■そら視点
「分離ができない...!」
オニキス「あの巫女も青髪もいなければ力を100%発揮できないか?哀れだな」
なんとかオニキスと互角に戦いながら隙を生み出そうとする。
せめて動きを封じるぐらいは...!そうだ!
「これで...!」
オニキス「なに!?」
鎖と刀を生成して,刀をアンカーにして鎖をオニキスに巻き付ける。これなら動けないだろう。
その隙にロボ子さんと球体の方へ向かう。
「ロボ子さん!どうなってる!?」
ロボ子さん「何をやっても破れない...分析しても全然...!」
「だったら一か八か...」
黒い球体に触れて金色のビームを放つ。すると少しだけ黒い球体の色が薄くなっていく。
このままやれば破れるかもしれない...!
オニキス「その球体は破れない!!!」
鎖を破ったオニキスがこっちに襲いかかってきた。なんとか刀で攻撃を受けて弾く。
このままやれば球体を破れそうなのに———
——————————————————————————————————————————————————————
■すいせい視点
「この光は———?」
チェンジャーの光を見ていると,急に真っ暗だった周囲が白く明るくなった。
さっきまでお姉ちゃんがいた場所にはドレスを纏ったそらちゃんがいた。
そら「すいちゃん。戻ってきて。」
「そらちゃん...」
そら「みんな待ってる。すいちゃんがいればオニキスからフブキさんを分離できる。」
「分離———」
そうだ。オニキスの中にはフブさんがいる。それも忘れてオニキスを殺そうと———
そう思った瞬間,背後にオニキスが現れた。
オニキス「貴様には何もできない。仲間も友も救えない!」
「うるさい...!フブさんを助ける。そのためにここから出る!」
そうしてオニキスの顔面を右腕でぶん殴った。その瞬間オニキスは消え去った。幻か...
するとホロチャンジャーから黒いソウルが飛び出し,夜空のようなソウルに変化した。
そのソウルを掴んだとき——————
気づけば外にいた。
——————————————————————————————————————————————————————
■そら視点
オニキス「このまま不毛な戦いを続けるか?巫女もあの女も助からない。」
「私はすいちゃんもみこちも助ける!」
オニキスを食い止めながらすいちゃんを助ける隙をなんとか生み出そうとする。
すいちゃんとみこちが復活すれば...
「何...これ...」
後ろからすごい気配を感じて振り返ると,すいちゃんが立っていた。
すいせい「おまたせそらちゃん...私もパワーアップで行くよ。」
オニキス「どうやって戻ってきた...?それにパワーアップだと?」
すいせい「闇の力?だっけ...もらったよ。その力。」
すいちゃんはそう言って黒いソウルらしきものをチェンジャーに入れた。
まさか...あれで変身するつもり...?
すいせい「レッツ...ライブオン!」
すいちゃんがレバーを倒した瞬間,空の色が変わった...
「夜に...なった...?」
そしてすいちゃんの姿も変わっていく。漆黒のオーラに身を包み...黒い服に変身した。
黒い服に金色の装飾・マント...星空みたいな...そんな姿に。
オニキス「闇の力を...貴様が?そんなことはありえない!!!」
そう言ってオニキスは手から黒い球体を飛ばしてくる...それをすいちゃんは吸収してしまった。
しかもすいちゃんもオニキスと同じ技を使っている。あれは一体———
——————————————————————————————————————————————————————
■すいせい視点
「なるほど...使いこなすのは難しそうだな...」
手を握り開きしてからオニキスに向かっていく。
オニキスはビームやら黒い球体を飛ばしてくるが,それらすべてが私の体に吸い込まれていく。
オニキス「闇を吸収している...」
「それだけじゃない...これを...こう!」
手をあげてから下に下ろすと,オニキスが動けなくなっている。多分重力とかそういう能力。
オニキス「なんだ...これは...!」
「フブさんを返してもらうよ。」
動けなくなっているオニキスに近づいて右手をかざし...闇を吸い取る。
オニキスの体から黒いオーラが出て,私の右手に吸い込まれていく。
これならオニキスをフブさんから弾き出すんじゃなく,オニキスそのものを吸い取ってフブさんを
救い出すことができるはず...
