『八千代:ナギ君、明日お弁当お願いしていい?」
『京弥:いいよ~~、やっちゃんだけ?』
『かぐや:お姉ちゃんとかぐやと彩葉と芦花と真実だよ!!』
『京弥:うわ出た』
「多い多い、何人分必要なんだ?」
えっと~~、俺とやっちゃんとかぐやちゃんとずっこけ3人衆(仮称)だから…………六人分?
「体育祭のお弁当じゃん」
まあいいか、今から準備すれば間に合うだろ
「ふぁぁぁ~~~…ねむ…………」
昨日は結局、弁当の下準備に時間を使い、朝早く起きて弁当を作ったため正直めちゃくちゃ眠い
「だ~~れだ!」
急に目隠しをされて視界が真っ暗になってきた。
「このまま寝そうだわ」
「寝ちゃ駄目だよ!」
「やっちゃんぐらいしかいないでしょ?こんなことするの」
こんなことしてくる友達なんてやっちゃんくらいしかいないため断言した
「ちぇ~~、ばれちった~~」
「ふふん、俺を甘く見ちゃあいけねえよ?お嬢さん」
「ナギ君のそれは何キャラなの?」
「俺は俺」
「お姉ちゃ~~~~~ん!!ナ~~~ギせんぱ~~~~い!!」
「か、かぐや?生徒会長と一緒なんて聞いてないんだけど!?」
「かぐやちゃん?あのカップルの間に割り込むのはちょっと……」
「唐揚げ楽しみ~~~」
手とアホ毛をブンブン振りながらかぐやちゃんお供を連れてこちらにやってきた。
「なあ、やっちゃん…一個だけ言ってもいいかな?」
「多分、気持ちは一緒だから大丈夫だよ」
「「かぐやちゃんのアホ毛が犬のしっぽにしか見えない」」
「二人で何笑ってるの?」
「いやいや、かぐやちゃんにお友達がたくさんできたみたいでお姉ちゃんは嬉しいのです」
「そんなこと言ったらお姉ちゃんに彼氏ができてかぐやちゃんは嬉しいよ~~」
「彼氏じゃないです~~//」
「あ~~ほっぺ引っ張らないでよ~~~…満更でもない癖に」
「何か言ったかな~~~~?」
「何でもないで~~す」
月見姉妹のいちゃいちゃは別にいいんだよ…でもさ
「ど、ども」「(ペコっ)」「どうも~~」
こっちが超気まずいから早く紹介してほしいな!!
「あ~ごめん、ごめん。えっとね~右からね~彩葉と芦花と真実だよ」
「えっと、酒寄彩葉です」「綾紬芦花です」「諌山真実で~す」
「そんでこっちがナギ先輩とお姉ちゃんだよ」
「どうも~~~お姉ちゃんで~~す」
「え~~、神薙京弥です。よろしくね?」
「何でナギ君は疑問形なの?」
肩身が狭いからかな?
「えっと、一つ聞いてもいいですか?」
「どうしたの?芦花ちゃん?」
もう名前で呼ぶんだ…すげえな
「月見先輩と神薙先輩ってお付き合いされてるんですか?」
「ししし、してないよ!?////」
「そーそー、ただの友達だよ。それに俺なんかじゃ不釣り合いだよ」
「そう言うもんですか~~?」
「諌山さん、男はプライド懸けて生きてる生き物だからね。」
だから横腹ツンツン攻撃はやめてほしいな、やっちゃんさんや
「それより、ご飯食べる時間なくなっちゃうから、はいこれ」
「じゅ、重箱…」「小学校の運動会くらいでしか見たことないかも」「美味しそう~~」「これが噂のお姉ちゃんの胃袋を掴んだお弁当!!」「早く食べよ~~」
「遠慮せずにたんとお食べなされ」
「ナギ君、おじいちゃんみたいだね」
「同い年でしょうよ」
ていうか、切り替え早いな。さっきまで何処か不機嫌だったのに
『いただきます』
そう言って、みんなで弁当を食べ始めた
「美味しすぎる…」「本当においしい」「うま~~」「ん~~~!!」「やっぱりいつ食べても美味しいね~~」
どうやら気に入ってもらえたようだ
「これ、神薙先輩が自分で作ったんですか?」
「そうそう、かぐやちゃんに昨日お願いされてね。」
正直、寝不足なので超眠い…油断するとあくびが漏れそうだ
「先輩は一人暮らしなんですか?」
「いや?親が仕事で居ない時多いから必然と」
「へ~~先輩凄いですね~~」
やっちゃんの所も親御さんが海外とかで2人で暮らしてるとかじゃなかったっけ?
「やっちゃんの所は、ご飯とかどうしてるの?」
「それはね~~~」
「かぐやが作ってるの!!お姉ちゃん、朝弱いから朝とお昼はかぐやが作って夜はお姉ちゃんが作ってる」
まじか、かぐやちゃん料理できたのか…こう、勝手なイメージで大変申し訳ないがぶきっちょなイメージがあった。あとやっちゃんが朝弱いのも意外だった
「あ!もしかしてナギ先輩、お姉ちゃんのパジャマ姿でも想像してる?えっち~~」
「か、考えてないやい!!////」
女子ばかりの空間でそう言う事言わないでほしいな!!肩身が狭くなっちゃうから
「………えっち////」
誤解なんですけどぉ!?
