欲望のメダルと青春と   作:回いいいいいい

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疲れた…コレでも凄い頭を使いました。

相変わらずの駄文ですが、最後まで読んでくれると嬉しいです。


過去と狼とネフティス生徒

 

 

欲望とメダルと青春と 前回の三つの出来事!

 

1つ!アンクからセルメダルの説明を受けるホシノ。

 

2つ!アビドス高校にヘルメット団が襲撃、ホシノは躊躇いの末オーズに変身する。

 

そして3つ!ホシノがメダジャリバーを使い、ヘルメット団を撃退した。

 

 

 

 

─教室─

 

ヘルメット団を撃退し、教室に戻ってきた2人。

アンクは荒っぽく椅子に座り、タカのコアメダルを1枚机の上に出す。

 

「さて、コアメダルについてだったな」

 

「えぇ、コアメダルにセルメダルがくっついたのが貴方だとは聞きましたが」

 

「あぁ、コアメダルはその名の通りオレの核となっているメダルだ。その中にも意思の宿ったメダルが1枚だけあってな、オレの本体にして真のコアと呼べる物だ」

 

「意思の宿ったメダル…」

 

「そしてさっきお前が変身した通りドライバーに嵌めてスキャンすればオーズになれる。そして、コアメダルには属性があってな」

 

そういいアンクは続けてトラ、バッタ、シャチ、ゾウ、コブラのメダルを出す。

 

「オレのコアの赤の鳥系、黄色の猫系、緑の昆虫系、青の水棲系、灰色の重量系、オレンジの爬虫類系のメダルだ」

「三つの系統を合わせてスキャンすれば、オーズはコンボと言われる強力な形態になれるが如何せんコンボは体力の消耗が激しい、少なくともアイツら(ヘルメット団)相手には使うことは無いだろ」

「それともう1つ、コアメダルは普通の物理攻撃で破壊する事ができない」

 

そういいアンクは出したメダルを取り込む。

 

「なるほど…」

「コアメダルの事は分かりました。なら貴方の事を教えてください」

 

「あ?オレのことだと?」

 

「はい、少なくとも貴方とはユメ先輩の身体が回復するまでは一緒にいる訳ですから」

 

「…まぁいいだろう」

 

そしてアンクは話し始める。

 

「オレは今から数百年前に無名の司祭とか言うヤツらに作られた」

 

「無名の司祭?」

 

「あぁ、このキヴォトスよりも前の世界にいた奴らだ」

「あいつらはオレ(コアメダル)の他にも王女と鍵だとか、方舟とかいうのを作ってたらしい。どれもロクでも無いもんらしいがな」

 

「じゃあ、あの(ビナー)も?」

 

「いや、アレは司祭共とはまた別だろう、少なくともアレはオレが封印されてから出来た奴のはずだ」

 

「封印?」

 

「…その事も話しておくか」

「オレはコイツに取り憑く前に封印されていてな、恐らく長い年月が経ち封印が緩んだ事で復活できたんだろうが…このザマだ」

 

そういいアンクは腕を元に戻した。

 

「あぁ、やっぱり本当は身体があるんですね」

 

「当たり前だろ」

 

「じゃあなんで封印されてたんですか?」

 

「オレたちがあの司祭共の思想に反抗したからだ」

 

「…たち?」

 

「そう、オレ"たち"だ…元々はオレには同族が4人いた、さっきのメダル爬虫類系を除いた残りの4つの系統にそれぞれグリードがいた」

 

「グリード?また新しい単語が…」

 

「グリードはオレみたいなコアにセルがくっついたやつの事だ、コアメダルは元々10枚あってな、それを一つ抜いて9枚という欠けた数字になった結果その足りない物を満たしたいという欲望が生まれ、オレたち意思を持ったグリードが生まれた」

 

「…なら、他のグリードたちは何処にいるんですか?」

 

「アイツらはもういない」

 

アンクは淡々とした声で言う。

 

「居ない?」

 

「消されたんだよ、意思を持ったメダルを砕かれてな」

 

「っな!?」

 

ホシノはアンクの言葉に驚く。

 

「どういう事ですか?さっきコアメダルは壊れないって…」

 

「一つだけコアメダルを壊す方法がある、無の力だ」

 

「無の力?」

 

「オレの持ってるメダルの中には一つだけ持ってない系統があってな、それが無の力を内包した紫のメダル、恐竜系メダルだ」

 

「恐竜…ですか?」

 

「あぁ、コアメダルは基本存在する動物のエネルギーが込められてるが恐竜はその名通り絶滅した恐竜のエネルギーが込められる特殊なメダルだ」

「恐竜メダルを使った攻撃を喰らえば、コアメダルはその攻撃の強弱関係なく砕ける」

「司祭共は恐竜メダルを使って自分たちの意に反したオレたちを消そうとした、オレは何とか腕だけになって生き延びたが他の奴らは意思の宿ったメダルを砕かれて死んだ」

 

