超闘争   作:四脚好き

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第12話

 

ツクヨミ

────────────────────────

 

「……うっす」

 

:うっす

:酷いモノをみた

:うっす。じゃないんよ

:ちゃんと挨拶しろ。

:ヒデェ挨拶www

:最初の数秒なんて言うか考えてただろ。

:そこの段取り決めておけよ!

:うっす、うっす

 

 ……いや、そんなに言わんでも良いだろう。ホントは色々挨拶とか考えてたんだけどワクワクしすぎて吹っ飛んだんだよ。何故かって? 

 

「すまないな。だが俺はとてもワクワクしていてな。考えてた挨拶全部吹っ飛んだ。さて前置きもそこそこに本題に入るぞ。ほら、」

「みんなー、かぐやっほー! 月からやってきたかぐやだよー! 今日は九朗にね『KASSEN』について教えて貰いに来たよー!」

「……」

 

 遂に、待ちに待ったかぐやに『KASSEN』を教える日がやって来たからだ。

 

 

:うぉぉぉおおお!?

:かぐやっほー!

:かぐやちゃんだー! 

:か、かぐやちゃんじゃん!?

:おい、渡り鴉。どういうことだ。

:カカちゃん、ROKAちゃん、オタ公。かぐやちゃん←NEW!

:有罪(ギルティ)

:我々は今、冷静さを欠こうとしています……。

:誰なのこの男

:↑おっと新参かい?

:渡り鴉を知らないとは……

:『ツクヨミ最強の男』『最恐の間違い定期』『炎上鴉』『鴉の人気が低くて怖い方』『不眠鴉』『女の敵』

:『ヤチヨしか止められない男』『AIに勝ちかねない男』『頭KASSEN』『歌配信を頑なにしない方の鴉』

 

「すごーい! これあれでしょ、『二つ名』ってやつ! いーなー! かぐやも九朗みたいに二つ名欲しーい!」

「いや、これは二つ名と言うか……。なぁ?」

 

 あと、どうしよう、ガッツリ本名で呼ばれてるんだけど。

 

:こっちみんな。

:真顔止めて。いや顔見えないんだけどさ

:これは『二つ名』ではないと思うの……。

:『CROW(からす)』? 

:これはかぐやちゃん外人説?

:確かに金髪だけど染めとかじゃない? 

:ハーフの可能性

:渡り鴉、また新しい名前が増えたな

:あだ名付ける程親しいって二人はどんな関係? 

 

 あ、なんか良い感じに視聴者が勘違いしてるっぽい。ならこのままで行くか。けど、今チラッといたがかぐやにもやはり関係性とか気にする視聴者がいるもんだな。不満を感じて挑んでくるなら大歓迎なんだが……。

 

「え? 私と九朗の関係?」

「あ?」

 

 待ったかぐや、お前よりによってそのコメント拾うのか?

 

「九朗はね、かぐやの下の階に住んでるの! それでいろPと同じ学校で一緒に登校して―――「いろPーー!」――モゴッ!?」

 

 恐らくかぐやの隣にいるであろう彩葉に向けて大声を出すとかぐやが口を塞がれたように不自然な体勢で止まり、ガクガクと揺さぶられているような動作をしている。うん、リアルの方で彩葉に止められてるな。

 

「さっきかぐやが言ったことは忘れろ。いいな?」

 

:いろPガード入ったな

:ナイスいろP

:いや、忘れられないわ

:というか渡り鴉学生なの!? お前、睡眠時間とか食事とかどうなってんの!?

:え、普通に17時から翌日の6時くらいまで配信してた時あったよね?

:寝ろ渡り鴉。

:まて、それ以上にヤバい情報あっただろ。

:カカちゃん、ROKAちゃん、オタ公、かぐやちゃん。いろP←NEW!

:渡り鴉さぁ……。

:は、JKと一緒に登校とかアオハルかよ

 

「ぶはぁ! みんなごめーん、戻って来たよー!」

「おかえり、かぐや。さてこれ以上へんに口を滑らす前に始めようか」

「えへへ、ごめーん」

 

 互いに武器をとりだす。

 

「で、かぐやの武器は……うなテボハンマーか」

「うん! 可愛いでしょ! さっきね、いろPと一緒に選んで買ったの!」

 

 うなテボハンマー。カテゴリーは名前の通りハンマーで、カテゴリトップクラスの重量だが攻撃力もトップクラス。おまけにロケットランチャーへの変形が可能で弾頭としてウナギを飛ばす、と。いや、訳分らん。いや、性能は分かるがデザインコンセプトというか、なんでウナギなのかとかまるで分からん。

 

「これでドガーンと吹っ飛ばすの!」

 

 ま、取り合えず性能が分かっていれば対処は可能だろう。

 

「なにもかも、まずは実力を見て見ないとな。かぐや、かかってこい」

「おっけー! 行くよー! うりゃあああ!」

 

