ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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前回までのホロレンジャーは!?
神社に現れた二体のシャドウと謎の青年。
そして戦闘後にそらは気を失ってしまい...


■LIVE10 本部と「ロボ」と闇の核

そら「...あれ?」

気づくとまたしても医務室にいた。確か男の子に殴られて...蹴られて...気を失って...?

何やら重要なことを聞いたような...

そう思いながら体を起こす。ずいぶん体が重い...

するとえーちゃんが医務室に入ってきた。

友人A「そら!!!」

「あ、えーちゃ...ん...」

かなりつらそうな顔で私の方に駆け込んできた。一体何があったのかと思ったが...

友人A「...そら、もうやめよう。」

目元に涙を浮かべながらえーちゃんは私の手を掴んできた。

 

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———翌日。正確に言えば狛犬のシャドウと戦ってから2日後。

私は電車に乗ってえーちゃんとCOVERの本部に向かっていた。

理由としては,えーちゃんが私のホロフォンを返却するためだった。

半ば強引というか...仕方ないと言うか..

実際,私は戦い始めてから毎度ボロボロになっていた。えーちゃんにもかなり心配を掛けたし...

それにロボットさんがいれば私は戦う理由もない...

そういえば,私を医務室まで運んできたのはロボットさんらしい。結局ほとんど喋ることもなかったなぁ...

 

友人A「そら,ここからは歩きだよ。」

そんなことを考えているとえーちゃんに声をかけられた。どうやらここが最寄り駅らしい。

 

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謎の青年「...!...やつらの到着を遅らせるために街を移したんだがな...」

人通りの多いところでゾーリ魔を出そうと思っていると,ホロメンらしき力を感じた。

俺は闇の力の副産物なのか、ホロメンの力を感じることができる。この感じは弱っちいあいつ...

だがわざわざこんな街まできたのは偶然か...?それとも...

何かあれば倒せるかと,やつを探し始めるのだった。

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友人A「着いた。 ここが本部ビルだよ。」

そら「おっきい...」

私は今,そらを連れてCOVER本部のビルまで来ていた。周囲もオフィスやらが立ち並ぶビル街。

COVERも大企業のビルのよう溶け込んでいる。実際表向きの会社も入っているので問題ない。

自動ドアをくぐって受付に司令がいるか確認する。

受付「残念ですが社長は今は海外にいらっしゃるようで...」

タイミングが悪い。というか今この状況でなぜ海外に...

すると他の社員が駆け込んできて受付嬢に耳打ちする。何かあったのだろうか。

受付「ええと...地下4階の特別応接室までお願いします...あと...Aさん一人だけで...」

司令不在で?と思いながらも,そらをエントランスに置いて指定された部屋に向かうのだった。

 

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そら「一人になっちゃった...」

エントランスホールに置かれている椅子に一人で座ってえーちゃんを待つ。

なにやら受付の人に私はここに残るようにと言われてしまった。一体何で...

 

パリィン...!!!

急に窓ガラスの割れる音がした。音のする方に向くと,大量のゾーリ魔がエントランスに入ってきていた。周りの社員さんたちも逃げ惑っている。

ホロフォンはえーちゃんが持っていってしまって変身できない。まずい...!!!

そう思った瞬間,COVERからもらったあのバイクがこちらに走ってきてゾーリ魔を蹴散らしていく。

そして私の目の前に止まった。どういう仕組みかわからないけど助かった.......

と思ったのだが、床が真っ黒になってゾーリ魔がそこから現れてくる。

そして,ゾーリ魔達の中にあの青年がいた。

 

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時を戻して数分前。友人Aは地下の応接室にたどり着いた。

 

友人A「失礼します」

部屋に入って挨拶をするが,ソファーとテーブル そして画面が置かれているだけで誰もいない。

すると画面が付き,司令が映った。

司令「Aさん お疲れさまです。要件は何でしょうか?」

どうやらビデオ通話になっているらしい。

「谷郷司令,今日はときのそらのホロフォン返却に来ました。」

谷郷「......そうですか。確かにかなり負担がかかっていたようですしね。」

案外あっさり承認された。私はテーブルにホロフォンを置いて部屋を出ようとする。

 

谷郷「そういえば頼みたいことがありまして。」

「なんですか?」

これで「そらの説得」などと言われれば本気でキレるところだが———

 

谷郷「さくらみこさんと話してほしいんですよ。」

意外な名前が出てきた。確かその方は———

「確か候補者の方ですよね?確か断られたのでは?」

そう。そらやあのロボットとは別に戦えるかもしれない候補者を一人見つけていた。

たしか神社の手伝いが忙しいと断られてしまったはずでは...

谷郷「いえ...そちらではなくて別件で...」

「え?」

一体他にどんな要件があるというのだろうか———?

 

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ときのそら「なんであなたがここに...!!」

ゾーリ魔の大群のなかにいる青年に呼びかける。するとゾーリ魔達の動きが止まる。

 

青年「お前たちをつけてきたんだ。 ここはどうやら邪魔者の巣窟らしい。」

「そんな...」

私のせいで...ここが...みんなが...

 

青年「行け」

彼の一言でゾーリ魔たちがこちらに向かってきて突き飛ばされて尻餅をつく。

後ろにいる社員さんたちを守らなきゃ———

 

ロボット「制限解除」『LIMITBREAK』

私の前にロボットさんが飛んできて降り立ち,ビームでゾーリ魔を消し飛ばす。

青年にはゾーリ魔が壁になったのかビームは届いていなかった。

 

青年「厄介なのが出てきたなぁ......シャドウってのはな,核が必要なんだよ。」

最初は飛んできたロボットさんに対して面倒そうな素振りを見せたのに...

なにか思いついたように笑った後,急に喋り始めた。

ロボットさんは右腕と両足から煙が出ており立ったまま動かない。

 

青年「シャドウの核には...狛犬の石像とか...生き物以外のものが必要になる。

   生き物以外のものに闇の力を流し込んでシャドウは生まれる....」

「それが一体どうしたの...?」

青年「つまりどういうことかって言うと———」

彼がそう言ったかと思うと,すごいスピードと低い姿勢でこちらに向かってきて...

ロボットさんのお腹に触れた。

青年「こいつはシャドウにできるってことだ!!!!!」

その声と同時に紫色の光がロボットさんに触れている彼の右手から発される。

ロボット「うあああああああ!!!」

「ロボットさん!!!」

『SUPER LIMITBREAK』

ロボットさんは苦しい声をあげながらも右手を青年に向けて先程よりも強そうなビームを放った。

青年「ぐあ...」

青年はそのビームを喰らいすごい距離を吹き飛んでいく。なんとかなった...

そう思ったのだが。

 

ロボット「対象は ときのそら及びCOVER本部。 排除します...」

そういってロボットさんは私の方を向くのだった。

 

 

 




■次回
暴走するロボット。嘲笑う青年。 窮地のときのそら。
変身させたくない友人A。そして居合わせていた巫女。そして新たな変身。
次回「闇ロボと巫女と立ち上がるそら」

■あとがき
第二章も後半戦...といったところになりました。
今回のタイトルは「仮面ライダーオーズ/OOO」のタイトル風にしてみました。
次回ではついにARCHIVE1と本編が繋がり,さくらみこが登場します。
当初の予定(第三章以降での参戦)からだいぶ変更になってしまったという裏話があります。
これは私が深夜テンションでARCHIVE1を書いたからなのですが...
果たしてそらに人間の仲間はできるのか——— ロボットさんはどうなるのか———
なぜ谷郷司令は海外にいるのか———次回以降も乞うご期待ください!!!

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