想定していたエピローグと結末、ダイジェストを書き換えるにあたって、書いてみたものを投稿
メイジアンカンパニ―以降の話が想定より早く出ないなら、基本もうこれで変わらないと思うけど、まだ書いてない四葉継承編などのネタバレとメイジアンカンパニ12巻のネタバレ含んでるから、まだ読んでない読むつもりの人とネタバレされたくない人はUターンして
本編未登場のネタバレ含むので、間を開けてる。
読みたい人だけどうぞ。
どこを目指すのかが含まれてる。
後書きにメイジアンカンパニ―12巻のネタバレ感想込みの、エピローグ設定解説入れてる。
真司と深雪は魔法大学卒業と同じ年、深雪の誕生日に結婚式を挙げる。
結婚式に参加した人は皆、その様子を語ることはせず口を閉じる。
真司と深雪の結婚式には、四葉や二人の友人知り合いだけではない参加者がいた。
まずは真司の配下、魔法軍の家臣や真司に個人的についてきていた魔族たちである。
その総数は60万に及び、さらにメイドオートマタ、量産型メイドオートマタ、バトルオートマタなど100万体を含む真司が個人で持つ軍事力だった。
参列者一人一人に付き人としての機能に特化したメイドオートマタが付き人につくほどの待遇である。
さらに、神々が参列していた。
日本神話の大国主命、天照大御神、武御雷命、素戔嗚尊、月詠ノ尊、此花咲耶姫などほとんどの高天原の神々。
それに加えて、オリュンポスのヘラ、ゼウス、ウラノス、ヘラクレス。冥界のハデス、死の神タナトスとはじめとして、他の神話からオーディンなど世界中の神々が参列するものとなった。
仲人は二人の希望により、大国主が務めた。
深雪の誕生日には、恋人告白、初体験、プロポーズ、入籍、結婚式と2人のイベントのほとんどが含まれている。
これは、悠久の時間を生きる2人にとって、誕生日とは歳を刻む意味が薄れていくことを想定して、2人の関係がまた1年と刻まれていくことを望んだからである。
真司との間に2人の子供を産んだ深雪は、子供を産む前と何ら変わらぬ美しさを見せた。
結婚式を挙げると同時に、深雪は四葉家当主を継ぐ。そして真司は、リッチャーズカンパニーの社長の座に深雪を据える。
これは、四葉が中心となって推し進めていくノアの箱舟計画において、四葉家のトップとノアの箱舟計画の技術提供する組織のトップが異なる煩雑さを解消するためである。
変わらず魔王軍のトップは真司であり、リッチャーズの実質的なトップも真司なので、形式上のものである。
だが、ノアの箱舟計画を主導し運営する組織は四葉から世界共通の機関組織として、次第に切り離していく。
四葉はノアの箱舟計画に必要な魔法人材を教育していく組織へと変わっていく。
真司は、自身の手だけで配下の者達の手は借りず、深雪の協力だけをもとにして、魔法の発動原理を解明する。
それは同時に、魔法師の中で行われる、魔法処理機構の解明に繋がった。
それらは公式の研究として発表されたが、表に出してないものがある。
人体や精神に手を加え、変質させることなく、後天的に魔法技能や魔法資質を拡張し、魔法の力を引き上げる研究技術と魔法師でない者達を魔法師へと変える研究技術である。
そして真司は、真司の周りから魔法師という名称を排除していく。
魔法技能の差によらず、魔法資質を持つ者全てを表す言葉として魔法使い『マジックユーザー』という言葉を浸透させていく。
これは、真司の前世において、種族全体で見た時に、種族人口の99%が魔法を使える種族のことをマジックユーザーと呼んだことに由来する。
魔族やエルフ、リッチなどのことを指す言葉である。
そして、真司は四葉をその異世界の意味でのマジックユーザーに変えていく。
つまり後天的魔法技能の拡張の研究を用いて、四葉家と四葉に従う者達を全て魔法の使える人間種族に変える計画である。
