このエピソードは随分と長くなってしまいましたが、これで一度メインストーリーを一区切りとさせていただきます。
次回からはLAST KINGDOMを予定しています。
刃を向けたルミナスムーンは私達にそう淡々と述べた。
「別に不思議な事では無はず。ここにいる全員、ヘレティックの恐ろしさは既に知っているはずです」
「そうだけどよ。なんでその相手がお前なんだよ、さっきみたいにポンと出せないのか?」
「無理。ヘレティックのような高度な存在を生み出せる程、万能じゃ無い」
そして、先程までの白い空間から一変して景色は荒れ果てた荒野へと変わっていた。
「こんな事を言うのもアレですが、現実の体が死ぬ訳ではない。ただ精神的に一度死ぬだけ、何も気に病む必要もありません」
ルミナスムーンの体には次々と武装が装着されていく。
「だから見せてくださいよ。貴女達の師弟関係を、本気で」
そこまで言うと、隣のレッドフードが前に出た。
「そこまで言うなら、手加減はしねぇぞ?」
「勿論です。因みに私に殺されたらもう一度最初からですからね?」
「ま、そうだろうな」
レッドフードは自分の銃を担ぎ、私を見た。
「やるぞ、ラピ」
「レッドフード、あなたは大丈夫なの? だってルミナスムーンは……」
「そんな事気にしてる場合か、こいつ自身が許可してるんだ。なら、遠慮はいらねぇよ」
それに、とレッドフードは続ける。
「こんな何もないとこ、さっさと出ようぜ」
レッドフードはルミナスムーンに銃口を向ける。
「レッドフードは決断できたようですよ?」
「……分かった」
私はレッドフードの隣に立ち、出力を上げ、髪を赤く染まらせる。
「敵を殲滅する」
ルミナスムーンもバイザーを閉じ、戦闘態勢を取る。
「エンカウンター!」
その言葉を最後に全員が駆け出した。
───
ラプチャーとの戦闘を傍観していた時もそうだったが、コアの大半の出力をラピに持って行かれたというのに、レッドフードの動きのキレは殆ど変わらない様に見えた。
「お前……こんな強かったっけ?」
「君が私レベルまで落ちてきただけじゃない? フンッ!」
接近したレッドフードの腹部を思いっきり殴り、地面に激突させ、煙が上がった。
しかし、煙の中から私に正確な弾丸が迫り、慌てて弾く。
もしこれが全盛期の力で挑まれたら、私は完膚なきまで叩き潰されていたかもしれない。
まさに拮抗した勝負、言い方は悪いが本気のレッドフードとの殺し合いに私は今感動している。
「まずはレッドフードを最優先で潰す」
ナノマシンで幾つもの槍型の武器を生成すると、未だ土煙の中にいるレッドフードに向かって一斉に放とうとした。
「させないッ!」
しかし、次の瞬間、赤髪のラピが高速で私の背後まで迫っていた。
「浅はかだ」
レッドフードに攻撃を放つと同時に、ラピと私の間にナノマシンで壁を生成する。
「……ッ!?」
「ほら、そんなんじゃ簡単に死んじゃうよ?」
勢いを抑えきれず、ラピは壁に激突すると、そのまま壁は変形し、ラピを捕らえる。
「これで──」
「お前こそ、研究ばっかで鈍ってんじゃねぇのか?」
ゾクっとする声が聞こえ、慌てて防御態勢を取るが、抑えきれずに逆に地上へと叩きつけられた。
「ウルフスベイン、レディー! 貫けッ!!」
そして、地に臥した私に容赦なく攻撃が降り注ぐ。
「敵に回すとこうも面倒なのか……」
スラスターを点火し、急速旋回しながら距離を取るが、その間にラピが救出される。
