ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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前回までのホロレンジャーは!?
謎の男オブシディアンの策略により仮面ライダーと邂逅した彼女たち。
彼らと協力しアナザークウガを打ち破った!!!!

※LIVE13との間に特別編を投稿しています。作者ページから是非。
また今回から視点が変わるときに誰視点か掲載しています。


彗星の如く
■LIVE14 「桜」神社とエリートな「巫女」


■そら視点

 

みこ「平和だねぇ...」

「そうだね...」

ある日の昼下がり。みこちと桜神社の座敷で冷たい麦茶を飲みながらゆっくり過ごす。

ここ一週間はゾーリ魔もシャドウも出現せず,部屋の端ではロボ子さんがおっきい機械にコードで繋がれて充電されている。そして別室ではえーちゃんがデスクワークに忙殺されている...

なぜこうなったかというと————————————

 

 

———二週間前。

謎の青年...オニキスのせいでCOVER本部は崩壊し,組織に所属していた人たちもほとんど

いなくなってしまったそう。

そして私とえーちゃんがいた支部は...予算不足で引き払うことになってしまった。

そんな時,みこちが———

「だったらうちの神社を使えばいいんじゃね!?」と言い出した。

私とロボ子さんは一度シャドウとオニキスとの戦いで桜神社をめちゃくちゃにしているので

謝り倒した。みこちは「あいつ相手じゃ仕方ない」といって許してくれたけど。

そして桜神社の建物に必要な機材を運び込んで今に至る。

電気代とかはなんとかCOVERが出してくれるらしい。ロボ子さんの充電費用がとんでもないことになってるからね...

 

ロボ子さん「おはよぉ......」

みこ「ロボちおはよー」

そんなことを思い出していると充電を終えたロボ子さんが起きてきた。

目を擦りながらこっちに近づいてきて,私の足に頭を乗せてくる。膝枕になった。

ロボ子さんの頭をなでつつ,少し私もウトウトしてきた。

 

みこ「———いいなぁ...」

「みこちなにか言った?」

みこ「なんでもないにぇ。」

そうしてのんびりしていると,部屋にえーちゃんが入ってきた。

あまり寝ていないのか目元にはクマができている。

「お疲れ様です......ロボ子さんはなんでそらに膝枕してもらってるんですか?」

ロボ子さん「えへへーいいでしょー♪」

「はい。そこ変わってください...」

うん?聞き間違えかな?

 

えーちゃんは私の隣に座ったあと,しばらくしてから肩にもたれかかってきた。どうやら寝てしまったらしい。しかもそれを見たみこちが嫉妬の目をえーちゃんとロボ子さんに向けている。

これ私が動いたらえーちゃんが起きちゃうよなぁ...ロボ子さんもスリープモードだし...

みこ「二人共ずるい...」

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■そら視点

 

「...んん...あれ?」

いつの間にか寝てしまっていたらしく,相変わらず膝にはロボ子さん,肩にはえーちゃん。

みこちも机に伏して眠ってしまっている。全員寝ちゃったんだ...

外を見るとすでに夕方になっていた。

そうだ,晩御飯どうしよう...というかそもそも動けないなぁ...

そんなことを考えていると,机の上のホロフォンが鳴り始める。その音で全員が目覚める。

この音は緊急時のやつ———!!!

 

目を覚ました私達は,慌ててシャドウが出た場所へ向かうのだった。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■みこ視点

 

「むぅぅぅ...二人ずるい...」

ロボちとえーちゃんに嫉妬しながらそらちゃんとバイクで並走する。

このバイクは変身して乗ると一般人から見えなくなる...らしい。みこ達は別に見えるんだけど。

そうして現場にたどり着く。今回はダムにシャドウが出たらしいんだけど...

 

「あれか...」

そら「魚だね...あれ。」

水門の上から見ると,ダムの中に大きい魚がいるのが見えた。10メートルはある。

あれが今回のシャドウ。

 

ロボちが横に着陸してきて困惑する。そりゃまさか魚だとは思わない。

シャドウの方はとくに暴れるわけでもなく,こっちにも気づいていない。

ロボ子さん「あれどうやって倒そっかぁ...」

そら「ダムのなかに入るわけにはいかないしね...」

「だったらみこちゃん砲で...!」

そう言ってシャドウにみこちゃん砲を放つ。エリートなみこちゃんのビームはしっかり直撃...

したんだけど倒せていない。それどころか気づかれてしまった。

しかもなんか口開けてこっち見てるし...

