時は少し遡る
「オールマイト今日のヒーロー基礎学、あの2人のことをよく見ていてください」
「あの2人…橘少年と耳郎少女の事だね?」
我々教師陣の中でも話題に上がる2人だ、仲が非常に良いだけでは済ましては行けないだろう関係何より…
「恐らくですがあの2人は個性把握テストでは計り知れないだからこそNo.1の貴方に見極めて欲しい彼等の実力を」
うーん責任重大!しかし彼の気持ちもわかる
「あぁ任されたよ!」
サムズアップし私はA組に向かってダッシュで走っていく
「廊下走らんでください……はぁ」
あぁは言ったが
「ハートビートウォーク!」
ここまでとは…耳郎少女の個性 イヤホンジャックは自身の心音を相手に流せるのと索敵に最適…そう思っていたが自身の心音による音圧の工夫
既にこの時点で並の学生レベルは超えている、なんならアマチュアヒーローよりも上かもしれない…
更に動きを見ていてわかるがまるで武術の心得があるのか八百万少女の弾を避ける際にもその手のステップを取ってるように見える
「耳郎ちゃんすごー!」
「響香は俺と一緒に訓練していたからな…あの程度の弾幕なら問題ないだろう」
アサルトライフルの掃射なんだけどね…
「あっ!上鳴の奴峰田を掴んで倒しやがった!」
「でも上鳴ちゃんも限界みたいね」
先程捕まった際にもぎもぎを帯電の個性で焼き切って抜け出したからか上鳴少年はもう個性が限界のようだ
「決めに行ったな」
橘少年の言葉通り耳郎少女は八百万少女に飛びかかり自らの腕にプラグを刺し込み盾を構える八百万少女を殴りつける
「ハートビートクラッシュ!」
音圧を乗せた一撃が八百万少女の作った盾ごと彼女を吹き飛ばしその隙に耳郎少女は核に触れ勝利を得る
「…強すぎね?」
「爆豪や轟と違って耳郎はテクニックによる勝利に見えるな…」
ふむ、爆豪少年や轟少年も決して力任せという訳では無いが耳郎少女は確かに攻撃にキレがありテクニックがある
「……クソが」
「ッ……!」
名の上がった2人は歯を噛み締めて画面を睨んでいる、特に爆豪少年は画面を食い入るようにそして見殺すように睨んでいる
次は橘少年の番だが…こちらもこちらだ
「なんつーか…やべぇしか言えないな」
上鳴少年がボヤくのも無理はない、瀬呂少年の不意打ちにも自身の個性で完全に防ぎきり少し揉めた2人に直ぐに蹴りを入れる形で攻撃に入った
「勝手な想像だったけど橘くん格闘できたんや…」
「当たり前じゃん なんなら冴幸格闘を自分から仕掛けるタイプだし?」
蹴りだけでなくパンチにラリアット、格闘戦の動きに無駄がない
「今のラリアットしっかり入ったな…」
「おっ橘の奴銃も使い始めたぞ!」
瀬呂少年を一時的に無効化、そしてそれに気を取られた切島少年に銃による撹乱…
「あっ!瀬呂が!!」 「あれって常闇の!」
片膝をついた瀬呂少年を上から伸びた黒い影ダークシャドウが彼を脇に抱え2階に上げてしまう、なるほど橘少年があえて目立つ動きで2人の前に動いたのは最初からこの為…
「ん…冴幸カード使うんだ」
銃から引き抜いたカードを通す橘少年の姿がモニターに移る
〝THIEF〟
瞬間橘少年の姿が空間に馴染むように姿を消してしまう
「消えた!?」 「あー なるほどね」
耳郎少女はさっきのカードの効果を知っているのだろうか?
「あー耳郎少女知ってるのであれば今橘少年が使ったカードの事「ウチは言いませんよ?本人に聞いてください」…アハハ」
「耳郎くん!出来れば俺も説明が欲しい!」
「耳郎ちゃん私も気になるわ」
しかし他の生徒達が食い下がり何名かが耳郎少女に尋ねる
「はぁ……あのさぁ?もし敵が自分達が理解できない攻撃をしてきてそれを聞いたりする訳?」
耳郎少女の言葉に皆黙ってしまう
「少しは考えな?クラスメイトだからって何でも教える訳じゃないよ」
そんな中でも戦闘は続いている透明化しつつ攻撃を続け切島少年を翻弄している
「…攻撃してすぐに移動しているんだ 切島が反撃した時にはもうそこに橘はいないんだ」
「なんでわかるんだ尾白くん!」
「切島の表情でさ 攻撃を受けた方に向き直って我武者羅に攻撃してるけど直ぐに反対側からの衝撃でよろけている…つまり攻撃したら留まらず移動して攻撃してるってわけだよ」
「あぁ瀬呂の奴も常闇に手も足もでてねぇよ…」
瀬呂少年が常闇少年に攻撃こそ仕掛けているがダークシャドウにテープは破られそのまま攻撃され転がされている
「こりゃ瀬呂はどうにか切島と合流したい所だけどよ」
「切島は多分タイマンに拘ってるんだよねぇ…中学の頃からその辺変わってないっぽいし」
実際映像を見る限り瀬呂少年は何度か下に行く方法を見るような素振りをしている一方で切島少年は完全に1人勝負で倒そうとしている
「あぁ!切島の奴個性が!」
切島少年の個性が弱まった所を橘少年がすかさずトドメをさして倒してしまう
その中瀬呂少年が天井にテープを貼り付け下に飛ぼうとした所をダークシャドウの攻撃でテープが切れて落ちてしまう
「あっ…瀬呂終わったな」
峰田少年のつぶやき通りこれで合流できると思った瀬呂少年の前にはダウンした切島少年、そして銃を構えた橘とダークシャドウが瀬呂少年の意識を奪い去った
「これが今日の結果だ」
「……ありがとうございます」
相澤くんはこめかみを押さえ顔をあげる、私も思ったが予想以上だったのだろう
「耳郎は俺達の想定より個性の扱いに長けている、そして手の内を知りたい橘はほとんどわからずか…」
「私から見た限りだが橘少年はそもそも肉弾戦も得意と見える」
「そうですね 橘はなまじ格闘もできるようですね、まるで訓練を受けたかのようだ」
「…同年齢の中でかなり出来のいい奴ですね橘と耳郎は」
「橘少年の戦闘能力 耳郎少女のテクニックと判断力他クラスメイトに比べたら圧倒的だね」
結局我々で分かったことはあの2人は予想より遥かに実力をもっていた事だけだった
????視点
「ははは……見ろよこれ」
薄暗いセピア調のBARにて1人の男がバーテンダーの男?に新聞を見せる
「No.1ヒーローが学校の教師だってさ……なぁもし」
男が触れた新聞が〝チリチリ〟っとバラバラに崩壊し散っていく
「学校でオールマイトが 学生が死んだらドウナルカナ?」
獰猛な悪意が動き始めていた
ご意見でオリ主の性格が苦手といただきました、まぁ万人受けする性格ではないと思います(ただ変える予定はないので苦手な人はブラウザアップでお願いします)
耳郎を変身させてもいい?5/31まで
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いいよ!
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ダメ!