これは達也や深雪のような単一戦力としての人工的な魔法使いを生み出すことを目指さず、種族全体で魔法の力を底上げして、種族としての『触れてはならない種族』という存在にする計画であった。
全ての人が魔法を使える人間種族、それが魔法族と呼ばれ、やがて魔族と呼ばれるように仕向ける。
真司の前世の異世界で、魔王としてやり遂げたことが、人間と『魔族』の融和であったからだ。
そして、達也のような規格外のサイオン量を持つ魔法師や深雪のような突出した魔法能力を持つ魔法師が珍しくなくなった頃、真司は意図していなかったが、四葉家は四葉族という新たな魔法種族としての呼ばれ方をしていくようになる。
真司は、四葉家主導で魔法アトラクション施設を発表する。
娯楽やアトラクションのような、魔法の能力に一定の技能を求められない分野での起用する新たな開拓として、発表された。
より魔法師を身近にしていくためのものであった。
真司は常々、魔法師と呼ばれる者たちは、軍事と産業に寄りすぎていると思っていた。
魔法を使えない一般人からすれば、魔法師は身近ではない。
理解できない力、未知の力を持つ存在は差別され、排斥される。
これは異世界の魔族にも当てはまることだからだ。
人は理解できない存在を拒否する。
だからこそ、魔法師側から理解されるように歩み寄るべきだと考えていた。
相手から理解されるのを待っているだけでは、状況も環境も良くなるわけがないと。
さらに真司は達也を誘って、魔法とは何か、魔法使いや魔法師に関わる全てを解説する動画を公開し始める。
真司が魔法を実演して、達也が解説する。
魔王と恐れられる達也がツッコミをして、死神と恐れられる真司がボケる。
そのギャップを生かしたコミカルな動画は、人気を博し、やがて魔法教育の資料となる。
これは2人へのイメージを書き換えるための方法であり、魔法が使えない一般人にとって魔法を身近に感じてもらって、魔法使いや魔法師への差別をなくしていくためのものである。
動画は体系としての系統魔法解説から始まり、魔法の種類の解説、魔法大学附属魔法科高校の各校の特色や魔法大学の解説、第一魔法研究所から第十魔法研究所まで解説したり、自分たち四葉がなぜ恐れられてたのかすら解説し始める。
やがて、個別の魔法解説に移るにあたって、ゲストが呼ばれていく。
当然最初のゲストは真司の妻であり、四葉家当主の四葉深雪が出演した。
さらに渋る四葉真夜を出演させたり、真司と達也の第一魔法科高校の友人、同級生、先輩、後輩、教師をゲストに呼んだり、魔法大学などの知り合いを呼ぶ、十師族などに出演を打診したりと日本の魔法師社会を巻き込む大きなものになっていった。
さらに、真司と達也は世界の戦略級魔法すら解説する。
当然自分たちの魔法すら動画のネタである。
世界の各国はさらに四葉や達也、ノアの箱舟計画に手を出せなくなる。
魔法という分野において、世界トップを走る2人によって、戦略級魔法が解説される。
そして秘匿されているはずの戦略級魔法を真司が再現する。
真司が世界の戦略級魔法を全て使えることを知らしめることになった。
それは国の重要な兵器を丸裸にされることであるから、安易に戦略級魔法が使えない社会に変わっていくことを意味した。
やがて世界各国の魔法師にも、解説役として出演が打診されるようになった。
打診された魔法師が出席すれば、四葉家やノアの箱舟計画などと親密な関係を築いているとアピールできる一方、出演しなかった国や魔法師は、四葉家と険悪な関係なのではないか、ノアの箱舟計画に反対する立場なのではないかと噂されるようになる。
深雪は、真司の動画計画やその他の計画が順調に軌道に乗り始めた頃、3人目の子供を産んだ。
一人目は大学一年時、二人目は大学四年時、そして、三人目は、24歳で産んだ。
それぞれ、長女深空、次男真也、三女真雪の名前が名付けられた。
深空は、ノアの箱舟計画本格始動するにあたって、真司と深雪から、正式に初代総帥として、ノアの箱舟計画を継承した。