「危なかったな、ラピ。まあ、お前がいなかったらやられてたかもしれないから、サンキューな」
「……ごめんなさい、私また──」
「だから、そういうのナシって言ってるだろ? 結果的にお前が居なかったら、アタシは終わってたんだ。助けた事実に自信を持てよ」
レッドフードは師匠らしくラピに指摘していた。
「お喋りは終わりか?」
「ああ、続きを始めようぜ」
スラスターを全開にして、レッドフードに急接近する。
「それはもう──」
「見切ったとは言わせない」
レッドフードの間合いに入ろうかという瞬間、逆方向にスラスターを切り替え、攻撃を空ぶらせる。
「なっ──!?」
そして、ガラ空きになった腕を目掛けて、思い切り刃を振り翳した。
「くっ……!?」
切断した腕は遥か彼方に吹き飛んでいった。
「レッドフード!!」
師匠の腕を切断した事に動揺したのか、ラピは私に向かって無造作に銃を連射した。
「落ち着け、ラピッ! あたしは大丈夫だ!」
だが、それに気がついたレッドフードはすぐに声を出し、ラピの精神を安定させようとする。
「でも、片腕じゃ……」
「ああ、撃てはするだろうが、正確な射撃は難しいだろうな」
まいったという感じで、レッドフードは顔を顰めた。
「……ラピ、提案だ」
「えっ……?」
「いいから! 一回少し離れるぞ!!」
そう言うと、レッドフードは武器を担ぎ片腕でラピを掴み、後退した。
「ふむ……」
何やらレッドフードは策がある様だったが、既に片腕を失っている。そのアドバンテージは大きい。
装備を見直し、私はすぐさま二人の後を追った。
───
「仕方ねぇだろ!? もうこれしかないんだよ!」
私はレッドフードから聞いた作戦に耳を疑った。
「この作戦がダメなら、また一緒に考えようぜ? 今はこれが最善策なんだよ」
「……」
「安心しろって、お前はあたしの一番弟子だぞ? ほら、使い方だって簡単に覚えてくれたじゃん」
レッドフードは私の肩を叩き、そう言った。
「……分かったわ」
「よっしゃ! じゃあ作戦通りな」
作戦会議が終わると、丁度ルミナスムーンが迫ってきていた。
「まさか、ただ逃げたわけではないでしょうね?」
「どうかな? 戦ってみれば分かるんじゃねえか?」
「……それもそうだね」
「それじゃあ……先手必勝だ!!」
そう言うと、レッドフードは全速力でルミナスムーンに飛びかかった。
「……何をしている?」
ルミナスムーンは困惑しながらショットガンを放つ。何せ丸腰でレッドフードが突っ込んできたのだから。
「勝負を捨てたわけじゃないだろうな?」
「当たり前だ!!」
そう言いながらレッドフードは回し蹴りを繰り出し、それをルミナスムーンは防御する。
「……ぐっ!?」
「どうした? まさか片腕がない奴に負けるなんて事ないだろうな?」
防御に使用した装甲は歪み、ルミナスムーンはよろめきながら地面を這うようにナノマシンにレッドフードを追わせ、トドメを刺そうといく。
「……やれ」
地上、上空、あらゆる方向からレッドフードを狙ったナノマシンを飛ばしていく。
「……これで最後だな」
トントンと足を弾ませ、レッドフードは思いきり駆け出した。
その瞬間を、私はジッと眺めていた。
───
全速力で駆け抜けてくるレッドフードにどうも疑問が拭えない。
あのレッドフードが、こうも無謀な行動を取るだろうか?
「……ラピは」
後方にいるラピを一瞬確認するが、特に動きは見られない。
やはり、この勝負は捨てに来た? いや、レッドフードとラピが果たしてこんな事をするだろうか?