「え?ほんとにあれでお付き合いしてないの?」「距離感が完全にカップルなんだけど」「唐揚げおいひ~~」
酒寄さんと綾紬さんと諌山さんがなんかコソコソしてるけど無視します。俺の名誉と誇りの為に
「と、とにかく!!食べ終わったんなら俺、その辺で昼寝してくるからこれでも食べてて」
そういって、別で用意しておいたクッキーを取り出した
「いいんですか?高そうですけど」
「いいのいいの、俺甘いのそこまで好きじゃないし。遠慮しなくていいよ酒寄さん」
「やった~ナギ君ありがと~~」
お前はちょっとは遠慮って言葉を覚えろや。後輩の方が遠慮してるやないかい
「ほら、我らが生徒会長がノリノリで食ってるんだから若いもんが遠慮するんじゃないよ。その辺で寝てるから、時間になったら誰か起こしてくれると嬉しい」
「寝不足ですか?」
「まあちょっとな~~、綾紬さんたちのせいってことは無いから気にしなくていいよ」
綾紬さんと酒寄さんが弁当を見ながら『自分たちが無茶させたのでは?』という顔をしてたのでそうではないと否定しながら空いてるベンチを探した。
「ほら、二人とも早く食べないと全部クッキーやっちゃんに食べられちゃうよ」
「人を食いしん坊にしないでほしいな~~?」
「あなた、最初に俺の弁当からから揚げ盗ったでしょうよ」
そう言って、席を離れようとしたときに
「え?ナギ先輩、ここで昼寝しないの?」
「皆いるからできないでしょうよ」
ここのベンチは机に対して4面にベンチがあるにはあるが今は六人で利用してるため誰かが移動しないと寝れないのだ
「お姉ちゃんがこっち来たら大丈夫だよ」
「そうだね~~、ナギ君はここでお休みなさいよ」
「二人がそう言うなら、お言葉に甘えたここでひと眠りさせてもらうわ」
やっちゃんが移動した後に寝そべって目を閉じた。
思ったより疲れてたようですぐに眠った。
「ふふ、可愛い寝顔だね~~」
「あ、あの月見会長は神薙先輩の事どう思ってるんですか?」
彩葉ちゃんがナギ君についてどう思ってるのかを聞いてきた
「そうだね~~、生徒会長の
「「「「?????」」」」
私の回答を聞いた4人はどういうことかイマイチ分かってない様子だった。
「それって、月見先輩は神薙先輩のこと好きってことですか?」
「う~~~~~~~~~~~~ん……好きとかよくわからない」
でも、これだけは本音だよ…
ずっと傍にいてほしいと想ってる
「さ、そろそろ時間だからナギ君起こさないとね」
「起こすならお姫様のキッスなんじゃないの?お姉ちゃん?…痛い痛い!!アイアンクローやめて!!」
とりあえず、生意気な妹にアイアンクローをかましてからどう起こすかを考えよう
①普通に起こす、これが一番無難な起こし方のはずだ…面白味に欠けるけど
②こちょこちょして起こす、ナギ君がこの攻撃に弱いか分からんため効果は不明
③耳に息を吹きかける、これは驚いたナギ君と頭をぶつける可能性があるため危険
「え?普通に起こすんじゃ駄目なんですか?」
「ノンノン!彩葉ちゃんよ~それじゃあツマラナイじゃん」
「まず、普通に起こしてみて起きなかったら順番に試しませんか?」
「むぅ~~~普通に起こしても面白味に欠けるかと思ったけど芦花ちゃんがそう言うならそうする~~」
というわけで①から順番に試す
①普通に起こす
「ナギ君、時間だよ起きて」
「すぅ………すぅ………」
反応なし
「起きないですね~~」
「ふっふっふ…フェーズ2を試そう」
②こちょこちょして起こす
「ナギ君、起きてよ~~」コチョコチョ
「すぅ………」
反応なし、くすぐりは効かない体質なんだろうなきっと
「第三の手段に出るよ!!」
「かぐやがやりたい!!」
③耳に息を吹きかける
「ふぅ~~~」
「………ビクッ!」
一瞬ビクッとなったが起きる気配はない
こうなったら、恥ずかしいけど最後の手段だ
頬に柔らかい感触があり、目を覚ますとやっちゃんは顔真っ赤にしており一年ズは『きゃ~~~//』と言わんばかりの表情をしていた。
「え?もしかして寝言でなんか言った?俺?」
誰かに対して愛を叫んでたりしてない?大丈夫?寝言なんだから何言っててもおかしくないんだけど?
「だ、大丈夫!!//可愛い寝顔だったよ!!////」
「それ、フォローになってないからね?」
「そ、それより神薙先輩、お弁当ありがとうございました。」「美味しかったです」「きょうやん先輩ありがと~~」「ナギ先輩、また作って!」
挨拶もそこそこにそそくさと教室に戻っていく一年ズを見送った
「俺たちも戻りますか」
「そうだね…………ね、ナギ君」
「何?やっちゃん?」
「今度さ、デートしない?」
「へ////」
次回!!月見ヤチヨとデートするだけ!!
こうご期待!!