愛と正義の名のもとにLCBが神浜にやってくる! 作:ゼロケン
マギレコはサ終直前始めて、サ終までに1章はクリアしたけど知識がおぼろげなことに書いてて気づいた…まどドラ始めようかな…。
謎の裏口から繋がっていたダンジョンを抜けるために私は囚人のみんなと出口らしきものに入っていった。
するとどこからともなく聞いたことのない声が話しかけてきた。
「運命を変えたいなら神浜市に来て」
「この町で…魔法少女は救われるから」
どう答えようか?
[私達は魔法少女ではないと伝える]
[話に乗って魔法少女を演じる]
→[私達は魔法少女ではないと伝える]
私達は魔法少女なんかじゃない、リンバスカンパニーの者だ。と正直に声の主に伝えた。
少しの沈黙のあと答えが返ってきた。
『…流れに沿わない回答は面倒になるからやめてほしいな』
私には聞き馴染みのある美しい声が返ってきた次の瞬間、私の周りに囚人達は一人、また一人と別の空間に消えて私一人になった。そして、
「運命を変えたいなら神浜市に来て」
「この町で…魔法少女は救われるから」
再び聞き馴染みのない声を聞いた後、私は、意識を失った。
ペナルティ発生!離脱した囚人の編成が不可になった。
私が意識を取り戻すと、そこは私達がいた謎のダンジョンではなく、もちろん慣れ親しんだバスの裏口でもなかった。
〈ここは…、いったいどこなんだ?〉
私は現状を把握するために急いで周りを見回すと、整った街並みに舗装された道路などK社の巣のような街に来たようだった。
〈そ、そういえばみんなは?!〉
私は急いで囚人達の名前を呼んだが返事は返ってこず、慌ててPDAを確認すると、
〈人格牌が無事なのは不幸中の幸いかな…〉
人格牌はかろうじてのこっていたが囚人達の部分には、皆が一時離脱したかのようにリンバスカンパニーのマークで染まっていた。
〈とりあえず、誰かにあって色々説明してもらわないと…〉
そうして私は一人、見知らぬ街を歩き始めた。
………しばらくして………
〈まずい、もう日が落ちかけてる…〉
私は必死にみんなを探していたが、運悪く囚人どころか人にも出会えず、この街で始めての夜を迎えようとしていた。
〈ええっと、こういうときはどうしたらいいのか…〉
そうして次の行動を考えていた時、
「あ、あの!すいません!ちょっといいですか?」
〈どうしたの?私になにか用?〉
「えぇ!?頭が時計になってる?」
ようやく私はこの街で初めて人に会うことができた。
〈えっと、私少しの道に迷ってて、もしよかったら人の多いところまで道案内してくれると助かるんだけど…〉
私は違和感のないように状況を説明した。
「えっと…、なんだかカチコチ鳴ってるけど、どうしよう…?」
私の声は囚人以外には時計の音にしか聞こえないことを忘れていた。
そこから私は必死に身振り手振りで、状況を伝えようとしたが、
〈私!友達とはぐれた!とても困ってる!〉
「こ、この時計を外せば話せるようになるのかな?」
〈!!〉
「とりあえず、えい!」
〈うわー!痛い痛い!やめてー!〉
「あれ?全然外れない…もっと力を込めて…」
〈やめてやめて!ばくはつする!ばくはつする!〉
そんなこんながありつつ、なんとか状況を理解してもらえた。
「つまり…駅に行きたいけど道に迷ってて困ってるってことですか?」
…なんだか勘違いしてるみたいだけど。
「大丈夫だと思います。ちゃんと私が駅まで送りますから!」
〈うん、ありがとうね〉
「私、環いろはっていいます。よろしくお願いしますね時計さん!」
そうして私達は、二人で行動していたのだが…
「えっと…多分こっちにいけば大通りに出るはず…」
〈ねぇいろはさん、その地図…上下逆さまじゃない?〉
私はいろはの持っている地図(スマホという機械の中に入っているらしい)を見ながら進言するが、