オニキス「貴様如きが...俺を吸収できると思うな!」
なんとオニキスが重力から外れ,私から距離を取り,周辺の建物や木に隠れだした。
でも...なんか場所がわかるんだよね...
みこちには申し訳無いが、周辺の瓦礫を浮かせてオニキスのいる方に飛ばす。
最初はオニキスも避けていたみたいだけど,途中でオニキスに重力を加えて私の近くまで引きずり出す。そして避けられないように全方向から瓦礫をぶつけた。
——————————————————————————————————————————————————————
■AZKi視点
「何...あれ...」
みこちを抱えながら後方で戦いを見ていたけど,すいちゃんが新しい姿でオニキスを圧倒している。
そらちゃんたちもすいちゃんの邪魔になると思ったのかこっちに駆け寄ってきた。
そら「あずきち!みこちの様子は!?」
「まだ目を覚まさない...」
私がそう答えると,そらちゃんはみこちに向かって右手をかざすと,そこから優しい光を出した。
するとその光を浴びたみこちが目を覚ました。
みこ「...あれ?みんな...」
ロボ子さん「みこち!良かった...」
そういってロボ子さんがみこちを抱きしめる。二人とも同じ屋根の下だもんなぁ...
そら「みこちが目を覚ました今なら...」
そういってそらちゃんはオニキスとすいちゃんが戦っている方へ向かった。
——————————————————————————————————————————————————————
■そら視点
「すいちゃん!!!」
すいちゃんの隣に駆け寄ると,オニキスは瓦礫に埋もれて動けなくなってしまっていた。
しかも何かの力で押さえつけているように見える。これがすいちゃんの新しい力———?
すいせい「そらちゃん。分離行ける?」
「今なら行けると思う。」
すいせい「だったらこれで...」
そういってすいちゃんが空中に手をかざすと,何か黒い球体が現れ,オニキスと周辺の瓦礫を
吸い寄せていく。まさかあれは———
オニキス「ブラックホール...だと...!」
でも球体の中にオニキスが吸い込まれていくわけではなく,そのまま空中で動けなくなっている。
すいせい「そらちゃん。今なら楽に分離できる。」
「わかった。」
私は手元に神楽鈴を召喚して,エネルギーをチャージする。そしてオニキスに照準を合わせて...
「はぁぁぁ!!!!」
オニキス「ぐわぁぁぁ!!!」
神楽鈴から黄金のビームを放つ。オニキスもかなり苦しそうな声をあげている。
ビームを撃ち終えると,すいちゃんがブラックホールを解除した。
オニキスが地面に落下し,体から徐々に黒い煙が溢れ出してくる。
オニキス「ぐ...あ...あああああああああああ!!!」
オニキスの体から出た煙が空中で一つの球体にまとまった。
そしてオニキスの体があった場所には...女の子が倒れていた。所謂...「動物耳」のついた人...
白い髪に制服を着ている。
すいせい「...フブさん!!!」
すいちゃんが倒れている女の子...フブキさんに駆け寄って体を起こしている。
でも,空中にはあの黒い煙がまとまったまま浮いている。まさかあれって———
オニキス「よくも依り代を...!」
煙が喋った。やっぱりあれがオニキスだったんだ。煙はだんだんと形を変え,人型になっていく。
そしてフブキさんの体にいたときと同じ姿になった。まだ空中に浮いている。
「ここで今あなたを倒す...!」
オニキス「残念だが今は引かせてもらおう。近いうちに決着を...」
そういってオニキスは体をもう一度煙に変えて飛んでいってしまった。
それでも今は,フブキさんを助けられたことを喜ぼう。
■ノヴァソウル
闇の力のこもったソウルが星街すいせいのマイク・姉街のソウル・シャイニングソウルの光の
力と融合し変化したソウル。
夜空のような黒に,金色のラメが入った見た目。
■星街すいせい(ブラックノヴァ)
闇と光の力で変身した星街すいせい。
引力・重力を操ることができ,隕石を落とすことすら可能な能力の強さを誇る。
闇を吸収することができ,自らの力に変えることが可能。
また、オニキスの場所を互いに感知することもできる。