愛と正義の名のもとにLCBが神浜にやってくる!   作:ゼロケン

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昨日のうちに本編の続きを書いておきながら寝オチし、今朝は寝坊…その上投稿をし忘れる者などお前一人だろう。お前は小説家の恥だ。ボニャッテッリ家は作者から愛を取り上げる。


本当にすんませんでした。


キュゥべぇとの接触で起きたいろはの変化とダンテの決意、そして新たな事件について

 

 

「どうして私、こんなに大事なことを忘れてたんだろう…。」

 

 

打ち上げから少しした後、私達は先日のお礼もかねて調整屋に来ていた。再びいろはには調整が施され、イシュメールに調整屋がイタズラを仕掛けようとして、イシュメールのスライディングをもろに食らうなど色々あったがその後いろはがキュゥべぇに触れた。するとどうやら失っていた記憶があったらしくそれについて私達に話してくれた。

 

 

「私には『環うい』っていう妹がいたはずなんです。」

 

 

その内容はいろはには妹がいたはずだがこの世界からその妹がいた証拠が全て消えているということだった。

 

 

「でもそれってぇ、いろはちゃんに何かの理由があって植え付けられたウソの記憶かもしれないわよぉ?」

 

 

「私も今のところそう思うわ。なんてったって環さんに妹がいた確証が取れないし、このキュゥべぇがアナタを利用するために記憶を改竄したと考えるほうがつじつまが合うもの。」

 

 

「そんな…!」

 

 

確かに調整屋さんややちよの言っていることのほうが現状事実に近い。だからかそれ以上いろはは反論できなかった。

 

 

「でも記憶が改竄されたって確証もありませんよ。」

 

 

「どうしてそう言えるのぉ?イシュメールちゃん?」

 

 

「概・焼…。そういうブツが俺達のいた世界…都市にはあったのさ…。」

 

 

〈あ…。〉

 

 

そうか、確かに概念焼却機ならいろはの言っていることが可能だろう。

 

 

「でもそんなものを使われる可能性の方が低いんじゃない?」

 

 

「確かに、概念焼却機なんて面倒なものを使わなくても記憶消去の方が楽ですもんね。」

 

 

そう、イシュメールの言う通りいろはの妹であるういに概念焼却機が使われたと考えるなら、なぜそんなものを使う必要があったのか?それだけが気がかりだ。

 

 

「でも…、私はこの記憶を信じたいです。この記憶が私がこの神浜に来た真の理由に繋がる唯一の手がかりだとしか私には考えられないんです。」

 

 

「…。」

 

 

その言葉を聞いて良秀にも思うところがあったのだろう。少し風にあたってくると調整屋を出ていってしまった。

私はどうすべきなんだろう…。そんなことを考えていた時だった。

 

 

『おい、時計ヅラ。』

 

 

《どうしたの、ヒースクリフ?》

 

 

あれはワザリングハイツでの出来事の直後だったはず。私達はいつものようにバスに揺られながら、次のねじれの制圧に向かっていた時ヒースクリフが私に話しかけてきたのだ。

 

 

『もしもの話だ、これから先、俺だけが知るキャシーみてぇにソイツしか知らない記憶をソイツが事実だって言い張ったらあんさんはどうする?』

 

 

《…。》

 

 

難しい質問だった。私にもキャシーとヒースクリフとのあの出来事の記憶があるからヒースクリフの持っている記憶は嘘ではないと断言できるが、もし私すら知らないその人だけが知っている記憶を信じるか、と聞かれたのだ。

 

 

《どうだろう…、私は管理人だからみんなが自分しか知らない記憶があるって言われたら私は信じるけど、もしそれが他人なら…。》

 

 

『夢でも見たか、てめぇのドタマがイカれただけだろって冗談半分にソイツを笑いながら話を聞くのか?』

 

 

その声はヒースクリフにしては酷く寂しそうで、まるでその他人が自分であるかのように語っていた。

その姿は見ているだけでも孤独ゆえに辛そうででも誰にも助けてもらえない、いや誰にも助けられないがゆえ私はヒースクリフに約束をした。必ず守る、約束を。

 

 

《いや…、今回のようなこともこの都市にはきっと多いはずだよ。仮に都市じゃない別の世界でもきっとあり得ない話じゃないって私は思う。》

 

 

