愛と正義の名のもとにLCBが神浜にやってくる!   作:ゼロケン

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盆休みで投稿をサボり構想すら考えていないとは…。夜の錐は本日中に作者を粛清しておくように。


ここではマギウスの翼との戦闘が語られる

 

 

〈ところで、なんでドンキホーテはここにいるの?〉

 

 

 私はドンキホーテの自己紹介の後マギウスの翼を無力化しなぜドンキホーテがここにいるのか聞いてみることにした。

 

 

「あぁ!それはだな、どうやらこの参京区に悪質なねじれが発生していると耳にしてな!そやつの凶行をとめるのもまたフィクサーとして、リンバスカンパニーとしての仕事であろう?」

 

 

〈ねじれ…ウワサのこと何か知ってるの?〉

 

 

「ウワサ…が一体何であるかは当人は存じ上げませぬが私の知るねじれの情報をお渡ししましょうぞ!」

 

 

 ドンキホーテが追っていたねじれとはやはり私達の目的であるウワサだった。

 今回のウワサは自分の一部である水?を飲ませて一定時間後に不幸が降りそそぐようになるようだ。確か、ロボトミーコーポレーションでもそういう幻想体がいたらしいしドンキホーテがねじれと勘違いするのも納得できる。

 そしてその対象者にはその水を飲んでからカウントダウンが始まるらしく、どこからともなく紙が落ちてくるらしい。それっていろはに杏子、それと(?がついてるけど)ヒースクリフのことじゃないか。やっぱりまずい状況なのにかわりはなさそうだ。

 

 

「で?俺はどうすりゃいいんだよ?そのねじれだかウワサだか知らねぇけどアタシは魔女をぶっ飛ばすことにしかキョーミないぞ。」

 

 

「ん?なんだこのちんちくりん?性格はヒースに似てるけど。」

 

 

「なんだ?俺のこと知らないのかよ。」

 

 

「いいえ、私は知ってるわ。深月フェリシア。この神浜で傭兵をしている魔法少女よ。」

 

 

 やちよが言うにはこのフェリシアという少女は何らかの理由で身寄りがないらしく魔女を狩ったりすることで日銭を稼いでいるらしい。これって裏路地にいた時のヒースクリフと変わらないんじゃ…。

 

 

「知ってる奴がいるじゃんか。まぁそーいう…」

 

 

「傭!?兵!?」

 

 

「お…おう。そうだぞだからなんだよ急に目の色変えて…」

 

 

「つつつつつまりだな…そ、そなたはフィクサーであられるということか…?」

 

 

「フィクサー?なんだよそれ?」

 

 

「フィクサーとは金を代価に仕事を引き受ける何でも屋だ。」

 

 

「う〜ん、ならだいたい合ってるだろうし、俺もフィクサーだな!」

 

 

「やはりか!先ほどまでのご無礼を詫びようぞ!ところで何処の事務所に所属しているのだ?は!まさか今着ているその服がフィクサー事務所の制服であられるのか!?ならしばしまたれよ…当人の記憶の何処かにそのような服装で数々の依頼をこなしてきた凄腕のフィクサーの記憶があるはず…!い、いや!まずは…まずは…この色紙にサインをいただけるだろうか!?」

 

 

「な、なんだよ…事務所とか分かんねぇよ。フィクサーの制服?そんなの俺知らねぇし…。」

 

 

「あ〜、始まったか、ドンキホーテさんの早口フィクサー談義。」

 

 

「ドンキホーテ、今は時間がないのでそのような事は後にやることを推奨する。」

 

 

「あ…。こ、これはすまなかった。ところで!管理人殿、そなたがここに来られたということは…例のウワサというものの退治であろう?」

 

 

〈そうだけどコッチの状況は話さなくてもいいの?〉

 

 

「構わぬ!当人もフェリシア君のため早急にこの問題を片付けたいのだ!」

 

 

「…おい、フェリシアのためってなんだよ?」

 

 

「待ってください…ヒースクリフさん…。」

 

 

 私たちがドンキホーテと情報を交換しているときマギウスの翼を蹴散らして来たヒースクリフとシンクレアが合流した。(シンクレアが出てきたとき、ほむらが凄い勢いでシンクレアのところに行ってたな、もしかしてT社の特異点を使ったのか?)

