この1年某ガンダム共和国ものを書いておりまして、個人的にガンダム燃え尽き症候群がガガ・・・
兎に角ゆるゆると書いて完結させたい所存です。
宇宙世紀007911月 欧州でレビル将軍率いる地球連邦軍とそれを阻むユーラシア連邦地上軍との間で熾烈な戦いが続いていた。
両軍ともに川の両岸に布陣し、銃弾や砲弾が飛び交いその上空ではミサイルやロケットそして両軍の航空機が熾烈な争いを続けていた。
地球連邦軍のフライマンタ攻撃機がユーラシア連邦軍の陣地めがけてロケット弾をを掃射し、大地は耕され人が吹き飛び月面のようなクレーターを量産する。
しかしユーラシア連邦軍が築いた陣地を破壊するまでには至らなかった。
「撃って撃って撃ちまくれ!敵に川を渡らせるな」
川を渡河しようとする地球連邦軍を阻むように、ユーラシア連邦軍の陣地からは機関銃が絶えず掃射され、連邦軍兵士は一兵も近寄れない。
無論渡河を狙う地球連邦軍は、相手の陣地を破壊しようと砲撃や空爆を行うも頑丈な強化コンクリートで補強された陣地を崩すまでには至らず、空軍もまたユーラシア連邦軍の航空機に攻撃を阻まれ思うような効果を上げられずにいた。
強固な陣地に寄るユーラシア連邦軍が全体的に優位に推移しているかに見えるが、しかしユーラシア連邦軍上層部には予断を許さぬ気配が蔓延していた。
と言うのも彼らがもっとも警戒しているのは連邦軍の物量でも火力でもなく、欧州に持ち込まれた陸上戦艦部隊であるからだ。
地球連邦軍が保有する虎の子の陸上戦艦、その名の通り戦艦並みの火力を有しホバー走行で地形を関係なく進その姿は、NJによって強制的に有視界戦闘に押し込められた地上軍にとって脅威以外の何者でもなかった。
地球連邦軍の狙いがモスクワならば、どのタイミングで陸上戦艦部隊を投入するのかが重要でありまたユーラシア連邦軍はそれに対するカウンター手段を常に手札に保つ必要があり、それ故上層部は連邦軍の動きに神経を張り詰めていたのだ。
だがこの時彼らは知るよしもなかった、自分たちの正面にいる敵の攻勢が凄まじいばかりに敵の主力と誤認してしまっていたことに。
そしてレビル将軍はモスクワを堕とす意図など無かったと言うことに・・・
陸上戦艦ビックトレー級バターン号
その戦闘指揮所にレビル将軍の他並み居る将官たちが集まっていた。
戦闘指揮所の巨大なモニターには北方の地図ではなく南のクリミア半島が映し出されたいた。
「閣下そろそろ頃合いかと」
レビル将軍に参謀の一人がそう耳打ちし、レビル将軍はそれに鷹揚に頷いた後彼は手を大きく右に振った。
その瞬間レビル将軍によって秘匿されていた最後の指示が全軍に通達された。
その指示に従い、レビル将軍率いる連邦軍主力いや北方で陽動を行っている軍団を覗いた欧州遠征軍全てが一大会頭をを行ったのだ。
北から両翼をのばしまるで南を包み込むように三日月型の陣形を描く連邦軍。
その進路の先にはユーラシ連邦軍の資源地帯であるオデッサが広がっていた。