本章には、本編及び本編より先の時系列を描いた後日談(後世エピソード)が含まれます。未読の展開に関する内容を含むため、本編を順番に楽しみたい方はご注意ください。
また、本章に登場する子供たちの名前・設定は、本作の二次創作として原作『魔法科高校の劣等生』メイジアン・カンパニー編以降の展開が描かれる以前に考案したオリジナル設定です。
今後、原作で類似する名称や設定が登場した場合でも、本作ではそれ以前から用意していた設定であることを明確にするため、記録を兼ねて本章をこのタイミングで公開しています。
また内容は入学編段階での構想を利用しているため本編の内容次第で中身は変化します。
四葉家に伝わる白皇竜の宝飾品
四葉家第四代当主・四葉深雪(旧姓:司波)をはじめ、その子であるプロジェクト・ノア(ノアの方舟計画)初代総帥・四葉深空、四葉真也、第五代当主・四葉真雪、さらにその子孫へと受け継がれた宝飾品群が存在する。
これらは、四葉真司(旧姓:葭葉)の知己であったとされる「白皇竜」より贈られた品と伝承されている。
このうち四葉深雪へ贈られたとされる品は、青い宝石をあしらったネックレスである。
当時の友人や関係者の証言から、その存在自体は広く認知されており、実在していたことはほぼ確実視されている。
しかし、他の一族へ贈られた宝飾品が現存している一方で、四葉深雪のネックレスだけは現在に至るまで発見されていない。
後年、第五代当主・四葉真雪は、この件について次のように証言している。
「母に贈られたネックレスは、母が身に着けたまま持っていったため、この世界には存在しない」
しかし、その真意は現在も明らかになっていない。
この発言は、四葉深雪とその夫・四葉真司の最期と密接に関係していると考えられている。
両名はある時期を境に第一線から退き、隠居生活を送っていたとされる。その後、四葉家から死去のみが公表されたが、葬儀・告別式は執り行われず、墓所も今日に至るまで公表されていない。
そのため、「母が身に着けたまま持っていった」という真雪の言葉には、現在でも様々な解釈が存在している。
真雪の証言が文字どおりの意味なのか、それとも死を婉曲的に表現したものなのか、現在も結論は出ていない。
ただ一つ確かなことは、四葉深雪に贈られたとされる白皇竜のネックレスは、今日に至るまで一度も発見されていないという事実のみである。
白皇竜と呼ばれる存在について
白皇竜とは、四葉家の伝承や後世の史料にのみ登場する竜とされる存在である。
第四代当主・四葉深雪をはじめ、その子孫へ贈られたと伝わる宝飾品は、いずれも白皇竜からの贈り物であったとされている。しかし、その実在を直接示す同時代史料は確認されておらず、現在も伝承上の存在とする見方が一般的である。
一方で、白い竜および黒い竜の目撃談は各地に残されているものの、それらが白皇竜と同一の存在であるかについては明らかになっていない。
海竜伝承について
日本近海、とりわけ沖縄および日本領南方の離島周辺には、古くから巨大な海竜が出現したとの伝承が数多く残されている。
中でも、四葉真司と親交のあった第一魔法科高校剣道部員・桐原武明の日記をはじめ、同時代の複数の関係者による回想録や口伝には、「海中より巨大な竜が姿を現した」「四葉真司が海竜と会話していた」といった共通する記述が確認されている。
また、各国海軍には古くから「南太平洋のヌシ」と呼ばれる巨大生物に関する伝承が存在する。
一部の研究者は、日本近海で目撃された海竜との同一性を指摘しているが、現存する史料はいずれも状況証拠に留まり、両者を同一個体と断定できるだけの資料は確認されていない。
これらの記録はいずれも断片的であり、海竜の存在を決定づける物的証拠とはなっていない。一方で、時代や立場の異なる証言が一定の共通性を持つことから、近年では「何らかの実在した存在を基に伝承化した可能性」を指摘する研究者も存在する。
第一魔法科高校関係者の証言
一方、第一魔法科高校第百期生(四葉深雪・四葉真司らと同学年)の関係者の間では、竜の存在を前提とした記録が数多く確認されている。
これは一人二人の証言ではなく、複数の人物の日記や手記、回想録などに共通して見られる特徴であり、彼らが竜の存在を疑う様子はほとんど見受けられない。
特に、四葉深雪・四葉真司と親交の深かった光井ほのか、北山雫、千葉エリカ、西城レオンハルト、吉田幹比古、柴田美月らの残した記録には、竜を実在の存在として扱った記述が数多く残されている。
これらの史料では、竜に遭遇したこと自体を特筆すべき出来事としてではなく、「以前会った竜」「白皇竜から贈られた品」といった日常的な文脈で言及しているものが多い。そのため、一部の歴史学者からは、当時の関係者にとって竜の存在は既知の事実であった可能性が指摘されている。
また、真偽は定かではないものの、光井ほのかおよび北山雫の両名にも白皇竜から宝飾品が贈られたとする記録が残されている。しかし、現存する史料だけでは、その宝飾品の所在や詳細を確認することはできていない。
ついにメイジアンカンパニ―12巻の結婚式の表紙発表されちゃったから対抗意識燃やした
子どもの名前まで決めてるけど原作から引用したみたいな被りがイヤだから記録として残すことにした