レジギガスで行くアリウス生活物語   作:強酸性のTKG

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深夜テンションで書いた物なので好評だったら続けます。


1話

目が覚めたら何故かポケモンのレジギガスになっていた。

な……何を言っているのかわからないと思うけどわたしも何が起こったのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……催眠術とか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ……

……さて、現実逃避はこれくらいにしておこう。というか今催眠術とか超スピード関係ないし。

……本当に、ほんとーに嫌だが、まずは現状確認をしよう。

まず私は、ただの高校生だった。うん、これは間違いない。

昨日の記憶もある。午後の眠たい授業を乗り切る為買ったブラックコーヒーが苦過ぎて飲めず授業中に爆睡したり、スマブ○で味方が先に死んで1人きりになった私を煽って来た敵2人を実力でボコしたりした。勝った時は本当に最高の気分だった。脳汁ドバドバである。

……そんな感じで、私は普通に学生をやっていた。それなのに、いきなりレジギガスになっていたのだ。私はポケモンについてそこまで詳しくない。だが、一部のネタにされていたポケモンは少し知っている。ゴキブロスとか邪神アルセウスとか。そして、今私がなっているレジギガスもネタにされているポケモンの一体だ。

 

────レジワロス、レジヨワス、レジキタク、キッサキ神殿の粗大ゴミ、漬物石、準伝説の恥。

ざっと上げただけでもコレだ。本当に酷い。

そう。レジギガスは弱いのだ。種族値を見るととても強そうに見えるが、レジギガスの持つ特性のせいで台無しになっている。

……スロースタート。5ターンの間攻撃と素早さが半分になる。これのせいで、レジギガスはネタポケモンとなっているのだ。

そして、そんなポケモンに私はなっていた。

控えめに言って詰んでいる。きっと私は、どこかのポケモントレーナーに捕まってモンスターボールの中から出してもらえず一生を過ごす事になるんだ。せめてモンスターボールの中は快適だといいな……

……ところで、キッサキ神殿とはこんな場所なのか?

今私がいる場所は、まるで廃墟の様にボロくて薄暗い。しかも結構狭い。ただのちょっと大きめの建物って言われた方がまだ納得できる。……ここ本当に神殿か?

 

そんな事を考えていた時。

 

「誰か、いるのか……?」

 

ッ、人の声!?キッサキ神殿って普通に人来るのか!?いや、今はそんな事考えてる場合じゃない!

 

『レレジギガガガガガガwww』

「!?」

 

……まだお互いに姿は見えていないが、現状あちらは私を完全にヤバいやつだと思っている事だろう。鳴き声まで本家そっくりでなんかもうちゃんとレジワロスで安心してきた。

 

「だ、誰だ……?」

『ギガギカフンフンwwwガガガガガガwww』

「……」

 

小さな足音が聞こえてくる。どうやらその人物はこっちに向かって来ている様だ。

……普通こんなヤバそうな奴には近づかないでしょ。もしかしてあっちの方がヤバいパターン?

そして、ついにその人物は姿を現した。

……子供?こんな所になんで……というか頭に変なのが浮かんでるんだけど……?

 

『ギーガーピンピンピンピンピンピンwww』

「……」

 

その少女はこちらを見て動かなくなった。まぁ現実にこんなのがいたらそりゃ驚くだろ「か、可愛い……!」

……は?

 

「なあ、お前はなんて言うんだ?」

『レジギ…レレジギガガガガガガ』

「……レジギガ?」

 

一文字足りてない!このままだと私の名前レジギガになる!それだけは避けねば!

 

『レージ…ギギレジレレジギガレジジ…ギガギカフンフンガガガガガガ…ズッwwwズッwww』

「……レジ……ギガズ……ギガ……レジギガス?」

 

この娘黄金の理解力過ぎて感動。マジでありがとう。今はただ、君に感謝を(純粋)

 

「なぁ、レジギガスはどこから来たんだ?仲間とかいるのか?行きたい場所とかあるのか?』

『ノォォォォォォォォォ↓』

「そ、そうか……じゃあ、私と一緒に来ない?」

 

……はぁ!?なにいってんのおまえ!?

こんな生き物にそんな提案するのは明らかに駄目だろ!知らない人に着いて行っちゃ駄目だよって習わなかったのか?まぁ私ポケモンだけど。

……そこでふと、その少女の姿に目が行った。

ボロボロで薄い服。おまけに体の所々が汚れていて、明らかにまともな状態だとは思えなかった。

……この場所の事も考えると、この娘は孤児とかかもしれない。

そんな状態の子供を放っておく程、私は人間の心を捨てていない。

 

『ンガンガフンフンガガガガガガwww』

「っ、良いのか!?ありがとう!」

 

……よく分かるな。それとも適当言ってるのかこの娘?

……どっちにしろ、私はここについての情報を得なければいけない。おそらくだがここはキッサキ神殿などではないだろう。それどころか、ポケモンの世界かどうかも怪しくなってくる。私の知る限りでは、天使みたいな羽と輪っかを持った人間なんてポケモンにはいない。だから、私はレジギガスとなって別の異世界に転生したのだろう。……わけがわからないよ……

……まぁ、きっとなんとかなるでしょ!

そんな風に楽観的に考えつつ、私は少女に着いて行った。




ポケモンもブルアカもにわかなので間違っている所があったら教えて頂けると幸いです。
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