2人の距離は縮まったのか!!
「………んぇ、かぐやちゃんおはよ………って何でナギ君が目の前で寝てるの!?////」
もしかして、めでたしで大人の階段をれっちご~~しちゃったの!?思い出せ~~~思い出せ~~~昨日は確か、ナギ君の家に遊びに行って雷が鳴りだして怖くなって………
「昨日の私、甘えん坊すぎるでしょ////」
何してんだ昨日の私は!!料理しようとしたナギ君に引っ付いたり、お風呂を頂戴している間脱衣所の前で待ってもらったり、ナギ君がシャワー浴びてる間は脱衣所の前で待ったり挙句の果てには寝る時に手を繋いでもらうだなんて!!思い出さない方が幸せだったかもしれない//
「ていうか、ナギ君昨日凄いこと言わなかった?」
寝ぼけてたので何を言われたかあんまり覚えてないが、とても幸せな気持ちで入眠できたことだけは覚えていた。
「もしかして、ずっと横にいてくれたのかな?」
雷を怖がった私を心配して一晩中付き合ってくれたのだろうか?そう思うと胸の中がぽかぽかしてくる。顔に熱が集まるのを感じる。
自然と繋いでいる手を強く握った。男の子の手の大きさと温かさにドキドキが止まらない
「寝てて聞いてないだろうから私の気持ち伝えちゃうね、月見八千代はね………神薙京弥君に恋しちゃったんだよ」
ナギ君がすやすやと眠っているのを確認して、唇に触れた
謎のやわらかい感触と共に目が覚めた俺の目の前には顔が真っ赤っかになっているやっちゃんが居た
「………おはようごぜえます?」
「おはようございます////」
なんか、やっちゃんの様子がおかしいが、昨日のことでも思い出して恥ずかしくなったとかだろうとあえて昨日のことには触れずに朝ごはんはパン派かご飯派か聞いた。
「あ、朝はご飯派かな~~?どちらかというと」
「そうか、目玉焼きは?」
「半熟トロトロでお願いします」
「はいはい、少々お待ちあれお姫様」
そう言って、キッチンに向かい料理を開始した。客間を出た時に『お、お姫様だなんて…えへへ//』という声が聞こえた気がしたが気のせいだと言いたい。俺の理性の為に
「「いただきます」」
「おいひ~~~」
「喜んでくれてよかった。」
「う、うんナギ君って本当に料理が上手だね//」
「数少ない特技だからね。」
「い~な~、ナギ君の料理毎日食べれる人は幸せなんだろうな~~」
「ゴッホゴホゴホ…」「な、ナギ君!?大丈夫!?」
「だ、だいじょばない////」
唐突に何を言い出すんだこの子は!!人をドキドキさせる天才かもしれない
朝ごはんも食べ終わり、一度家に帰る必要があるやっちゃんを駅まで送っていると
「そ、そういえばさナギ君、夏休みの予定ってある?」
「え?夏休み?」
う~~~む、宿題・ゲーム・アルバイトくらいしかやることがないことに気が付いた。
「あれ?これといった予定がない…」
改めて自分の交友関係の狭さが嫌になる…しょうがないじゃん!!高校生になる時に引っ越してきたんだから!!中学の時も友達が多かったわけじゃないけどさ!!
「良かったらさ、夏休みの間もこうして会ったり遊んだりしない?」
「いいのか?その、やっちゃんも予定とかあるんじゃ」
「いいのいいの、私がナギ君と遊びたいから。それとも、ナギ君は嫌?」
「嫌じゃないよ、俺も夏休みの間やっちゃんと会えないかもって思ったら寂しかったくらいだから」
「そ、そうなんだ////」
夏休みに遊ぶ約束をしていると駅が目前となってきた。
「それじゃあ、ナギ君。また明日」
「うん、また明日」
そう言って、やっちゃんは改札を通らずにこちらに戻ってきた
「どうした?忘れ物でも思い出した?」
「うん、忘れ物」
忘れ物なら明日にでも持っていこうか?と聞こうとしたら頬に柔らかい感触が伝わった。
「えっへへ////またね、ナギ君////」
赤面させながらいたずらが成功したいたずらっ子のような笑顔でやっちゃんは駅のホームに向かっていった。
「はぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~//////」
やっちゃんが見えなくなった後で思わずその場でしゃがみこんだ
「ずるいだろ//」
今の関係が心地よくて逃げていた自覚があるがそろそろ覚悟を決める必要があるかもしれない。
「俺、本当に月見八千代に恋してるんだな」
もう逃げずに向き合う覚悟をした。
よしよしよし、とりあえず友達以上恋人未満まで関係をステップアップさせたぞ。
ゴールはあるからあとやりたいことを数話して完結かも?