人とも仲良くなったんですね!よかったです、エレンさんを背負わせちゃったので仲が悪かったらどうしようかと」
「っ!!」
カリンの言葉を聞いてエレンは顔を真っ赤にして尻尾でバシバシと叩いてくる
「キモ!!近づくな、馬鹿!!」
まあそうなるわな。そりゃ出会って1日も立ってない男に背負われたって聞いたら誰でもそうなりますわ。
「と、とりあえずボスも近くも来てるみたいだし、いくよビーム!」
「待ってくださいよぉエレンさん!あ、ビームさんていうんですね!改めて先ほどはありがとうございます。っと早くしないとエレンさんに置いて行かれちゃいます、急ぎましょう!」
エレンについていくとそこには一台の車止まっていた。運転席と助手席にはオオカミとメイドが。つまりライカンさんとリナさんが。
「ボス、連れてきたよ。この人があたしたちを助けてくれたビーム」
「初めまして、ビームさん。エレンとカリンの上司をしていますライカンと申します。この度はうちの従業員を助けてくれてありがとうございます。・・それでお礼をしたいのですが話したいこともあります、とりあえず我々のホームに案内するので車に御乗りください。」
そういうとエレンが扉を開けて乗るのを促してくる。
「どうぞーお乗りください、ご主人サマ」
「そういうメイドっぽいこともできるんだなァ」
「いいから、早く乗って!」
尻尾で車に押し込まれる。俺が一番奥の席まで詰めると続けてエレンとカリンちゃんが乗ってくる。いや狭いな。まあ今まで4人用の車だったんだしそりゃあそうか。今もエレンの尻尾が俺の膝の上にあるし。
「改めまして自己紹介をヴィクトリア家政のライカンです、以後お見知りおきを」
「メイド長のリナです、うちの従業員を助けてくれてありがとうございます」
「エレン、よろしく」
「カリンですぅ、ありがとうございます!」
みんなそれぞれ自己紹介していく。
「ビームだァ!よろしくな!」
しばらくするとおしゃれそうなカフェについた。これがみんなの職場かな?・・どうやらその予想は当たっていたみたいでライカンさんに従い店の中に入っていく。
「お待たせいたしました、紅茶をどうぞ」
リナさんが紅茶を出してくれた。よくわからないけどおいしそう。
「ビーム様今回は本当にありがとうございます、してなにかお礼をできればと思っているのですが、何か要望はありますか?ヴィクトリア家政にできることならなんでもお申し付けください。」
うーん、なんかあるかなぁ。正直ゼンゼロはキャラとか知ってるだけでストーリーとか全然しらないから知識無双とか俺tueeeeはできないんだよなあ。でも原作キャラとは絡みたいしな。あ、そうだいいこと思いついた。
「・・じゃあよォ、俺をここで雇ってくれねぇかァ?」
「・・・・?あ、失礼しました。それでよろしいのですか?もっと望んでもいいんですよ?」
「あァ、俺は今訳あって貯金も家も何もないからなァ!雇ってくれるだけでありがたいぜェ!」
俺の言葉を聞いて全員が黙る。あれ、なんか変なこと言った?しばらくすると考え込んでいたライカンさんが口を開いた
「わ―—かりました。ただし、一つ条件があります。ビーム様には学校に通っていただきます」
「え、別に学校に行く必要「あります」」
「・・・失礼ですがビーム様、以前学校に通っていたことは?」
・・・日本の高校言ってましたとも言えないしなあ。でもここで適当にごまかしても調べられそうなんだよな。そもそもゼンゼロの学校の名前とか知らないし。
「・・・・」
「・・すみません、答えづらい質問でしたね。とにかく、あなたはまだ一人の子供です。学校に行く資格、いや義務があります。学校というのはただ学問を学ぶ場所ではなく友達と遊んだりする場所なのですよ?今からでもまだ幸せは掴めます」
・・ん?何の話?にしてもライカンがいい人すぎる。もう俺のパパやん
「わかったァ!でも、俺多分戸籍持ってねェけどどうすんだァ?」
ライカンさんがさらに顔をしかめた。大丈夫?
「それはこちらで用意します、ご安心ください。それと、学校についてはエレンと同じ学校を、住まいについてはすみませんが私の家の空き部屋しか空いてないのですが、よろしいですか?」
「あァ、かまわねェぜ!何から何までありがとな!」
「それと雇用の件ですが、エレンとカリンの話を聞く限り戦闘能力に問題はありません。それに特殊な方法でホロウの出口がわかるみたいですし、表の事業についてはどうですかね、リナ?」
「そうですね、言葉遣いは少々問題がありますが、人間性はばっちりですのでこれはこれでアリかと」
「——なるほど、問題はなさそうですね。では、これからよろしくお願いします、ビームくん」
「よろしくお願いするぜェ、ライカンさん!」
こうしてヴィクトリア家政に一人新たな従業員が加入した。
正直言って衝動書きです。面白かったら評価、感想お願いします。
次回が書きあがり次第投稿します!!お楽しみに!!