ユニゾンと横恋慕   作:不定音高ふたつ

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【登場人物】

♪ 小夜:星山小夜(ほしやま・さよ)。高校1年生。軽音楽部で、エレキギター担当。タクの幼馴染で、タクに片思い。

♪ タク:水野拓(みずの・たく)。高校1年生。小夜の幼馴染。軽音楽部でドラムス担当。メイに恋を始める。

♪ メイ:久米郁葉(くめ・いくは)。高校2年生。軽音楽部の先輩。エレキベース担当。大学生の彼氏がいるらしい。

♪ ショージ:東海林ショージ(しょうじ・ショージ)。高校1年生。軽音楽部でキーボード担当。現実の恋に、ファンタジーを持ち込みたい。

♪ ヤッ子:牧靖子(まき・やすこ)。軽音楽部の顧問であり、タクが町内のイベントで合奏する大人。渦中でうろたえている者を、外側の落ち着いた場所から俯瞰する。


♪ 今話の音楽用語は、このページを下にスクロールした「後書き」に記しました。





[第四話] 変わりながら崩れながら壊れながら

[第四話] 変わりながら崩れながら壊れながら

 

 

 

(回想セクション)

 

 楽器店。エレキギターを購入するため。

 

 これまでクラシックギターを弾いていた小夜が、エレキギターを弾きたくなり、家族に宣言した後のこと。

 

 小夜が楽器店に来るのは、これまでは親とだった。クラシックギターは、基本的に弦が切れることはないが、弦の色が変わる頃には交換するようにしている。

 

 楽器店には、親子のお出掛けイベントのひとつだったが、小夜が中学生になると友達と行くようになった。

 

 クラシックギターを積極的にするのでもなく、日常のほんの一部なので、新しい楽譜を購入することもない。小夜の年齢を考慮し、楽譜のネット購入は禁止されていた。

 

 今日は小夜とタク、そして初めて、親ではない大人と楽器店に行く。

 

 同伴の大人は、タクの所属する町内バンドで、エレキギター担当のヤッ子。学校の先生で、軽音楽部の顧問もしているらしい。

 

 小夜の家族会議の後、タクに相談すると、町内バンドのヤッ子に連絡してくれた。そこで、後日の家族会議にヤッ子も快く同席してくれて、今日の買い物にも同伴してくれた。

 

 家族会議では、最低限の必需品の予算の相談に、ヤッ子は詳しく答えてくれた。ギターケースは、ソフトケースとハードケースの違いや価格帯にも詳しい。エフェクターの種類など。

 

 小夜の親の意向は、小夜は上達すれば、こだわったものが欲しくなり、アルバイトをして自分で購入するだろう。中学生の初心者である現在は、こだわりが少ない。ヤッ子は、小夜の親の意向を理解していた。

 

 ヤッ子は、小夜がエレキギターを望んだ理由(きっかけとなった憧れのギタリストや曲目など)を聞き取り、楽器店に並んでいるギターから、どれを購入するか選んだ。

 

 三人で行動するうち、ヤッ子は、小夜とタクが自然に近付くようにした。時には、軽く小夜の体を押すこともあった。

 

 小夜とタクが、「付き合う前の恋人、または、相思相愛」と、暗に判断し、二人を軽くからかいながら応援するような計らいをする。

 

 小夜は嬉しがり、積極的にタクに近付くが、タクはギターが専門ではないため、小夜の期待には応えられない。

 

 小夜が、タクと同じ高校に行こうと思ったのは、この日。タクとの仲が成就するために、ヤッ子からの応援が欲しい。

 

 その後、中学三年生になり、進路を決める時期には、明確にタクと同じ高校に決めた。それは、「卒業でお別れ」の意味が身近になったから。タクは近所の幼馴染だが、高校が別々になると、会う機会が激減する。

 

 小学生の頃は、「恋愛対象は、近くにいる異性」という義務感から、仄かな恋心を自分に課していた。中学生になり、タクと別な高校に進学することを想像し、恐怖し、義務感の恋が、明らかな恋となった(ような気がした)。