 

「って...うそぉ!?」

シャドウがポ◯モンのハ◯ドロポ◯プみたいな水の攻撃を口から吐き出してくる。

咄嗟にバリアを貼って二人を守る。でもとんでもないパワーだにぇ...!!!

なんとかハ◯ドロポ◯プを耐えたはいいものの,これじゃあ倒せない。

 

ロボ子さん「ボクが近くまで行けば倒せるかなぁ...」

そら「さすがに危ないよ...あのサイズだよ?」

だったら—————————

 

「エリートみこちゃんで行くにぇ!!」

そら「え?」

驚いているそらちゃんは一旦置いておいて,ホロフォンからソウルを抜き取る。

そして裏でえーちゃんとロボちに作ってもらった新しいソウルを取り出す。

 

「エリートソウルセット!レッツ!スーパーライブオン!」

ホロフォンにソウルをセットしてパワーアップ変身する。この姿は疲れるんだけど...

神楽鈴を魚のシャドウに向けて構える。向こうはもう一度ハイ◯ロ◯ンプを打つつもりらしい。

周囲に強風が吹き荒れる。エネルギーを貯めるときにこうなってしまうのが難点かも...

 

「巫女:神聖滅光!!!!!」

私のビームがハイドロポンプと衝突するが,一瞬でハイドロポンプを消し去り魚のシャドウを

消滅させる。でも———

 

「この姿疲れるにぇ...」

シャドウを倒したあと,すぐに変身が解けてしまう。パワーもビームもすっごい強化されるんだけど

そのかわり疲れも強化されてる。

そのまま疲れで倒れそうになってしまい———

 

そら「みこち!」

後ろに倒れそうになったみこをそらちゃんが支えてくれた。やっべぇ...顔ちけぇ...

結局みこはその場で意識を手放すのでした。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

「...あれ?」

目を開けると,そらちゃんの顔があった。確かみこはダムで気を失ったのでは...?

というかこの枕の感触とそらちゃんの位置って...膝枕!?

 

そら「おはよう.........その,ロボ子さんに嫉妬してたみたいだったから...」

どうやら気を失ったみこを神社に連れて帰ってきたあと,看病ついでに膝枕してくれたらしい。

エリートソウル使ってよかったと,心の底から思った。

 

 




第三章 開幕
というわけでどうも都下七階です。
第二章は終盤かけこんだり,特別編を別で公開したりと色々ありました。
特別編のほうには今回のみこちのパワーアップが登場したり,先行登場があったりします。
是非ともお読みいただけると嬉しいです。あとここで全員の変身後の解説を今更書きます。

■ときのそら
 主に近距離での肉弾戦・刀を使った攻撃を主とする戦士。
 肉弾戦で倒してもしっかりゾーリ魔を浄化できる。
 刀にエネルギーを貯めることで飛ぶ斬撃「スカイストラッシュ」を放つことも可能である。

■ロボ子さん
 ロボットのボディにホロメンの力を得た鋼の戦士。
 仲間の能力を再現し,同じ武器を使うことも可能。
 両腕に仕込まれたキャノンがメインウェポンだが,使った反動で数秒の冷却が必要。
 射程がさくらみこより短い。

■さくらみこ
 主に神楽鈴を用いた特殊攻撃で戦う神秘の戦士。
 ビームをメインウェポンにしつつ,それを強化した「みこちゃん砲」が必殺技。
 ほかの二人より浄化の力が強いが,身体強化が弱いため肉弾戦は苦手。

■さくらみこ(パワーアップ)
 ゴージャスなデータを参考にして生み出された「エリートソウル」を使うことで
 パワーアップ変身した姿。身体強化も浄化の力も元の姿の3倍ほど。
 ただし消耗が激しすぎて使い物にならない。

■エリートソウル
 ロボ子さんの手によって新造されたホロメンソウルの一つ。
 本体カラーはピンクゴールド。

■ホロメン
 ゾーリ魔やシャドウに浄化の力をぶつけて倒すことができる。
 なるにはある程度の心の強さが必要であり,心が弱るとスペックも下がる。

■浄化の力
 ホロメンに宿る闇を消し去る力。個人によって強さが変わる。
 浄化の力が強いほど特殊攻撃にすぐれ,身体強化が強いほど物理攻撃に優れる。
 物理攻撃でも闇は消し去れるが,特殊攻撃のほうが消えやすい。

第三章は20話まで投稿します。
7/7までに一定のペースで投稿です。すでにすべて予約が完了しています。
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