ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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■LIVE31 「星」を飲み込む黒き力(ブラックホール)

■すいせい視点

 

「くそ......」

這いつくばるかたちになった私をオニキスが見下している。オニキスの足元にはみこちがいた。

 

オニキス「お前もこの巫女も終わりだな...」

「黙れ......だったらこれで...!」

目の前にあった黒いホロメンソウルを拾って立ち上がり,腕に付けっぱのチェンジャーに入れる。

その瞬間左腕に凄まじい痛みが走る。

 

オニキス「それはお前たちの物とは違う...死ぬぞ?」

「ごちゃごちゃうるせぇんだよ......お前を殺せればなんでもいい...変身...!」

レバーを倒した瞬間,激痛と共に自分の周りを黒い球体が囲い...そのまま意識を失った。

 

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■そら視点

 

「スカイストラッシュ」

怪人から人を分離して,そのまま怪人を刀で撃破する。

この姿のせいか,凄まじい威力の斬撃が飛んでいった。さすが六人分の力....!

変身を解除すると,ロボ子さんとあずきち,えーちゃんの方にソウルが戻っていくが,みこちとすいちゃんのやつが戻っていかない。えーちゃんはいつの間にかバンで来てくれていた。

 

友人A「この人はCOVER支部に...あれ?その2つは?」

「なんでか二人のところに戻っていかない...」

私の手の中のソウルをみてえーちゃんが首をかしげつつ,怪人にされていた人をバンに乗せ,

そのままCOVER支部に戻った。私はロボ子さんたちの方へ駆け寄っていく。

 

「ロボ子さん!この2つが戻っていかなくて...!」

ロボ子さん「え?...確かに二人も来てない......何かあったのかな...」

AZKi「二人の位置情報が桜神社で止まってる......」

そうして三人で何かあったのか?と考えていると,ホロフォンのアラートがなった。

場所は—————————

 

「桜神社」

まさか二人は...ソウル無しで....!私たちは急いで桜神社へと向かった。

 

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桜神社につくと,オニキスが瓦礫の中に立っていた。その近くには黒いオーラの球体と...

足元にみこちがいた。

 

「みこち!!!」

AZKi「すいちゃんはどこ...?」

オニキス「あの女ならその球体の中だ。自分からブラックソウルを使った影響だな。」

ロボ子さん「ブラックソウル...まさかあの黒いホロメンソウル...!?」

みこちはオニキスの足元に倒れたまま動いていない。しかもすいちゃんは黒い球体の中———

一体何があったのか...

 

「とにかくオニキスを止める!」

三人で変身してオニキスに向かっていく。私一人で変身するよりは三人でやったほうがいい...

これ以上はやらせない!!!!

 

ロボ子さんはすいちゃんの方に向かい,私とあずきちでオニキスに斬りかかる。

とりあえず足元のみこちを救出しなきゃ...!

オニキスも剣を取り出して私の刀と鍔迫り合いになる。その隙にあずきちがみこちを救出して

離脱する。

 

オニキス「その巫女は助からない...邪魔だ!!!」

鍔迫り合いの状態から無理やり弾かれてしまう。やっぱりシャイニングを使うべきだろうか。

でもそれだとロボ子さんの分析が進まなくなるリスクもある。

 

AZKi「みこち!?みこちしっかり!!!」

あずきちがみこちに声を掛けているが反応はないらしい。

 

「二人とも!シャイニングを使う!!!」

AZKi「わかった!」

ロボ子さん「分析には問題ない!やって!」

そうして二人のところからホロメンソウルが飛んでくる。えーちゃんのところからも...

すべてのソウルをシャイニングソウルに吸い込ませ,そのまま変身する。

 

オニキス「シャイニング...あれか...!」

「これならあなたを分離できる...!」

猛スピードでオニキスに触れて,至近距離でビームを放つ。これなら中にいるフブキさんを...!

 

オニキス「凄まじい光だな......だが威力が低いようだな?」

「えっ?」

オニキスにビームを受けながら反撃されてしまった。確かに言われてみれば威力が低い...

なんで...?そう思ったが理由はわかった。

 

多分みこちとすいちゃんの意識がないから...

ホロメンソウルの力の源は持ち主そのもの...それがなければ意味がない...!

6人分の力に届いていなければ分離もできない。

 

ロボ子さんはまだ分析に手こずっていそうだし、あずきちはみこちを連れて下がっている。

どうすれば—————————

 

 

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■ロボ子さん視点

 

「なんだこの黒い球体...」

見て分析をしてみても何もわからない。中に本当にすいちゃんがいるのかもわからない。

そもそもホロチャンジャーの反応が消えた。

ビームを撃ったり,触れて分析してみるものの,一切変化がない。変身した状態じゃないとビームの威力が出ないこともあるけど,それにしたって反応がなさすぎる...

 

そらちゃんの方はシャイニングの力でオニキスと戦っているみたいだけど,分離ができていない。

多分みこちの意識がないからだろう。すいちゃんも球体の中...

 

「すいちゃん...どうしたら...」

その時,一瞬黒い球体が薄い光を放った気がした。

 

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■すいせい視点

 

「...ここは...」

気がついたら一面真っ黒な空間にいた。誰もいないし何も—————————

「...みこち...?」

足元にみこちが倒れていた。しゃがんで揺すってみるものの,気が付かない。それどころか———

手になにかついた。みこちの体から大量の血が出ている。

 

「みこち!!!みこち!!!」

いくら揺すっても返事がない。

 

ふと気づくと,周りに他にも人が倒れている。フブさんだ。

「フブさん!?フブさんしっかり!!!」

フブさんの体を揺すってみても起きない。手首を持ってみると——————脈がない。

 

しかも周りに倒れているのはそらちゃんやロボ子さん,AZKiちゃんやえーちゃん...

「...なんで...?ここはどこ...?」

足元には大量の血,周囲は真っ暗...真っ黒...みんなが死んでる...何があったの...?

 

姉街「すいちゃん」

「...お姉...ちゃん...?」

後ろにお姉ちゃんが現れた。怪我してない...無事だ....

 

姉街「これは幻。何があったか思い出して。」

「何が...あったか...!」

思い出した。桜神社にオニキスが来て...みこちが...!!!そして私は...黒いソウルを...!

それで黒い球体の中に...

 

姉街「みこちは生きてる。今みんなも来てる。」

「え...?」

姉街「今やるべきことはこんな場所で幻を見ることじゃない。」

お姉ちゃんがそういうと,私の左腕が光り始めた。いや...腕につけていたホロチャンジャーと,

その中のソウルが...まばゆい光を放ち始めた。

 

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