愛と正義の名のもとにLCBが神浜にやってくる!   作:ゼロケン

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すいません、作者が高熱を出してダウンしていたせいで一週間更新が遅れました。許してください、なんでも…はできないけど!


イシュメールが聞いた噂と水名区で開催中のスタンプラリーについて

 あれからしばらくして私達は再び情報集めをしていた。

 あのあといろははレナに頼んで里見メディカルセンターという場所にういのカルテなどのういのいた情報が残っていないか探してもらったそうだが結局、何も見つからず振り出しに戻ってしまったのだ。

 

 

「は〜、今日も手がかりなしか。」

 

 

〈まぁ、地道にやっていくしかないんじゃないかな?〉

 

 

 そんなことを話しながら私達はみかづき荘へ戻ってきた。

 

 

「あ、管理人さん。遅かったですね。」

 

 

「時計さん、良秀さん、グレゴールさん、お帰りなさい。」

 

 

「悪いな、今・収・ゼだ。」

 

 

「いいですよ!私なんかのためにこんなに毎日いろんなところに行ってもらって…。」

 

 

「いろんな場所つっても、このあたりだけだがな。」

 

 

 私達がいるこの神浜はかなり広いようで私たちのいる新西区以外にもたくさんの区画に分かれており私たちはまだこの新西区しか探索できていないのだ。

 

 

「あのモグモグいろはさんモグモグ、これ私がムグムグ、バイト先でモゴモゴ、聞いた話なんですけどゴクン、ふぅ」

 

 

「食べるか話すかどっちかにしなさいよ行儀悪いじゃない。」

 

 

 

「すいません、すぐに伝えたくて。」

 

 

「それで、聞いた話って何ですか?イシュメールさん?」

 

 

「ええっと、どこかの神社で会いたい人に会うことのできるおまじない?みたいな話です。」

 

 

「ずいぶん適当ね。」

 

 

「あれじゃないか?お客さんとお客さんの会話を拾い聞きしてたんだろ?イシュメールさん。」

 

 

「盗・聞。大した技能だ。さ・優だな。」

 

 

〈そこは優等生とか関係ないんじゃないかな?〉

 

 

「からかっただけだ。」

 

 

詳しくイシュメールから話を聞くと神浜のどこかに縁結びの神社があるらしくそこにいけば会いたい人に会えるかもというのだ。

 

 

「縁結び…ね、おそらくだけど水名区の水名神社のことね。」

 

 

「やちよさん、知ってるんですか?」

 

 

「私は神浜でずっと魔法少女をしてるのよ?それくらい知ってるわよ。」

 

 

「まぁ、とは言ってもおそらくの実態はただの噂でしょうけどね。」

 

 

「なんでそう思うんだ?」

 

 

「今、水名区でスタンプラリーやってるらしくって参加者を増やすためなんじゃないかってお客さん達のなかでも話されてんですよね。」

 

 

 なるほど、つまりこれは客寄せ用の噂なんじゃないかということか。でも前回のウワサも都市伝説かもしれないって思っていたものが現実になったし今回もそうじゃないとは否定できない。

 

 

〈とりあえず、今週末、みんなで水名区に行ってみない?それで情報を集めてみようよ。〉

 

 

「ま、そうだな。前回みたいに今回もウワサが出てくるかもしれないしな。」

 

 

「俺・賛。最近は情・収だけでつまんなかったからな。」

 

 

「分かりました。私もスケジュールを調整しておきます。管理人さん。」

 

 

「皆さん…、私のためにありがとうございます。」

 

 

〈まぁ、私達もいろはさんに協力するのが元の世界に帰る近道だと思うからWin-Winってやつだよ。〉

 

 

「お互い協力しあったほうがいいから問題ないって言ってるな。」

 

 

「ありがとうございます!時計さん!」

 

 

そうして私たちは水名区へ向かったのだが…、

 

 

「ちょっとちょっと、食べ過ぎだよ〜!それ今日のお昼ご飯だよ〜!」

 

 

「ムグムグ、だって今すぐ食べないとまずいかもしれないじゃん?お、この春巻きおいひ〜モグモグ。」

 

 

