彡(゚)(゚)「ワイはルーデル。空の魔王や」 作:名無ナナシ
彡(゚)(゚)「いったいどれだけの時間が過ぎたんやろう」
そんな時だった
ひゅーん●~*ドカーン!!
はるか後方で爆音が聞こえた
彡(゚)(゚)「あれは……」
彡(゚)(゚)「ドイツ軍のスーツカー隊や」
彡(゚)(゚)「帰ってこないワイらを捜索しにきてくれたんやろうな」
彡(゚)(゚)「呼びかけたいが……そんなことしたら敵にみつかる」
彡(゚)(゚)「黙って見ている事しか出来ん」
爆撃機は数回旋回すると東の空へと消えていった
彡(゚)(゚)「今度こそ、不死身の隊長もやられたか…」
彡(゚)(゚)「とか思っとるんやろうな」
彡(゚)(゚)「けど、ワイはこうして生きとるで」
彡(゚)(゚)「絶対に生還したる」
太陽が完全に沈むと真っ暗になった
彡(゚)(゚)「よし…この暗闇の中ならばれんやろ」
足に力を入れた
だが、動かなかった
全身の激痛、空腹、のどの渇き、動く気力もなくなっていた
彡(●)(●)「ドイツ人魂を見せるんや」
ワイは辛うじて歩を進める
彡(●)(●)「真っ当な道には敵の見張りがおる」
彡(●)(●)「道なき道をいくしかない」
畑をよぎり、丘を上り、沢を渡り、小川や沼地を越えていく
彡(●)(●)「ぐっ!」
大きな石に躓き、足の指から血が流れる
でも痛みはなかった
もはや足の感覚さえない
彡(●)(●)「ワイは生きる」
ただ生きたい、その想いだけがワイを動かした
……
彡(●)(●)「これは……」
目の前にはポツンと一軒の貧し気な農家があった
扉の前に向かった
コンコン
ワイはドイツ紳士らしくノックをした
だが反応はない
コンコン
反応はない
ならばと傍にあった窓を叩いてみた
やはり反応はない
彡(●)(●)……
彡(●)(●) =◯パリン
窓を殴り壊し、無理やり家に入ろうとした
そのときだった
ギィー
(・∞・)
一人の老婆がドアを開けた
お互い知らぬ者同士で見つめ合った
彡(●)(●)……
(・∞・)……
彡(●)(●)ペコリ
(・∞・)ペコリ
互いにお辞儀をした
ワイは窓から半分ほど身体を中にいれていたが
紳士らしく戻って戸口に立った
そしてそのまま押し入ろうとした
(;・∞・)
老婆は押し返してきたが、ワイは強引に家の中に入った
テーブル一脚、ベンチがひとつ、古めかしい食器棚
ベットには老人がいびきをかいて寝ている
( ¯灬¯)Zzz…………
( ¯灬¯)彡(-)(-)
ワイはなにを思ったのかその老人の傍に横たわった
( ¯灬¯)彡(-)(-)(-∞-)Zzz…………
そしてさらになにを思ったのか老婆がワイの傍で横たわった
そしてワイを真ん中に三人で寝ることになった
彡;(-)(-)グー
アカン…………腹が減りすぎていて寝られん
彡;(゚)(゚)「すまんやで婆さん…なにか食べ物をクレメンス」
(・∞・)???
彡;(゚)(゚)「言葉が通じん………」
彡(゚)(゚)「こうなったらジェスチャーや」
ワイは手ぶり身振りで飲食の動作をする
(・∞・)つ
彡(゚)(゚)「伝わった!おおきに」
一杯の水とカビっぽいパンを渡された
最高級のミルクと最上級のパンに見えた
ガツガツとモグモグと食べた
彡(゚)(゚)「美味い!!!」
彡(゚)(゚)「人生でこれほど美味いものは食ったことがないで…」モグモグ
一口飲むたび、噛むたびに力が回復していくのが分かる
彡(゚)(゚)「ふーごちそうさん」
彡(゚)(゚)「お!時計がある…今は21時30分か」
彡(゚)(゚)「よし、1時まで休息や」
彡(゚)(゚)「ほな、改めてまたお邪魔するやで」
( ¯灬¯)彡(-)(-)(-∞-)Zzz………
ワイらはまた3人一緒に寝た
15分ごとに起きて時間をチェックする
21:45 22:00 22:15 … 00:45 01:00!!
彡(゚)(゚)「よし、まだ暗い内に出発や」
彡(゚)(゚)「ほな、おおきに」ペコリ
(・∞・)ペコリ
老婆にお礼を言って家を後にした