運命の詠み手   作:ASNE

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プロローグ

この銀河には、様々な星が存在する。種族や文化、言語も様々だ。

 

私はその中の、たった一つの輝き。

 

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皆さんは、『スター・ウォーズ』という作品をご存じだろうか?

1977年に公開された「エピソード4/新たなる希望」を封切に、今もなお数多の物語が多種多様な形で紡がれている作品だ。

その主流となるのは、ジェダイとシス、フォースのライトサイドとダークサイドの使い手の争いの歴史だ。

 

37BBY コルサント

わたち、エリス・ミラー!ジェダイ・イニシエイトの4ちゃい!今日も訓練、みんなといっしょにがんばりましゅ!

 

・・・嘘です。精神年齢はもっと上です。気が付いたら赤ん坊に転生して、よくわからんエネルギーが見えて追ってたら、それがフォースで物心つく前にジェダイに引き取られました。

前世のことはほぼ覚えてません、この後の歴史はビジョンとしてよく見るけど。

 

イニシエイトとして学んで、気づいたことがある。

―ジェダイの教え、厳しすぎない?

その戒律は厳格極まりなく、食事も質素、娯楽もほぼ駄目、結婚は例外除いて厳禁。

教義も光に極度に偏りすぎてしまっている。

・・・滅ぶ訳だ、と溜息を吐いた。

どの種族であっても、基本的に生活や心の在り方は変わらない。喜び、悲しみ、怒る。

恋人や家族、友人を愛し、慈しむのは当たり前だ。

そんな当たり前のことを禁じ、己を縛ればその心が不安定になるのは当然のことだろう。

いずれ変えてみせる、と気炎を吐く四歳のエリスであった。

 

 

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三年後。

 

何と私のマスターが決まりました。イニシエイトからは卒業、パダワンになります。

私のマスターは・・・ジェダイ評議会に所属するケル・ドアのジェダイ・マスター、プロ・クーン。

正史では『ファントム・メナス』からジェダイ評議会のメンバーを長らく務め、ジオノーシスのアリーナを生き残り、ケイト・ニモーディアでオーダー66発令後に撃ち落されて亡くなった方です。

アナキン・スカイウォーカーの弟子、アソーカ・タノを見出した方でもあります。

 

・・・私、生き残れるかなあ?

 

将来に少し不安を覚えてしまうエリスであった。

 

 

 

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