孤高の彼女   作:あいうえ

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ドレスの便利屋が実装されるらしいですね。

興が乗ったら、引きます。乗らなくても引きます。しかし、石がない。


ミレニアム 2

 

 

ビッグブラザーではなく、ビッグシスターである調月リオはやつれていた。理由は単純明快……付き合っていた人が行方不明だからだ。それを何度も何度も聞かされたこの私の身にもなってほしい。長いのだ、惚気話が。まず最初にこれは欠かせないとばかりに惚気、その後に鬱に近い状態になる。そうなるなら、最初から話さなければいいのに、それも違うらしい。

 

長い、あまりにも。エイミに代わってもらいたいが、仮にも会長なのです。恥を見せる訳にはいかない。

 

「リオ、いい加減にしてください。私も忙しいのです。もう何回も聞きました。その度に貴女は……面倒な性格になってます。沢山です!」

 

最初は嬉しく感じた、リオにも素直になれる人ができたんだと。だから、その彼女が失踪した時や浮気した時は手伝ってあげた。浮気に関しては、最終的に私の元にいればいいスタンスだったため、とやかく言うつもりはなかったが多すぎた。それが問題だ。確か14人……いやそれ以上もいたはずだ。

 

何人もいたため、痴情のもつれで失踪したと思い、リオに諦めるように伝えたが、それも無駄だった。学業の合間合間に調べ、放課後はリオに付きっきりの日もあった。それでも見つからなかったが。

 

それからだった。永遠とこの話を続けたのは。諦めた日から、ずっとだ。長すぎる。頭がおかしくなりそうな程に聞かされた。もうほんと、限界だ。

 

 

理解して貰えたのかは、定かではないが、やっとの開放感で久しぶりに安眠することができた。夢も見ずに眠れた、なんて久しぶりなのだろうか。

 

 

「ねぇヒマリ……」

 

またですか……またなのですね。覚悟を決めた

 

 

「私が探していた彼女なのだけど……見つかったわ」

 

「…あぁそうで………見つかったんですか!?」

 

「えぇ、見つかったわ」そういいながら、席につく。

 

「……何してるの。」探しにいかないのか……?

 

「…?何って、仕事だけども……」

 

「これだから、あなたは……今すぐ行ってきなさい。私がやっておくので!」

 

グズグズしているリオをとっとと行かせた。いつもよりも軽やかな足取りで去っていく。ミレニアムのトップが恋にうつつを抜かすのは、あまり褒められたものではないのだろう。しかし、そんなことより解放されたかった。

 

 

セミナーは現在、1人はDUに、1人は監禁され、1人は仕事に忙殺されていた。そして、1人は戯けたことをしている。

 

私が手伝わなくては、真面目に仕事をしている人物が可哀想だったので、すぐに終わらせてみせた。

 

 

仕事が終わり、暇だったのでリオのことを監視するべく、ドローンを飛ばした。現在位置は、今調べるとして……エイミにも手伝ってもらいましょうか……

 

 

1日が終わり、リオが帰ってくる。1人で……絶対に長くなると確信めいた予測が着く。その後は、ごにょごにょとだらだらと長ったらしく詳細を話してきた。

 

 

 

まとめると、迎えに行ったら、ピンク髪の少女に返り討ちにされたらしい。納得できてしまう、少女に負けるリオが予想付く。口論では勝てるのだろうけど、物理的にとなると……天と地がひっくり返っても勝てないだろう。

 

 

これ以上、私の生活を侵害しないで欲しかったので、助言に助言を繰り返す。私が思いつくということは、彼女もその発想に普段なら至っているはずだが、傷心中の彼女は簡単なことも1人で出来ないほど情けなかった。食事だってスプーン持つのに1時間程かかり、風呂に入るのだって服を脱ぐのに30分ほどかかっていた。

 

どうして私がこんなことをしなくては……しかし、散散となる惨状を当事者以外に漏らす訳にはいかない。セミナーの皆はうっすらと気がついているが、何も言わないのは、私が口止めしているからだ。

 

 

「リオ……貴女はそろそろ寝なさい、、、仕事は私が全て終わらせておきました。」

 

「……ありがとう」

 

いつもこれぐらい素直ならいいのに。そう思わずにはいられなかった。

 

 

 

 

同年代として、昔なじみとして、見捨てるという選択はなかった。彼女が寝静まったあと、個人的に調べることにした。そして、わかったことがある。ピンク髪の少女はアビドス高校の3年生であること。現在位置は……不確かだが民家……?に居ること。そして、連絡先を全て消し去ったことを。

 

 

グロい……そう思わずにはいられなかった。恋とは、ここまで人を狂わすのかと。色慾は原罪だと思い知らされた出来事だった。

 

 

超天才清楚系病弱美少女ハッカーである明星ヒマリは、知っているつもりだった。人の欲望を。だが、その考えこそが傲慢であった。私の想像を遥かに上回るほどの狂気を見てしまった。浮気を許していたリオはマシな分類だった。いやそれどころか、かなり優しい分類だったのだろう。リオへの評価を改める。

 

「……酷いですね」

 

「なにが?」

 

「うわっ!……なんだエイミですか」

 

「部長は何してるの…なにこれ、ストーカーにでも転職した?」

 

「ちがっ、違いますよ。会長からの命令なんです!」

 

「ふーん……ならいいけど。もう寝なよ、仕事で部長が体を壊すのは嫌だからね」

 

やはり、エイミは可愛い。これこそが愛なのだと、これこそがあるべき形なのだと、リオ達に見せてやりたい。気が抜けてしまったのか、そのまま私も眠りについた。

 

 

 

 

 

その後は、リオがC&Cを動員して回収していたが、それが火種にならないことを祈るばかりだ。

 

 

 






恋愛にウジウジしているのを、見るのは苦痛でしょうね

ヒマリは世話焼きのイメージがあるので……こう書いたんですけど、合ってますかね。

あれ、久しぶりにドロドロしてない……?

なんと……なんと素晴らしい……

愛という単語を聞くと、あの人を思い浮かべてしまう私は病気だ

ミレニアム編……誰がいいですか。参考までに

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  • モモイ&ミドリ もしくは片方
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