 俺が声をかけると同時にかぐやは武器を大きく上段に構え、振り下ろす。やはりハンマーなだけあって迫りくる迫力とダメージは大きそうだ。けど―――

 

「ほいっと」

 

 遅い。軽いバックステップで躱す。

 

「避けた! んー、まだまだぁ!」

「お?」

 

 避けられたとわかったかぐやは地面に叩きつけられたハンマーを足で蹴って無理やり、腕だけでやるよりも早くかち上げ攻撃を繰り出す。ははっ、良い考えだ。その攻撃自体は避けたが、それからもかぐやは諦めず連続で攻撃を仕掛けてくる。その攻撃を時にはかわし、時には槍で弾く。

 

:がんばれかぐやちゃん!

:いや、あったんないなぁ……

:時折前に回避して交差してるの意味分からん。

:理屈はわかるけど目の前に武器が迫ってる中、前にステップするってイカレてるとしか

:いけ! その色ボケ鴉を吹っ飛ばせ!

:うーん、これは……

:通らんよ、それはな。

黒羽カカ:筋は良さそうですね~。

:カカちゃんもよう見とる

 

 コメント欄は俺の視聴者とかぐやの視聴者が入り混じっている。しかし恐らく俺の配信を追ってきている普段からの俺の視聴者の数名は《目が肥えてる》からな。既にかぐやの問題点に気が付き始めたみたいだ。

 

「うん、一旦そこまで」

「もー、全然当たんなーい!」

 

 俺がそう言ってかぐやを止めるとかぐやはすぐに攻撃を辞めて、ぶーたれ始めた。

 

「いや、そこまで凹むものでもない。初めてにしては良い動きをしてるし、やっぱりかぐやには才能がある」

「え! ホント!?」

「あぁ」

 

 そういってかぐやの頭を撫でてやればかぐやのアバターの頭についてるウサギの耳がパタパタと揺れている。……可愛い。じゃなくて!

 

「良いかかぐや。足を使った攻撃は意表を突いていて良かったけどそもそもハンマーは手足だけで扱うものじゃない」

「ん?」

「肩、腰、体全体と遠心力を使うんだ。えーっと……どこにやったかな。あっ、あった。かぐや、ほれ」

 

 そう言いながら俺はメニュー画面を開き目当ての武器を探す。そして目当ての武器を手元に呼び出してかぐやに渡す。

 

「わ、わわ!? なにこれ槍? ……なんか変な形だし色が地味ー。というか九朗の武器渡せるんだ」

「あぁ、武器は交換したり、手放して罠替わりに使ったりいろいろできるぞ」

「へぇー……。でこの武器をどうしてかぐやに? えっと名前は……『銃槍』? 名前も可愛く無ーい!」

「おいおい、言ってくれるな。見た目に飾り気はないが性能は確かだぞ」

 

 カッコいいだろ、銃槍。あと、俺の武器と装備は……あった。

 

「俺が実際にハンマーを使って見せるから、かぐやはそれを見て覚えてみてくれ。槍での防ぎ方体の動かし方は見てただろ、最初は緩く行くから弾いて見せろよ?」

「確かに見てたけど……九朗はハンマーも使えるの?」

「あぁ、なにせ俺は無制限帯だったからな。武芸百般、なんでもござれってな」

 

 無制限帯? とかぐやが首を傾げている間に俺は装備を切り替える。和風なツクヨミに置いて明らかに異質な服装だ。全身を包む厚い灰色の聖布。手甲に施された真鍮のリベットは肉弾戦を好む独特の意匠。そして何より目を引くのが輝きと熱望の名を持つ金色三角の奇妙な兜。

 殉教者ローゲリウスが率いた処刑隊。その装備一式だ。

 

「な、なにそれー!? く、九朗なん、だよね? そ、その装備はなに? 本当に何? 前、見えてるの?」

「あぁ、勿論見えてる。なにも気にする必要はない」

「無理だよ!?」

 

:なんなの、これ?

:金色コーン

:うわでた

:たまに渡り鴉のセンスが分からなくなるときがある。

:オーダーメイドでこれを依頼されたクリエイターの気持ちを考えろ。

:かぐやちゃんのファンの方々へ。俺達もよく分かりません。

:渡り鴉って偶に気分で装備変えるけどどれも独特のセンスしてるんだよね。

:カッコいい時もあるけどこう、ぶっ飛んでる方が多いよね。

:たまにクリエイターさんが売り出す時あるよね。

:売れんの?

