ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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■LIVE18 「彗星」急戦

■そら視点

 

「なんでみこちとすいせいさんが...?」

会計を済ませて出ようと思ったら、レジですいせいさんが支払いをしていた。

すいせいさんは店員さんと何やら話している。電子決済で手間取っているみたい。

私達を見て、すいせいさんの後ろに引っ付いていたみこちがこちらにトコトコ近づいてくる。

あの人と...どういう関係...?

 

みこ「そっちこそなんで三人共?」

友人A「私が北海道から帰ってきたのと合流して...」

みこ「北海道?」

そんな話をみこちとしていると,会計を終えたすいせいさんがこちらを向いた。

すいせい「みこち〜会計終わった———ってあれ?」

そら「あ、どうも...」

私達を見て,すいせいさんは驚いた顔をしていた。どうやらオニキスと戦ったときに顔を覚えられていたらしい。

 

みこち「...とりあえず他の人のじゃまになりそうだから出よう?」

めずらしくまともなことをみこちに言われて,私達は会計を済ませてから外に出た。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■友人A視点

 

すいせいさんとみこさんと一緒に全員外に出る。この二人ってどういう関係なんだ...?

というか,みこさんも含めた全員がいるこの状況...なにか面倒なことになりそうな気が...

友人A「...私は疲れたのでこれで...」

そら「私はロボ子さんを桜神社まで...あ、みこちにお願いしてもいい?」

同じことを思ったのか,それとも眠そうなロボ子さんを気遣ってか,そらも離脱しようとする。

 

しかし,その行動はみこさんによって無効化された。

みこ「えー! ()()()()()()()()泊まっていってよ!」

すいせい「え?みこち?」

どうやらすいせいさんを桜神社に泊めることになっていたらしいのだが,「ついでに」

私とそらも泊まればどうかということだった。当のすいせいさんは困惑しているが。

 

ロボ子さん「ふたりともかえっちゃうのぉ?」

更に眠そうなロボ子さんが追い打ちをかけてくる。これは非常に帰りづらい。

...結局私達は桜神社に泊まることになったのだった...

 

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■みこ視点

 

すいせい「ここがみこちの神社かぁ...バイト?」

「まぁ正式な巫女さんじゃないからにぇ...でもなんかおじーちゃんがなんかいってたな...」

友人A「それちゃんと聞いたほうがいいやつじゃないですか?」

えーちゃんに正論で刺されながらも,神社の建物のなかへすいちゃんを案内する。

他のみんなは全部わかってるし...案内はいらねぇ!!!

 

そうしてみんなでいつもの部屋に入る。すいちゃん用に座布団を持ってきて手渡す。

するとロボちが背中にコードを刺して寝たのをみてすいちゃんが驚いた顔をしている。

すいせい「何あれ...充電...?...ああ,言ってたロボットの女の子って...」

それを聞いたそらちゃんがみこの方をちょっと怖い顔で見てきた。

そら「みこち...もしかして全部話した?」

 

「いやいや!すいちゃんが戦ってたからいいかなって!そうだ!すいちゃんの話まだじゃん!」

すいせい「みこちに話そうと思ったのに人増えたけどね...」

みこはてっきりすいちゃんが四人目の仲間になると思って全部話したんだけど...

他の人に話すのが嫌そうってことは...そうじゃない?

 

そしてロボち以外のみんなが座布団に座って机を囲んでから,すいちゃんは話し始める。

すいせい「まず最初に言っておくと,私は一人で戦うつもり。」

「なんで?!みんなでやればいいじゃん!」

そら「......私達で協力すれば———」

すいちゃんの言葉に驚くみこと,落ち着いて返そうとするそらちゃん。

でも—————————

 

すいせい「昨日も私一人で十分だった。あのオニキスってやつ相手にも押してたし。」

「でもみんなでやったら倒せるかもしんないじゃん!!!」

友人A「みこさん落ち着いて...すいせいさんが一人で戦うって話は司令も...」

みこが立ち上がってすいちゃんの方へ行こうとすると,えーちゃんに脇を抱えられもう一度座らされる。えーちゃんのパワーが思ったより強くて抵抗できなかった。

 

すいせい「本部ビルは崩壊したし,オニキスは取り逃がした。私だったらそうならない。」

そらちゃんはもう何も言わずに黙っている。すいちゃんでも流石に———許せない。

 

そら「...みこち?」

友人A「みこさん何を!?」

 

「...ライブオン。」

えーちゃんの静止を聞かず,変身してすいちゃんに向かって話し始める。

すいせい「...どうしたのみこち?」

「...みこ達だって逃がしたくて逃がしたわけじゃない...そらちゃんやロボちは必死で戦ってた。」

すいせい「...だから?」

「そらちゃんに謝って。」

そういってみこはすいちゃんに神楽鈴を向ける。

ピリついた空気が流れる中,突如すいちゃんが立ち上がって斧でみこを斬り飛ばした。

 

すいせい「...みこちってすぐ怒ったりするよね...昔から。」

縁側を超えて外の広い庭まで飛ばされ,背中で着地する。斧とみこの間にバリアを出して防いだはいいものの...どうやら怒らせちゃったみたい...

 

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■そら視点

 

...突如としてみこちが変身したと思ったら,すいせいさんがみこちを斬り飛ばしてしまった。

慌てて縁側に出ると,みこちはバリアでガードしたのか怪我はなさそうだった。

庭に出たすいせいさんはみこちを煽りだす。

 

すいせい「来いよ。みんなでやれば...って言うならまず私と互角にやってみれば?」

みこ「この...!」

挑発に乗ってしまったみこちはパワーアップ変身をしてすいせいさんに向かっていくが,

回し蹴りで跳ね返されてしまう。生身でみこちに張り合えるすいせいさんって...

 

「...とにかく止めないと...!」

私も変身してすいせいさんを止めに行く。みこちは地面に転がされているので止める必要はない。

すいせいさんが私に向かって斧を振るってくる。いや私も攻撃するの!?

上から来る斧を刀でなんとか受け止めるが...両手でもかなり厳しい。そう思った瞬間

全員の変身と武器が消え去った。

 

ロボ子さん「みんな何してるの...」

スリープモードから戻ったロボ子さんの目が光っている。多分だけど,ロボ子さんが変身と武器を消したんだろう。

 

みこ「ちょっと喧嘩になっただけ...」

友人A「喧嘩で変身しないでください!」

いつの間にか玄関から靴を履いたえーちゃんが回ってきていた。

 

すいせい「...やっぱり私一人で戦える...全員分...」

そんなことを小声で言ったすいせいさんは,そのまま帰っていってしまった。




作者の部屋
すいちゃんが平成の二号ライダー並みに戦闘を仕掛けましたね...
というわけでどうも都下七階です。

■無駄に強い星街すいせい...
生身でパワーアップみこちとそらちゃんを相手にできる星街すいせい。
理由としてはあの斧です。斧はソウルの力で召喚していますが,あれには身体強化の力があります。
あの斧はCOVERのテクノロジーで解析できず,身体強化のからくりも謎のままです。
あくまでもソウル由来のパワーではなく,召喚も手元に転送しているだけです。
逆に言えば,他のメンバーの武器はソウル由来のパワーで召喚しています。
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