「だ、大丈夫です!きっと今度こそ駅に着きますから…。」
とそうこうしているうちに日はもう半分は暮れていた。
「うぅ…、私が頑張らないとなのに…」
〈いやいや、ここまで見ず知らずの私のために協力してくれるだけでもありがたいよ!そんなに落ち込まないで!〉
「モキュキュ!」
〈ん?モキュ?〉
そうして声のした方角を見るとなんだか小さい猫のような動物がいた。
「え…?あ!キュゥべぇ!」
〈キュゥべぇ?〉
「モキュ〜!」
「あっ!待って!」
キュゥべぇ、と呼ばれた小動物は私達があたふたしている隙にみるみる離れていった。
「えっと、時計さん。もし良かったら駅に行くのあの子を捕まえてからでもいいですか?私、あの子に呼ばれた気がしてこの街に来たんです。」
〈いろはの目的があのキュゥべぇ?なら私の駅に行くのは後回しでも構わないよ。〉
そう言って私は頷いた。
「ありがとうございます!時計さん!」
そうして私達は急いで追いかけたが、中々追いつけない。あちらはこの街の地形を把握しているのか、私達が必死に追いかけても距離が縮まるどころか、逆に離されてる気にもなるほどだ。
「時計さん!キュゥべぇがそっちに行きました!」
〈いい加減に…大人しくして!〉
「モキュ〜!」
〈また逃げた!〉
そうしている時だった。
周りは夜の公園だったにも関わらず一瞬にしてメルヘンな不気味な場所に変貌した。
「時計さん!大丈夫ですか!?」
〈私は大丈夫、でもこれは…〉
「そんな…これは…」
「魔女の結界!」〈ねじれの心象ダンジョンかな?〉
私達はお互い思ったことを言い合っていた。
〈どうしようか…近くに囚人もいないし、私は戦えないし…〉
そう考えていた時、
「時計さん!私から絶対に離れないでください!」
といろはが言った。
〈えっと…どうしてかな?〉
「あの…今から見ることは周りには言わないでくださいね。」
そう言うといろははおもむろに手のひら大の宝石のようなものを取り出した。そして次の瞬間には…
「…よし!」
服装が制服から黒い半透明のボディスーツにピンク色のフードと服装がガラリと変わっていて、そして右腕にはクロスボウが付いていた。
〈いろは…、君は一体…?〉
「黙っててごめんなさい時計さん。私実は魔法少女なんです。」
魔法少女、確かダンジョンを出る前に聞いた声もそんなこと言ってたっけ?
「今からこの結界の中を探索します。この結界内には魔女の使い魔…、簡単に言えば怪物がいるので私がいるので大丈夫だとは思いますけど念のため時計さんも警戒しておいてください。」
〈分かった。じゃあこの場所からの脱出は任せるね。〉
私は再び頷き魔女の結界と呼ばれるこの場所の探索を開始した。
そうしてあまりしないうちに、ソレと出会った。
〈いろはさん!あれが使い魔っていうやつなの?〉
「え?あ、はい!」
「!!!?!!!?」
どうやらあちらもこちらに気づいたようで徐々にこちらににじり寄ってきている。見た目は大きな玉が3つ4つ縦にくっついたような感じだ。
「当たって!」
次の瞬間、いろはの腕に付けられたクロスボウから光の矢が放たれ使い魔に当たった。だがあまり効いてはいないようだ。
「まだ!」「終わり!」
続けざまにもう一発、二発といろはは矢を放っているがやはり決定打には何かが足りてないようだ。
〈いろはさん!相手が何か仕掛けてくる!〉
私の言葉は理解できないだろうがそれでも私は伝えずにはいられなかった。すると使い魔と言われた存在はその身体を分裂させ、
体の一部だった玉をいろはに向かって飛ばしてきた。
「きゃあ!」
〈いろはさん!急いで回避か、防御を!〉
だが一度食らえばもう遅かった。いろはは立て直す余裕もなく連続で使い魔の攻撃を食らっていた。しかもこちらの攻撃と違い、使い魔の攻撃はいろはを着実に追い詰めていた。