:俺、前『仮面巨人シリーズ』っていうの買ったよ。あれもセンスが分からん。

 

 さて、本来この装備なら車輪が一番良いんだが、今回はかぐやにハンマーの扱い方を教える為だからな。教会繋がりってことで勘弁してくれ。

 俺は教会の石槌を取り出し、変形後状態にして肩に担ぐ。

 

「よし、行くぞ」

「待って! 本当にその金色コーンには触れない感じなの!?」

「しいて言うなら不退転の覚悟、黄金の意志を見せつける為のものだ!」

「うぎゃーーー!」

 

 そう言い放ちかぐやに向かって石槌を振り下ろす。悲鳴を上げてはいるが上手く避ける。……思った通り、いやそれ以上に学習しているな。俺に攻撃しながらもしっかりと槍の動きを見ていたのか。

 

「ふふふっ」

「ちょ、なに笑って。うおおおッ!?」

 

 体全体を使い、武器の重心を滑らし加速させ、敵へと誘導する。そうすればあとは遠心力で勝手に威力が付いてくる。

 そうやってかぐやと何度も打ち合う。次第に動きも良くなり、槍での攻撃のいなし方だけでなく隙を見て反撃してくるようにまでなった。

 正直に言ってかぐやに槍を渡す必要は無かった。あくまで俺がハンマーを使って見せるだけでかぐやの武器は剣でも、槍でも、ハンマーでも良かった。ただ個人的に確かめたいことがあってその為に槍を渡した。

 

「もう、十分だな。かぐや、武器を戻そう。その……俺はまだまだ大丈夫だけどかぐやはそろそろ良い時間だ。最後に試合して終わりにしよう」

「分かった! かぐや頑張るね!」

 

 俺の言葉にギュっと両手を握りしめて煌めく笑顔でそう言ってくるかぐや。今まで俺が相手してきた人の中にはこの段階で一撃も攻撃を当てられなくて萎えてしまう人もいたのに全然そんな気配がない。どうやって()()()()()()()……諦めず、本気で勝とうとしてくれている。

 

「かぐや。これから試合を始めるわけだが、一回でも俺にクリーンヒットを出せたら『なんでも一つ、お願いを聞いてあげよう』リアルの方での買い物でも良いし、ツクヨミ内のスキンや装備でも良い。何がいい?」

 

 これくらいのご褒美はあっても良いだろう。ま、簡単に当たってやるつもりもないけど。

 

:ん?

:今

:何でも

:するって

:言ったよね?

黒羽カカ:!!

ROKA:!!

いろP:!!

忠犬オタ公:!!

yachi8000:!!

リン:!!

:お前ら反応早すぎ。

:つーか、有名ライバー見に来すぎだろw

 

 かぐやは一体何を欲しがるかな?

 

「ホント!? えっとそれじゃあ……。今度歌動画上げてよ! かぐやがリクエストした奴と九朗自身が選んだ曲で二つ!」

「無理、需要ない。そもそも歌うことは得意じゃない」

 

 即答する。当たり前だ、買い物だと思ってたのに予想外の方向から攻めてきやがった。

 

「えぇ絶対需要あるし、歌だってうまいじゃん! 洗い物の時にたまに歌ってるじゃん! あの、なんか……『妙~高~』みたいな歌詞の歌!」

「おまっ、なんで聞いて!?」

「皆も九朗の歌聞きたいよね!?」

 

:聞きたい!

:おら、さっさと歌え渡り鴉

:何でもするって言ったじゃん!

リン:お兄、歌って!

黒羽カカ:歌いましょう!

ROKA:かぐやちゃん、頑張って!

忠犬オタ公:需要ありますよ! 

yachi8000:渡り鴉さん、一度吐いた唾は飲み込めないよ~

いろP:私も聞きたい

:『歌え渡り鴉』

:かぐやちゃんやったれー!

 

 

 すっかり流れはかぐや寄りだな。というか、お前らまでそんな聞きたいか。野郎の歌動画なんて見て楽しいのかね……。

 

「ま、いいさ。それも全てかぐやが俺に攻撃を当てられたらの話だからな」

 

 試合設定を終えてカウントダウンが始まる。かぐやは元の自分のハンマーを取り出して構える。

 

「当てるだけじゃないよ! かぐや、絶対勝つから!」

「!! ……そうか、楽しみだ」

 

 俺も装備を普段のものに戻す。そして、試合が始まる。

 

「だりゃああああ!」

「うおっと」

 

 試合開始と同時にかぐやはロケットに点火して一気に突っ込んでくる。それを体を横にして避ける。

 

「まだまだっ!」

 

 避けられることは想定済みだったのか俺のすぐ後ろに着地したかぐやはロケットの勢いをそのまま片足を軸に回転しスピードの乗ったスイング攻撃を仕掛けてくる。

 

「やるな」

「でしょ!」

 

 横振りを柄で受け止める。大きな衝撃が腕に伝わるがこれでハンマーの勢いは止めた。さて次はどうす―――! おっと! 俺の浪人笠の目の前ギリギリをかぐやの蹴りが通り抜ける。寸でのところでバックステップで避けた。

