■ロボ子さん視点
「...これを人間に埋め込んで...カンブリ魔にしたのか...」
COVER支部の一室で,大量の機械に繋がれたホロフォンの中に,黒いホロメンソウルを入れて分析している。多分そらちゃんたちの変身アイテムで使えば...命はない。
これはあくまで分析用に組んだ機械。でもこのエネルギー量じゃあ人間が死ぬようなことにならないはずだ。オニキスは一体何を企んでいるのか...
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■そら視点
人が初めてカンブリ魔になってから二週間。
あれから毎日のようにカンブリ魔が現れては倒して...ということを繰り返している。
そのたびに毎回黒いホロメンソウルが出てくる。
そして今日もアラートが鳴って出動した。
現場に付くと,ゾーリ魔がかなりの数と,カンブリ魔が三体いた。
ゾーリ魔がいるのはアラート時点でわかっていたので,えーちゃんにもバンで来てもらった。
「今日もか...とにかく行こう!」
「「「「ホロメンソウル!セット!」」」」「システムスタンバイ!」
「「「「「レッツ!ライブオン!!!」」」」」
友人A「援護射撃は任せてください!」
「お願い!」
そういって全員でカンブリ魔とゾーリ魔の方へ向かっていく。
すいせい「ゾーリ魔が...普段より弱い?」
「確かに...なんか...脆い...?」
AZKi「数を増やした分...弱いとか?」
みこ「今はとにかくカンブリ魔にされた人を助けるよ!!!!」
周辺のゾーリ魔を刀で斬り倒しつつ,カンブリ魔と交戦する。
早くカンブリ魔にされてしまった人を助けないと—————————
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■友人A視点
「...このゾーリ魔...脆い...?」
マンタンガンでゾーリ魔を一体ずつ倒していく。
普段より弱く,簡単に倒れていく。いつもなら二発ほどで一体を倒せるのが,一発で倒せている。
いったい何故———
オニキス「それはな...お前たちへの罠だ。」
「!?」
後ろからした声に驚いて振り向くと,オニキスにお腹を腕で刺された。
「うわあああああああああ!!!」
そら「えーちゃん!!!」
刺された...が血は出ていない。オニキスの腕が貫通しているというか———
オニキスはそのまま手を引き抜く。でも何か...お腹の中に異物感がある。
オニキス「暗黒に...染まれ!!!」
彼のその言葉と同時に,私は意識を失った。
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■そら視点
「えーちゃん!!!」
オニキスの言葉と同時に,えーちゃんが...怪人に変わった。あの姿は...
「あれは...最初の...!!!」
オニキス「気づいたか?あの時の...デーボ・ヒョーガッキといったかな?あれと同じだ。」
ロボ子さん「えーちゃんが...しかも......あれは...」
ロボ子さんが絶望した表情でえーちゃん...怪人を見ている。
でもカンブリ魔のように倒せばいいだけ...!!
みこ「カンブリ魔はこっちに任せて!」
AZKi「えーちゃんを早く!!!!」
二人の言葉を聞いてオニキスの方へ向かう。すいちゃんも一緒に来てくれている。
デーボ・ヒョーガッキ「ウアアアアアアアア!!!!」
怪人の飛ばしてくる氷塊を避けつつ,そのまま斬りかかる。斧と刀で同時に———
すいせい「効いて...ない...」
怪人には一切斬られた傷がついていない。それどころか一歩も動かない。
「えーちゃんを返せ!!!」
そのままスカイストラッシュを放つ。怪人は少し後ずさりしたものの,傷はない...
すいせい「だったら二人で!」
「わかった!」
更に二人で飛び上がってからキックをぶつける。これはさすがに効いたらしく,
苦しそうな声をあげている。早くえーちゃんを助けなきゃ———
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■みこ視点
「あずちゃん!時間稼いで!」
AZKi「わかった!」
あずちゃんに周辺の敵を倒してもらいながら,鈴鉾を地面に突き立ててエネルギーを貯める。
これなら広範囲...カンブリ魔含めたゾーリ魔全員を消しされる。
「祓え給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え。すべての闇を消し去り給え!」
唱え言葉を叫んだ直後,すべてのゾーリ魔とカンブリ魔が消え去った...
AZKi「人間が...いない...」
「え?」
カンブリ魔のいた方を見ると,あの黒いホロメンソウルも出てきていない。
まさか...囮?
えーちゃんたちの方を見ると,そらちゃんとすいちゃんの二人が怪人と戦っていた。
ロボ子さんだけは立ち尽くしたまま動かない。
とにかくそらちゃんたちに加勢しないと...!
ロボ子さん「だめだ!!!!!」
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■すいせい視点
ロボ子さん「だめだ!!!!!」
その声に気を取られてしまい,怪人の攻撃を受けてしまい、そらちゃんが地面に転がされてしまう。
私ははなんとか攻撃を受け止めたものの,後ずさりしていた。
そらちゃんが立ち上がってロボ子さんの方に近づく。
「だめってどういうこと?えーちゃんを助けなきゃ...」
ロボ子さん「その怪人は......オニキスと同じだ......!倒せば......えーちゃんが...!」
「うそ」
ロボ子さん「ほんと...だよ...」
「うそだ!!!うそだうそだうそだ!!!!」
そらちゃんがいつになく取り乱している。私はなんとか怪人の攻撃を捌くのに必死で様子は見れない。しかも倒せばえーちゃんが......助からない。どうすれば...!
みこ「ロボち手ぇ貸せ!!!すいちゃんも下がって!!!」
ロボ子さん「えっ?」
みこ「鎖でその場に捕まえる!!!エリートソウル!セット!」
みこちの声を聞いてロボ子さんのところまで下がる。
ロボ子さんは鎖を生成してみこちに手渡し,そのままみこちが鎖を操って怪人の身動きを封じた。
でも長くは保ちそうになかった。
AZKi「ロボ子さん!何か方法は!?」
ロボ子さん「...オニキス用に作ったソウルがある。けどまだ完成してない...!」
そう言ってロボ子さんは真っ白のホロメンソウルを出してきた。するとそらちゃんがそれを奪ってそのまま怪人の方へ向かっていってしまう。
「そらちゃん待って!」
そらちゃんはそのままソウルをマンタンガンに装填して怪人にゼロ距離で撃とうとする。
多分錯乱してる———まずい!
そう思ったとき,オニキスがそらちゃんの手からマンタンガンを弾いた。
オニキス「何を企んでるか知らないが...そうは行くまい。」
そら「黙れぇぇ!!!」
そのままそらちゃんがオニキスに斬りかかる。ここでオニキスを倒されては私がまずい。
そう思ってオニキスとそらちゃんの方に向かっていったのだが...
デーボ・ヒョーガッキ「グアアア!!」
「くそ...!」
このタイミングで怪人の拘束が解け,そのまま攻撃をもろに喰らってしまった。
変身も解けて地面に転がされてしまう。
みこ「すいちゃん!」
「いいからえーちゃんとそらちゃんを止めて...!」
このままだと...誰も助からない...!!!
次回
そら「私は絶対に諦めない...!」
ロボ子さん「ボクが白いソウルをこの場で完成させる!」
みこ「そらちゃんに全部託す!」
すいせい「オニキスを倒させるわけには行かない...!」
AZKi「えーちゃんは私が食い止める!」
「「「「「天まで届け 絆の輝き!」」」」」