「くっ…私が、時計さんを守らないといけないのに…」
〈いろはさん!一度撤退しよう!〉
「!!?!?!」
そうして私が急いでいろはを連れて逃げようとした時、いろはに向かって再び使い魔が攻撃を仕掛けようとしていたその時だった。
「ほう、時・ヅ、何だか面白そうなことに巻き込まれてるな。」
〈この特徴的な省略は…!〉
そして私が声のした方に目をやる間もなく、数度の剣閃が使い魔を切り裂いた。
「おい、そこのピ・フは何もんだ?」
「えっと…私は、環いろはって言います。あなたは…ってわ、私!?」
〈良秀、その顔!ど、どうなってるんだ?〉
私達が見たのは、リンバスカンパニーの制服を着て、白い鞘に収められた大きな刀を持った………環いろはだった。
だが良秀の特徴の一つである真っ赤な目はそのままの環いろはである。
「は?何・言?俺がお前なわけないだろ、それに時・ヅ…ついに時計になった弊害でド・イたのか?」
〈いやいや、良秀この街に来て自分の顔見た?〉
「んにゃ見てねぇな…と、それよりこいつら何とかするのが先か。」
そう言って良秀が振り返ると先ほどの使い魔がワラワラと現れて
いた。
「おい、ピ・フ、少し時・ヅの近くにいろ、こいつらは俺たちで何とかする。」
〈俺たちって、良秀以外にも誰かいるの?〉
「あぁ、俺がこの場所で芸・鑑してたら話しかけてきた奴がいてな…おい、青・魔・少、出番だぞ。」
「その呼び方…、どうにかならないの?」
「ならねぇな。」
そう言うと良秀が来た方角からもう一人の人影が現れた。(良秀の言い草から彼女も魔法少女なんだろうか?)
「そこのあなた、早く神浜を去りなさい…、これは警告よ。」
戦闘を始める前に私の後ろにいたいろはに向かってその少女はそう呟いた。
「時・ヅ、早く人・被、そんで指揮だ。分かったな?」
〈うん、分かった。〉
私はPDAを見つめ、再びもとに戻った良秀の場所に人格牌を置いた。
〈準備はいい?良秀。〉
「あぁ、とっとと始めるぞ。」
「!?!?」
「良秀!気をつけなさい!」
私の知らない魔法少女が良秀に警戒を促した。だが、
「!!!???」
「この程度か、つまらんな。」
そこには先ほどの良秀と違い、片手に骸骨のついた槌、もう片方にはたくさんの目がついた棍棒が握られ襲いかかってきた使い魔を吹き飛ばしていた。
「さぁ、食事の時間だく・ヅ、さっさとやるぞしゃ・こ。」
「あなた…一体何者なの?」
そう青い魔法少女が呟いたときには、良秀は両手に持ったロボトミーEGO:赤目・懺悔を振り回し次々来る使い魔を攻撃を防ぎ、続けざまに殴り、なぎ倒していた。
〈良秀!そのままガチでドタマを割れる?〉
「簡単すぎてやりたくないが、まぁいいだろう!
行くぞ!蜘蛛ヅラ!しゃれこうべ!」
「!?!?!?」
「おい!時・ヅ!そっから出られるぞ!青・魔もこっちに来い!」
〈分かった!〉
「了解よ!」
そうして良秀ともう一人の魔法少女のおかげで私達は何とか魔女の結界から脱出できた。
〈はぁ、はぁ…いろはさん、大丈夫?〉
〈時・ヅがピ・フに向かって大丈夫か聞いてるな。」
「はぁ…はぁ…、はい…何とか大丈夫です…。」
「…、それじゃあ私はこれで、あとさっきも言ったけど早くこの街から去りなさい…次は容赦しないから。」
そう言って青い魔法少女は去っていった。
それとほぼ同時だったが、
「あれ?アタシ、来るの遅かった?」
「また新・魔・少の登場か…。良かったな、時・ヅ。」
〈私のこと何だと思ってるの…良秀…。〉
他の囚人の皆と合流するのはまだまだ先になりそうだ…。
良秀のセリフ考えるの楽しいね。
これからも囚人は一人ずつ合流させようと考えています。(いっぺんにたくさんの登場人物を出すとまだ大変だから)
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