腕だけになったの所でイラついた様子になるアンク。

 

「死んだ…」

 

「オレは何とか生き延びたが、他のメダルとドライバー共に封印されたって訳だ」

 

「そんな事が…」

 

そういいアンクの境遇を知り悲しそうな表情をするホシノ。

 

「言っとくが同情して欲しくて話した訳じゃ無いからな、そもそもグリードなんて足りないものを満たそうとして自我を持った怪物だ。自分本位の奴しか居なかったからな、別に仲間意識なんてのも無かった」

 

「そ、そうなんですか…」

「…って、それならその恐竜のメダルはどこにあるんですか?」

 

「それはオレも知らん、少なくともオレの封印されていた場所には無かったがな」

「まぁそんな事はどうでもいい、お前はセルメダルを稼げ。オレがお前に求めてるのはそれだけだ」

 

「…まぁ、分かりましたよ」

 

そういいホシノはアイスを食べようと冷蔵庫を開ける。

しかし…

 

「って!もう全部無いんですか!?さっきはまだ少し残ってたのに…!貴方本当に食べ過ぎです!」

 

「はっ!別に良いだろ」

 

「この際貴方がアイスばかり食べるのは百歩譲って良いとしますが、アイスだってタダじゃ無いんですよ!ただでさえこの学校には借金があるのに…」

 

そういい頭を抱えるホシノ。

そんなホシノにアンクは言う。

 

「だったら簡単な事だ、オーズの力を使えばいい」

 

「はぁ?」

 

「この世界、指名手配犯が大勢いるみたいだしなソイツらを捕まえて懸賞金で借金を返せばいい。オーズの力を使えば楽に捕まえられるし、セルも稼げる。俺たち両方にとって悪い話じゃない」

「それに、この学校の借金9億近くあるんだろ?とてもじゃないが真面目に働いて返せる額じゃない」

 

「まぁ、それは確かに…」

 

ホシノは考えた末、アンクの案を採用した。

 

「はぁ、それしか無いですかね…」

 

「なんだ?仕方なさそうに…ヤミーを使って銀行強盗でもしてやろうか?」

 

「絶対にやめてください!」

 

 

 

─それから時が経ち、冬頃─

 

「ったく、ここ(アビドス)の状況のせいでもあるだろうが、ロクでもないヤツらしか寄ってこないな」

 

アンクはしばらくアビドス高校で過ごしていたが、その間アビドスの借金を解消する方法を教えると言う大人たちが何人か来たが、どれも詐欺もいいところで所謂悪い大人しか居なかった。

 

「…あん?」

 

アンクはいつも通り冷蔵庫からアイスを取り出し、椅子に座って食べ、ふと窓の外を覗くと校門でホシノともう1人、見知らぬ人物が喋っていた。

 

「誰だあいつ?」

 

そういいながらアイスを食べ終わり、もう一度アイスを取り出そうとしたが冷蔵庫は空っぽだった。

 

「ッチ!」

 

アンクは舌打ちし、仕方なくホシノの元へ向かった。

 

「おいホシノ、今日の分のアイス寄越せ」

 

「って、アンク…」

 

「えっ、誰…?」

 

「今日の分のアイスは…あぁそっか今日買いに行かないともう無かったっけ」

 

「そうだ、だからさっさっと行くぞ」

 

「あ、あの!ちょっと待ってください!」

 

「あ?おいホシノ、結局コイツ何だ?」

 

「この子はネフティスの子だよ」

 

「は、はい!十六夜ノノミといいます」

 

「そうか、どうでもいいな。ホシノさっさとアイスだ」

 

「はぁ…」

 

ノノミの事を聞いたが、それよりもアイスの事しか頭にないアンクにホシノはため息を着く。

 

「あの!アンクさん?その、アイスが欲しいなら私が買います!なので、話を聞いて頂けませんか?」

 

その言葉に動きが止まるアンク。

 

「あのね、さっきから言ってるでしょ?ネフティスの人間がなんの用か知らないけどこれ以上はヘイローの無事は保証出来な」

 

「良いだろう、話は聞いてやる」

 

「アンク!?」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「アイスキャンディで頼むぞ」

 

「分かりました!」

 

そういい走り去っていくノノミ。

 

「アンク、どういう事ですか。ユメ先輩の記憶を覗いたならネフティスの事は知ってるはずですよね?」

 

「あぁ、だが相手はガキ1人だ、お前ならどうにか出来るだろ」

 

「そりゃそうですけどね…!」

 

「話を聞くだけで要求を飲む必要は無い、それでただでアイスが手に入るんだ、別にいいだろ?」

 

