初投稿で拙いと思いますが、がんばります。
絶え間ない努力が才能を超えると思うか?
そもそもそういった問い自体が心の奥底で敵わないと認めてしまっているのかもしれない。
持たざるものが生まれつき持っている壁を超えることができるか?
……その壁を、俺はいつかは超えることができると信じている
だってそうだろう、
持たざるものが最後まで持たざるものなのならば生まれた時点で優劣が着く、と認めているようなものだろう。
だがきっと俺は……そう思ったとこで俺は考えるのをやめた。
高度育成高等学校。
未来ある若者を育て上げるため国が作った国の育成機関
―そんな場所に俺こと滝谷 廉は降り立った。
「3年間一切外と関わることができないと聞いていたが、思ったより普通の学校なんだな」
そんな感想を第一に思い浮かんだ。
監獄とか、監視カメラがあちらこちらにあるような場所なのかと身構えたが、意外と普通で安心した。
「俺のクラスは……」と確認しようとしたタイミングで別の奴がCクラスの掲示板を確認する。
そいつは確認した後すぐに学校に赴いた。
「赤髪で目つきが悪いとかヤンキーかよ、と」
あれと関わることはないだろうが関わったら大変になりそうだな、と直感で思ったのだった。
廊下を歩き階段を上っていく中で俺はある点に気がついた。
「多い、な」
そう、不自然なくらいカメラがいたるところに設置されていた。
「監視カメラを置くだけなら数個でいいはずだ。なんでこんなにーーって考えるだけ無駄か」
入学したばかりで周囲を見る余裕がなかったのかもしれないが、不自然なくらいカメラが大量に設置されていた。
単純に俺たちを出したくない、ってことも考えれるがこんな大量に置く以上何かしら理由があると思った方がいいだろう。
「ずっとここで立っているのはあまりよくないし、
教室へ行くか」
そう考えた俺は自分の教室へと行くのだった。
「ここがCクラス……」
具体的な場所は第3教頭で、カメラで時間をかけたことにより少し遅れており、俺はそそくさと教室へと入る。
教室に入った俺は第一に赤髪の奴に視線を向けた。
「やべ……完全に目があった……」
俺が視線を向けたことがいけないことなのは分かっているが、視線が交差したことに深い後悔を抱いた。
まぁ視線が合っただけだ、と深くは考えずに席順を確認してみることにした。
俺の席は2列の3番目であった。なんともいえない場所になった俺はとりあえず座ることにした。
すると隣の席から声がかかる。
「はじめから遅刻ギリギリとかすげえなおまえ!」
何が凄いのかはまったく分からないがとりあえず話しかけられたので返答しておく。
「あ…ああちょっと考え事をしてたら遅くなった」
やたら距離が近いな、と思ったがとりあえず名前を聞いてみることにした。
「名前はなんて言うんだ?」
「俺か!? 俺は石崎大地だ。 よろしくな!」
そう間髪入れずに返ってきた元気のいい声に圧気を押される。
「お前の名前は?」
「俺は滝谷 廉だ、これからよろしく頼む。」
とりあえずお互い名前を言ったところで先生が教室を開ける。
ーーこのときの俺は知らなかった。
俺が一番関わりたくないと思った奴と深く関わっていくことになることを。