月見ヤチヨと話すだけ   作:納豆伯爵

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デート回です。関係が進展する!!………といいなぁの気持ち


月見ヤチヨとお出かけするだけ

『八千代:明日、10時に駅前集合ね!!』

『京弥:了解』

 

「~~~♪」

「お姉ちゃんご機嫌だね?」

「明日、ナギ君とお出かけするんだ~~」

「デート?」

「デート」

 

「ふ~~~ん………え!!デート!?

 

かぐやちゃんが何か驚いてるけど散々彼氏いじりしてきたのは貴女だよね?

 

「明日、何着て行こっかな~~」

楽しみだな~~

 


 

時刻は9時40分、集合時間より早めに到着しておくのは男のたしなみだとじいちゃんが言ってたので少し早めに待ち合わせ場所に来ていた。

 

「本でも読むか」

とりあえず、待ち人はまだ来てない様子なのでベンチに座って読書を開始した。

 

 

「お待たせ~~待った?」

「いいや、今来たところだよ」

「本読んでたのにそれは無理があるんじゃない?」

それは盲点だった………

「やっちゃんを待ってる時間なんて何時間でも楽しいから気にしなくていいよ」

「………ナギ君、それ他の女の子には言っちゃだめだからね?」

この人は何言ってるんだろうか?

「やっちゃんにしか言わないけど?」

というか、こうやって遊ぶ友達もやっちゃんくらいしか居ない…ボッチじゃないよ?ホントダヨ?

「ふ~~ん、そうなんだ~~」

なんでニヤニヤしてるんだろうか?可愛いからいいけど

 

「行こうか、ナギ君」

「そっすね」

そういって、俺たちは歩き出した。

 


 

「か、かぐやちゃん…後つけるのはまずいって」

「芦花、これは妹としての宿命なんだよ!あと、彩葉はバイトで真実は彼氏と出かけてたから捕まらなかった」

「………私も適当な理由で逃げればよかった」

「あ!お姉ちゃんとナギ先輩が電車に乗った!!行こう!芦花!!」

「………帰りたい」

切実にそう願った

 


 

「定番のショッピングモールに到着だよ~」

「何処から見ていく?」

「まずは洋服だよ!!おすすめのお店があるんだよね~」

「んじゃ、そこからかね」

「れっつご~~」

 

 

「う~~んどっちがいいんだろ~~」

どうやら、ワンピースで悩んでるようだ。

「ねえ、ナギ君はどっちがいいと思う?」

そう言って、やっちゃんがこちらに提示してきたのは水色のワンピースと紫色のワンピースだった

 

「そうだね~~、どっちも似合いそうだけど個人的には水色かな?」

「どうして?」

「紫も似合いそうだけど、ちょっと大人っぽいイメージがあるのに対して、水色はやっちゃんらしさを感じるからかな?」

「ふ~~~ん、じゃあ水色にしよ~~っと」

なんか、わからないけど決めれたみたいだ

 

 

「じゃあ、次はナギ君の洋服見ようよ…これとかどう?」

「何で文字Tシャツなの?」

しかも『本日のシェフ』って…普通に面白いのやめてほしい

「さっき自分の選んだときはめちゃくちゃ可愛いの選んでたのに俺の時はギャグに振り切るのはどうなん?」

「………てへ★」

「面白いから買うけど…」

「買うんだ…」

いや~こういう文字Tってこう…得も言われぬオモシロがあるよね?

 

「普通の服も選んでたんだけど」

「すまんな、ボケ殺ししてしまって」

「全くだよ!!今度ナギ君の家に遊び行くときにそれ着てなんか作って!!」

「はいはい、お安い御用ですよ。…やっちゃんが普通に選んだやつもお洒落だね。」

やっぱ女子ってすげえな。

「私も文字T買おうかな?」

「これとかいいんじゃない?」

そういって、見せたのは『才色兼備』と書かれたTシャツである。

「こ、これ…確かに面白いね」

「でしょ?かぐやちゃんはどれになるかな?」

「これじゃない?」

そういって見せてきたのは『甘えん坊将軍』だった

 

「「あっはははははは」」

あ、甘えん坊将軍って、その通りすぎる!!

