ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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前回までのホロレンジャーは!?
ボロボロになってしまったときのそら。
しかし神社にまたしてもシャドウが現れたようで...?


■LIVE9 闇と「ロボ」と狛犬

ときのそら「ここか...」

バイクを鳥居の近くに止めてそのまま境内に入っていく。

すると...

 

「狛犬...?とあれは...!」

大きな狛犬のシャドウとすでにあのロボットさんが戦っていた。

昼間の時と違って一撃で倒せないようだ。加勢しなきゃ...!!!

「ホロメンソウル!セット!レッツ!ライブオン!!!!!」

変身してから狛犬の方へ向かっていく。ロボットさんはシャドウと互角に殴りあっている。

幸い狛犬はロボットさんに夢中で私の方には気づいていない。

「だったら...!!!」

狛犬の背後に回り込んで飛び上がる。飛んだ先は狛犬の頭の真上...

 

「はぁーーーーーっ!!!」

飛び蹴りの時のようにエネルギーを貯めて狛犬の頭に踵落としをする。

 

シャドウ「ゴァ...!」

どうやらかなりの大ダメージみたいで,狛犬が地面にうつ伏せになる。

 

私も狛犬の頭から降りて数歩下がると,ロボットさんが狛犬に向かって右腕を伸ばして手を開く。

しかも二の腕を左腕で掴んで固定している。

 

ロボット「制限解除 キャノン発射」 『LIMITBREAK』

「え?」

直後にロボットさんの右掌から放たれたビームによって

狛犬のシャドウは跡形もなく消えてしまった。すごいパワーだった。

でもロボットさんの右腕から煙が出ている。

 

「大丈夫!? その腕...」

ロボット「高出力キャノン発射後の冷却動作です 問題ありません。」

初めて聞いたその声はとっても機械的な受け答えだったけど...女の子の声だった。

ロボットさんに駆け寄っていこうとしたその時,シャドウがいた場所に何やら石の欠片のようなものがあった。

 

「これって...狛犬の石像...だったのかなぁ?」

拾い上げてみてみると,砕けてはいるものの狛犬の石像だ。

狛犬のシャドウから狛犬の石像...そういえば狛犬って二匹セットでいるんだっけ?

ぼろぼろになってしまった境内を見渡してみるものの、もう一個の石像は見当たらない。

一体どこに...

 

そう思った瞬間,右腕を休めていたロボットさんが突如現れた狛犬のシャドウに吹き飛ばされてしまう。両腕でガードはしていたようだけどかなり飛ばされ、境内の木にぶつかっていた。

シャドウもロボットさんの方へ向かっていってしまう。

 

「ロボットさ———うっ!?」

私もロボットさんの方へ向かおうとしたその時、急に目の前に人が現れてすごいパワーで殴り飛ばされてしまう。白い髪に...角が生えていた。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

...右腕冷却終了まで残り2分18秒。 破損率10%以下。残存エネルギー率48%。

戦闘続行可能。 

 

現在状況確認 シャドウ一体を確認 先程撃破した個体は二対だったと推測 

核を狛犬の石像と断定。 単独撃破可能。

 

ときのそらは謎の人物による攻撃で数メートル後退。シャドウ撃破後に加勢する。

 

ときのそらの過去戦闘データ及び謎の人物のエネルギーを計算

シャドウ撃破に掛けられる時間は短時間と判断します。

過去データ参照 制限解除まで3秒...

 

ロボット「制限解除」『LIMITBREAK』

両足搭載のジェットで空中に飛翔後 ジェットで突撃し右足がシャドウにヒット。

短時間での制限解除上限数オーバー。 再度稼働できるまで52秒...

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

 

青年「ふぅん...思ったより弱いね。これなら問題なさそうだ。」

黒いローブを纏った青年は私を殴ったであろう右手を見ながら拳を開いては閉じてを繰り返している。

ときのそら「あなた...誰?」

地面に這いつくばる形になってしまった私は青年に向かって問いかける。

 

青年「うーん...闇を促すもの...かな?」

「なに...それ....」

困惑する私に丁寧に説明を始める。

青年「まぁ...シャドウとゾーリ魔を生み出してる張本人...ってとこだ。」

「...なんでそんなことを...!!!」

私が彼を睨むと,彼は倒れている私のお腹を蹴る。

「うっ...!」

青年「言っただろ?俺はあくまで闇を『促す』だけだ。 闇自体は人間から生まれてる。」

 

「それってどういう———」

青年「人間の負の感情...怒り,悲しみ,苦しみ,憎み...それらがゾーリ魔やシャドウを生み出すんだよ。ゾーリ魔は少ない負の感情でも自然に...シャドウなら俺が核に闇を流して———おっと。」

 

彼がずっと喋っているところに,シャドウを倒してきたらしいロボットさんが

指先からレーザーのようなものを発射した。青年は間一髪で避け,私達から離れてこう告げる。

彼「また会おう。」

すると彼の体が紫色の霧に包まれていく。

ロボットさん「待て!!!」

ロボットさんも彼のいた方へ向かったのだが...消えてしまった。

 

その後,私は気を失ってしまうのだった。

 

 

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