「……っ」
そうこう考えている内に、レッドフードは迫ってくる。このまま考えるだけでは恐らく首を刎ねられてしまう。
「……山勘が外れればいいが」
私はレッドフードに向き直し、そのままナノマシンをレッドフードに伸ばした。
その勘は既に正しかったことを証明した。
「お前ならそう来るって信じてたぜ!」
「何……?」
レッドフードの勢いは止まらず、そのままナノマシンはレッドフードの身体を貫いても尚止まらない。
「自分から……!?」
避ける素振りすら見せなかったレッドフードに動揺し、一瞬後退する時間を逃してしまった。
「……くそッ」
「逃すかよ!」
抱え込むように、レッドフードは私に抱きついた。
「何を──」
「今だ! ラピッ!!」
ここでその名前を呼ばれ、ハッと背後を振り向くが、そこにラピの姿はない。
だが、上空から見慣れない影が写った。
「一番弟子の巣立ちを一緒に見届けようぜ?」
意表を突かれたのだ。
上空に飛び上がったラピの髪は再び赤く染まり上がり、手にはラピの銃と、あれは──
「ウルフスベイン! レディー! フルバーストッ!!」
その掛け声と共に、私とレッドフードに弾幕が降り注ぎ、身体を貫いた。
───
「ハァ……ハァ……」
手に収まっているウルフスベインはとてつもない熱を持ち、周りからは煙が幾つも吹き出していた。
とにかく全力で、ただがむしゃらに弾薬を撃ち続ける事に意識を向け過ぎて、結果は分からない。
地面は凹凸が激しく、向こうまで見えない程の濃い土煙が立ち込めている。
「……レッドフード」
期待は薄いが、その名前を呼んでみる。
当然の様に反応はない。
破損したウルフスベインを地面に置き、自分の銃を片手に、土煙の中を進んでいく。
「レッドフード!」
もう一度名前を呼ぶが、反応はない。これで終わったのか、それともまだ続いているのか分からない。
するとガタンと何かが倒れるような音が聞こえた。
「今のは……」
その音に導かれるままに走り出し、その音の根源へと向かった。
「……え」
そこには、泥に塗れた様に身体は黒く、そして半身が抉れているルミナスムーンと、それと同等レベルの損傷を受け、倒れているレッドフードがいた。
「……お見事です」
泥の様に散らばったナノマシンはルミナスムーンの身体に次々に纏わりついていき、足を形成していく。
「見ての通り……私ももう虫の息です。間も無く……活動停止するでしょ、う」
その時、静寂に包まれた荒野が突如音を立てて揺れ始めた。
「……乗り越えた貴女に、もう……この場所は必要ない……さあ、目覚める時です」
「あなたはどうするの……?」
「私達もすぐに向かいます。では……また現実で」
その瞬間、グラッと意識を失っていった。
───
再びラピが意識を回復すると、そこは暗く機械がひしめき合った場所だった。
「目覚めましたか、気分はいかがですか?」
そこには白衣を着て何かデータを眺めているニケが一人いた。
「……あなたは」
「おっと、あなたとは初めましてでしたね。この研究所を担当しているカソと申します」
「研究所……じゃあここは」
「はい、現実です。既にボディの整備は終わっています。後はあなた本人で確認してください」
身体を触ると、それはいつもの自分の身体だった。地面に足をつけ、現実に戻ってきたんだと自覚する。
「レッドフードとルミナスムーンは?」
「まだ目覚めていません。あなたが一番乗りです。このまま待つのも退屈でしょう。お連れさん達がお待ちですよ?」
その言葉を聞いてハッとする。そうだ、自分には仲間がいるじゃないかと。
「分かった。ありがとう」
お礼を言い、逸る気持ちを抑えながら私は部屋を出た。
「ラピ!」
「師匠! 帰ってきましたよ!」
部屋を出ると、なんだかみんなの声が懐かしく聞こえた。
「ネオン、アニス、探しに来てくれてありがとう」
「……正直大した事はしてないけどね」
「それでもよ、約束を守ってくれた」
そう言うと、指揮官が急いで走ってくるのが見えた。
「指揮官。そんなに急がなくたって、私は消えませんよ」
「……ラピ」
そう笑顔で私は答えた。
「もう大丈夫なのか?」
「はい。もう大丈夫です。ご迷惑をお掛けしました。そして、探しに来てくれてありがとうございます」
そう言って、私は指揮官に一礼した。