 

 進学先を決めるには、高校を主語にして「その高校は、こういう特徴」を基準とする。しかし、小夜は「その高校には、タクがいる」を基準にした。

 

 

 

 それからの小夜は、エレキギターに熱中した。

 

 決して、クラシックギターを軽んじるのではなく、小夜の熱中の対象に、エレキギターがぴったりだった。

 

 タクからバンド譜と音源を借り、練習した。エレキギターは、電気を使わなければ音は小さい。自分でも心配になる程、練習に熱中した。

 

 わからないところは、ヤッ子が電話に応じてくれた。

 

「始めたばかりなら、上手くいかなくて、当たり前だよ。失敗しても、恥ずかしくないし、誰の迷惑でもない」「楽譜もそうだけど、人の心も読みにくいよね」「ゆっくりのテンポで丁寧に練習して、上手くなったら、水野君に褒められるよ」

 

 ヤッ子の応援は、小夜を勇気付けてくれる。

 

 エレキギターを抱えた時、ふと気付いた。

 

「ここしばらく、クラシックギターを弾いてないなあ」

 

 しばらく迷い、小夜は右手の爪を切った。

 

 

 

● ●

 

 

 

 ショージが、オリジナル曲を作って来て、メイに楽譜を渡した。

 

「実は、あたしは楽譜が苦手なんだよね。でも、これって、一曲の完成版じゃないの? 断片でって話だったけど」

 

「いざ、作り始めたら、止まらなくなっちゃって」

 

「もうっ、仕方ないなあ。まずは「お試し一曲目」ということで、軽く聞かせてよ」

 

 三人が客席にいる部活内コンサートのような形式にはならなかった。楽譜のコピーが無いので、一枚の楽譜を四人で囲んで見た。

 

 自宅でキーボード弾きながら歌う経験が少ないのか、ショージは歌が下手だった。

 

「まあ、サンプルで歌ったので、こんな感じです」

 

 ミーティング。

 

 メイがショージに聞く。

 

「ショージ君さあ、もっともっと、作れる?」

 

「作れます」

 

「ショージ君ほどの人なら、その気になれば、いくらでも歌を作れるよね」

 

「はい、その気になれば」

 

「ショージ君が、自分で作った歌を、どのように管理しているか知らないけど、多作ができるなら、「部活動での合作」とか「ショージ君と、愉快な仲間たち」っていうのがあると、経歴の格が上がると思うよ」

 

 小夜は心の中で「うまいっ!」と叫んだ。要するに、ショージの一曲は、そのままでは使い物にならないということ。

 

「合作ではあっても、ショージ君が中心になって作るから、あたしたち三人は、モブだよ」

 

 ショージは、納得したのだろうか?

 

 

 

 その後も、ショージは何曲か、断片や、仕上げた一曲を持って来た。一応、曲調は何種類かあるが、小夜は歌詞が気に入らない。

 

 タクは自分で曲作りができないので、曲の流れや構成をする。バランス良く、曲の流れがドラマチックになるように。

 

「これは構成を変えて、例えばショージが女役で歌うとか……。何とかならないかなあ」

 

 小夜が苦情を言う。

 

「ねえ、ショージ。どうしていつもショージの歌詞は、「男女がいれば、当たり前に恋愛感情になる」という前提があるの?」

 

「そういうもんだろう? 世にあるラブソングは、最初から恋人同士だったり、ぼんやりした理由で好きになるものばかりだ」

 

「だとしても、本物の女の子なら絶対に言わないことを言うし、絶対に考えないことを考えてる」

 

 タクが横入りする。

 

「俺は歌詞を書けないから、ショージの歌詞を、批判だけなら簡単にする。だけど、もし自分で書いたら、これよりも、もっとつまらないものしか書けないと思う」

 

「そうだよな、そうだよな。実際に作詞をすると、それが実感できるだろうな」

 

 声色を変えて、タクが続ける。

 

