ホロライブIF ホロレンジャー 0期生編   作:都下七階

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■LIVE35 煌めけ「星桜」

■みこ視点

 

「このぉぉぉぉぉ!!!!」

鈴鉾と神楽鈴の両方を使ってオニキスに攻撃しているが,全然効いている感じがない。

すいちゃんはさっきから意識がない。早くロボ子さんたちのところに連れて行かなきゃ———

 

オニキス「貴様もここで死ね!」

黒い巨人がオニキスの合図でみこに襲ってくる。さっきまで動かなかったのに...!

「邪魔!」

鈴鉾を巨人に刺してそこからエネルギーを流し込む。

すると巨人の体にヒビが入っていき,そのまま消滅してしまった。案外脆いもんだ。

 

オニキス「貴様は前にも俺に負けた!今の俺には勝てない!」

そんな叫びを聞き流して距離を詰め,そのままゼロ距離で神楽鈴からビームを放つ。

でも...

 

「まったく効いてない...!」

オニキスの体には傷一つついていなかった。オニキスが撃ってきたビームを喰らって変身が解ける。みこ一人じゃ勝てない。だったらせめてすいちゃんを連れて帰る!!

 

すいちゃんを抱きかかえてそのまま離脱を狙う。すいちゃんのお腹からはたくさんの血が出ている。しかも体も冷たくなってきている。

 

「いやだ...絶対助ける...!」

そのまま空き地から走って逃げようと全力で足を動かす。

でもオニキスから黒い球体が飛んできて———————————————

 

そら「みこち!!!!」

オニキスの攻撃は,そらちゃんによって受け止められた。

 

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■そら視点

 

ゾーリ魔たちを倒しながら発生源に向かって,ようやくオニキスのところへたどり着いた。

でもすいちゃんがボロボロ,みこちもあと少しでやられていたかもしれない。

後ろからロボ子さんとあずきちも向かってきて,なんとか全員揃った。

 

「ロボ子さん!すいちゃんを!」

ロボ子さんとあずきちのほうに任せて,そのまま私一人でオニキスに向かっていく。

シャイニングを使うとロボ子さんの変身が解けてしまうためレインボーのまま。

 

オニキス「あの力を使わないのか?」

「虹のチカラで充分!」

急に距離を詰めてきたオニキスの剣を受け止めると,とんでもなく重い。

今までのパワーじゃなかった。

虹色のエネルギーを使ってオニキスの剣を弾き返し,そのままこっちが斬りつける。

向こうの動きがやけに重い気がする...多分パワーが上がった分スピードが落ちてる...

 

オニキス「あの女も,貴様らも,街の人間も...ここで死ぬ。」

「誰も死なせない...!みんなを守ってあなたを倒す!!!」

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■AZKi視点

 

「すいちゃん!すいちゃんしっかりして!」

私はそう言って友達の体を揺する。お腹からたくさん血が出ていて,服も赤くなっていた。

ロボ子さん「ひどい...背中から貫通してる...!」

みこ「...みこが...みこがすいちゃんを守れなかった...」

そういってみこちがうつむいて涙を流す。私と違ってもっと長い間一緒にいたんだ。当然...

そう思っている私の目からも涙が出てきていた。

 

ロボ子さん「まだ息はある...でも出血がひどい...ここじゃ治療できるかどうか...!」

「そんな...!」

すいちゃんの手を握ると,少し冷たくなっていた。早くしないとすいちゃんが———!

 

ロボ子さん「...みこち,ソウルを貸して。」

みこ「...え...?」

ロボ子さん「みこちの力で回復することに賭ける。もうそれしかない...!」

そういってロボ子さんは,みこちから渡されたソウルをすいちゃんのチェンジャーにセットしてレバーを倒す。一瞬淡い光が出たものの,何も起きない。

 

 

「...だめ...なの...」

ロボ子さん「...今からボクが治療をしても,助かる確率は五分五分。」

そういってロボ子さんはすいちゃんの傷口を確認して,色々な道具を召喚し始めた。

それを見たあと,みこちはすいちゃんのポケットからソウルを取り出して立ち上がった。

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■みこ視点

 

「...すいちゃん...」

エリートソウルをホロフォンにセットして変身して,すいちゃんのソウルをマンタンガンにセットする。これならすいちゃんのソウルも使って戦える...!

 

そらちゃんに当てないようにオニキスに向かってマンタンガンを乱射する。

すいちゃんの力なのか,そらちゃんを避けてエネルギー弾が飛んでいく。

 

そら「みこち!?」

オニキス「貴様か...!」

そして距離を詰めて,マンタンガンをロッドモードに変形させて攻撃する。

オニキスは剣でロッドモードを受けてくるが,すいちゃんのソウルのパワーでそのまま

叩き折る。

 

オニキス「このパワー...」

「お前を倒す!」

そらちゃんは刀で,みこはロッドモードで同時にオニキスを攻撃する。

さすがに効いているのか,オニキスも後ろに後ずさりして,斬られたところを抑えている。

オニキス「なるほど...虹色のそれも強化されているのか...」

 

そら「みこち,このまま決めよう。」

「わかった...!」

二人でエネルギーをためて飛び上がり,同時にオニキスにキックしようとしたとき———

オニキス「貴様らごときの力は,今更通用しない!!!」

すごいエネルギーでキックが弾き返されてしまった。

しかも変身も解除されてソウルが地面に飛び散ってしまった。

 

そら「何...今の...!」

オニキス「俺が貴様らを圧倒するまで強化されたというわけだ。」

地面に落ちたエリートソウルとレインボーソウルがオニキスに破壊されてしまった。

 

「だったら...!」

辛うじて近くに落ちたマンタンガンからソウルを取り出して,ホロフォンにセットする。

 

変身できるわけがない。

でもそらちゃんだってみんなのソウルの力でパワーアップしたはずだ。

だったら一回だけでいいから...みこにも!

