彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
旋回して着陸
彡(゚)(゚)「早う!こっちにくるんや」
(⌐■_■)「ありがとうございます」
彡(゚)(゚)「エッケル、行けるか?」
(´・ω・`)「行けるよ!」
彡(゚)(゚)「よし!飛ぶで」
ブブブブブブン
(;´・ω・` )「ダメだ、タイヤが地面に埋まっていて飛べない」
彡;(゚)(゚)「降りて泥を取るで」
(⌐■_■)!!!
(⌐■_■)「隊長!ソ連兵がこちらに向かってきてます」
彡(゚)(゚)「なんやと」
彡(゚)(゚)「退避や!二人ともワイに続け!!」
ワイらは一目散に駆け抜けた
(;´・ω・` )「敵が追ってきている」
彡(゚)(゚)「捕まったらシベリア収容所に連れてかれるで」
彡(゚)(゚)「そうなったら死んだも同然や」
三十分後
(;⌐■_■)「目の前にドニエストル河!」
彡(゚)(゚)「この河を渡らんと味方の陣地にたどり着けん」
(;⌐■_■)「ですが、この極寒の中で河に飛びこむなど自殺行為です」
彡;(゚)(゚)「くっ……」
(;`・ω・´)「なに躊躇してるんだ!!敵はもう傍まで来てる」
(;`・ω・´)「すぐに飛び込もう!捕虜になるくらいなら溺れ死んだ方がましだよ」
彡(゚)(゚)「エッケルの言う通りや、行くで!!」
ジャバン
彡()()「ヒィ~…………」
あまりの寒さに感覚が麻痺する
どうやって泳いでいるのかすら分からない
それでも僅かながら少しずつ向こう岸に向かっていく
そしてやっとの思いでたどり着いた
彡;(゚)(゚)「ふぅ……なんとか着いたで」
(;⌐■_■)「隊長!エッケルがまだ」
エッケルは残りあと80ヤードの所にいた
だが、そこからまったく動かなくなった
( ;´-ω-` )「ごめん……もう……ダメ……」ブクブクブク
沈んでいった
彡;(゚)(゚)「アカン!助けにいかな!」
(;⌐■_■)「ダメです!死ににいくようなものです!」
彡;(゚)(゚)「離せ!ほっとけるか!!」
彡;(゚)(゚)「今行くでエッケル!!」ジャバン
ワイは再び川に飛び込んだ
必死の思いでエッケルのもとへ向かった
しかし、その頃にはエッケルは完全に沈んでしまっていた
彡()()「も……潜る……で……」
だが、いくら決心をしても潜ることができなかった
あまりの寒さに深く息を吸い込むことを肺が拒絶していた
彡()()「エッケル……今……いくで……」
数回、潜るためのむなしい努力を重ねたが
気持ちとは裏腹に
やはり潜ることはできなかった
彡()()…………
ワイは諦めた
河岸に向かう
(;⌐■_■)「隊長……」
彡;(-)(-)「エッケル……」
ワイは腑抜けのように土手の上に横たわる
エッケルを助けられなかった……
その想いで頭が一杯になる
だが、いつまでもここにおるわけにはいかん
このままやと敵に捕まってまう
彡(゚)(゚)「エッケル……」
亡き僚友エッケルに向けて
ワイらは祈りを捧げた
そして立ち上がり
そして歩き出した