「でも、これを読む限りは、恋愛経験が皆無のファンタジーに思える。俺だって誰かを好きになることはあるが、実際に付き合ったことは無い」

 

 ショージが急に小夜を見たので、小夜は逃げるようにタクを見る。

 

 メイが更に追い打ち。

 

「歌は、フィクションでファンタジーが含まれていて当然。小説でも、人を殺した経験の無い作家が、フィクションとして殺人者の心情を書くよね。殺人の動機に、読者が納得するかが問題」

 

「俺が思う違和感は、女にも人権はあるし心もある。だからショージの書く「ご都合ハーレム」は、歌に使うと厳しくなるな」

 

「ねえ、小夜ちゃん。幼馴染のご都合ハーレムの話って、たくさんあるけどさ、もちろんフィクションで。幼い頃に、ちょっとした優しい一言や、ちょっとした「いいこと」があって、それ以来、その男の子を、ずっと好きってのが、あるんだけど」

 

「はい」

 

「その男の子が、嫌な奴だったら、好きって気持ちが続くかなあ?」

 

「続きません。「痘痕も靨(あばたもえくぼ)」ですが、嫌な奴だったら、恋も冷めます。と、思います。女の子に、好かれ続けるのは、「いい人」か「普通の人」です。と、思います」

 

「うふん、そうよね」

 

 突然の、色っぽい声。やはり、メイは見透かしているようだ。タクに対する、小夜のぎこちない気持ちを。

 

「歌だから、主人公がいい人でいるってことを歌詞にすると、長くなる」

 

「だからっ! ご都合ハーレムを喜ぶ男が、嫌な奴なのっ!」

 

 少し沈黙。

 

 厳しい表情で、メイが言う。

 

「ショージ君」

 

「はい」

 

 こんなメイの表情は、初めてだ。年齢、性別、人種、家柄。その他、あらゆる理不尽に耐え続けた諦念。

 

「小夜ちゃんを怒らせたら、あたしが許さないよ」

 

 

 

● ●

 

 

 

(回想セクション)

 

 タクは、中学時代から、それなりに女子から人気だった。

 

 容姿は月並み、スポーツのスター選手でもない、成績も中くらい。しかし、「気遣い」「自慢しない」が、女子にとっては安心できる人として、それなりの人気。

 

 中学生なのにドラムスができると知った女子が、タクを囲んだ。

 

「ちょっと、ここで、やってみてよ」

 

「ドラムスの真似ならできるけど、机を叩いたり、シンバルの真似をしたって、見ても面白くないよ」

 

「そうなの? こんな感じに、やってみて欲しいな」

 

 腕を交差させて、演奏の真似をする。

 

「それで、口で「スッチャチャー、スッチャチャー」なんて、間抜けだよ」

 

 女子が残念がったから、タクが代案を出す。

 

「そしたらさ、三〇秒ゲームをしよう」

 

「三〇秒ゲーム?」

 

「時計を見ないで、正確に三〇秒を数える。ドラムスは、正確なビートの練習をしているから、自信がある。みんなでやろうよ。誰か審判になって」

 

 この代案は、女子には嬉しい。みんなで一緒に遊ぶこともできるし、ちょっと苦手でもスマホで審判役で参加できる。

 

 タクは一秒差、他の女子は、もっと違う。

 

 タクは、自慢をせず、他者を馬鹿にするでもなく、勝てたことを無邪気に喜ぶ。

 

「俺が練習しているのは、BPMが六〇と一一〇と一四〇なんだ。一四〇回のカウントをしたら、一分間ってこと」

 

「じゃあ、六〇で、やってみて」

 

 女子がスマホで計測しながら、タクは目を閉じて、口で「一、二、三……」と言う。机を「コツ、コツ」と叩く。三〇秒が近付くと、女子たちの気配が強くなる。

 

「……二八、二九、三〇。って、みんな、気配でわかるぞ。いよいよ三〇だって、ざわつくから」

 

「あ、ゴメン」

 

「じゃあ今度は、一四〇でやるぞ。七〇まで数えたら、三〇秒だからな」

 