 

『あんさん…。』

 

 

《ヒースクリフ、私はきっとこれから君みたいな人にあったらまずは信じてあげようと思うよ。それでその人の辛さなんかが少しでも軽くなるのなら。》

 

 

『…。』

 

 

『はぁ、お話の途中失礼しますダンテ。もうまもなく次の目標地点です。バスから下車するので囚人を集め準備をさせるようお願いします。』

 

 

《わかったよ。》

 

 

そうしてヴェルギリウスの言葉通り私は囚人をまとめようとした。

 

 

『おい、時計ヅラ…、あんがとよ。少し気が晴れたさ。』

 

 

ヒースクリフは私の背中をバンッと叩き、remember、と書き直されたバットを取りに行ってたっけ。

 

 

「…さん、管理人さん、ダンテ!」

 

 

〈あ、ごめん。少し考え事してた。〉

 

 

どうやら周りでは記憶改竄の可能性が高い、という話で進んでいるようだ。

 

 

〈ごめんイシュメール、少しだけ私の話をみんなに伝えてもらってもいいかな?〉

 

 

「え?まぁ、いいですけど。」

 

 

そうして私はイシュメールを通して私の意見を伝えた。

彼との約束を果たすために。

 

 

〈「私は、いろはさんの記憶を信じようと思ってるんだ。確かにみんなの言うとおり、今のところいろはさんの記憶が改竄されたって考えるほうが自然だよね。でも、私は知ってるんだ。いろはさんのように自分しか知らない記憶を持っている人を。」〉

 

 

私は、もう一度ヒースクリフとの交流を思い出しながら言葉を紡いだ。

 

 

〈「もちろん私はその人持っている記憶のことを信じてるし、仮にその記憶さえもなくなったってそれ以上の強い絆があれば、きっとその記憶や絆で繋がっている人にもいつか会えると思ってるんだ。」〉

 

 

今、外で風にあたっているだろうたった一人の娘のために自身の記憶すらも犠牲にし戦い続け、結果として大切な娘との記憶すら忘れたがそれ以上の娘との断ち切れない絆を得た囚人を思いながら、私は最後の意志を語った。

 

 

〈「きっといろはさんの記憶の中にいるういさんも何かの原因があって今この世界からは抹消されているのかもしれないね。でも仮に抹消されていたとしてもきっと取り戻す方法は残っているはずだよ。だっていろはさんがその記憶を信じているんだから。だから私はこれからもいろはさんに協力するよ。全力でね。」〉

 

 

「そう言わなかったたらてめぇを縦にマジ・切するとこだったさ。」

 

 

夜風に当たっていた良秀が今帰ったようだ。

 

 

「おいいろは、お前は絶対に断ち切るなよ。ちゃんと記憶があるのならな。」

 

 

そう言って良秀はしばらく何も言わずにいろはの頭をぐしぐしと撫でた。それに阿頼耶識もこの街に来て一番揺れ動いていた。

 

 

〈イシュメールもそれでいいかな?〉

 

 

「えぇ、私は大丈夫です、管理人さん。」

 

 

「七・や、後はお前だけさ。」

 

 

「やちよさん…。」

 

 

良秀がやちよに話を向けると、いろはは良秀に自分の記憶のことについて肯定され安心していたようだが、やちよのほうを見て再び顔に不安の色を浮かべていた。

 

 

「分かったわ。でも私がするのは最低限の協力だけだからそれだけは理解しておいて。」

 

 

「フッ、長・物・巻。」

 

 

そうして私達はやちよにも協力してもらうことができ、みかづき荘を拠点にいろはの妹、ういについて調べることになった。

 

 

 

とは言っても、日中はいろはもやちよも学生らしく学校があるので記憶の手がかりを探すのは難しく、私と良秀で街の探索と魔女の結界の捜索、イシュメールはバイトで生活費の獲得という分担になった。

 

 

「良秀さん!時計さん!待ちましたか?」

 

 

「いいや時・ピ、完璧だ。」

 

 

今日の夕方からはいろは、良秀、そして私の3人で記憶の手がかりを探すことになっていた。

 

 

「お!いろはちゃんにダンテさんに良秀ちゃん!おーい!」

 

 

「お、十・もじゃねぇか。」

 

 