 

「こ、これはかぐやちゃんにプレゼントしようよ」

「俺も半分出すわ、面白すぎる。」

そしてお会計を済ませて、お店を出た。

 

 

 

「次はどうする?」

「ゲーセン行こうよ、ナギ君とゲーム対決して負けたらお昼奢りね」

「ふっふっふ、お金が足りなくて泣いても知らないからな?」

 

「まずはレースゲーム!!赤いお髭の配管工が目印のやつだよ!!」

「マンマミーヤ」

百円を入れながらお互いにシートに座り準備万端の構えを取った。

 

「3」「2」「1」

 

「「GO!!」」

 

白熱のレースの様子をダイジェストでお送りいたします。

 

 

「うおおおお!!赤甲羅!!」

「甘いよナギ君!!バナナガード!!」

 

 

 

「うお!!青甲羅かよ!!」

「いえ~~い、いっちば~~ん♪」

 

第一試合:赤いお髭の配管工のレースはやっちゃんの勝ち

 

 

「次だ!!次は俺が勝つ!!」

「ふっふっふ、月見八千代は全てにおいてナンバーワンなのだよ」

 

第二試合:太鼓の鉄人

 

「難易度は?」

「極み一択だろ」

そういって、最高難易度の『極み』をノータイムで選ぶ

 

「曲はどうしようか?」

「これでいいんじゃね?」

確か、ツクヨミで大人気のライバーの月見(るなみ)ヤチヨの曲だったはずだ

「え?これはちょ~~~~っと私が有利だと思うよ?」

「ふっふっふ、俺、実はヤチヨの大ファンなんだよね。」

「え?//」

「うっそ~~~」

動画とか見るには見るが大ファンか聞かれるとそうではないかな?って感じだ

「むっすぅ~~~」

なんか、膨れてる?

「何でやっちゃんが不機嫌になってんの?」

「私が勝ったらナギ君の奢りで焼肉が決まりました。」

マジかよ…負けられなくなってきた

 

 

白熱の対戦の様子という名のせこい番外戦術の様子をお楽しみください

 

「そういや、やっちゃんって好きなライバーとか居るの?」

「いないけど?話しかけるの酷くない?」

 

「そういうナギ君は好きなライバーいるの?」

月見(るなみ)ヤチヨかな?面白いし可愛くて好きなんだよね」

「さっき大ファンじゃないって言ってた癖に!?」

「ライブ全部見たりとかまではしてないよ?気が向いたときに配信みたり切り抜き見たりするくらいかな?」

要は、にわかファンくらいのポジションではないだろうかと思ってます。

 

 

「ま、負けた」

「あっぶね~~負けるかと思った」

 

第二試合:太鼓の鉄人対決は俺の勝ち!

 

 

「ふっふっふ…中々やるねナギ君…」

「君もだよやっちゃん…」

 

「最後の勝負は()()しかないね」

()()か…」

 

 

「「エアホッケー対決で決着をつけようか」」

 

 

白熱の対戦の様子は…ぜひダイジェストでお楽しみください

 

 

「ほ!!は!!」

「や!!たぁ!!」

まさに一進一退の攻防と言っても過言ではない戦いとなっており次にポイントを取った方が勝ちという状況になっていた。

 

「いくよ、ナギ君。」

「こい、これを返してやっちゃんの財布を軽くしてやる!」

そう返して、飛んでくる球に備えていると

 

「そういえば、ナギ君って好きな人いるの?」

「へぁ!?//」

 

スコン…

 

「あ、負けた」

「いえい♪私の勝ち♡」

不意打ちの質問にびっくりして空振りしてしまった………不覚………

 

「はぁ…負けたし、約束通り焼肉行く?」

「う~~ん、焼肉もいいけどさっきの質問に答えてくれたら奢りの話なしでもいいよ?」

「さっきの質問?」

「うん、好きな人居るのかな?って質問」

 

 

「気になる人はいるけど、今はその人と友達でいるのが心地良いんだよね」

嘘はついてないのでヨシ!!