 

 

「そうなのであるどうやらフェリシア君も今回の水を飲んでしまったらしくカウントダウンが始まっているのだ…。だが心配することはない!あと残り3時間!ウワサの位置は当人が知っているので時間には余裕があるぞ!」

 

 

 ドンキホーテが言うにはフェリシアとはたまたま今日出会い、カウントダウンが発生しているのを発見したため一時的に協力してウワサを退治することにしたらしい。

 

 

「ほう、ショ・カだな。いいセンスだ。」

 

 

「ならば当人について来られよ!」

 

 

 そうして私たちはドンキホーテが知るウワサの本拠地に向かうことにした。

 

 

「ここに本当にウワサがいるんですか?」

 

 

「ここ下水道よね?」

 

 

「うむ!昨日当人が確認したところウワサの協力者であろうフクロウの出どころは間違いなくここである!恐らくこの先にウワサは間違いなくいる!」

 

 

「どっちだよ…。」

 

 

「曖昧。」

 

 

 そうして私たちは下水道を進み少しひらけた場所に出た時だった。

 

 

「想定以上に早い到着ですね。ウワサを嗅ぎ回る者たちよ。」

 

 

〈?!みんな何が来る!下がって!〉

 

 

 私たちの目の前に現れたのはマギウスの翼の組織員たちのようだった。違うところを挙げるならば被っているフードが2人だけ白いところだろうか?

 

 

「誰だよ、あんたら。見た感じアタシたちと同じ魔法少女みたいだけど。」

 

 

「私たちはマギウスの翼…いえこれはどうやら既に聞いているようですし省略させてもらいましょう。」

 

 

「あれが省略?本・省・知・無。」

 

 

「本当の省略を知らない無能だな、ですか?」

 

 

「無能とは…。まぁいいです、それよりも今はこちらを優先しましょう。」

 

 

「ねー。」

 

 

 そして白いフードを被った二人は私たちに交渉を始めた。

 

 

「環いろは、あなたは知っているはずです。『ドッペル』について。」

 

 

「ドッペル?」

 

 

「そうでございます。それは魔法少女の解放の証。そしてその『ドッペル』を使うためにはウワサは必須なのでございます。」

 

 

「フェリシア、あなたにとってもいいことがあるよ。この魔法少女の解放が終われば魔女は生まれなくなるんだよ。それってあなたの望む世界でもあるでしょ?」

 

 

「それは…」

 

 

 そう言われてフェリシアは黙ってしまった。

 

 

「つまり!ここまで来てもらって申し訳ないけどウワサにちょっかい出されても困るし帰ってほしいってこと。ね、月夜ちゃん。」

 

 

「ねー。」

 

 

「確かに…魔女のいない世界は理想的かもだけど、でもウワサの被害にあった人はどうなるの?」

 

 

「さぁ?それは私たちもよく知らないし…きっとマギウスの人なら知ってるんじゃないかな?」

 

 

 そうマギウスの翼の組織員が言った直後、言葉を出したのはドンキホーテだった。

 

 

「そなたらは…本気でそれを言っているのか…?」

 

 

「もちろん本気でございます。私たちの第一目標は魔法少女の解放。それを邪魔されるようでしたら何であれば排除するのでございます。」

 

 

「管理人…当人は…私は今すごく頭にきている。」

 

 

〈…戦闘に入る前に最後にもう一度説得してあげられる?一応全ての囚人を呼び寄せる準備をしておくから。〉

 

 

「分かった。マギウスの翼らよ!そなたらの目的はよく分かった!しかし!それは決して許されることではないことを理解しているのか!」

 

 

「許されないこと?どうしてそう言えるの?私たちはただ自分達の幸せのために活動しているだけ。それに何のおかしなところもないでしょ?」

 

 

「…そうか。ならば当人はそなたらの条件は飲めぬ!当人は…彼の者の夢を継ぐもの!ドンキホーテであるがゆえ!」

 

 

「そうですか。ならしょうがないですね、月夜ちゃん。」

 

 

「ねー。月咲ちゃん。」

 

 