「あ、そこの人、ロジオンとめるの手伝って〜!このままじゃ私たちのお昼ご飯がなくなっちゃうよ〜!」

 

 

「え!私ですか!?」

 

 

「大丈夫だ、いろは。おい、虫・旦。」

 

 

「へいへい。ま、俺が出るのが手っ取り早いよな。おい、ロージャさん、こっちにうまいパジョンの店があるぞ〜!」

 

 

「え、どこどこ!?って、グレッグにイシュ!?あ、良秀にダンテもいる〜!あそうだ、春巻き、食べる?」

 

 

〈とりあえず、お弁当と箸をあの子に返して口のなかのものを食べ終わってから話をしよっか。〉

 

 

真っ昼間から追いかけっこをしているロージャとその知り合いの子がいた。

 

 

「む〜、本当にパジョンのお店が出てるのかと期待したのに…。」

 

 

「ロージャさん、一度飯に食いつくとそう簡単には離れないだろ?だから離すんだったら同じ飯の話をするのが一番なんだよな。」

 

 

「ほえ〜、教えてくれてありがとね!グレゴールさん!でもグレゴールさんはももこちゃんにイシュメールさんはししょーに似てるね!」

 

 

「師匠?やちよさんのことですか?」

 

 

「そうだよ!ふんふん。」

 

 

「えっと…ところであなたは誰なんですか?」

 

 

「おっと、自己紹介まだだったかな?私は由比鶴乃!サイキョーの魔法少女だよ!」

 

 

「最強?そうは見えねぇが…。」

 

 

「ちょっとちょっと、人は見かけによらないんだよ〜!」

 

 

「お、ここからもいい匂い…」

 

 

「あ、あの…ロージャさん、私のカバンの中にお弁当があるからでしょうけど…、あんまり匂いを嗅がないでください…。」

 

 

〈ロージャ!あんまりそんなことしてると反省イスだからね!〉

 

 

「え〜?」

 

 

 ぶーぶーと文句を言っているロージャだがどうやらロージャも姿が変わっているようで身長なんかは変化がなさそうだが、髪が茶髪から金髪に近い色に変わっており、少しカールがかかってるような気もする。

 

 

〈どうしてロージャは鶴乃さんと一緒なの?〉

 

 

「なんでって?そりゃあ、鶴ちゃんのお店万々歳の手伝いをしてるからね〜。ま、手伝いと言っても早食い勝負なんだけど〜。」

 

 

〈あ、うんそのあたりは後で詳しく聞くよ。〉

 

 

「分かったならいいよ。あと、私もこれでダンテに合流だね。よろしく〜。」

 

 

そういうとロージャの人格牌が再び私のPDAに現れた。

 

 

「ところで鶴乃さんとロージャさんはどうして水名区に来てるんですか?」

 

 

「どうしてってそりゃあもちろん…スタンプラリーに決まってでしょ!」

 

 

「そんなんだよ!見てみて、このスタンプラリーを埋めて景品を交換しにいくと抽選で和牛のお肉が20キロも貰えちゃうの!ふんふん!」

 

 

「こんなの、もらいに行くしかないよね?もちろん、ダンテたちも協力してもらうから!」

 

 

「は?聞・無。」「言ってないからね〜。」

 

 

「俺は構わねぇぞ。」「さっすがグレッグ、話が早い。」

 

 

「ま、情報収集は後でも大丈夫でしょうしね。」「サンキュ!イシュ!」

 

 

「分かりました私も一緒に行きます!」「ありがと〜!いろはちゃん!」

 

 

 そうして私たちはみんなで水名区のスタンプラリーをしてその後景品交換に行き、ロージャが念願の和牛20キロを手に入れた。

 

 

「どうして…どうして…、あのロージャという子に特上から二等までの高額景品を総なめされた…。」

 

 

「ま、今回は私にツキがあっただけだからね〜。」

 

 

 …少しだけ、景品交換場のおじさんの顔から生気がなくなっていたような気もした。

 

 

「さてと、じゃあ戻ろっか!また今度会おうねダンテ!」

 

 

 肉やその他の景品を取れたのは私たちのおかげということもあったからか、ロージャは景品を取ったあと私達にも景品や肉を山分けして帰ろうとしていた時だった。

 

