孤高の彼女   作:あいうえ

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ちょっとダメージがデカすぎて日常生活に支障をきたしているので、別ゲーをやります。

きっとこの傷は時間が癒してくれるに違いない。

話変わりますけど、暑くね?


ミレニアム 6

 

軽快なステップを踏みながら、部室に入室してくるモモイの姿がある。ここで彼女が転んだらどんな反応をするのだろう、といった危険思想を置いといて、彼女の到着を歓迎する。

 

そういえば、昨日はモモイが勝手に嘆願書を出てたっけ?

 

何やら嫌な予感がする。その瞬間、ビビっときた。隠れなくてはと、何か面倒事の足音がすぐそこまで来ていると、長年の勘がそういっていた。

 

 

なんだかんだでロッカーに隠れた私はバレずに話が進んだ。ミレニアムの廃墟に行くらしい。私はその話を1mmも聞いていない。それにとても疑問を抱きながら帰宅を待った。待っている間は、あの人のことも考えた。突如として現れた不審者……奇術師といってもいいほどに謎の人物。彼女はあの日……何をしたんだろう。

 

始めてあった日……つまりモモイが勧誘をかけた日だ。あの日、彼女にどうにもできなかった。いつも通りの人見知り、いつも通りのあがり症、いつも通りの……コミュ障。その日私は、それに落ち込んで眠ってしまったんだ。

 

次の日だ、問題は。モモイとミドリの帰来にシラを切ったあと、彼女たちはこの場から去った。私の睡眠を邪魔するのは悪いと思ったんだろう。その証拠に、ドアが少しだけ開きっぱなしで、ゲーム機だけこの場から消えていた。

 

「ぅー、やっぱり起きればよかった……」

 

今更ながらだが、後悔をする。はぁとため息をつきながら、部室のドアをきちんと閉める。私の姿を見られたくないから。しかしそれは叶わない。ガドンと音を立てて、足を入れられる。ピクっと体が少し跳ね上がる。扉を抑えるようにしている手が見えた。あわあわとしていると、体全体が目に映る。もうダメだ!

 

 

「……あれぇ〜、モモイちゃんいないの?」

 

あれ……この声は……ギャルゲーの

 

「ユズちゃん…他のみんなの場所わかる?」

 

ふるふると顔を左右に振った。声ももちろん出そうとした。想像以上に声が出なかったのでジェスチャーで表す。少し不思議そうな顔をしたあと、彼女は全てを把握したのか話をYESかNOで答えられる質問にへと絞られていく。

 

質問が全て終わり満足したのか、彼女は

 

「うーん、聞きたいことはもう終わっちゃったけど……私帰ってもやることないからさ……少し遊ぼうよ、ユズちゃん」

 

「ぃぃ、……えっと、何やりたいとか……あります?」

 

「そうだねぇ〜……あっ、これやりたいかも」

 

彼女がそう言って指を指したのは、私がよくやりこんでいる格ゲーだった。私が好きなゲームをやりたいといってくれて嬉しくないわけがなかった。準備するスピードを早くする。コントローラーを渡し、早速一緒に対戦することになった。

 

初心者だろうから、少し手を抜いて戦おうとした。しかし、それが間違いだったのだ。

 

対戦が開始した瞬間、初めてとは思えない速度で入力を開始し終えていた。あれぇ……と思わず声を出してしまう。急いで対処するために、ボタンと距離を置いてあった手を持ってこようとした。だが、その時にはもう決着はついていた。

 

彼女に抗議するためにいる方へ振り向く。彼女の顔はとてもニヤニヤと悪戯が成功した子供のように純粋無垢な笑顔で笑っていた。そして「やっと、こっち向いたね」そういえば、目と目を合わせていなかったなと思った。少し気恥ずかしくなる。続けて彼女は「……ふふ、何も初めてとは誰も言ってないからね。」

 

勝負師としての血が騒いだ。

 

 

その後は、ずっとゲームをしていた。しかし、彼女にも予定があった。もう終わっちゃうのかと残念がっていると、連絡先を交換しようと持ちかけてきた。気を使われちゃったなと、また自分に失望する。

 

「今日は楽しかったよ。また遊ぼうね、今度はもっと強くなってくるから……暇だからね!」

 

すごいなと感心する。やっぱりそういう扱いに慣れているのか、スラスラと気を使った発言を繰り出していた。その時、尊敬と別の感情が混ざった何かを彼女に持った。

 

私から誘ってみようかな

 

あれ……今私は何を思った……?そう考えてしまうほどに絆されてしまったことを自覚した。

 

だけど、まだ気になっていることがある。彼女は帰り際、私に向かって何をした。部屋を物色したあと、色々なものを触れたあと、手を伸ばして私の顔にふれ……

 

 

 

先程までの記憶が無い。遊んだ記憶は残っている。送り迎えをした記憶もある。だけど、それ以降の記憶が……霞みがかってしまったみたいに思い出せない。

 

でもなんだろう。怖かったような気がした。

 

 

 

 

あの日のことを思い出した。でもどうしてか、あの事を調べようという気すら起こらなかった。モモイにも彼女が来たことを言った。でもモモイは約束すらしていないと言った。ミドリはそれを咎めていた。だけど、それがとても怖かったのだ。

 

 

このことをずっと考えていると、もう外が暗い。まだ帰ってきていないのかと疑問を持ちながら、寝る準備を始めた。しかし、『先生』と呼ばれる人物に私を見られたくなかった。仕方が無いので、ロッカーで彼女らが来るのを待った。

 

 

その時はすぐに訪れた。ミドリ、モモイ、先生の3人で出ていったはずだ。でも彼女は誰だ?何故か3から4になっている。

 

だれなの……

 

 

少女を置いていったあと、先生は去っていく。モモイとミドリはアリスと呼ぶ少女のその後を決めているようだった。……私が行ってもいいのかな。迷っている内に、モモイが部屋を飛び出し、ミドリがその少女に毛布をかけて一緒に眠っていた。

 

 

あぁ、私の毛布……仕方がないからロッカーで眠ることにした。寝ている間、ピコピコと音がした気もしなくもない。が、それは私に関係の無いことだと思い無視をした。

 

 

次の朝

 

「パンパカパーン、勇者アリスはロッカーの民を見つけました!」

 

 






書くことがないので、雑談を……と思ったんですが、他作品の名を出すのは良くないですね。やっぱなしで。

本来は印象に残っているアニメの話をしようとしてました。



なんかスラスラと書けましたわ
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