ドールマスターヒロシ   作:我島甲太郎

63 / 64
職業レビュー 精霊使い:★4.9 圧倒的好評

 魔法士の亜種とも称される召喚士系統の最優職。火・水・風・土と四属性の精霊を召喚できる固有スキルを持ち、取得可能な魔力強化と合わせると非常に高い汎用性を持つ。特に強いのが簡易的な攻撃命令を利用した自動索敵で、これがあれば隠密擬態型モンスターからの奇襲を受けることはまずない。魔法士とは異なり合成魔法を使うことはできないが、覚醒スキルの霊神の偏愛を使用することで最大4枠までの召喚枠を任意の属性に偏らせることが可能。属性強化系のスキルが付いた杖と組み合わせると、魔神の恩寵を使用した魔法士と比べても同等以上のDPSを叩き出すことができる。欠点としては頻繁な魔力回復が必要になる為に高価な魔力回復ポーションを湯水のように消費すること、そのせいで腹がタプタプになって苦しくなることだろうか。モンスターからドロップするアイテム結晶の魔力回復ポーションは身体に浴びても効果を発揮する為、できればそちらを優先して使いたいところだ。他に覚える固有スキルの属性付与は召喚した精霊を味方の肉体や武器に宿らせて物理攻撃時に追加の属性魔力ダメージを与えるというもので、魔力にステータスを振り分けている賢者や巫女、呪術士や催眠術士といった前衛魔法職と非常に相性がいい。特に70層以降から時折出現するようになるスピリット系モンスターへの対処を考えると、前衛の武器に相手の弱点に合わせた属性を付与できるのは非常に便利だ。しかしこれほどまでに強力な職業にも関わらず、深層で活動する有名な精霊使いの探索者がいなかったことには明確な理由がある。それこそが無敵の第三形態を持つことで知られていた黄金大蛇の攻略法、武器への属性付与による特殊耐性の貫通攻撃だ。昔から古参の攻略クランでは精霊使いを採用してはならないという暗黙のルールが存在したが、それは東西冷戦終結時に100層の壁を敷いたアメリカ合衆国とソビエト連邦の特殊工作員からの暗殺を避ける為だったことが後に関係者の証言によって発覚した。日本の攻略クランによって100層の壁が破壊された現状、深層で戦える優れた精霊使いの需要は天をも突かんばかりになっているので、魔法職としての立ち回りに自信があるのなら転職を考えるのも悪くはない。黄金大蛇は強力な装備と信頼できる仲間を揃えなければ倒せない強敵であるからして、しっかりと準備を整えてから挑むのが望ましい。レベル100を越えることで取得できるようになる第二覚醒スキルは召喚精霊を強化して各種属性耐性の付与を可能とする精霊進化なので、100層を越えたらお好みの属性精霊から順番に進化させていくといいだろう。




カクヨムの近況ノートにちょっとした職業レビューを投稿しておりますので、裏設定に興味のある方はご一読頂けると嬉しいです。
https://kakuyomu.jp/users/gashima3081/news
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。