この世界に神と呼ばれる奴はいない   作:黄泉路

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ビーム兵器とレーザー兵器の違い
粒子か光

でもガンダムに出てくるビーム兵器は全く別物で熱を圧縮した物らしいです。



第4話

 

 

 

「え?ゴーレムに意思?それはないよ。ゴーレムはあくまでプログラムでしかないからわざわざ扱いづらくなる意思なんて束さんはつけないよ。」

 

 俺は待機中のゴーレムを見ながら、束は忙しなくキーボードを叩きながら俺の問いに答えてくれた。

 

「………プログラムが意思を確立するっていうのは?」

 

 そんな俺の問いに束のキーボードを叩く指が止まる。

 

「それこそ第3者による介入が必要だよ?ゴーレムのプログラムを書き換え、尚且つ判断道具となる情報をインプットしないといけない。」

 

 なにやらディスプレイに向いたまま呟いていたが一息置くとこっちに顔を向けた。

 

「もしくは、そーくんが言う様にプログラムが意思を確立させたか………でも何のため?」

「コアは………ISのコアと同じなんだろ?」

 

 束が思考の海に沈んで行きそうだったから俺はプログラムのことは一先ず置く事にした。

 俺の問いに束はゴーレムに目を向けた。

 

「ゴーレムのコアはISのようでいて………全くの別の物だよ」

 

 そんなふうに呟いた束はその顔に何も浮かべておらずまさに無表情だった。だがそれもすぐに消え俺の方を向き笑みを浮かべた。

 

「だから意思の確立なんて有り得ないんだけどね」

 

 そう言って束はキーボードを叩きだした。

 ふむ……束はゴーレムに自己進化する機能は付けてないと。じゃああの時の光通信は何だ?ただのプログラムならあんなことはしない。ただのプログラム………なら……

 そこで溜め息をついた。今のゴーレムは機能を停止している。そして束がゴーレムの点検を行っている。今の所何も無いようだが………

 すると突然に束の指が止まる。どうしたのかと思い束の方を見れば何やら驚いている様子。

 

「おかしい……」

「………束?」

 

 何か異常でもみつかったのだろうか?

 束は慌てた様子で空間ディスプレイに幾つものデータを流していく。

 

「………そーくん」

 

 しばらくして束の動きが止まり俺が呼ばれた。なので俺は束の隣へと移動する。ディスプレイに映される数々のデータ。だがどれも問題は無さそうだ。

 データを流し読みしていて束がデータの1つに指を指した。俺はその指を追いながら指してあるデータを見る。

 そこには………

 

「特殊AI『anima(アニマ)』?」

 

 まて………AI?束はそんなものつけたのか?

 

「束さん………こんなの作ってない。おかしい……おかしすぎる………」

「そんなにおかしいのか?」

 

 束はかなり狼狽しているようだが俺にはいまいちピンとこない。

 

「学習プログラムなんて付けた覚えはないし、どう考えても第3者がやったとしか考えられない」

 

 そう呟いた束はさっきよりも速い勢いでキーボードを叩きだした。ディスプレイは膨大なデータが消えたり映ったりしている。あまりにも映り変わりが激しく酔ってしまいそうなので早々に視線を反らした。

 

「………でも侵入された形跡はない………………」

 

 そんな言葉が聞こえたので視線を戻すと束が難しい表情で空間ディスプレイを睨んでいた。

 

「これはもうそーくんが言ったようにプログラムが自己形成されたとしか答えがない………でもどうして?プログラムが形成されるのは何かしらの影響が起きないと………」

 

 そして束は再び指を叩く作業を開始した。俺としては作業をする束を見ていても仕方ないのでゴーレムを見る事にした。

 確かanima(アニマ)だったか?何処の言葉だったか………

 

anima(アニマ)。ラテン語で魂や精神という意味ですよマスター。』

 

 今まで何をしていたのか、突然水晶蘭が俺にメッセージを送ってきた。

 

 魂?精神?

