友人Aからわずかに語られた怪物の謎。 そしてときのそらはホロフォンを手放すこととなり...
「近くにいるようだな...」
ビルの上で一人そう呟く青年が居た。 白髪に,黒い宝石のような角。
そしてローブを纏った怪しい人物。町中に居たら即通報だろう。
手に紫色のもやを集めてビルの下の街へ解き放つ。 ゾーリ魔たちが現れて人を襲い始める。
「お手並み拝見といこうか...」
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—————————あれから5日後。
私はあのガラケーをえーちゃんに返した......というより流れで回収された。
他にも戦える人がいるから大丈夫らしいけど......
あれから怪人や怪物の話は聞いていない。 私が倒したときは怪人の写真がSNSに乗ってた。
私の写真は出回らなかったからいいけど...
私はそんなことを考えながら,最初に戦った場所の周辺に買い物をしに来ていた。
ときのそら「本当に大丈夫なのかなぁ...」
喫茶店でコーヒーを飲みながら呟く。
買い物も一通り終えてゆっくりしようと喫茶店に入ったけれど,色々考えてしまう。
するとその時,外から騒ぎ声が聞こえてきた。誰かが走って逃げてきたらしい。
お金を払って外に出ると、沢山の人が逃げてきていた。騒ぎの中でこんな声が聞こえた。
「怪物が現れた」—————————と。
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まずい。 次の変身者を見つける前にゾーリ魔が出てきてしまった。
町中でホロフォンが反応する人物を探していたが 見つからないままゾーリ魔に遭遇した。
友人A「だったら私が————————— ホロメンソウル!!!」
そう叫んでみるものの,やはりソウルはでてこない。あれは本人の精神の強さなどが影響する。
「うわっ!!」
ゾーリ魔に殴られ、ホロフォンを落としてしまう。
周りの人も襲われている。なんとかしなければ—————————
ときのそら「えーちゃん!!!」
「そら?!」
その時,
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友人A「なんでここに—————————」
「それどころじゃないでしょ!」
えーちゃんが怪我をしているのを見て慌てて手を引いて逃がす。
建物の影に隠れ,えーちゃんを問い詰める。
友人A「なんでこんなところに—————————」
「それはこっちのセリフだよ! 怪我までしてるし...」
そういってえーちゃんの右腕に目をやる。出血している。なんでこんな無茶を—————————
友人A「...実は,他に変身できる人がいないか探してて...」
「え? 他に変身できる人がもういるんじゃ...」
友人A「実は...その—————————」
—————————えーちゃんは私を巻き込まないために嘘をついたらしい。
友人A「...ごめん。 でも—————————」
「私を心配してくれたんだよね? ありがとう。」
友人A「だったら—————————」
「でも私は,守れる人がいるなら守りたい。 私にしかできないんでしょ?」
友人A「そら—————————」
そう言って私は,地面に落ちているホロフォンめがけて駆け出す。
転がってホロフォンを回収し,ゾーリ魔たちを避けながら変身する。
「ホロメンソウル!!!セット!レッツ!ライブオン!!!」
空中にソウルを出現させたあと,ホロフォンにセットして変身し,周囲のゾーリ魔を殴り飛ばす。
「はあぁぁぁあ!」
囲おうと近づいてくるゾーリ魔を回し蹴りで倒し,そして—————————
「うわっ!?」
ゾーリ魔の数が多い。今までの2回の戦いに比べて2~3倍はいるんじゃないか...
素手じゃ限界がある。何か武器を...
『ウェポン』
どこからか音がなり腰の左側に鞘に収められた刀が出てきた。
鞘から刀を引き抜いて一人ずつ斬り倒していく。刀が随分軽く感じる。
刀の扱いは難しいって聞いたことがあるけど,これも変身した力だったりするのだろうか。
そうして私は,ゾーリ魔をすべて蹴散らすのだった。
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謎の少年「やはり あれがホロメンの力か...」
ビルの上からときのそらの戦いを見届け,ゾーリ魔が光の粒子となって消えたことを確認する。
「もっと負の感情を集めないとな...」
そうして彼は霧のように消えるのだった。
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次回!
ついに戦う決意を決めたそら。そしてそれを見つめる黒い影......
更に新たに現れるのは...女の子...........じゃなくてロボット?
次回第二章 「ロボと闇」
第一章「空翔ける時」 完
というわけで一章をお読みいただきありがとうございました。
二章以降の更新のめどがなかなか立たず... 閑話、もしくは二章の1話目を書いたあたりで頻度を決めてしまいたいと思っています。 このまま行くと全員揃うのが30話目とかになってしまうので...
調整はしたいですね...
あと今書いてるのがメンバー加入回しかないわけで、通常戦闘をやる回も書きたいですね。
今回の補足コーナー
■刀
ホロフォンに備えられた機能として「武器の召喚」があります。その機能で出現したものです。
ちなみに鞘は服にくっついています。取り外し可能。