「水を差すようで申し訳ありませんが、あなた一人だけなのでしょうか?」
背後からドロシーの声が聞こえる。
「ええ、私が一番乗りと言っていたわ。でも、その内目覚めるって」
「その内……ですか」
ドロシーはしきりに扉の向こうを確認している。
「心配か?」
「当然でしょう? 仲間の安否なのですから」
「へぇ? 随分と丸くなったなお嬢サマ」
「それは勿論、この数年で私も──え?」
ドロシーが振り向くと、そこにはレッドフードがフリフリと手を振っていた。
「背後に回って驚かそうって思ってたけどよ、まさかそんないいリアクションが出来たなんてな」
ニヤニヤと笑うレッドフードと、未だ呆気に取られているドロシー。
「ほ、本当に……あなた、なんですよね?」
「逆にあたし以外誰がいるって言うんだ?」
「……ッ!!」
ドロシーは有無を言わずにレッドフードに抱きついた。
「うわっと!? お前、こんな大胆だっけ?」
「あなたが生きていたんですよ!? 大胆になって何が悪いのですか!?」
「い、いや。別に悪くねぇよ。てか、力強くないか? 待て! 潰れる! 潰れるから!」
「ド、ドロシー様! 一回離れてください!」
ピナがどうにかドロシーを引き剥がすと、ようやく落ち着きを取り戻した。
「ゴホン……すみません、私としたことが」
「……流石の怪力だな。出会って五秒で壊されるとか洒落にならねぇが」
「何か言いましたか?」
「なんでもねぇよ」
レッドフードは誤魔化し、今度は私の方へと向かってきた。
「よっ、ラピ。さっきぶりだな」
間違いない、レッドフードがいいま目の前にいる。間違いなく現実に。
「ボディは、大丈夫なの?」
「ん? 別になんともねぇよ。にしてもスゲェよな、見た目は一切の文句なく、完璧に仕上げてくれたんだからな」
新しいレッドフードのボディは、一切の違和感なく、目の前の人物がレッドフードだと言う事を認識させる。
「ラピ。あの作戦、完璧だったぞ」
そう言って、レッドフードは私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。悪い気はしなかった。
「作戦ってなによ?」
「それは言えねぇな。あたしとラピのとっておきだもんな?」
「……そうね」
「はぁ……結局私たちは最後まで蚊帳の外ね」
「悔しいです。火力の修行をもっと精進しなきゃいけませんね」
再会を噛み締めていると、再度奥の扉が開き二人の人物が姿を現した。
「再会は喜んで貰えたかな?」
コツコツと歩いてくるルミナスムーンの姿は前と少し変わっていた。
「その装備……」
「前の装備は完全にお釈迦になってしまいましたからね。ついでに新調したんですよ」
前の黒を基調とした姿とは一変して、全身白と灰色が基調の服に身を包んでいた。
「私の話はいい、今はその二人について少し注意点がありますので、心して聞いてください」
そうして、ルミナスムーンはこの場にいる全員に、私とレッドフードの現状を説明した。
「では、レッドフードのコアはラピが使っていると言う事でいいのか?」
「はい。その解釈で問題ありません。レッドフードとラピを同時に存在させるにはこの方法しか思いつきませんでしたので」
「分かった」
「これにて、工程は終了しました。後はご自由にどうぞ」
「ええ、お疲れ様でした、カソ」
「はい。研究がひと段落したら、少しエデンに顔を出すのも悪くないかもしれませんね」
「構いませんよ、試練を乗り越えていただけるのなら」
「ありがとうございます」
そうして、カソは研究室の奥に姿を消した。
「師匠、これからどうしましょう?」
「ドロシー達は?」
「私達は一度エデンに帰還します。あまり留守にする訳にはいかない事もありますので」
「レッドフードは?」
「あたし? んー、しばらくはラピ達に同行してもいいか? そのエデンって所に行っても、あたしはなにも分からないし、弟子の成長も間近で見れるしな」
「……分かった」
「おっ、サンキュー」
となると、後一人。
「ルミナスムーン。君はどうする?」
「一度王国に向かいます。強制的に民にされて、王国の設備の整備の為に顔を出さないといけませんから」
「……そうか、なんと言うか、大変なんだな」
「労いの言葉どうも」
そうして、ドロシーとピナはエデン、ルミナスムーンはクラウン王国、そしてカウンターズは報告の為にアークへと帰還する。
