ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

16 / 16
■LIVE15 巨大グモとケーキと「ロボ子さん」

■そら視点

 

友人A「もしもし。え?司令が帰還?今更?」

私が買い物から戻ってくると桜神社の廊下で,えーちゃんがなにやら電話をしていた。

邪魔しないように...とすぐに部屋にはいる。そこではみこちとロボ子さんがなにやらテレビゲームをしていた。すっごく集中してるみたいだけど何してるんだろ...?

テレビの画面を見ると,二人でス◯カゲームの対戦モードをプレイしているらしい。

 

みこ「ロボちには負けるわけにはいかない...!」

ロボ子さん「ボクは高性能ロボットだからね♪みこちには負けないよー!」

そんなことを言い合いながら,二人はほぼ同時に凡ミスをしてゲームオーバーになっていた。

でもギリギリロボ子さんが勝ったらしい。

みこ「ケーキが...みこのケーキが...」

ロボ子さん「ボクの勝ちー♪プリンはあとで美味しく...ってそらちゃんおかえりー」

 

「ただいま...ケーキって何?」

プリン...とつぶやきながら肩をガックシと落とすみこちに話しかける。

みこ「...限定のケーキが買えたんだけど,ロボちも食べたいって...プリンを賭けてゲームを...」

どうやらみこちとロボ子さんの二人で買い物に行ったらしいのだが,そこで限定のケーキをひとつだけ買えたらしい。それが取り合いになった結果,ゲームで対決...となったそう。

 

「あはは...でもそのケーキなら冷蔵庫にあと2つあるよ?」

みこ「え!?」

みこちの顔がパッと輝き出す。この姿はまるで無邪気な子供のようだ。

「今朝2つだけ買えたんだけど...喧嘩になったら良くないなと思って...」

みこ「そらちゃあああん!!!」

テンションのあがったみこちに抱きつかれる。頭をよしよしと撫でていると,,,

 

ホロフォンが鳴った。シャドウが出たかゾーリ魔が出たか,或いは両方か...

「みこち離れて。いくよ!」

ロボ子さん「シャドウがおっきいケーキだったりして...」

みこ「それなら食べて倒せそうだにぇ!」

そんなことを言いながら3人で現場に向かう。しかしそんな幻想は一瞬で打ち砕かれるのだった。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■ロボ子さん視点

 

現場に付くと,おっきいケーキ...ではなくおっきい蜘蛛のシャドウが居た。

周辺の地面には蜘蛛の巣らしきものがある。見た感じ触れたら取れなそうだ。

みこ「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!」

そら「嘘でしょ...?」

二人はでかい蜘蛛が相当こわいのか震えている。まぁちょっと...というかだいぶ気持ち悪い。

本物をそのまま数メートル級にしたというか...わさわさの毛やリアルな目がより気持ち悪い。

「二人共大丈夫?」

みこ「大丈夫...やってやんよぉ!!!みこちゃん砲発射ぁ!!!」

半分ヤケになっているみこちがビームを蜘蛛シャドウにぶつける。効いたのか怒る様子を見せる。

みこ「どーだぁ...ってうわっ!」

ドヤ顔をキメるみこちを容赦なく蜘蛛シャドウが足で攻撃する。バリアが間に合わなかったみこちは,そのまま飛ばされて,地面の蜘蛛の巣に着地した。そらちゃんがみこちの方へ駆け寄る。

そら「みこち大丈夫!?」

みこ「くっついて動けないにぇ...」

 

すると,足元に大量の小型グモが次々と現れた。普通の蜘蛛よりは大きいが。

しかもみこちの方へ向かっていってる。多分大きいのが呼び出した分身的なやつ...?!

 

「二人共!ここはボクに任せて!」

多分小型グモは本体のでかいやつを倒せば消えるはず。だったらすぐに倒す!

本体はほぼ動かない。こちらに攻撃する素振りもなさそうだ。

 

『ガヴホイッピア!』

ボクの能力でケーキの槍を召喚する。1ピースかけた部分に最後のピースをセットする。

『ホールケーキ!!!』

みこ「うわぁぁぁぁこっちくんなぁぁぁぁ!!!」

小型グモがみこちの周辺に群がり始めた。早くしなきゃ。

『ホイップチャージ!ケーキングブレイキング!』

槍の先端から生クリームのようなビームを放つ。それを喰らった巨大グモは徐々に悲鳴を上げ...

最後は爆発し,小型グモも消え去ったんだけど...周辺に生クリームが飛び散った。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■みこ視点

 

「全身生クリームまみれなんですけーど...」

蜘蛛の巣に捕まったと思ったら今度は大量の生クリームが体にかかった。

ロボ子さん「ごめんごめん...ハイ水。」

謝りながら右手から水を放出して掛けてくる。一体どういう仕組みなんだろう...

 

そら「みこちは身動き取れなかったもんね...」

そういうそらちゃんは生クリームを被っていない。どうやら飛んできたクリームを刀で切ったようなのだが,そのせいでみこに生クリームがかかったのだ。

 

ロボ子さん「早く帰ってケーキ食べよー」

ビチョビチョになりながらもバイクに乗り,拠点へ帰るのだった。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■そら視点

 

「美味しいねこのケーキ!」

みこ「うまうまですわ...ほんと...」

ロボ子さん「ボクも食べ物が食べれる体でよかったよ〜♪」

三人で限定のショートケーキを食べていると,えーちゃんが部屋に入ってきた。

 

友人A「あ、美味しそうですね。私の分あります?」

「「「あ...」」」

3つしかなかったのとえーちゃんが電話していたのですっかり忘れていた。これはまずい...

友人A「へー...三人で限定のショートケーキですかぁ...ふーん...」

「えーちゃんごめん!!!ほらひとくち食べて!」

ご機嫌斜めになってしまったえーちゃんにケーキをひとくち分ける。するとえーちゃんのご機嫌が戻ったらしく笑顔になった。

友人A「おいしいですね...」

「今度はえーちゃんの分も勝ってくるね...」

友人A「ありがとう。まぁ私はプリンが冷蔵庫にあるのでそういうことで...」

 

みこ「あー!そらちゃんをハメたなー!?」

私からケーキをひとくちもらったえーちゃんは,笑顔で冷蔵庫に向かっていった...

 

 




今回の補足コーナー
ケーキの槍 
「仮面ライダーガヴ」に登場した「ガヴホイッピア」という武器です。
特別編でラーニングしたものを再現しています。

今の三人(そら・みこ・えーちゃん)の職
COVERと雇用関係にあります。歩合給です。シャドウ一体あたりで5日フルタイム分の賃金を
もらえます。ロボ子さんもお金もらってますが,人間ではないので雇用関係ではありません。

今のみんなの住居
そらは基本自宅に帰って寝ていますが,集まれるときはみんな桜神社にいます。
みんなが集まってると出動になったときに一斉に出れるからですね。
えーちゃんも自宅があるのですが,表向きの仕事(在宅ワーク)を桜神社でしています。
ロボ子さんとみこは桜神社に住んでます。神社に住むPON二人。なにも起きないはずがなく...
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。