孤高の彼女 作:あいうえ
てか、前回カニバリズムの描写ありましたね…
…いや骨だからいいか。肉じゃねぇし
骨も範囲内じゃん。造詣が浅かったです
あと前回の後書きに付け足したいことがありまして……
ファプタは可愛いですね。あの子になら腸引き裂かれてもいい。
いや、引き裂いてくれ。あと『そす』←可愛い
キモイと言ったやつは、ラストダイブしたあと無事に地上に帰ってきてください
私の目の前で全員消えた。
身体の一部が崩れ去っていくのを、私は何もせず見てるだけだった。唇を噛んだって意味は無いのに、この感情を抑えるために噛み続けた。その痛みに慣れたあとは手錠から手を引っこ抜く為に何度も手首を傷つけた。それは無駄であった。やがて砕いた骨を私の口元に持ってきた。抵抗をした、口を閉じて顔を四方八方に振ってそれが私の口内に入り込まないようにした。
しかし、それも無駄だった。彼女は私の頭を腕で絞めながら押さえつけた。そして残ったもう一つの手で口を強引にこじ開けた。泣き叫ぶ私の事なんて無視をしながら、それを口の中に入れた。飲み込まないように耐えていた。吐き出そうと何度もした。だけど、口を抑え込まれて吐き出すことができなかった。口の中に唾が溜まり、嘔吐いていると頭を上に向かせて喉が開くようにした。そして私は呑み込んでしまった。
もう耐えられない。叫ぶ気力もなかった。ただ何故だろう。力が溢れてくる。いまなら……あいつを殺せる。手錠を引きちぎり襲いかかろうとした時、私はもう負けていた。そして、銃を口の中に入れられたあと、私は死んだ
次に目を覚ました時、私はもう壊れかけていた。何がおかしかった。自分から湧き出ている瘴気に似た邪悪な雰囲気。何故か黒く染まっている衣服。あの人が言っていた恐怖……それになってしまったのか?
そして……またループしたのか?
いまは何時だ。年号を見れば……ここからの手を思いつく。『先生』がいるかいないか、連邦生徒会長が失踪しているかしていないか。それが重要だ。
愛用していた銃もない。金もない。身分もない。全てがない。毎度の事ながら、面倒だ。連邦生徒会長、あれは危険だ。私が殺してあげないと……徐々に狂っていったんだろうな、あの人は
とりあえず、私はD.U.に来た。あいつには会わない。何をされるかたまったもんじゃない。もう誰かに頼れない。あれが怖い。あの残虐行為が……あれが怖い。カニバリズムを私にさせたあれが……怖い。
手の震えを抑えきれない。早くここから逃げてしまった方がいい。そう判断した私は公共交通機関を使ってここから逃げ出した。金?そんなものは使わない。無賃乗車だ。コツは掴んだ。人混みに紛れ、キヴォトス民の後ろにベッタリとくっついていればいい。
だがここからどうしようか。揺れる電車の中でそんなことをフラフラと考えていた。終わりを回避し、あの人を……連邦生徒会長をまともにもどさなくてはそれが無理なら……私が殺す。
そう決意した。
今までのループで知ったことは、戻る期間はバラバラで『先生』がいるのは稀。先生がいる時は、スムーズにことが進み、いない時でもいい感じになることがある。まぁそれもアリス……あそこで終わってしまうのだけど。
ただアリス以外を疎かにする訳にもいかない。だけど……私がやらなくてはいけない。あいつに……またアイツらを殺させる訳にはいかない。あいつの狙いはキヴォトスの平和。もしそれが達成されたら私もこれから解放されるに違いない。
そう願った。
だが、アリスの前に問題がある。エデン条約あれはとても難しい。何が難しいって?すべてだ。莫迦が権力を持つと組織が崩壊する。いや逆か?権力を持つと皆、莫迦になる。
まぁ何にせよ。粛清モードに入っている桐藤ナギサは救えない。疑心暗鬼の彼女は全てを信じきれていなかった。だから……面倒だし……面倒だけど……一番最初に片をつけるべきはあそこだ。
アリスは……無理だ。奇跡を願って……最初のループに寄せる。それしかない。彼女を勇者にさせる、それが私の使命だ。
あいつは……私に廃墟の入室権利を与えているのだろうか。あいつが権利を持っているのかは……知らないが……先程、あいつが失踪するまであと半年はあることを確認した。その間に全てに片をつける。
まずは廃墟に向かった。トリニティは確認が取れ次第……。そして認証された。入るつもりなどなかったが、どうせだったら……入ってしまおう。ドアが閉まるのを見届けたあと、あの場所に向かった。
そこには、全裸で眠っているアリスが……AL-S1が存在した。連れ去るか……?こちらで対処してしまった方が楽だ。だが、ゲーム開発部で見せた君の笑顔……それを邪魔してもいいのか?
いや……違う。あっちを取ってしまおう。Keyだ。あっちを取ってしまえば、アリスが暴走することもない。古びた机を支えにして向かう。そして……Keyが入った機材と思われるものを全て回収した。これは……壊すべき?わからないので、起動をせずにそのまま袋の中に閉まっておくことにした。
次に……いやまずは寝床だ。だが身分もない生徒を泊めてくれるほど、ミレニアムは緩くない。まずは最初に身分を開示しなくてはいけないからな。いや身分以前の問題だったか…仕方ない。この鉄でできた冷たい床に這いつくばった。そしてそのまま眠りにつくことができた。
眠りから覚めたら私が持っている端末から音が鳴り響いていた。端末に表示された文字列を見ると、別の端末にデータを移せとの要望がかかれていた。
他のことを調べられても面倒だ。適当なストレージに移ってもらう。機械知識とかまったくないが……この世界の技術力なら大丈夫だ……きっと。
USBメモリを持った私はこれを厳重に閉まっておこうと思った。しかし、そんなものはない。だからずっと持ち歩くことにした。データを移す時に表示された文字を無視して……
そこでまたひとつ気がつく。飯がない……と。適当な不良どもが1人のときを狙って闇討ちをする。そして金と身分証をもぎ取ったあと、適当なコンビニで、適当な飯を買い、適当な車を襲撃して、適当な時間にトリニティに着く。この悪逆非道な行為が晒されていないことを祈って……
アビスは全部見たんですけどねぇ……面白かった。
けど……やっぱつれェわ。イルミューイ可愛いなと思ったら……ねぇーー?