 

「ふ~~~~~~~~~~ん、そうなんだ~~~~~~~~」

めっちゃニヤニヤするやん君

 

「そういうやっちゃんは?好きな人いないの?」

「私?」

「そうそう、人に聞いておいて自分が答えないのはずるいんじゃないのかな~~?」

「お、女の子にそう言う事聞くのはずるじゃないかにゃ~~?」

「ハンバーガー奢るから教えてください。」

「ん~~~………気になる人はいるけど、その人との距離感が今は心地いいんだよね」

なんだ

 

「俺と一緒じゃん」

「うん、一緒だよ。えへへ」

なんだこの子、可愛いな

 

「あ、ハンバーガー食べようよ」

「んじゃ、約束通り俺が奢るわ、何がいい?」

「一番高いの!!セットでね!」

「容赦ねえな!!」

一番高い奴のセットは1200円くらいするんだけど

「俺は、普通の奴にしよ」

もちろんセットで

 

 

 

「いや~~にしても遊んだね~~」

「確かに、友達とこうやって遊ぶのもいつぶりだろ?」

「また遊んでもいいよ?」

 

「え?あれって月見さんじゃない?」「うっそ、3年のイケメンあっさり振ったあの?」

 

「しっかし、何様のつもりだろうね?」「先輩振るなんて相当自分に自信があるか身の程知らずかのどっちかだよね」

 

「ねえ、ちょっとだけ恥かいてくれる?」

「いいの?今なら男女平等パンチしてくるけど?」

なんなら、青筋が50本くらい出来てる自覚があるんだけど?

 

「はい♡ダーリン♡あ~~~ん」

ああ、そう言う事ね。

「あ~~ん」

うん、恥ずかしくて味がよく分からん

 

「んじゃ、俺もお返しにはい、あ~~~ん」

「うぇぇ!?//」

「え~~、いつも家では食べてくれるじゃん?」

「立場逆転してない!?」

「ほ~~ら~~~食べないの~~~?」

 

 

「まぐっ!!うま~~~~~!!」

やっちゃんをからかって遊んでると第三者がポテトをかっさらっていった。

 

「ナギ先輩、もういっこ頂戴!!」

「かぐやちゃん?なんでここに?」

「指ごと食われるかと思った………」

自分の指がまだついてるか確認していたところ、かぐやちゃんが爆弾発言をした

 

 

 

「お姉ちゃんの後をつけてた!!」

 

 

「かぐやちゃん、しばらくおやつ抜きね」

「え~~~!!お姉ちゃんひどいよ~~」

「全くこの子は…一人だけ?」

いやいや、流石に一人でしょこんな無粋な事に人を巻き込むなんて流石に…

 

「芦花も一緒だよ!!」

「あ、かぐやちゃん居た!!………って先輩たちに絡んでるし!」

巻き込んでるのかよ!!

 

「すいません、私がかぐやちゃんを止めれたらよかったんですけど」

「大丈夫だよ、芦花ちゃんは全く悪くないから」

「本当にごめんなさい」

「まあまあ、芦花そんな謝らなくていいよ、後は若いお二人に任せてかぐや達は帰るから」

「お前は謝れや」

何で主犯のかぐやちゃんがヘラヘラしてて巻き込まれたらしい綾紬さんが謝ってるんだ

 

「私達も帰るから帰り道はお説教ね」

「え~~~~~~」

「『え~~』じゃありません!!」

 

そういや、さっき陰口言ってた人達はいつの間にかいなくなってたな…二度と会うことはないだろうけど

 

 

「送ろうか?」

「ううん、芦花ちゃんと一緒で3人で大丈夫だよ」

う~~む、女子だけというのも心配ではあるけど本人がそう言うならあまり踏み込まない方がいいかもしれない…女の子同士積もる話もあるだろうし。

 

 

「また明日ね、ナギ君」

「うん、また明日」

 

そう言って、女子組とは別れて家に帰った

 

 


 

『八千代:今日は楽しかった!また遊ぼうね!!』

『京弥:俺もちょ~~楽しかった』

『八千代:今度、ナギ君のお家に遊び行ってもいい?』

『京弥:おっけ』

 

 

「んっふふふふ」

「お姉ちゃん、今日のデートほんとに楽しかったんだね」

「うん、楽しかったよ」

 

 

「お姉ちゃんってナギ先輩の事好きなの?」

 

 

 

 

 

「え!?//かぐやちゃんどうしよ!!//私、ナギ君の事好きかもしれない!?////」




次回!!

自分の気持ちに気づいてしまったヤチヨ!!だが時の流れは非情でお家デートの日が近づいている!!果たして、告白することは出来るのか!!それとも日和るのか!!こうご期待!!
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