 

「ハンマーを止めたときに死ぬはずだった勢いを今度は衝突点を軸に代えて足に移したのか。考えたな」

「ぶぅー。当たんなかった!」

「そう簡単には当てられんよ」

「もー、絶対諦めないんだから!」

 

 そういって再びかぐやはこちらに向かって仕掛けてくる。

 

「あぁ……来い!」

 

 それからかぐやは何回も攻撃をしてきた。時には普通に振り回しているように見えて、一瞬ロケットに火をつけて攻撃を加速させたり、攻撃後にハンマーを加速させ後隙を消したりと配信開始直後よりも格段に動きがよくなっていた。初日にしては十分すぎる。そろそろサービスタイムは終わり、一気に畳むとしようか。

 

「ッ!」

 

 俺が攻撃姿勢をとるとかぐやの表情が変わりハンマーのロケットを噴射して突撃してくる。……これは最初の? 同じように体を横に向けて回避すればまたかぐやは勢いを殺さないように軸足で回転攻撃を繰り出してくる。

 残念だが、その攻撃は通用しないって解ってるだろ?

 

「ここでッ!」

 

 同じように柄で受け止めて蹴りが来るのを待つ。足を掴んで投げた後に仕留めようか。そんなことを考えていたが柄とハンマーが激突した瞬間にハンマーの先が光始めたのをみて一気に退避。すると先ほどまでいた場所が爆発に覆われる。

 叩きつけと同時にロケット弾を発射した範囲技だ。

 

「あぶ、は?」

 

 なんでかぐやの足が目の前に? え、蹴り? なんでこんな早っ!

 

「ぐっ!」

 

 顔面にかぐやの蹴りを喰らって後ろに転がる。……当てられた? 俺に攻撃を当てた?

 

「よ、よっしゃーー!当たったーー!」

「……」

 

:うおおおぉぉぉ!

:すげーー! 当たった!

:マジ? かぐやちゃん強くね?

:というか渡り鴉笠おとして顔出ししてるじゃん!

忠犬オタ公:顔初めて見た……

いろP:やるじゃんかぐや!!

帝アキラ:おいおい、マジかよ。

:祝かぐやちゃん、初ヒット。祝渡り鴉、顔出し。

:渡り鴉、無茶苦茶呆然としてるじゃん

:おめでとー!

:こりゃふじゅ~でますわ。

黒羽カカ:渡り鴉さんが地面を転がるなんて初めて見ました。

ROKA:これで歌枠確定!? やった!

リン:お兄が膝をつかされた?

:そのままやっちゃえ!

:すげぇ

:おめでとう!

:渡り鴉を長い事追っかけてるけどいっつも顔隠してるし、顔出しも膝をつかされたのも初めてだよ。

:切り抜き確定

 

 

 ……あんな速度の蹴り技なんてあったか? どうして最初の時は使ってこなかった? 最初と今の攻撃の違いは? ……あぁ、そういうことか。かぐやは俺が後退した後爆発範囲に態と入って自傷ダメージを受けながらも吹っ飛ばし効果の影響を受けて無理やり加速した蹴りを放ってきたのか。

 油断していなかったと言えば嘘になる。慢心していなかったなどと決して言えない。けれど、この俺に。最強と呼ばれた俺に初日で一撃叩き込んできた。……なるほど。そりゃあ、()()()()()()()()

 

「やった、やった! やったったー! へーん、見たか九朗! かぐやしっかりいち……撃、あて、た……よ? ……なんか怒ってる?」

「怒ってなんかないさ、おめでとうかぐや。良い……とても良い一撃だった。もっと打ってこい」

 

 

:あ

:終了のお知らせ。

:スイッチ入りましたー。

:ヒぇッ

:笠の下いつもこんな顔してたのかよ。

:こわ

:さよならかぐやちゃん

:ツクヨミの顔の表現プログラムって凄いんだなー。

:笑顔が怖すぎる。

 

 

 その後、一ダメージも受けずに勝った。彩葉の部屋にいったら『怖すぎるわ!』と滅茶苦茶彩葉に怒られた。

 ……歌、歌かぁ……。機材とか全然ないし、というか何がないといけないのか分からんし取り合えず、カカにでも相談してみるか。

 

 

 それと今回かぐやに槍を持たせて戦って分かったことがある。どういう理屈かは知らないが。

 

 

 ヤチヨは、かぐやだ。

 

 

 ……一体どういうことだ? ラナ・ニールセンとハスラー・ワンか?

 

 

 




・三人称視点ならともかく、ツクヨミレベルのVRのゲームで迫りくるハンマーに向かって前ステップ回避をする狂人。

・金色コーン マジで説明文はカッコいい。

・渡り鴉、初顔出し。ファン数増加。

・そして一人一足先にある真理に到達してしまう。
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