愛と正義の名のもとにLCBが神浜にやってくる!   作:ゼロケン

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はい…、何も思い浮かびませんでした…。いや思い浮かびはしたんすよ、ただ何か納得いかなくって…。ん?作者やったなって?はい、やっちまいましたよ。
ただできる限り番外編で繋いで行くので失踪はないと思います…、多分…。


番外編:イシュメールのバイト先

あの扉を通って次に気がついたら、私は見たこともない街に私一人でいました。ここが都市のどこなのか、ダンテや他の囚人とは会えるのか、普通はそんなことを考えるんでしょうね。だけど私が考えていたのは、

 

 

(これって私、無断欠勤扱いで対処されるんですかね?)

 

 

自分でも驚くほどに冷静だったんです。いや、気が動転しまくった結果こんなことを考えていると考えるほうが自然か…。そうなことを考えつつ私はこの街を歩き回っていました。

 

 

「ねぇ、あの人って…」  「いやいや、まさか本人じゃないでしょ…」

 

 

私が昼間だからか物静かな住宅街から仕事中のサラリーマンや学生、その他私の知る都市には見たこともない制服を着た人やよく分からない服装の人など多くの人で賑わっている繁華街に行きました。そしてどうやら私はなぜか誰かと勘違いされてるみたいだったんですよね。

 

 

(多分ここなら…、あ、ありますね。)

 

 

私が探していたのは道を尋ねられる場所(後から知りましたがこの世界では交番と言うそうです)、そこに入ってここがどこなのかなどの情報を知りたかったんです。

 

 

「すいません、誰かいますか?」

 

 

「はいはい、何でしょうかね…って七海やちよ!?本人!?」

 

 

「はい?私はイシュメールですけど?」

 

 

「いしゅめーる?外人さんかね?いや〜にしても顔立ちが双子くらい似てるな…」

 

 

どうやら私はここにいる七海さんと間違われていたみたいなんです。今考えると当然ですよね。なんの理由かは知らないですけど私はこの世界では七海さんとほとんど同じなんですから。

 

 

「あの…、そろそろ私の話を聞いてくれますか?」

 

 

「え?あ〜はいはいごめんなさいね、一人で盛り上がっちゃって」

 

 

「いや、話を聞いてる限りその七海さんって人、かなりの有名人みたいですから似てる人がいたら驚くのも当然でしょうし。」

 

 

それから私はその交番にいる警察官(恐らく翼の1級か2級職員かと思っていましたがこの世界では翼なんてものがなくて国の公務員らしいですよ)にこの神浜のことや色々な情報について教えてもらったんです。

 

 

「なるほど…、となると管理人さんと会うのはかなり厳しいか…。」

 

 

「あの…、これで大丈夫かね?イシュメールさん?」

 

 

「え、あ、はい。ありがとうございます。」

 

 

そうして私は見せてもらった地図をたよりに街を回ってみることにしたんです。

 

 

(当面の目標は管理人さんとの合流と生活費、あと宿泊先の確保…まぁこれくらいでしょうか?)

 

 

私はそんなことを考えつつ街をぶらついていたら声をかけられたんです。

 

 

「おや、七海くんじゃないか、こんなところにいるなんて珍しいな。」

 

 

「はぁ…。」

 

 

私はこれから毎回間違われるのかと思いながら最初はシカトを決め込もうと思ったのですがなんだか嫌な予感がしたので話かけてきた人にあらかた私の事情を伝えたんです。

 

 

「なるほど…世の中にはまだ自分の知らないことも多いのだな。」

 

 

「何でまだ若そうなのにそんなに達観してるんですか…。」

 

 

その人の名前は和泉十七夜。今私の働いてるバイト先の先輩にあたる人ですね。

え?私のバイト先の話が知りたい?話さないといけないんですか?私としては秘密にしておきたいんですけど…。私の声は囚人以外には聞こえないから大丈夫?そんなに聞きたいんですか…、まぁそこまで言うなら話しますよ。

 

 

「ところでイシュメール君、君働き口を探しているようだな?」

 

 

「はい、さっきそう言ったじゃないですか。」

 

 

「私のバイト先で働いてみる気はないか?給金は保証するぞ。」

 

 

「内容にもよりますけど…、まぁ今は四の五の言ってられないか。」

 

 

そうして私は和泉さんについていったんです。

 

 

「ここは…、喫茶店ですか?それにしてはなんだか派手な気がするんですけど…」

 

 

「気にするなイシュメール君、店長には私から説明をしておくから少しここで待っていてれるか?」

 