 

『はい。と言ってもゴーレムにつけられた本当の意味合いは解りませんが。因みに私の名の水晶蘭は銀竜草という花の別称らしいですよ』

 

 送られてきたメッセージの後半は流し、1つの予想を立てた。

 まさかとは思うが()()()か?その場合だと説明はつくが………いや、でも……ゴーレムに転生?この場合は憑依なのか?まぁいい………もしかしたら、という可能性もある。試してみる価値はありそうだ。

 

『あ、あの?私の名の由来は無視ですか?マスターなら食いつくと思ったのに……』

 

 なにやら変なメッセージが来たので俺は無視しゴーレムから視線を外しまだ作業中の束に声をかける

 

「束、相談がある。」

 

 俺がそう言うと束が指を止めてこっちを見てきた。

 

「なにかな?そーくん。」

『これが俗に言う放置プレイですか……』

「どうにかして会話出来ないか?」

 

 俺の言葉に束は頭を傾けたが直ぐに納得したのか作業を開始し始めた。話している途中にメッセージが送られてきたので驚いたがもう面倒くさいのでこの際無視だ。

 

『マスターが私を放置プレイ………なんだかイケナイ響きみたいに聞こえますね』

 

 俺は再びゴーレムを見る。やはり転生者が一番有力だ。俺にはこれ以上の解は見いだせそうにないな。

 

『ハッ!?もしかしてマスターはこれで私を調教しているんですね!?そしてマスター無しでは生きていけない様な体にしちゃうんですね!!あ、逆か。マスターは私がいないと生きていけないのか………そっか!だからマスターは私を調教してマスター無しでは生きていけない体にしたいのですね!?これもマスターの愛、愛なんですね!?これが私だけに─────』

 

 なんか凄い長文を送ってきたと思ったら凄い文が書かれていたので俺は途中で読むのを止めた。これ以上読むと道を間違えてしまいそうだ………

 ………大丈夫か……俺のIS…………………

 

「出来たから起動するね」

 

 俺が水晶蘭に呆れていると束の声がしてゴーレムが起動される。

 完全に起動されるとゴーレムは俺を見て一礼した。

 ………礼をした?えっ?

 

「こんにちは」

 

 そして女性的な機械音声で日本の挨拶をされた。

 俺は思わず振り返り束に助けを求めた。しかし束もゴーレムを見て完全に機能停止していた。続いてゴーレムも驚いた声を上げた。

 

「しゃ、喋れてる??」

 

 そしてゴーレムは喜びの声を上げていた。

 喜び方がえらく人間っぽいがこれはもしかしなくても転生者か?

 

「君はanima(アニマ)でいいんだよね?」

「えっと………?…」

 

 漸く立ち直ったのか束がゴーレムに質問したがゴーレムは頭を傾けて俺と束を見比べていた。

 

「貴女が篠ノ之束(しのののたばね)、さん?」

 

 そう控え目にゴーレムは束を見ながら言った。

 これは益々転生者の可能性が強くなったな。にしても元のプログラムには束が誰なのかはインプットされてるはずだが?

 

「うんそうだよー束さんが貴方を作ったんだよ。体の方を、だけどね。」

「ほへーこの体を貴女が……」

 

 ゴーレムは自分の手を見ながら何やら感心している。

 ふむ記憶の混濁か?

 

「で、君は?」

 

 そう束が言うとゴーレムは慌てて、何故か敬礼をした。

 

「これは申し遅れました私は………えっと……えっと……………あれ?……確か………アニー。そう!確かアニーって呼ばれてたと思い、ます?」

 

 ゴーレムもといアニーはたっぷりと悩んだ後、自分の言葉に自信が無いのか疑問になってしまってた。

 

「ふーん。まぁいいか。そっちにいるのはそーくんだよ」

 

 束はそれだけ言うと興味無くしたようにディスプレイに向き直った。

 

「はい!このお方知ってます!皆口を揃えて言ってます『死なせてはイケナイ』と」

 

 そう言いながら俺に抱き付いてきた。そしてアニーの言葉に不思議に思う。アニーの『皆』とは誰だ?そして地味にゴーレムの尖った装甲が痛い。

 束も不思議に思ったのか作業を止めてこっちを見ていた。

 

「皆って?」

 

 俺がそう聞くもアニーは首を傾けるだけ。

 

「皆は皆ですよ?」

 

 ただそう言うだけだ。

 他の質問もしてみるが同じ台詞しか返ってこなかった。

 これは中々に手強そうだ。

 束を見るも束も束で思考の海へと潜っているようだ。

 しかしながら人間味はあるが何処か違和感があるな………まだ転生者と決めるのは早そうだ。

 そんな事を今だ俺に抱き付いているアニーに対して思った。

 

 やっぱり地味に痛いな。ゴーレムの装甲って。

 

 

 

 

 





ユニコーンガンダムのビームマグナムとかISに装備させたら大変なことになりそう。
と言ってもビームマグナムをあそこからさらに小型化は流石に難しいでしょうけど。


だいだいビームライフル自体、現実であそこまで小型化するのは難しいと言われてるのに。


流石は二次元。
「二次元だから出来たこと♪」

二次元って素晴らしい。
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