本来ならこのまま待ちの人への聞き込みなどをする予定だったが偶然出会ったももこと共に街の探索に行くことになった。

 

 

「いや〜、ダンテさんの頭が時計だから遠くから見てもすぐに分かるね。あ、そういえばいろはちゃん、うちの学校に来たんだよね、仲良くしようね、あ!友達はもうできたかな?良秀ちゃんはどこの学校に通ってるのかな?」

 

 

「質・ラ。」

 

 

「あ、あはは…。」

 

 

久しぶりに私達に会えて嬉しいのかももこは立て続けに話しかけてきた。

 

 

「おい、お前チ・仲はどうした?前も七・やに言われてたが、また放・単・行・中なのか?」

 

 

「いやいや今はそのチームの魔法少女と合流しようとしてるとこ。もしよかったら一緒にどう?意外と気が合うかもよ?」

 

 

〈知り合いを増やすことは悪いことでもないしいいんじゃないかな?〉

 

 

「はい、私もももこさんと一緒に行くのに賛成です。」

 

 

「ラ・エ・イか。いいものだといいな。」

 

 

そうして私達はももこに連れられてゲームセンターへと向かった。

そして私達は、ゲームセンターに着いたのだが中では喧嘩が行われていた。

 

 

「かえでのバカ!もう知らない!」

 

 

「こっちだってもうレナちゃんのことなんて知らないもん!」

 

 

「あちゃ〜、こりゃ今日は一段とヒドイな…。」

 

 

「あれ?かえでちゃん?」

 

 

「ふゆっ?!あ、あの時の…」

 

 

「知り合いか?」

 

 

「はい。時計さんと会う前にこの街で初めて会った魔法少女なんです。」

 

 

「ほう、魔・少にしちゃ、リン・カン入りたてのシンみてぇだな。」

 

 

〈まぁ、私達の見てきた魔法少女だってまだ片手で数えられるくらいだからあんまりアテにならないけどね…。〉

 

 

「かえで〜!まだ話は終わってないわよ!」

 

 

「何度言ったってレナちゃんが悪いんだよぉ!」

 

 

そうして2人の魔法少女の喧嘩はされにエスカレートしていった。

それを見るに耐えかねたのか、ももこは二人の間に割って入った。

 

 

「ほらほら、2人とも落ち着こう、な?ほらいつものみたいに仲直りを…」

 

 

「ももこには関係ないじゃない!」

 

 

どうやらかえでと言い争っている魔法少女(さっきかえでがレナちゃんとか言ってたっけ?)はかなり頭に血がのぼってるのか冷静な判断ができない状態のようだ。

 

 

「はわわ…、ど、どうしましょう良秀さん…。」

 

 

「もうすこし見物すっか。」

 

 

「だめですよ?!」

 

 

「良・ツ、いろは、お前芸人でも目指してんのか?」

 

 

こっちはこっちで漫才が始まってるし…。

 

 

〈あぁ、もうめちゃくちゃ…〉

 

 

そうして私が呆れかけたときだった。

 

 

「もういい!かえで!アンタとは絶交よ!」

 

 

「おいレナ、さすがに絶交は言い過ぎだろ…。」

 

 

「ふゆっ!?い、いいもん…、私だってレナちゃんと絶交するもん!」

 

 

「おいおいかえでまで…。」

 

 

そうして一瞬間をおいてももこは話を続けた。

 

 

「知らないのか?最近ちまたで噂の『絶交ルール』を。」

 

 

「あ、これラ・エ・イじゃねぇ。メ・スだな。」

 

 

「言ってる場合ですか!?」

 

 

なんだか私達はまた事件に巻き込まれそうだ。




作者が昨日寝オチしたせいで投稿が遅れてしまったことを深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
作者の活動報告に本小説のリクエスト欄を開設させていただきました。リクエストがありましたら作者のページから飛んで頂いてそこに返信していただけると作者が参考に致します。詳しくは活動報告に書いておきましたのでそちらの方の拝見をよろしくお願いします。
感想、評価なんでもお待ちしておりますのでお気軽にお書きください。(誤字脱字報告もよろしくお願いします!)
長文失礼しました。

番外編書くとしたら何がいいですか?

  • オリジナル人格ストーリー
  • 他の囚人は今何してるの?
  • 作者がひたすら推しを語るだけ
  • 要らん、本・続・求
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