 同様に、机を叩きながら、数値を言う。近くにいた男子が、面白がって近寄り、デタラメな数字「七三、二六、五三……」と言う。タクの机を叩くテンポは変わらず、微笑む。

 

「……六八、六九、七〇。って、お前、邪魔すんなよ」

 

「あはは。でも水野、すごいな」

 

「そうよ、最初は、スマホの数字と、口で言ってるのが、ずれているから、心配だったけど」

 

「最後が合うんだよね」

 

「おんもしろー(面白い)」

 

 教室内で、女子がタクを囲んで盛り上がっているところに、小夜が入って来た。小夜は、遠目に見て、少し固まる。

 

 女子が小夜を見付け、駆け寄る。

 

「小夜ちゃん。今ね、水野君が三〇秒ゲームして、すごいんだよ」

 

 別な女子も、小夜を手招きする。

 

「三〇秒なのに、七〇を数えるの」

 

 タクは、照れることもなく、微笑みながら、騒ぐ女子達に両手で「まあまあ、落ち着いて」の仕草をする。

 

 

 

● ●

 

 

 

 ショージは、部活の度に、小夜に言い寄ることが、あからさまになる。

 

 昼休みにショージを呼び、小夜は文句を言った。

 

 ショージが言うには、女が笑うと男は幸せになる。小夜もメイも、よく笑うので、見ていて幸せな気分になる。だから小夜をモデルにしたフィクションで歌詞を書いた。

 

「じゃあ、メイ先輩だって、いいじゃない。なんで、あたしなのよ」

 

「いや、メイ先輩は、手の届かない芸能人、アニメのキャラクター。手を伸ばして触れては、いけない人だ」

 

「芸能人? それって、あたしが凡人みたいじゃない。確かに凡人だけど、腹が立つ」

 

「星山さんを見くびっているわけじゃない。何て言うかな、メイ先輩は、作られた仕草と作られた笑顔。何かを隠しているんだよな。笑顔で近付いて来たら、平手打ちじゃなく、拳で殴られそうで」

 

「うん、確かに、そんな雰囲気は、ある」

 

「俺も最初は、メイ先輩のことを普通の先輩だと思っていたよ。でも、「女ドラキュラ」って噂を聞いてからは、近寄れなくなってさ。なるほど、画面の中の芸能人の笑顔、手を伸ばしても画面にぶつかる人だ」

 

 ショージも「女ドラキュラ」の噂を知っていた。

 

「それと比較して、星山さんは、自分の機嫌を制御せずにいる。手が届くから、彼女にしたい」

 

「妄想は自由だけど、現実が無理だからって、歌にしないでよ。あたしは歌わないから」

 

「あの歌詞の意味はこうだ。部活という仲間といる時は、自然な笑顔。帰り道では、マナーはあるが特別な着飾りをしていない素の姿。自宅では、ソファに身を投げているが、男のために飲み物を用意する笑顔に、また恋をする。僕にだけ見せる姿」

 

「だからって、現実にいる、あたしをモデルにするなんて、信じられない」

 

 怖ろしい言葉を言いそうになった。

 

 

 

● ●

 

 

 

 夏。

 

 小夜は機嫌が悪い。

 

 ギターは、どうして立ったままなのか。かといって、座っていても、体がきついのは、変わらない。いっそ、正座をしていたい。

 

 一瞬の安静もできない、痛さと重さ。昼の分の薬は、もう飲んでしまっている。二日目だからといって、勝手に分量を増やしてはいけない。

 

 ボーカルは全員で。タクはドラムスなのでインカムで歌う。

 

 全員で歌う箇所もあれば、各人が歌う箇所もある。

 

 オリジナル曲は、まだまだ推敲の余地がある。いや、推敲すべき箇所が多い。

 

「俺が作ったのに、こんなに手直しされたら、作詞者が「ショージ君と、愉快な仲間たち」じゃなく「愉快な仲間たち」だけになりそうだ」

 

「何かの落語にあったよな、罰(ばち)は当たらないって」

 

