彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
第47話 戦争の悲しきリズム
今日も戦友が死んだ
常に危険に身をさらしていると、人は誰しも運命を信じたがる
そして冷血な動物へと姿を変えていく
死ぬときはどこにいても死ぬのだいう達観した合理性が暗に働く
今日もまた誰かが死に、明日もまた誰かが死ぬ
飛行隊員は消耗品のように、絶え間なく出入りする
当然に戦いが長く続くと戦死者が多くでる
多くの戦友が死んだ
学生時代の級友も死んだ
仲の良かった従兄弟も死んだ
彡(゚)(゚)「戦争の悲しきリズム……」
と無理やりにでも自分に言い聞かせて納得するしかない
彡;(-)(-)「知己の死はとても悲しい……」
彡(゚)(゚)「けど……これが戦争なんや……」
彡(゚)(゚)「ワイはなにがあってもへこたれん!」
第48話 避難
今日も猛烈な攻撃を加え続けた
(;´・ω・` )「ダメだ……もう銃弾一つ残っていない」
彡;(゚)(゚)「ぐっ……ここまでか」
ワイらは引き返した
すると地面に六、七台のソ連軍戦車T34が見えた
やつらは巧妙に偽装し、隠れていた
やつらは呑気に地図を広げているのが視認できた
彡(●)(●)「くそったれぇ!!」
急降下してソ連兵どもに近づいた
驚いたソ連兵はあたふたと、慌てて戦車の中へ逃げていった
爆弾はない、銃弾もない
せっかくの獲物をむざむざと見逃すしかない
その悔しさに歯を食いしばってその場を後にした
急いで補給をして、再出発
やつらをあのままにはせん!
すぐにあいつらを捕捉した
敵は物陰に身を隠し、攻撃を避けようとしていた
彡(●)(●)「ワイを舐めるな!!」
ひゅーん●~*ドカーン!!ズダダダダダダダダダダ
(;`・ω・´)「敵戦車四台を破壊!」
敵が基地に迫ってきていると報告が入った
本来なら、この場を去り別の基地へ避難しなければならなかった
だが、できなかった
基地周辺にはまだ民間人が残っとる
彼らが無事に避難できるまで
ワイらは残って戦わなければならん
彡(●)(●)「攻撃は最大の防御や!!」
ひゅーん●~*ドカーン!!
(;`・ω・´)「敵戦車二台を破壊!」
彡(゚)(゚)「よし!これでひとまず安心や」
彡(゚)(゚)「動く機体を総動員して民間人を連れこの場を去る」
(´・ω・`) (⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)『おー!!』
ブーン
なんとか民間人を無事に避難さすことができた
第49話 現実逃避
彡(゚)(゚)「お前ら!爆撃に行くぞ!!」
(´・ω・`) (⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)『おー!!』
ひゅーん●~*ドカーン!!ひゅーん●~*ドカーン!!
攻撃は成功
道路が燃え立つヘビのように見えた
だが…………
(;´・ω・` )「あれ?ねえ……もしかしてアレって」
彡;(゚)(゚)「そ、そんな……バカな……」
ドイツ軍の旗を掲げた焦げ付いたトラックを見た
少しさきには白い信号灯が燃えているのも見た
(;´・ω・` )「あれはドイツ軍のSOS信号……」
彡;(゚)(゚)………
吐き気を催す
今、ワイらが攻撃したのはソ連軍か?ドイツ軍か?
いったいどっちや
仮にもし、万が一、あれがドイツ軍やったとしたら……
ワイらは仲間をこの手で……
汗があらゆる皮膚の穴から流れ出し
恐怖で頭が茫然となり
感覚がしびれていく
彡(゚)(゚)……
(´・ω・`)……
(⌐■_■)⌐■_■)⌐■_■)…………
基地に着いた頃には、かなり暗くなっていた
誰も一言も喋らない……
皆が同じことを考えていた
ワイらが殺したのはいったい誰やったんや……
真夜中
幾人かの兵士がやってきた
彡;(゚)(゚) .。oO(なにごとやろうか……)
一瞬、考えたくもない事実が頭をよぎる
(⌐■_■) ⌐■_■) ⌐■_■)『あなた達でしたか!我々を助けてくれたのは!』
(;´・ω・` )「え?」
彡;(゚)(゚)「え?」
(;⌐■_■) ;⌐■_■) ;⌐■_■)『わたしたちは……』
ソ連軍に襲われ、何台かのトラックが破壊され、もはや全滅か……
となったとき
幸運にもあなたたちが現れてくれた
わたしたちは燃えるトラックを置いて避難することで生きのびることができた
わたしたちはあなた方に救われた
彡;(-)(-)「ホンマによかった……」
彼らの言葉に救われた
ワイは心の重荷を下ろすことができてほっとした