「はぁー…こんの、アイスバカ!」

 

そういいホシノは思い切りアンクの右腕を掴む。

アンクは痛みのあまり声を上げる

 

「痛てててて!おい!そこを掴むな!」

 

「うるさい!いつもアイスアイスアイスって、貴方はそれしか脳が無いんですか!」

「だいたいアイス食べ過ぎなんですよ!ユメ先輩の身体でばっかり食べるんですから!ちょっと肉がついてきてるじゃないですか!」

 

そういいアンクのお腹を掴むと少し柔らかくなっていた。

 

「別に良いだろ少しぐらい!」

 

「何処が少しなんですか!?」

 

そうしばらく取っ組み合いをしていると、ノノミが戻ってくる。

 

「か、買ってきましたぁ…」

 

そうヘトヘトになりながらアイスの入った袋を手に持ち、向かってくる。

 

「ぐぐぐぐぐ…!あ?やっと来たか」

 

「あ!ちょっと!」

 

「こ、これで話を聞いてくれるんですよね…?」

 

そう言うノノミを尻目に、アンクはその手から袋を奪い取り、さっそく中のアイスを食べ始める

 

「あぁ、話は聞いてやる」

 

「あ、ありがとうございます」

 

そして話を始めるノノミ。

そして説明を聞き終えたアンクとホシノ。

 

「…なるほど、つまりお前はこの学校の借金を自分が返してやると、そう言いたいんだな?」

 

「ま、まぁそうなりますね」

 

「…悪いけどそういう話なら遠慮しとくよ」

 

「ど、どうしてですか?」

 

「そのカードはネフティス物であって君のものじゃない。つまり、そのカードで借金を返せば学校の借金を返したのはネフティスって事になる、君じゃなくてね」

 

「まぁそういう事だ、こんな学校に残って借金を返すこの物好きにはお前のその善意は無用だって訳だ」

 

「こんなって言うな」

 

「こんなだろ」

「まぁいい、貰うもんは貰ったし話も聞いてやった。後のことは任せる」

 

「はぁ!?」

 

「じゃあな」

 

そういいその場を去るアンク。

アンクはアイスを食べるため、何処か日陰になっている場所を探す。

 

「…あそこでいいか」

 

しばらく歩いてアンクは崩れた廃墟に丁度いい影をを見つけ、向かう。

しかし影の元には先客がいたようでボロボロの服を着て灰色の髪をし、狼の耳を生やした子供がいた。

 

「あん?」

 

「ん?」

 

そして子供と目が合うアンク。

しばらくして子供は目線をアンクからアイスキャンディに移す。

 

「…」

 

「…なんだ、食いたいのか?」

 

「ん!欲しい!」

 

「……ッチ、ほらよ」

 

そういいアイスキャンディを1本渡すアンク。

子供は渡されたアイスを食べ始める。

 

「ん、美味しい」

 

「だろ?アイスはこの世で1番美味い食いもんだからな」

 

「ん、ありがとう」

 

「…ッチ、おいガキ、お前なんでこんな所にいる?」

 

アンクは何故こんな所に子供がいるのか気になり、尋ねる。

 

「…分からない…私、記憶が無いから」

 

「記憶が…か」

(……ッチ、オレも甘くなったか?)

 

アンクはしばらく黙った後、言う。

 

「…おいガキ、オレたちの所に来るか?」

 

「…どうして?」

 

「どうやらオレも、あのお人好しにあてられたらしい」

 

そういいホシノを思い浮かべるアンク。

 

「で、どうする?」

 

「…ん、分かった。でも私は私より強いヤツの言うことしか聞かない」

 

「はっ、なら問題無い。お前よりアイツの方が強いからな」

 

「ん!私が勝つ!」

 

そういいアビドス高校に向かい始めるアンクと子供。

雪が降り始め、その中を歩いていく。

 

 

 

 

カウント ザ メダルズ!

現在仮面ライダーオーズが使用できるメダルは

 

タカ×2

クジャク×1

コンドル×1

 

クワガタ×2

カマキリ×3

バッタ×3

 

ライオン×2

トラ×3

チーター×3

 

シャチ×2

ウナギ×3

タコ×3

 

サイ×2

ゴリラ×3

ゾウ×3

 

コブラ×1

カメ×1

ワニ×1




最後まで読んでくれてありがとうございます!

設定を改めて考えた結果、コアメダルの数を変えました。
多分全部持ってるよりこの方が自然な気がする…

それと私自身ブルアカはやってるんですがそこまで進んでないので今の話はGoogleとかピクシブ百科事典とかで調べた内容で書いてます。
なのでここはおかしい!って所があると思いますのでそれは指摘していただけると幸いです。

先生の性別は

  • 男の娘
  • 不明
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