 

「えぇ、大丈夫ですよ。」

 

 

そうして私は和泉さんの働く喫茶店で働くことになったんですけど…、

 

 

「ほ、本当にこれを言うんですか!?冗談ですよね…?」

 

 

「当然だろう?それがここでの業務内容さ。さぁどんどんご主人様は来るんだ、接客は迅速かつ、正確に、だぞ。」

 

 

(そんな良秀さんみたいなこと言われても…。)

 

 

…、そうして私はエドガー家のバトラーのような服装(メイド、とこちらでは一般的に言われてるらしいです、まぁ都市でも言いましすね)で接待を開始しました。

 

 

「お、お帰りなさいませ…、ご主人様。」

 

 

「ん?君は新人かな?」

 

 

「はい、今日から入りました、名前はイシュメー…」

 

 

「ちょちょちょ、だめだってここで本名言うのは…まぁた適当に説明したなあの店長…。」

 

 

私が最初に接待したのはどうやらこの店の常連らしく私にこの店の細かいルールを教えてくれました。(というかこれ、完全に店側の業務ですよね…。忙しいのは分かるけど新人教育くらいには時間割きましょうよ…)

 

 

「とまぁ、これくらいかな?大丈夫?」

 

 

「はい、もう大丈夫です。」

 

 

「そう。じゃあイッシュッシュ、注文しても大丈夫かな?」

 

 

「はい、問題ないですよ。」

 

 

「イッシュッシュは事務的だなぁ。」

 

 

そんなこんながありつつ私はその店で仕事をこなしました。あとその店の仮眠室を宿泊施設代わりにしてましたね。え?もう少し詳しく知りたい?そりゃ、確かにお客さんにもおいしくなる魔法の言葉?とか言うのはやりましたけど…やりませんよ!

あぁ、あとこれも話しとくべきですかね?

あれはちょうど管理人さんに会った日の午前中の出来事でした。

 

 

「お帰りなさいませ、ご主人様。」

 

 

「すいません、二人なんですけど大丈夫ですかね?」

 

 

「はい、じゃあ席に案内しますね。」

 

 

その日の午前中もいつもの如くお客さんを席に案内して、注文聞いて、魔法の言葉言って…だからやりませんって!しつこいですよ!はぁ、で、そんなときでしたよ、アイツらが来たのは…、

 

 

「ふぅ、ある程度ホールは片付きましたね…。」

 

 

「驚いたぞ、ここまで短期間にメイドとしての技術を上げるとは…しかも事務的ため息系メイドという独自設定を作り固定客まで…、私でも一ヶ月はかかったぞ。」

 

 

「和泉さんもすごいですけどね、よくこんなとこで働いて疲れの1つも見せないなんて。」

 

 

「はは、それは慣れというものさイシュメール君。」

 

 

「そんなもんですかね?」

 

 

ある程度昼のお客さんが減って裏に戻って和泉さんと談笑しつつ、休憩してたんですよ、でまた少しずつお客さんが増えてきてさて、午後からも頑張ろうか、なんて思ってたときに

 

 

「おいてめぇら!よく聞け!俺達は強盗だ!大人しくしねぇと命はねぇぞ!」

 

 

黒尽くめの男が3人一人は拳銃、そして残りはナイフか何かを持って私達の喫茶に入ったんです…、今思ったんですけど普通強盗ってもっとお金が集まるところに来ません?確かにあの日はいつも以上にお客さん来てましたけど…。

 

 

「なんですかあれ?裏路地のチンピラにしか見えないんですけど」

 

 

「驚いたぞ…。あんな典型的な強盗が今のこの神浜にいるとは…。」

 

 

「おいそこのメイドこっちに来い!」

 

 

「…、え、私ですか?」

 

 

「すまないイシュメール君、ここは大人しく従ってくれ。すぐに助けを呼ぶから、今ここでお客さん達に手を出されたら困る…。」

 

 

ま、ここでの和泉さんの判断は当然ですよね。私だって和泉さんの立場ならここは大人しく従うほうがいいと思いますし。

ま、私はその時ちょうどいいサンドバッグが来たな程度にしか思ってなかったんですけど。

 

 

「はぁ、分かりましたよ行けばいいんでしょ、少し待っててください。」

 

 

「そ、そうだ!早く来い!」

 

 

「ま、アナタ達には私を人質には取れないでしょうけど…ね!」

 

 

「…?テメェ!何やってグフッ!」

 

 