 

「………」 「………」「………」

 

 

「わわ!何あれ何あれ!」

 

 

「魔女の使い魔…でしょうか?でもなんだか様子がおかしいような…」

 

 

〈…!あれは!〉

 

 

 確かに見た感じは確かに魔女の使い魔によく似ている。しかしその者たちの正体を私たちはよく知っている。

 

 

「およ?何々?大罪じゃん。まさか!私のお肉を狙って!?」

 

 

 グルル…と威嚇をしているロージャだが、その他の囚人も自身に身の危険が迫ってきている他、いつかの豪華な晩御飯がピンチということもあってみんな警戒態勢に入っていた。

 

 

〈どうやら…通してくれる訳でもなさそうだし、ささっとやっつけちゃおうか。〉

 

 

幸い、相手は二型と一型しかおらず今の囚人といろはや鶴乃がいれば問題なく突破できそうだ。

 

 

「久・戦。腕・鳴。」

 

 

「いい運動になりそうですね。」

 

 

「よし!とっととやっちまうか!」

 

 

「皆さん!援護します!」

 

 

 そこからはすごかった。相手が相手なこともあり、しかもこのままでは今夜の夕飯に間に合わないかもしれないと思った囚人達はいつもの数倍良く働いて大罪達を蹂躙していた。だけど不思議なことに今回の大罪もあのときの妖精提灯と同じように死体を残さずにノイズと共に消えてしまった。

 

 

「妙だな、アイツら何・死・残?」

 

 

「ファウストさんかイサンさんなら分かりそうですけどね?」

 

 

「まぁ、今は分からなくてもいいだろ、おいおい分かればいいさ。」

 

 

「そうだな、おいいろは、かなり腕あげたな。味方の支援も上手くできるようになったし、そろそろ次の稽古をつけてやろうか?」

 

 

「え!?いいんですか?!」

 

 

「あぁ、お前が望むならな。」

 

 

「お願いします!」

 

 

「ほほう、いろはちゃんのししょーは良秀さんなんだね!」

 

 

「師匠!?た、確かに…」

 

 

 良秀の言うとおり、神浜での戦闘に慣れてきたからだろうか?いろはもかなり戦闘能力が向上していた。また、鶴乃も最強の魔法少女の言葉に偽りはなく、驚異の戦闘センスで大罪達を縦横無尽に焼き払っていた。しかし、何も被害がなかったわけではなく…

 

 

「あ〜、ロージャさん、元気だせって、な?」

 

 

「シクシク…私の叙◯苑のタレ、ドレッシングセットが…」

 

 

「その…、あげましょうか?」

 

 

 ロージャが当てた◯々苑の焼肉セットが戦闘中の事故でゴミになってしまうことはあったが、その後皆、無事に帰路につくことができた。

 

 

「へぇ、鶴乃に会ったのね。」

 

 

「はい!鶴乃ちゃん、やちよさんのことを師匠って呼んで…」

 

 

「師匠じゃないわ、勝手に人のことを鶴乃が師匠呼びしてるだけよ。」

 

 

「ほう、つまり自・や・弟ってことか。」

 

 

「そうなんですか…。」

 

 

「それにしても…この肉やら調味料やら野菜やら…買い出しにでも行ってたの?」

 

 

「いえ、それ全部ロージャさんって人がスタンプラリーの景品で取ったものです。」

 

 

「それは感謝しないといけないわね。」

 

 

 そんなことを話しているながら夕食をみんなで取っていたが、

 

 

「管理人の旦那、ちょっといいか?」

 

 

〈どうしたの、グレゴール?〉

 

 

「あのな、今日のスタンプラリーの関係者に話を聞いて回ったんだが今回の噂、広めてないらしいんだ。」

 

 

〈…!?〉

 

 

「今回の噂、アタリかもな。」

 

 

 グレゴールの言うことが本当ならば、今回の噂もウワサである可能性がある。私はこれから慎重に作戦を立てねばならない、そう感じていた。




作者ごとですがついに7月に入り、新しいウルトラマンも始まり余計に時間が圧迫されています。まぁ、今回みたいに病気にならなければ投稿できないことはないと思うので引き続き、投稿できるよう頑張ります。
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