彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」   作:名無ナナシ

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第60話 死

旋回して着陸

 

彡(゚)(゚)「早う!こっちにくるんや」

(⌐■_■)「ありがとうございます」

 

彡(゚)(゚)「エッケル、行けるか?」

(´・ω・`)「行けるよ!」

 

彡(゚)(゚)「よし!飛ぶで」

 

ブブブブブブン

 

(;´・ω・` )「ダメだ、タイヤが地面に埋まっていて飛べない」

彡;(゚)(゚)「降りて泥を取るで」

 

(⌐■_■)!!!

(⌐■_■)「隊長!ソ連兵がこちらに向かってきてます」

 

彡(゚)(゚)「なんやと」

彡(゚)(゚)「退避や!二人ともワイに続け!!」

 

ワイらは一目散に駆け抜けた

 

(;´・ω・` )「敵が追ってきている」

彡(゚)(゚)「捕まったらシベリア収容所に連れてかれるで」

 

彡(゚)(゚)「そうなったら死んだも同然や」

 

三十分後

 

(;⌐■_■)「目の前にドニエストル河!」

彡(゚)(゚)「この河を渡らんと味方の陣地にたどり着けん」

 

(;⌐■_■)「ですが、この極寒の中で河に飛びこむなど自殺行為です」

彡;(゚)(゚)「くっ……」

 

(;`・ω・´)「なに躊躇してるんだ!!敵はもう傍まで来てる」

(;`・ω・´)「すぐに飛び込もう!捕虜になるくらいなら溺れ死んだ方がましだよ」

 

彡(゚)(゚)「エッケルの言う通りや、行くで!!」

 

ジャバン

 

彡()()「ヒィ~…………」

あまりの寒さに感覚が麻痺する

どうやって泳いでいるのかすら分からない

それでも僅かながら少しずつ向こう岸に向かっていく

そしてやっとの思いでたどり着いた

 

彡;(゚)(゚)「ふぅ……なんとか着いたで」

(;⌐■_■)「隊長!エッケルがまだ」

 

エッケルは残りあと80ヤードの所にいた

だが、そこからまったく動かなくなった

 

( ;´-ω-` )「ごめん……もう……ダメ……」ブクブクブク

沈んでいった

 

彡;(゚)(゚)「アカン!助けにいかな!」

(;⌐■_■)「ダメです!死ににいくようなものです!」

 

彡;(゚)(゚)「離せ!ほっとけるか!!」

彡;(゚)(゚)「今行くでエッケル!!」ジャバン

 

ワイは再び川に飛び込んだ

必死の思いでエッケルのもとへ向かった

しかし、その頃にはエッケルは完全に沈んでしまっていた

 

彡()()「も……潜る……で……」

だが、いくら決心をしても潜ることができなかった

あまりの寒さに深く息を吸い込むことを肺が拒絶していた

 

彡()()「エッケル……今……いくで……」

数回、潜るためのむなしい努力を重ねたが

気持ちとは裏腹に

やはり潜ることはできなかった

 

彡()()…………

ワイは諦めた

河岸に向かう

 

(;⌐■_■)「隊長……」

彡;(-)(-)「エッケル……」

 

ワイは腑抜けのように土手の上に横たわる

エッケルを助けられなかった……

その想いで頭が一杯になる

だが、いつまでもここにおるわけにはいかん

このままやと敵に捕まってまう

 

彡(゚)(゚)「エッケル……」

 

亡き僚友エッケルに向けて

ワイらは祈りを捧げた

そして立ち上がり

そして歩き出した

 

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