───
「レッドフードとラピを完全に分離しただと……?」
報告を聞いたイングリッドは眉を顰めた。
「全て事実だ。どうする?」
「……どうするも何も互いに影響が見られないのなら、特に止める問題はない。にしても、まさかこんな結果になるとは……」
「レッドフードの扱いは?」
「アークでは、レッドフードの存在を公に認める事はできないだろう。あのルミナスムーンや他の地上のニケと同じピルグリムという扱いだ」
「レッドフードはしばらくカウンターズに残りたいと言っていた」
「……そうか、特に問題がなければ私からは何も言わない。ただ、念の為アンダーソンにもこの事は伝えるべきだな」
思ったよりも簡単に許可が降りたことに拍子抜けしてしまう。
「分かった。ありがとう」
「ご苦労だった。検査が終わり次第、ラピは返す。それまで待機していてくれ」
───
「……見つけだと?」
「はい」
「私が無理な命令をしたからといって出任せではないだろうな?」
「違います」
そう言って、指揮官はレッドフードの故郷とその奥に隠されていた研究所を写した。
「……ここは。そうか、アークから徒歩で1週間以上かかる距離。トウモロコシ畑の痕跡があり、土地の状態も良好、近くに川も流れている。海からほど近く、山に囲まれている。面積が広くないのも好都合だ。条件は整っている」
アンダーソンはジッとその画像を眺め分析していた。
「では、ここを君の地上奪還。最初の目標とするか?」
「はい」
指揮官は迷わずそう答えた。
「いいだろう。許可しよう。光学迷彩装置を展開し、地上に駐屯地を設営したまえ。余裕が出来次第エレベーターも開通させよう。そこを中心とし、各地に駐屯地を作ってくれ。各地に点を打ち、その隙間を線で埋める要領で進めればいいだろう……そして、ある程度地上が確保できたと判断できた場合、兵力と物資を集中的に投入し、各種施設と防衛ラインを構築していく」
僅かだが、希望が見えた気がした。
「それを数十回、数百回と繰り返して行けば、地上を取り戻せるだろう」
「分かりました」
「そして、レッドフードのことだが……」
アンダーソンは一呼吸おいて呟いた。
「ルミナスムーンと同じく友好的なピルグリムとこちらでも判断した。対応は全て君に任せる」
「……それは」
「ああ、部隊に同行する事も許可しよう」
「ありがとうございます」
「君ならあり得ないと思うが、この事は決して公表するな。前の様な件になろうものなら、君への襲撃もより一層激しさを増すだろうからな」
前の件、それはマリアンの件だという事は言わずとも分かった。
「分かりました」
「ああ、ぜひそうしてくれ。では、先程の続きだが──」
───
「順調そうだな。てか、もう使いこなせるし」
新調した新しい端末には、大量の物資が積み重なり、それを運んでいるカウンターズとレッドフードの姿があった。
「馴染めてる様だし、もう心配はいらないか」
端末を閉じて、久しぶりの一人行動に少しの寂しさを覚えながらも、目的地には順調に進んでいる。
「後二日もあれば、王国に着く……おっと」
レーダーには幾つもの反応が示されていた。
「成程、待ち伏せのつもりか」
静かな雰囲気とは一変して、上空から幾つものラプチャーが私を目掛けて落下してくる。
「新調した装備のテストと行こうか」
バイザーを閉じ、素早く現在の情報を読み取り、武器を両手に構える。
「エンカウンター!」
白と灰色の少女は笑みを浮かべて地面を蹴り上げた。
友人との再会を盾にして、何とかドロシーの説教を回避するルミナスムーン。
改変によるキャラクターの口調や本作の進行はどのような方向性にして欲しい?
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積極的に変えて
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原作っぽさを残しながらも変えてほしい
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あまり変えないで欲しい
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原作そのままで