 

その瞬間,ホロフォンが眩いほどの光を放ち始めた。

 

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■そら視点

 

オニキス「なんだこの光は...!?」

みこちがホロフォンにすいちゃんのソウルを入れたかと思うと,すごい光に包まれた。

すこし青いこの光は一体———

 

ロボ子さん「すいちゃん...!?すいちゃん...!?」

その声に振り返ると,すいちゃんはすこしピンクの光りに包まれている。

 

「何がどうなって———」

もう一度みこちのいた方を見ると,変身したすいちゃんと同じ服を纏ったみこちが立っていた。

しかも手には斧が握られている。

 

みこ「すいちゃん...力借りるね。」

そうつぶやいてからみこちはオニキスに一人で向かっていく。私も———と思った

みこちのパワーは普段とは比べ物にならないぐらいに上がっており,周辺には金色のエネルギーが

ずっと放出されている。私があそこに割り込めば逆にみこちの邪魔だ。

オニキスを拳でふっ飛ばした。

 

オニキス「貴様...この後に及んで...!」

みこ「みこもお前をぶっ飛ばしたかったんだよ!」

そう言ってみこちは斧と肉弾戦を組み合わせ,どんどんとオニキスに攻撃を与えていく。

でもオニキスはまだ余裕があるように見える。どうにかダメージを与えないと——————

 

すいせい「復...活!」

私たちの後ろで倒れていたはずのすいちゃんがみこちに加勢し始めた。

チェンジャーにはみこちのソウルが入っているはずだが,変身している姿はいつもと同じだ。

二人は息ぴったりの動きで斧を操り,オニキスをどんどん追い詰めていく。

 

 

「「ライブオン!!!」」

二人はソウルを切り替えてパワーアップし,飛び上がり—————————

すいせい・みこ「「これで決める!!!」」

 

二人同時にキックをオニキスに当てて吹き飛ばした。

 

 

——————————————————————————————————————————————————————

 

■すいせい視点

 

「...これで終わりかな?」

みこちと二人で蹴り飛ばしたオニキスは動かなくなっている。

ずいぶんあっさり倒せたな...まぁみこちやそらちゃんがダメージを与えてたみたいだし...

 

みこ「すいちゃん怪我は?」

「んー...なんか全部なおちゃった☆」

ロボ子さん「———みんな!まだだ!」

その声にハッとしてオニキスの方を見ると,周囲から大量の黒いソウルが集まってきている。

あれって神社や町にいたゾーリ魔を倒したときの———

 

「あれ壊しとくべきだった...」

オニキス「...いい気分だ...これなら...すべてを...飲み込める!!!!」

みこ「———みこちゃんシールド!全ッ開!」

その言葉と同時にオニキスから凄まじいエネルギーと範囲のビームが放たれる。

 

みこ「これ...やばいかも...」

「みこち下がって!」

みこちによるシールドが消えると同時に,私が右掌にビームをすべて吸収し始める。

これなら向こうの力は効かな———

 

その瞬間,私の変身が解けた。

 

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■そら視点

 

オニキスはまだ倒せておらず,今はこちらに向かって凄まじいビームを撃ってきている。

みこちが前でシールドを出して耐えているが,もう数秒も持たないだろう。

 

「シャイニングソウル!」

私が叫ぶと同時に6つのソウルが集まってきて,白いドレス姿に変わる。

これならビームに対抗できるかもしれない。

 

みこちのシールドが割れると同時に私が二人の方に行こうとすると,すいちゃんがビームを

吸収し始めた。これなら行けるかもしれないと一瞬思ったが,無限に吸収できるとは限らない。

 

急いで二人のいる前に移動しようとすると,既にすいちゃんの変身が解けてしまっている。

しかもみこちもビームを喰らって—————————

 

私の後ろには変身してない二人がいる...!

みこちとすいちゃんを光の力で私の後ろに移動させ,そのまま前方にバリアを張る。

するとすぐビームが止まり,オニキスの腕が大きく,鉤爪のようになっているのに気がついた。

 

オニキス「...ほう。二名重症の残りは無傷か。大したものだな。」

「私一人でも...あなたを倒す!」

 

向かってくるオニキスの腕を,マイクセイバーと刀で弾く。

すると目の前からオニキスが消えた。

 

「どこに———」

周囲を見渡す間もなく,後ろから殴り飛ばされてしまう。すぐに立ち上がり,次は自分の周囲にバリアを張る。これならどこから来ても防げる...!

 

オニキス「一点集中...暗黒砲」

また背後からのオニキスの細いビームで,バリアごと左肩を貫かれてしまう。

さっきの巨大なビームと違ってバリアを破ってきた。オニキスのいる方を向いて迎撃を———

その隙を突かれ,お腹に強烈な一撃を喰らってしまい,変身が解け,みんなのいる方まで飛ばされた。

私の目の前に落ちたシャイニングソウルは...5つに砕けていた。

 

 

 

 

 

 

オニキス「貴様らの負けだ。」

 

 

 

 

 

 




■今回の初出フォーム
・さくらみこ(micomet)
 星街すいせいのソウルを使ったさくらみこが,すいせいと同じ力を纏った奇跡の姿。
 メインウェポンは斧。それに加えて神楽鈴も用いる。

・星街すいせい(micomet)
 瀕死状態だった星街すいせいが,さくらみこのソウルの力で変身した姿。
 特に普段の変身形態と見た目は変わらないが,メインウェポンは神楽鈴。
 それに加えて斧を用いる。



すべての力を失った5人。
彼女たちは果たして町を,世界を守れるのか————————————————————————
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