〈みんな!来るよ!警戒して!〉

 

 

 そうして私は囚人に人格を被せ戦闘を開始した。

 

 

「暗器ですか。決闘にはふさわしくありませんが…、いいですよ。あ!そこに行くと頭にレイピアが刺さる…遅かったみたいですね。次!誰でもどうぞ。」

 

 

「シンクレアに近づかないで!」

 

 

 南部センク協会4課部長シンクレアとほむらは次々とお互いの戦闘方法で敵を倒していく。ある者はシンクレアとの決闘になすすべもなく身体のあちこちをレイピアに貫かれ、またある者はほむらの(どこから出したか分からない)ショットガンやらマシンガンやら爆弾やらで制圧されていく。

 あれ?神浜って銃刀法っていうのがあるんじゃなかったっけ?まぁ今まで囚人たちも武器を持ったまま探索していたし今更か。

 

 

 「クハハハ!愚かだ!愚かだな!たかがその程度の軍勢でワイルドハントを止められるものか!」

 

 

「おいヒース、なんか性格変わってるぞ…。」

 

 

 この世界に来てずっとお互い協力して生きてきたヒースクリフと杏子は始めて見るだろうワイルドハントとしてのヒースクリフを見て若干驚いてはいるがそれでもお互いがお互いを支援し合ういい連携が取れている。

 

 

「ホーネットショットガン、侵食度良好引き続き臨床実験を続ける。」

 

 

「あなた、以外にそういう武器も使えるのね。」

 

 

「命令されればやるだけだ。」

 

 

「サー!課長代理グレゴール!敵対者を無力化しました!」

 

 

 ムルソー、グレゴール、やちよの班もしっかり敵を制圧できている。数が多いからかムルソーのショットガンとの相性は抜群だ。

 

 

「フェリシア君、確かに気持ちは分かる。君にとって魔女のいない世界は最高な世界なのだろう?」

 

 

「それは…そうだけど。」

 

 

「しかし、聞いたかね?ほむら君のいる世界では、魔女が消えた代わりに、魔獣が発生してそうだ。それでも君は、そんな世界を、望むかね?」

 

 

 自分の考えに自信の持てないフェリシアを励ましつつ、東部センク協会3課ドンキホーテは次々に襲いかかる敵を得意の拳法で倒していく。

 

 

「でも!もしかしたら魔獣って奴らも出てこないかもじゃんか!」

 

 

「確かに!そうかも!しれぬな!だが!間違えなく!ウワサの!被害者は!増えるだろう!それは本当に!そなたが!望む世界か?」

 

 

「…そんなの、俺…嫌だぞ…。」

 

 

「ならば、やることは1つではないか?」

 

 

「…あぁ!」

 

 

「「理想を求めて邪魔なやつらをぶっ飛ばす!」」

 

 

 ドンキホーテの励ましによって元気を取り戻したからだろうか?フェリシアは魔法少女の姿に代わりその手に持った大きなハンマーで敵を吹き飛ばしていった。

 そうしている内に残った敵は月夜、月咲と呼ばれていた二人だけになった。

 

 

「残り時間、1時間半…。お願い!そこをどいて!私たちはウワサを倒さないといけないの!」

 

 

「そのお願いはいけないのでございます。」

 

 

「どうしても通りたいのなら、私たちを倒してから行くことだね。ね、月夜ちゃん。」

 

 

「ねー、月咲ちゃん。」

 

 

「交・決、あとはやることはわかってるないろは。」

 

 

「…はい!」

 

 

「私たちも他のマギウスの翼みたいに簡単に倒せるとは思わないでよね!」

 

 

「ねー!」

 

 

 ついに月夜、月咲と呼ばれた二人の外套が剥がれ、本格的に戦闘が始まろうとしていた。




まさかここまで長くなるとは…。このあとに天音姉妹戦とウワサ戦、ほんでエピローグまであるからな…せや前編後編に分けたろ。で、こうなりました許してください。
最近はX(旧Twitter)にもポストした方がいいんですかね?とか思いながら最近は書いてます。実際投稿したよポストやってる人おおいんかな…?
感想、評価、お気に入り、リクエスト、何でもお待ちしております。
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