これは身内によるものではなく、二人が深空なら任せられると判断したからである。
2代目の総帥は深空の判断に任せており、四葉関係なく、深空から見てノアの箱舟計画を引き継ぐに値する人間を選ぶように言った。
それは世界にも公表してある。
『エレメンタルマスター』の異名で呼ばれる四大元素魔法の使い手である。当然現代魔法の系統魔法も世界トップクラスの魔法力を持つ。
真也は、真司と達也の名前から深雪が勝手に名付けた。真司と達也は2人の子供みたいだと苦笑いで顔を見合わせた。
真司、達也、真司の魔王軍配下たちからの英才教育により、新世代のクロスレンジマジックユーザーと呼ばれることになる。
近接魔法戦闘において、世界トップであり、その格闘センスは、マーシャルマジックアーツを初出場から、ずっと優勝連覇しているほどの使い手である。
特に公の職には付かず、姉の深空と妹の真雪のガーディアンとして、2人の護衛を勤めた。
『絶対防御』『シールドブレイカー』の異名を持つ。
真雪は、深雪の次の四葉家当主である。5代目四葉家当主として、四葉を引き継いだ。
大和撫子のような深窓のお嬢様の見た目をしており、一番深雪の資質を受け継いだ子供である。魔法資質として、真司と深雪の魔法干渉力を受け継ぎ、エイドスの改変を定着させ、世界を書き換えるほどの干渉力を持つ。
その力は常夏の島を、雪国に変えてしまうほどの干渉力であった。
また深雪の術式凍結を発展させた、魔法凍結と呼ばれる、あらゆる魔法を停止させる魔法すら使える。
『永久凍土』の異名を持つ。
深雪は死後、真司の転生について行き、他の世界に渡ることが決まっている。
だから、真司二人きりで過ごす余生は死後に確約されているので、この世界では後悔を1片たりとも、悔いを残さないように全力を尽くした。
四葉家を真雪に引き継がせたあとは、四葉家や四葉関係者、四葉に従う者達の子供達への魔法教育に尽力しつつ、ノアの箱舟計画が安定軌道に乗るまでサポートし続けた。
2160年代
真司と深雪は80代の年齢になっていた。
しかし二人とも20歳から見た目は変わっていない。
これは真司もつ呪いの影響でもあり、深雪自身の肉体の特性でもあった。
見た目が変わらないのは、孤独孤立の呪い。普通に老化する種族だけのなかで、一人だけ見た目が変わらないというのは、周囲から排斥を受ける可能性がある。
寛容な種族でない限り、長く定住できない呪いだから孤独孤立の呪いと呼ばれる。
そして、真司がかつて殺した神から受けた転生の呪いは、血縁者を連れていけない。
伴侶であり、妻である深雪は転生に連れていける。だが子供たちは連れていけない。
だから、今日このとき、真司は深雪とともにこの世界を離れることにしたのだ。
友人や知り合いとの別れを済ませ、この場には、達也と、真司と深雪の子供たち3人しかいない。
「お兄様、老けましたね」
「見た目が変わらない2人がおかしいんだよ」
「お兄様、これでお別れです。愛していました」
「深雪、俺も愛していたよ」
「じゃあな、達也。あとの余生楽しめよ」
「お前はもっと長いのだろう?深雪のことを頼んだぞ」
「ああ、任せとけ。永遠に幸せにしてみせるから」
「深空、真也、真雪。これでお別れになるわ。3人とも元気でね」
「深空、真也、真雪。今日で永遠の別れになるだろう。俺の子供として生まれてきてくれてありがとう」
「お父様も……お母様も…お元気で」
「父さん、母さん、元気でね」
「お父様、お母様。あとのことはお任せください。2人のお幸せ祈っていますね」
真司と深雪は子供たちとの別れを済ませる。
孫たち以降がいないのは、孫たちまでいれば別れが辛くなるから、昨日までに別れを済ませておいたからだった。
真司は深雪を抱きしめる。
「深雪。世界に溶けていくイメージをするんだ。それでこの世界から離れられるだろう。」
深雪は心のなかで、世界と混じり合うイメージをする。
