孤高の彼女 作:あいうえ
最近、睡眠とか早い時間にとっているんですけど、体調悪いんですよね。寝ない方が元気というね
アリスの元に辿り着くまで、色々なことがあった。戦争アニメでも見た気分だ。トキをネルが叩き潰されたり、アヴァンギャルド君が魔改造されていたりした。リオとの対峙を果たそうとした時、エレベーターが音を鳴らして到着する。出てきたのは私が来るように誘った彼女であった。
「間に合ったのかな?その話し合いに」
少しだけ間を開けたあとに、再度確認をしてくる。今、この瞬間、この空間は彼女が支配していた。そう言っても過言ではないほどに皆の視線を独占していた。
また彼女は
「私がこう言うのも変だ。それは十分に理解しているよ。リオ、君の気持ちはよくわかる。私もそっち側だったからね。でも、あの子達を信じてみたくなった。リオ、ごめんね……君の傍に居れなくて」
それは罪の告白だった。しかし、覚悟が決まっていたのだろう。堂々と恥ずかしい気持ちも隠して告白するそれは、リオの心に響いたのだろうか。
更に彼女は
「リオ……私は君のことを利用していた。君は気がついていなかった。でもね、言わなくちゃいけないと思った。このことが終わったら、また話そうよ。あの場所で」
この話にオチを付け足した彼女が話終わると、エリドゥの支配権が取られる。その急速なハッキングに私たちは対応できなかった。
やられた、そうリオが呟いた時だった。突然として鳴り響いた雷に似た音に意識と空気が裂かれる。
エリドゥのハッキング、その全てが終わった時、この世界は破滅へと誘われた。私の意識が消えゆき、世界が暗黒に満ちた。
2回目のループ、2回目の別世界への転移、やりなおしだ。全てが。私は連邦生徒会長に会いに行かなくてはいけない。そう思った。今回も私は戸籍も何もない人物だ。対談なんてできない。だから非正規の手段を得るしかない。だが……あれは超人と言われるだけある。全てのキヴォトス民の信頼を得ているあれに勝つことは難しい。仕方がない。やはり正規の手段で……いや違う。問題行動を起こして、そこにメッセージを。未来を知らないと分からないほどの情報を仕込めばいい。
「どうしたものか……」
トリニティの誰かを誘拐するか……?いや、あそこは警備が厳重だし誘拐しても不良どもの仕業だと思われるだけ……
ミレニアムは?あそこも……いや違う。あそこだからこそだ。廃墟。あそこに入り込む。そして、メッセージを残すことができればいいのだ。あそこは連邦生徒会が閉鎖した場所だ。仮に関係の無い人物が見たとしてもだ。
「何を書くべき……『先生』のことがいいだろう。あれは生徒会長が指名した人物。そして、それは……」
独り言を永遠と呟いた。呟きに呟いているとトンと肩を叩かれる。
「お時間……いいかな?」
イヌ科の耳を持った人物が警戒した様子でこちらを見ていた。
あ、詰んだ。そう思い、逃げの態勢をとろうとすると、腕を背中に回されて地面に押さえつけられる。
「ちょ、ちょっとまって!任意だろ!」
「そうだな……確かに任意だ……ではどうするか。公務執行妨害で確保する。それだけの事……」
「これが警察のやることかよ……!」
「騙して悪いが仕事なんでな、連行させてもらう。」
何とか逃げ出そうと経路を探していると、周りに誰一人としてヴァルキューレの人員がいないことに気がつく。聞くべきだ。そう思い、会話の流れで質問をする。
「そういえば、お仲間さんは?」
彼女は聞かれたくない事を聞かれ、どう答えるべきか迷っていた。
「……あいつらは、他の任務に当たっている。」
その言葉はどうしても嘘に聞こえた。真実ではあるのだろうが、何かを誤魔化そうとしている……そんな魂胆が覗けた。あぁそうだ。この人の名前はなんだろう。どこかで見たことがある気がするが曖昧だ
「……所でなんだけど、前にどっかであったことない?」
「はぁ?何を言っているんだ、お前。お前のような不審者とあったことなどない」
「いやでも……どっかで聞いた気が……どっかで見た気が……」
「……狂犬の名を1度は聞いたことがあるだろう」
「……うん……」
「…そうか…………別に気を遣わなくていいぞ。」
少し後悔していそうな彼女を放っておいて、警察車両の中でぶらぶらと揺れていた。
そしてヴァルキューレ本部へと連れていかれる。これは詰んだなと思いながら、出された水を一気飲みをする。そして図々しくおかわりを要求してカンナという人を待っていた。
そして1時間ほど待って、音を立てながらドアが開く。やっと来たかと思い、突っ伏して寝ていたのをやめて顔をあげる。
「やっと来たか。…え、だれ?」
「うぃーす、ヴァルキューレ公安局の志真コノカっす。姉貴は別件が入ったので私がやるっすよ〜」
「……まぁいいか」
「んじゃ、早速始めるっすよ〜」
2時間後
適当な口八丁を並べて解放される……わけもなく。身分証なども別世界の物のため、確認を取られた瞬間に詰んだと思われたが、ここはキヴォトス。そんなことは日常茶飯事なため、一々確認なんてしないのだ。ラッキーだ。
「んー、まぁとりあえず帰っていいですよ。なんかあったら、その学生証を元に……ね」
最後に結構怖いことを言われたが、あれにそんなものは載っていない。宿もないからどうしようか、そう思っていた時、トリニティの生徒だろうか?恐らく、まだ1年生なんだろう。
なぜこんなところに?そんな疑問は置いておいて、あの子の家に泊まろう。そう考えた私は自然な体を装って話しかける。今の私は女優になれるだろう。
「ねぇそこの君……いま何してるの?トリニティの子でしょ?ここは危ないよ」
「……少し人を待っているんです。」
あれ、別にナンパじゃないんだけど……ただ家に泊めてほしいだけなのに……
「……違う違う、別にナンパじゃないから!」
「……じゃあ一体なんだというんですか……近づかないでください。それ以上近づいたら通報しますよ……」
あ、これダメだわ。諦めよう。
どうしても要約した文になってしまう。仕方ないね
あの爆死でまだ傷は癒えないので、別ゲーいってきます。
昔、犬がご飯のおこぼれを狙って股下に入ってきたことを思い出しました。