「意味が分からん」

 

 落語の『鼓ヶ滝(つづみがだき)』の、うろ覚え。

 

 小夜の担当箇所は、ショージの歌詞のところで、どうしても許容できないから歌いたくない。忠誠を誓った家来や、人権の無い奴隷を、女に求めているようだ。

 

 これを歌うと、ご都合ハーレムの部品になることを、小夜が自分で願っているようだ。

 

 小夜は、ギターを掛けたまま(持ったまま)ショージに近付いて、歌詞を変えるように説得するも、ショージは応じない。

 

「歌はフィクションだ、ファンタジーだ、現実的ではない。歌を聞く人は、誰もが承知している」

 

「だから、そのファンタジーで喜ばせるために、なんであたしが望まぬ犠牲者になるのっ!」

 

 言い合いが長いので、タクとメイは休憩。タクは、ドラムスの席から休憩用の椅子に移動。

 

「ああっ、もうっ!」

 

 小夜は怒りを持ったまま、立ち位置に戻る。

 

「代わりに、メイ先輩が歌ってくださいよお。タクちゃん、ここのところ、構成を変えて、何とかならない?」

 

 タクとメイを見ながら歩いていたので、ギターケーブル(シールド)に足を取られ、よろける。

 

 とっさに、タクが小夜を受け取る。転びはしなかったが、小夜は脚の位置が悪く、自分で立てない。何年たっても、二日目の辛さには慣れない。

 

 タクが小夜を持ち上げる。小夜は、自分の血圧が高くなったのか低くなったのか、わからない。

 

 タクの顔に近付いた時、小夜は自分の脚で立てるようになった。

 

 そして、タクにキスをした。

 

 その瞬間、小夜は、自分の心臓が殴られたように感じた。

 

「(ああっ、あたし、狂った)」

 

 しかしタクには、いつもの優しさが無い。小夜を睨んでいる。そこで、すっと意識が消えたことは覚えている。

 

 

 

 保健室で目覚めた時、メイがベッドの近くにいた。

 

「小夜ちゃんは、水野君が好きなんでしょ。あたしもなんだよね」

 

 小夜は答えられない。

 

「好きだったら、早くしないと、取っちゃうよ」

 

「メイ先輩、彼氏が……、あ、彼氏じゃないんでしたっけ」

 

 メイは、少し俯いて、微笑んだ。

 

「大学生の、彼氏……? 彼氏になれないよ。でも水野君には秘密にしていてね。まだ子供だから」

 

「騙すってことですか」

 

「違うよ。確認不能の情報だから、余計なトラブルを避けたいの。子供なら疑わないだろうし、疑われるなら愛を疑うってことだし、それを許せないなら子供、許せるなら(トラブル回避を優先するなら)大人になったってこと」

 

 

 

● ●

 





次回は …… [第五話] やがて四面楚歌の道化者に

♪ 今話の音楽用語

エフェクター:ヤッ子が説明
音色を変える機械が、エフェクターだね。「効果」ということで、「SE」は「サウンド・エフェクト」の略ですよ。
ギターの元々の音色が「ビー」で、それを「ギー」「プー」「ゴー」とかに変える機械。エコーのような効果もできますよ。
「エフェクターを買う」と言えば、手のひらサイズの機械を思い浮かべます。パソコンを使うエフェクターもあるんですよ。

BPM:ショージが説明
テンポの速さのことさ。「ゆっくり」「速く」なんて言い方もあるけど、はっきりと数値で言いたいことがあるよね。
一秒間に一回のテンポで「コ………コ………」と叩くと、一分間に六〇回になるね。このテンポを「BPM=六〇」と言う。
一秒間に二回のテンポで「コ…コ…コ…コ…」と叩くと、一分間に一二〇回になるね。このテンポを「BPM=一二〇」と言う。
BPMは「B:ビート(拍)」「P:パー(割合)」「M:ミニッツ(一分間)」で、一分間に叩く回数を、「テンポの単位」としたものさ。


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