そうすると足先から、花びらが舞い散るように世界に溶けていく。
それは真司も同じ。
「真司さん、愛してます。無事に来世で会えること楽しみにしてます」
「俺もだ。」
真司と深雪はキスを交わして、そのまま世界に消えていった。
結婚式の日はまあ被るよね
そりゃそうだ
本作深雪は真司の魔王軍の魔王妃になるから、原作高校生編の5巻の女王陛下設定は回収しつつ女王陛下と呼ばれるメイジアンカンパニ―12巻は回収してない。
深雪が20代で四葉を継いだように、次の真雪にも20代で引き継がせる。
これは真司と深雪は次の世代に、安全な四葉を残していくという目標で四葉家を継いでるから。
だから、長い時間トップに居続けるのでない、世代交代を意識した、結末にするため。
メイジアンとメイジストは個人的に良くないかな。
メイジアンが後世の人に差別用語として使われそうと思った。
二科生という言葉も魔法技能劣る意味を高校生編で入れておいて、また魔法師になれない魔法技能劣る魔法技能資格者の言葉作るのかとは思ってた。
今はいいけど、そのうちメイジアンって魔法技能劣るやつを馬鹿にする言葉にならないといいなあみたいな感想はもった。
だから、魔法使い『マジックユーザー』という一括りの言葉を作って、当てはめた。
マジックユーザー自体は、真司側の初期設定にあるから、魔法科高校の二次小説用に作ったものでもない。
元々のオリジナル小説用の設定から引用してきて、複数の意味を持たせた。
深雪の天女と長寿の設定が加わってちょっと困った。
子どもの寿命が延びた。
世界から退出する時期は変わってない。
結構ご都合主義的な具体的説明のない便利設定がいっぱいメイジアンカンパニ―12巻に出てきたので、こっちもあまり原理を設定してないものを入れた。
子どもの魔法資質測定できる道具とか、聖賢のおそらく仙術の修行による魔法技能の向上とか。
聖賢特有の修行方法だとしても、直前の九重八雲の発言から、深雪が体内でエネルギーが循環しているのが長寿の秘密と考えられる。
だから、聖賢の修行も体内の気息などの循環の修行じゃないかと予測。
でもそれなら古式魔法師から魔法技能が伸びたみたいな方向があってもおかしくないし、達也だけが魔法技能伸びたなら分かるけど、四葉の教育に取り入れられるぐらい即効性の高い設定にご都合主義を感じた。
そういうわけで、真司は魔法の発動原理解明と魔法技能を後天的に伸ばす研究をしたという設定を入れた。
細かい原理とか考えるの好きなんだけど、仙術修行っぽい何かの話が何か分からないから、こっちも曖昧な設定入れた。
あと達也は普通に老化して天寿全うさせてる。
これはこの作品のテーマである、達也を魔王化させず、偉大な一人の魔法使いとして死なせることに由来してる。
ノアの箱舟計画のメイン動力源として恒星炉を供与し続け、人類貢献をなした偉大な人物として扱う。
竜美島の設定はやられたなあって思ってので、ここには書いてないけど、真司と深雪の魔王軍有する魔王国名をシンフェスリール魔王国という名前に変えて、真司を初代永世魔王、深雪を初代永世魔法妃にする設定を入れた。
真司の前世の名前シンエスアリクスと深雪のオリジナル異世界語の名前のフィスリールから名づけることにした。
真司は神殺しの代償として、転生の呪いを受けたという設定。
この魔法科世界に転生してくるための舞台装置であり、また深雪とともに次の世界に転生していき3次世界書くための便利な設定。
でもちゃんとデメリットとかいろいろな細かい設定してある。
理由なく転生しましたより、何か原因があったほうが良いだろうという感じ。
3次世界で子供3人の設定回収する予定
感動的に別れたけど、3次世界はネタ枠おふざけ枠イチャイチャ枠なので蛇足部分としてるから、判定甘め。
そのうち各キャラの設定も出す。本編関係から子供の能力設定とかいろいろ書いても大丈夫だから。