私はたまたま机のうえに置いてあった配膳用の金属トレーをおもいっきりその男達のうち、拳銃を持っている人に投げつけたんです。そしたら思いのほかいいところに入ってしばらく悶絶してましたね、面白かったですよ。

 

 

「和泉さん、私のロッカーから荷物を取ってくれませんか?開けたら分かると思いますので。」

 

 

「え、あ、あぁ!任せておけ!」

 

 

「テメェ!よくも!」   「死にてぇようだな!」

 

 

「動きが遅いんですよ!」

 

 

なんでチンピラって小さいナイフを上に大きく振り上げるんですかね?普通に刺突の方が速いし効果的だと思うんですけど、まぁそれはいいとしてそのチンピラの部下は私にナイフを振りかざしてきたんですけどそこまで脅威でも無かったのでささっと受け止めてお返しに蹴りを入れ込んだんです。え?どこにって?そりゃあ相手が男なら蹴りを入れるところは1つしかないでしょう?

 

 

「イシュメール君!これか!?」

 

 

「はい、それこっちに投げてください!」

 

 

「させるかよ!」

 

 

このときは少し危なかったですね…。私の荷物を受け取るためとはいえ少し相手に無防備を晒していましたし…。今思うと改善すべき点ですね。

 

 

「はぁ、もう少し学習しましょうよ。さっきそれでそこで泡吹いて倒れてる人が失敗してたでしょう?」

 

 

「な!なんなんだよその盾と…槌は!?」

 

 

「はぁ、なんでもいいでしょう?大人しく寝ててください。」

 

 

「そ、そんなわけにわいかねゴファッ!」

 

 

チンピラはま〜た私にナイフを振り下ろそうとしたので私は荷物から出した盾で受け止めました。そして、私は気を失う程度に胸に向かってメイクを振りました。でも少しやりすぎましたね。人がいなかったからいいものの、机の方に男がとんでいってしまいました。

 

 

「おい…、そこの女!動くんじゃねぇぞ…。テメェに体に風穴空けられたくなかったらな!」

 

 

でも私が二人を制圧している間にあと一人が、復帰しちゃったんですよね。まぁ、結局チンピラが一人混乱から立ち直ってもあまり意味はなかったんですけど。

 

 

「そのまま大人しくしてろ…、おい!誰かこのバッグに金を詰めろ!急げ!」

 

 

「あなた、銃を突きつけてるからってよそ見するなんて…、アホなんですか?それくらいチンピラにでも分かりそうですけど…。」

 

 

「はぁ!?あ、あの女、どこ行きやがった。」

 

 

「ここですよっと。」

 

 

「え?うわぁ!?」

 

 

そうして私は、最後のチンピラをスライディングで転倒させてそのまま荷物の中の縄できつーく縛り付けたんです。もちろん、残りの2人も。

 

 

「ふぅ、これで終わりですかね?」

 

 

「イシュメール君!無事か!もうすぐ警察が…、イシュメール君…もしかして…殺っちゃったか?」

 

 

「殺ってないですよ!?」

 

 

そうして私は和泉さんと警察が来るまでチンピラを見張って、警察が来たのでその頭の悪いチンピラ3人を引き渡してその日の午後の営業はさすがに中止になったのであの日、私は行ったことのない方に行こうかなっと思って散歩してたら管理人さんに会ったんです。

あとこれは余談なんですが、このことが最近知れ渡ったのかあの喫茶での私のキャラ設定がまた変わったんです。

ため息多めで事務的、でも頼れるかっこいいメイド…、あと足クセが悪い。私のことあの店はなんだと思ってるですかね?一応私のおかげでけが人一人なくチンピラ撃退できたんですけど…。あと私に蹴られたいっていうお客さんが増えましたね…。はぁ。

 

 

 

そうしてイシュメールは、私との面談を終え、自身の部屋に戻っていった。

 

 

〈もしかして、この世界、意外と変態が多いのかな?〉

 

 

私はイシュメールの話を聞いてそんなことを考えていた。




十七夜さんがなぎたんならイシュメールはイッシュッシュでしょ…。
皆さん、リンバス鏡6号線出ましたね…。やりましたかね?著者はこれ書いたあとにやろうと思っているのでもしかしたら屈折鉄道に手こずって投稿が一週間くらいできないかもですがそこは暖かい目で見守ってもらえると幸いです…。
感想、評価なんでもお待ちしております。
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番外編書くとしたら何がいいですか?

  • オリジナル人格ストーリー
  • 他の囚人は今何してるの?
  • 作者がひたすら推しを語るだけ
  • 要らん、本・続・求
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